「Copilot」という言葉を最近よく耳にするようになったけれど、実際に何ができるのか、どう業務に役立つのか、使い方がよくわからない。

そんな方は多いのではないでしょうか。

この記事では、Microsoft Copilotの基本的な使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。
無料で始める基本的な使い方の知識から、Word・Excel・Teamsでのビジネス活用まで網羅的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Copilot(コパイロット)とは?

まずCopilotとは、Microsoftが提供するAIアシスタントの総称です。

Copilotで使えるものには、大きく分けて2種類あります。

  • Microsoft Copilot(無料版)
    Webブラウザやスマホアプリから誰でも無料で使えるAIチャットツール。ChatGPTに近いイメージで、調べもの・文章作成・翻訳などが可能。
  • Microsoft 365 Copilot(有料版)
    Word・Excel・PowerPoint・OutlookなどOfficeアプリと深く連携するビジネス向けプラン。

この記事では、まず無料版の基本的な使い方を説明した後、有料版でできるOffice活用事例もご紹介します。

Copilot(無料版)の基本的な使い方

アクセス方法

Microsoft Copilotは、以下の3つの方法から利用できます。

  • Webブラウザから:microsoft.com/copilot またはEdgeブラウザの右上のCopilotアイコンをクリック
  • Windowsの場合:タスクバーのCopilotアイコンをクリック(Windows 11から標準搭載)
  • スマホアプリ:AppStore / Google Playで「Microsoft Copilot」を検索してインストール

Microsoftアカウントへのログインは不要で、すぐに使い始められます。
ログインすると、会話履歴の保存など様々な追加機能が利用できます。

基本的なチャット操作

Copilotの基本操作はシンプルです。

  1. テキスト入力欄に質問や依頼を入力する
  2. エンターキーを押すか送信ボタンをクリックする
  3. AIが回答を生成する

例えば、「来週のプレゼン資料の構成案を3パターン作って」と入力するだけで、具体的な提案が得られます。

主な活用機能

Copilot無料版で使える主な機能は以下のとおりです。

  • 文章作成・編集:メール・報告書・SNS投稿などの文章を生成・修正
  • 他言語の翻訳:40以上の言語に翻訳対応
  • 長文テキストの要約:長文テキストや資料の要点を抽出
  • 調べもの・情報収集:Webを検索して最新情報を提供(Bing連携)
  • ブレインストーミング:アイデア出しや企画案の壁打ちに活用
  • 簡単な画像生成:テキストから画像を作成(DALL-E連携)
  • 音声入力・出力:声で質問して音声で回答を聞ける

Copilot(有料版)の基本的な使い方

先述の無料版のCopilotでは、チャット形式の範囲内での操作が可能でした。
しかし、Microsoft 365 Copilot(有料版)では、チャット形式に加えて、使い慣れたOfficeアプリの中で直接動かすことが可能です。

それぞれのシーンごとに、活用事例をご紹介します。

WordでのCopilotの使い方

Wordでは、Copilotに「このレポートの要点を3行でまとめて」「このドラフトを丁寧なビジネス文体に書き直して」など、テキストの生成に加えて、書き込みも指示できます。

具体的な使い方の例を挙げると以下の通りです。

  • 白紙の状態から文書の初稿を生成させる
  • 既存の文章の誤字・文体・構成をCopilotに修正させる
  • 長い議事録や報告書を短く要約させる

ExcelでのCopilotの使い方

Excelでは、数式を知らなくても自然言語での指示で、分析や関数の追加ができます。
データを見るだけでなく、解釈・提案までしてくれるのもCopilotの特徴です。

  • 「売上データの月別推移を棒グラフで可視化して」
  • 「この表から上位10件の顧客を抽出して」
  • 「先月と今月の比較分析を行って、気になる点を教えて」

TeamsでのCopilotの使い方

TeamsのCopilotは、会議の生産性も大きく向上させます。
会議の多い職種や役職の方ほど、TeamsにおけるCopilot機能の恩恵が大きいでしょう。

  • 会議中の会話を文字起こし
  • 自由なフォーマットで会議後の議事録を作成
  • 長いチャット履歴を「このスレッドで未解決の課題を教えて」でサマリー化

OutlookでのCopilotの使い方

Outlookでは、メール対応の効率化に役立ちます。

  • 受信した英文メールをすぐ日本語に翻訳・要約
  • 長いメールスレッドを一言で把握
  • 返信メールの下書きを自動生成

3つの効果的なCopilotの使い方

Copilotで出来ることをそれぞれ紹介してきましたが、ただ闇雲に指示すれば業務に役立つ、ということではありません。
Copilotを、日々の業務で使いこなすためのポイントを3つご紹介します。

1. 具体的に指示する
「資料を作って」より「〇〇部門向けの新サービス紹介資料の構成案を5スライドで作って」のように、目的・対象・形式を明示するとアウトプットの質が上がります。

2. 出力を鵜呑みにせず確認する
CopilotはAIですので、事実関係や数値に誤りが含まれる可能性もあります。
重要な情報は、必ず回答のソースを提示するよう指示し、自分で確認する癖を付けておきましょう。

3. 繰り返し対話しながら改善する
たった1回の指示で完璧な結果が出力されるケースは少ないです。
「もっと短くして」「ビジネス向けに書き直して」など、自身の求めるアウトプットとのギャップを埋めるための対話を重ねることで、回答精度が上がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、Copilotの使い方について無料版と有料版に分けてご紹介しました。

  • Copilot(無料版)はブラウザ・スマホから利用可能で、文章作成・翻訳・調べものなど幅広い用途に対応
  • Copilot(有料版)はWord・Excel・Teams・Outlookと連携でき、業務の指示や出力が直接可能
  • 効果を最大化するには「具体的な指示」と「対話による改善」が重要

AIツールの活用は、ただ使い方を知るだけでなく、種類や目的に応じた業務フローへの組み込み方がポイントになります。

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AIの活用でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。