clusterの「ワールドクラフト機能」を使用すれば、独自の世界を構築できます。
地形、建物、植生、そしてさまざまなエレメントを自由に配置が可能で、作成した世界は他のプレイヤーと共有することもできますよ。
本記事ではワールドクラフト機能について、できることや始め方、メリットやデメリットについて紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
目次
|ワールドクラフト機能とは?
ワールドクラフト機能は、Cluster(クラスター)内で提供されるツールです。
ユーザーは自分自身の仮想空間を作成し、その中で自由に世界を表現できます。
スマートフォンを使って直感的な操作が可能で、さまざまなテーマやアイデアに基づいて世界を構築できます。
友達やコミュニティメンバーと協力して世界を作成したり、他のユーザーの作成した世界を楽しんだりできるなど、友人同士でも楽しむことが可能です。
それぞれのユーザーが独自の世界を作り出し、自分自身や他の人々と交流することで、クリエイティブなコミュニティを形成することができますよ。
|ワールドクラフトの始め方
ここでは、ワールドクラフトの始め方をご紹介します。
ぜひ機能について興味を持った方、実際に触ってみたいという方は参考にしてみてくださいね。
ワールドを開く
まずはClusterの公式ウェブサイトにアクセスし、ログインします。
まだアカウントを持っていないという方はここで作成しておきましょう。
ログインができたら、ホーム画面、メニューの「探索」からワールドを開きます。
ワールドテンプレートとワールド名を入力
「つくる」という項目からワールドクラフトをスタートすることができます。
そこで、ワールドの名前とテンプレートを選択します。
ワールドの名前は後から変更もできますのでここでは慎重に検討しなくても大丈夫です。ぜひ個性的な名前や、どういった世界なのかが一目で分かる名前などをつけてみてくださいね。
また、テンプレートには様々な種類があり、自然風景や都市、ファンタジーなど、さまざまなテーマが用意されています。
選んだテンプレートはその世界の基礎となり、さらに自分のアイデアを入れ込んでどんどんカスタマイズしていくことになります。
|ワールドクラフトの操作方法
さて、前項でワールドクラフトを使用するまでの準備は整いました。
ここからは実際にクラフトする上での基本的な操作についてご紹介していきます。
アイテムの設置
まず、編集モードに入ります。画面下部のメニューバーにあるアイテムアイコンを選択すると、アイテムを選択する画面が表示されます。
ここから、さまざまなカテゴリーのアイテムを選ぶことができます。家具、植物、装飾品などたくさんありますので、イメージに合うものを選んでみてくださいね。
アイテムを設置するには、画面上の適切な場所を選択してください。
アイテムの移動
アイテムが半透明に表示されていれば、移動することが可能です。
設置した後に動かすためには、まずアイテムを選択します。
すると周囲に移動や回転を行うための操作ハンドルが表示されます。
アイテムを移動させるには、操作ハンドルの中央部分をドラッグしましょう。
一度設置した後に動かすことは作成するうえで多々あるかと思いますので覚えておきましょう。
アイテムの回転
アイテムは移動するだけでなく、向きを変えることができます。
回転したい場合は、画面右に表示されるアイコンを選択することで、90度ずつ回転できます。
また、回転軸を変えることもできますので、通常ではできないような細かな調整を行うことができるのも良いですね。
アイテムをコピーする
何個も同じアイテムを設置したい場合、いちいち選択して設置してまた選択・・・というのは非効率的ですよね。
ワールドクラフトでは既に設置してあるアイテムを向きをそのままにコピーすることが可能です。
コピーしたいアイテムにレティクルを合わせてからコピーを選択しましょう。
アイテムを削除する
誤って設置してしまったアイテムを削除するには、削除したいアイテムを選択して画面右に表示されているゴミ箱のアイコンを選択することで可能です。
非常に簡単に削除ができますので、初心者でも使いやすいのではないでしょうか。
|ワールドクラフトの投稿方法
さて、ここまでで作成した自分のワールドを投稿する方法を紹介します。
投稿方法にはアプリからとイベント・ワールド内からの2パターンあります。
他のユーザーと作品を共有したい方は必見です。
アプリから投稿する
ワールドクラフトから投稿したいワールドを選択し、ワールド詳細画面に行きます。
そしてワールド詳細画面で「ワールドを投稿」を選び、「サムネイル」「ワールド名」「カテゴリ」「説明文」が設定できるので、情報を入力しましょう。
入力が終わったら、「ワールドを投稿」を選択し、「ワールドを投稿しました」という画面が表示されたらワールド投稿完了です。
イベント・ワールド内から投稿する
左上の三本線からメニューを開いた後、「ワールドクラフト」を選択します。
「ワールドクラフト」メニュー内から投稿したいワールドを選び、「ワールドを投稿」を選びます。
もし、作成中の場合はメニュー右に表示される「ワールドを投稿する」を選択してください。
そして「サムネイル」「ワールド名」「カテゴリ」「説明文」が設定できるので、情報を入力しましょう。
入力が終わったら「ワールドを投稿」を選び、「ワールドを投稿しました」の画面が出たら投稿完了です。
|ワールドクラフトのメリット
ワールドクラフトのメリットは、専門知識が不要、複数人で一緒に作成できる、スマホでワールド作成できる、素材が最初から用意されている、などがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
専門知識が不要
ワールドクラフトは、専門的な知識やスキルを持っていなくても利用できるのが魅力です。
ワールドクラフトでは、直感的なインターフェースや操作方法が提供されており、初心者でも簡単にワールドを作成できます。
特別な技術やプログラミングの知識を持っていなくても、ドラッグアンドドロップの操作やメニューからの選択によって、地形や建物、オブジェクトなどを自由に配置できます。
さらに、ワールドクラフトでは事前に用意されたテンプレートやアイテムライブラリを利用することも可能です。
これにより、デザインやアイデアのインスピレーションを得ながらより快適にワールドを構築できます。
ワールドクラフトの専門知識不要のメリットは、誰もが創造的な空間を作り上げることができるという点にあります。
制作やデザインの経験がなくても、自分のアイデアや想像力を形にすることができるため、創造性の表現に制限がなくなるでしょう。
複数人で一緒に作成することも可能
ワールドクラフトの魅力の一つは、複数人で一緒にワールドを作成できることです。
ワールドクラフトでは、他のユーザーと一緒に同じワールド上で作業することが可能です。
友人や仲間と共同でワールドを作り上げることで、協力やクリエイティブなアイデアの共有ができます。
また、複数人での作業は同時にリアルタイムで行うこともできます。
ワールドにアクセスしている他のユーザーとコミュニケーションを取りながら、建築やデザインの作業を進めることにより、さまざまな視点やアイデアが融合し、より豊かなワールドが生まれます。
さらに、ワールドの編集履歴や変更の管理も可能です。
複数人で作業している場合でも、誰がどのような変更を加えたのかを確認することができます。
これにより、チームのコラボレーションを円滑に進めることができますよ。
スマホでワールド作成ができる
ワールドクラフトの魅力の一つは、スマートフォンでワールド作成ができることです。
ワールドクラフトは、スマホアプリとして提供されており、いつでもどこでも手軽にワールドを作成できます。
スマホを持っていれば、外出先や移動中など、時間や場所に制約されずにアイデアを形にすることができます。
スマートフォンでのワールド作成は、タッチスクリーンの直感的な操作を活用しています。
指で地形を形成したり、アイテムを配置したりすることが簡単にできます。
また、スマホの持ち運び性と利便性により、ワールド作成に没頭できる時間が増えることも魅力です。
さらに、スマホアプリならではの特徴として、モバイルデバイスのセンサーやカメラを活用したAR(拡張現実)機能も提供されています。
自分の周囲の現実空間にワールドを合成したり、仮想オブジェクトを配置したりすることが可能です。
素材が最初から用意されている
ワールドクラフトの魅力の一つは、最初から豊富な素材が用意されていることです。
ワールドクラフトでは、ユーザーが利用できる素材やアイテムが豊富に提供されています。
地形や建物、植物、家具、装飾品など、さまざまなカテゴリーの素材が用意されているため、自分のワールドを独自のデザインで飾り立てることができます。
これらの素材は、プロのデザイナーやアーティストによって作成されており、クオリティが高いものが多いです。
美しいテクスチャや詳細なモデリングが施されており、ワールドにリアリティや魅力を与えることができます。また、素材の選択や配置方法も簡単です。
メニューから選んだ素材をドラッグアンドドロップするだけで、ワールド内に配置できます。
初心者でも直感的に操作できるため、自分のアイデアをすぐに形にできますよ。
|ワールドクラフトのデメリット
ワールドクラフトのデメリットとしては、素材は配置するだけしかできない点です。
詳しく見ていきましょう。
素材は配置するだけしかできない
ワールドクラフトのデメリットは、素材を配置するだけで編集やカスタマイズが限られているところです。
ワールドクラフトでは、用意されている素材を選んで配置することが主な作業となります。
しかし、配置した素材に対して細かな編集や変更を加えることは難しいです。
素材の色や形状、テクスチャなどを自由に変えたり、組み合わせたりすることはできません。
また、一度配置した素材を後から移動させる際も、位置の微調整や回転の変更などは限定的です。
素材の配置に関しては柔軟性が制限されており、細かなデザインや編集の要求には対応しきれない場合があります。
さらに、独自の素材やテクスチャを追加することも難しいです。
ワールドクラフトには事前に用意された素材がありますが、自分が作成したオリジナルの素材を追加する機能は提供されていません。
そのため、ユーザーが完全に独自のデザインを実現するには限界があります。
本格的にワールドを作成する場合は、「unity」を利用する必要があるでしょう。
|まとめ
今回の記事では、ワールドクラフトの機能や操作方法、メリット、デメリットなどについてご紹介してきました。
簡単な操作で気軽にワールドを制作できるのがワールドクラフトの良い点ですが、一方で本格的にワールドを作る場合には少し物足りなさが出ていてしまうでしょう。
もし本格的にワールドを制作したい方は、unityでのワールド制作をおすすめします。
とは言えど、気軽に作成できるのは大きなメリットなので、ぜひ本記事を参照に自分だけのワールドを作ってみてくださいね。