SNSはもはや時代遅れ?近年では様々なメタバースが話題ですが、SNSの次に来ると言われるメタバースをご存知でしょうか。

この記事では、そのうちの一つ「NeosVR」というプラットフォームをご紹介します。

「NeosVR」の基本的な機能や魅力、そして始め方について詳しく解説していきます。

未体験のデジタル体験に興味がある方や、より自由な仮想空間を求めている方にとって、必見の内容です。

|NeosVRとは

出典:https://store.steampowered.com/app/740250/Neos_VR/?l=japanese

NeosVRとは、VRで自分だけの世界を作ったり、他のユーザーと交流したりできるメタバースプラットフォームです。

NeosVRは、VRで自由に創造やコミュニケーションができる環境を作りたいという思いから、チェコにあるSolirax社によって開発されました。

NeosVRは、ユーザーが自分の好きなデジタルデータやコンテンツをVR内で簡単に呼び出したり、共有したり、編集したり、様々なことができます。

また、プログラミングツールや投げ銭システムなども備えており、ユーザーが自分のアイデアやスキルを発揮できる場でもあります。

NeosVRは、リアルとバーチャルの隙間にある新しい世界として、今後の進化にも期待されています。

|NeosVRでできること

NeosVRでできることは主に、「コミュニケーションをとる」、「ゲームで遊ぶ」、「アバターを作る」、「イベントに参加する」の4つが挙げられます。それぞれ順番に解説していきます。

コミュニケーションをとる

NeosVRでは、2Dや3Dのアバターを使って、他のユーザーとオンラインでコミュニケーションすることができます。便利な機能も備わっており、自分のPCやインターネット上にある画像や動画などを、コピー&ペーストでその場に表示することができます。これによって、自分が好きなものや興味があるものを友達に見せたり、共有したりできます。また、リップシンクやアイトラッキングなどの機能もあるので、アバターが自然に動いてくれます。NeosVRでは、気軽に話しかけたり、一緒に遊んだりすることができるので、新しい友達を作ったり、仲良くなるチャンスがあるのが魅力の一つです。

ゲームで遊ぶ

NeosVRでは、個人やグループが作った様々なゲームで遊ぶことができます。非常に自由度が高いので、ゲームの種類やジャンルも豊富です。例えば、レースゲームやシューティングゲーム、カジノで遊んでゲーム内の通貨を獲得したり、パズルゲームやボードゲームなどで遊ぶこともできます。また、NeosVRはVRだけでなくデスクトップモードでも遊べるので、VR機器を持っていなくても大丈夫です。NeosVRでは、自分の好きなゲームを探したり、作ったり、評価したりして楽しむことができるのです。

アバターを作る

また、自分だけのオリジナルアバターを作ることができるのも魅力の一つです。NeosVRはアバターのカスタマイズ性が高いので、自分の好みや個性に合わせてアバターを変えることができます。例えば、顔や髪型、服装やアクセサリーなどを個別に自由に選んだり、色やサイズを調整したりできます。また、NeosVRはプログラミングツールも備えているので、アバターに動きや音声などを追加したりすることもできます。さらに、カスタマイズし終わったアバターは後から編集することも可能です。自分でアバターを作るのが苦手な人は、お任せでアバターを設定してもらえる機能も備わっており、非常に充実しています。

イベントに参加する

NeosVRでは、様々なイベントに参加することができます。NeosVRのコミュニティは活発なので、何かしらのイベントが開催されているときは、ぜひ気軽に参加してみることをオススメします。イベントには例えば、パーティーやコンサート、映画鑑賞や講演会などがあります。また、NeosVRは多言語対応なので、世界中の人と一緒にイベントに参加できます。自分の興味や趣味に合ったイベントを探したり、自分でイベントを企画したり、招待したりすることができるのでぜひ活用してみましょう。イベントカレンダーが見れる場所がありますので、ぜひチェックしてみてください。

|NeosVRに必要なもの 

NeosVRに必要なものとして、「PC機器」、「VR機器」の2つがあります。

推奨スペックも合わせてみていきましょう。

PC機器

NeosVRは、VR機器がなくても、デスクトップモードでマウスやキーボードを使って操作して遊ぶことが可能です。ただしNeosVRを快適に楽しむためには、PC機器の性能が非常に重要です。なぜならNeosVRは自由度が高く、ユーザーが作った様々なコンテンツが存在するので、どうしてもPC機器の負荷が高くなってしまうからです。そのため、最低限の動作環境では不十分で、推奨スペック以上のPC機器が望ましいです。推奨スペックは以下の通りです。

推奨スペック

OS: Windows 10

CPU: Intel Core i5-4590 または AMD FX 8350以上

グラフィック: NVIDIA GeForce® GTX 1060 / AMD Radeon™ RX570 以上

メモリー: 最低8GB RAM

ストレージ: 10G以上

スペックが低いパソコンでは、途中で画面がフリーズしたり、アバターの動きが鈍くなったりしますので、快適に楽しむためにもできれば推奨スペック以上での利用をお勧めします。

VR機器

デスクトップモードでは限られた視点や操作しかできませんが、VRモードでは、自分の動きや表情をそのまま反映させたり、手や目で操作したりすることができます。そのため、NeosVRを最大限に楽しむには、VRモードがおすすめです。

VRモードでプレイするには、Steam VRに対応したVR機器が必要です。Steam VRは、Steamからダウンロードできるソフトウェアで、さまざまな種類のVR機器を使ってSteam上のゲームやアプリを楽しめるようにするものです。NeosVRもSteamからダウンロードできるので、Steam VRに対応したVR機器があれば、NeosVRを起動して遊ぶことができます。例えば、Metaが販売するヘッドセットとコントローラーがセットのMeta Quest などが有名です。

|NeosVRの始め方

それではここからはNeosVRの始め方について、3つの項目に分けて、順番に一つずつ解説していきます。

ダウンロードする

NeosVRは、Steamもしくは公式サイトからダウンロード、インストールができます。

Steamは、PC用のゲームやアプリの配信サービスです。

まずSteamに登録して、NeosVRのページからインストールボタンをクリックすると、ダウンロードが始まります。

公式サイトは英語のため、日本語に翻訳ながらダウンロードし、ソフトのインストールまで画面の指示に従って手続きを進めていただければと思います。

アカウントを作る

ダウンロードが完了したら、NeosVRの公式サイトからアカウントを作成します。

またはNeosVR起動時にも作成できます。

アカウントは、NeosVRにログインしたり、自分のアバターやワールドを保存したりするために必要となります。

アカウント作成の際に必要な情報は、ユーザーネーム、メールアドレス、パスワードの3つです。

ユーザーネームは、NeosVR内で表示される名前です。

メールアドレスは、アカウントの確認やパスワードの再設定などに使われますので、正しいメールアドレスを入力してください。

またパスワードは、安全性の高いものを選びましょう。

必要な情報を入力し、メールアドレスを認証すれば、アカウントの作成が完了です。

チュートリアルワールドを体験する

アカウントを作成したら、NeosVRを起動してログインします。

ログインしたら、チュートリアルワールドに自動的に移動します。

チュートリアルワールドでは、NeosVRの基本的な操作や機能について学べます。

例えば、移動や視点変更やメニュー操作やインタラクションなどです。

チュートリアルワールドは、音声ガイドやテキストガイドやビジュアルガイドなどが用意されていて、自分の好きな方法で進めることができます。

チュートリアルワールドを終えると、NeosVRの世界に自由に飛び出すことができます。

|まとめ

以上、今回は「NeosVR」の概要と始め方についてご紹介いたしました。

NeosVRは、VRソーシャルプラットフォームと呼ばれる新しいメタバースです。

NeosVRでは、自分のアバターやワールドを自由に作ることができ、他のユーザーと交流することもできるSNSに替わるプラットフォームです。

SNSよりも深いコミュニケーションや表現ができるメタバースに興味がある人は、ぜひNeosVRに挑戦してみてください。