「バイオハザード」。
ゲームに詳しくない方でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
本作は、ゾンビを相手に生還を目指すサバイバルホラーとして、世界中で大人気のゲームです。
その続編はこれまでもいくつか発売されていますが、「バイオハザード4」のリメイク版「バイオハザード RE:4」が2023年3月に発売されました。
リメイク版ではグラフィックや操作性などが大幅に向上し、アクションゲームとしての要素が強化されています。
本記事では、そんな「バイオハザード RE:4」の魅力と、リメイク版で追加された要素を紹介します。
これから本作をプレイする予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
|バイオハザードシリーズについて
バイオハザードシリーズは、カプコンが開発・販売するゲームシリーズです。
1996年に発売された第1作目は、当時のゲーム業界に大きな衝撃を与え、サバイバルホラーというジャンルの確立に貢献しました。
シリーズの基本的なゲームシステムは、プレイヤーが主人公となり、ゾンビやクリーチャーなどの敵と戦いながら、脱出を目指すというものです。
プレイヤーは、有限の弾薬やアイテムを駆使しながら、敵との戦いや課題を乗り越えていきます。
シリーズの特徴は、リアリティを追求したグラフィックと、恐怖感を煽る演出です。
また、シリーズごとに異なる舞台やストーリー、キャラクターが用意されており、飽きずに楽しむことができます。
|バイオハザード RE:4について
2023年3月24日に発売された「バイオハザード RE:4」(対応プラットフォーム:PS5、PS4)は、生物災害であるラクーン事件から6年後、アメリカ合衆国大統領の娘であるアシュリー・グラハムがスペインの村で何者かに拉致されたことから始まります。
大統領直属のエージェントである主人公のレオン・S・ケネディは、アシュリーの救出に向かいます。
本作の最大の特徴は、グラフィックと操作性の大幅な向上です。
原作の雰囲気をそのままに、最新の技術を駆使して描かれたグラフィックは、よりリアルで臨場感あふれるものに仕上がっています。
また、操作性も現代に合わせて改善されており、より快適にプレイすることができます。
|バイオハザード RE:4の楽しみ方
RE:4版を最大限に楽しむために、以下の特徴を確認しながらプレイしてみましょう。
- グラフィックやゲーム性の進化
- ナイフ、メレーを使用したアクション
- 武器の購入・カスタマイズ
- やりこみ要素が多数
- 自身のレベルに合った難易度設定
グラフィックやゲーム性の進化
原作でお馴染みのチェーンソーマン等に懐かしさを感じつつも、リメイク版ではキャラクターのモデリングが細部まで丁寧に作り込まれており、まるで目の前にいるかのような感覚を味わうことができます。
背景の描写も美しく、村や城などの舞台をよりリアルに体験することができます。
また、操作性も大幅に向上しています。
原作では、カメラが固定式だったため、視点が狭く、操作が煩雑なところもありました。
しかし、リメイク版では、第三者視点に対応したことで、視野が広がり、より快適にプレイできるようになりました。
戦闘では、敵の攻撃をガードしたり、敵の背後から攻撃したりするアクションが追加され、より爽快なアクションを楽しむことができます。
ナイフ、メレーを使用したアクション
本作では、ナイフやメレーを使用したアクションが、より爽快で戦略的なものになっています。
ナイフは、本作の重要な武器の一つです。
弾薬を消費せずに使用できるため、弾薬が少ない状況でも活用することができます。
本作では、よりリアルな使用感が追及されており、ナイフで敵に止めを刺したり、耐久値を設けて壊れる設定になっています。
メレー(体術)は、近接戦闘で使用できるアクションです。
ナイフとメレーを組み合わせることで、より効果的な戦闘を展開することができます。
例えば、敵の攻撃をナイフでガードして、隙を狙ってメレーを繰り出すというような戦法が有効です。
また、メレーで敵を吹き飛ばして、追撃のチャンスを作るというような戦法も有効です。
武器の購入・カスタマイズ
原作では敵を倒してもアイテムが手に入りませんでしたが、本作では敵を倒す度に通貨や武器、回復アイテムが獲得できるようになりました。
武器は、武器商人から購入したり、宝箱から入手したりすることも可能です。
また、武器は、カスタムパーツを装着することで、性能を強化することができます。
適切な武器を使いこなすことで、敵を効率的に倒すことができるようになるでしょう。
また、ゲームプレイの幅を広げてくれるため、戦闘に大きなやりがいをもたらす要素にもなっています。
本作では、ホラーを楽しむだけではなく、自分好みの武器をカスタマイズして、戦闘を楽しむアクションゲームという要素が強調されました。
やりこみ要素が多数
本作には、クリア後も高難易度モードが楽しめる仕組みが用意されています。
このモードでは、敵の攻撃力が高まり、弾薬やアイテムの入手量が減るため、より難易度の高いゲームプレイを楽しめます。
また、無限武器の入手を目指すことが可能です。
本作では、さらに各地に射撃場が設置され、ミニゲーム機能が追加されました。
ハイスコアで報酬を得て、それをチャームという様々な効果を発するアイテムに使用することができます。
また、武器商人から「青の依頼書」というミッションを受け取り、達成すると報酬を得られる機能も追加となっています。
これらのやりこみ要素を楽しみながら、ゲームを何度もプレイして、さらなる高みを目指すことができます。
自身のレベルに合った難易度設定
本作の難易度設定は、初心者向けの「ASSISTED」、標準的な「STANDARD」、高難度の「HARDCORE」の3つがあります。
ASSISTEDは、操作のアシストや自動回復があり、初めての人に適しています。
STANDARDは標準難易度で、ゲームオーバー後に下げることもできますが、戻すことはできません。
HARDCOREは難易度が高く、敵や仕掛けが厳しくなります。
難易度別に弾薬や武器のクラフトがあり、アタッシェケースの管理などがプレイヤーを楽しませます。
どのモードもまったく歯が立たないわけではなく、何度かのゲームオーバーを経験しながらも、攻略の手がかりを見つけ出して進行できる、ちょうど適切な難易度設定となっています。
|バイオハザード RE:4 VRモードも発表
この「バイオハザード RE:4」に、VR版となる「バイオハザードRE:4 VRモード」が公開されることとなりました。
VR版では、ゲームのオリジナルストーリーをPlayStation VR2を使って楽しむことができ、主人公であるレオン・S・ケネディの壮絶な戦いを没入感たっぷりに体感できます。
2023年5月25日に公開された映像では、物語の序盤をVRでプレイする様子が捉えられており、恐ろしい森や謎めいた家屋を探索し、村人や「チェーンソー男」との緊迫した戦闘が息詰まるように再現されています。
ナイフを手にしたまま銃を構えるなど、VRならではの独自のアプローチも見受けられ、まさに没入度の高いゲーム体験が楽しめそうです。
|まとめ
ここまで、大人気ゲーム「バイオハザード RE:4」について、その概要やリメイクされた本作の楽しみ方を紹介してきました。
本作は、グラフィックやゲーム性の大幅な進化、ナイフやメレーを使用したアクション、武器の購入・カスタマイズ、やりこみ要素の多数など、さまざまな魅力を備えたゲームです。
さらに、VRモードも発表されるなど、世界中のゲーム愛好者が称賛したサバイバルホラーがVRの世界にどのように昇華されるのか、注目が集まっています。
サバイバルホラーやアクションゲームが好きな人はもちろん、まだ本作をプレイしたことがない人は、ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
本記事が、バイオハザード RE:4の魅力をより深く知っていただくきっかけになれば幸いです。