動画配信サイトで、多数の花火大会VR動画が公開されているのをご存知ですか?

自宅にいながら全国各地の花火大会を体験できることから人気を集めています。

VR技術を使った花火大会の映像は、夏の風物詩である花火大会を楽しむだけでなく、新しい体験を提供してくれるでしょう。

今回の記事では、おすすめの花火大会VR動画を紹介していきます。

夏の終わりの思い出にぜひ体験してみてくださいね。

|VR動画とは

「VR動画」とは、仮想現実(Virtual Reality)の技術を用いた映像作品のことです。

VR動画は、360度全方位の映像を撮影し、視聴者が自由に視点を変えることができます。

通常の2D映像よりも臨場感があり、まるでその場にいるかのような感覚を味わうことができるのが最大の特徴です。

YouTubeやVimeoなどの動画共有サイトでも多数配信されており、すでに体験された方も多いでしょう。

スマートフォンやパソコンなどで視聴することができ、VRヘッドセットを使うことで最大限楽しむことができます。

ゲームやエンターテイメントの分野で活用されることが多いVR動画ですが、教育や訓練などの分野でも活用されています。

医療現場では手術の訓練に使用されたり、危険な作業現場では安全訓練に使用されたりしています。

旅行業界でも活用されており、リゾート地や観光地の紹介に使用されることもあります。

VR動画はまだ新しい技術ですが、今後も様々な分野で活用されることが期待されています。

|花火大会のおすすめVR動画10選

それでは、花火大会のおすすめVR動画10選を紹介していきます。

それぞれの花火大会の概要や見どころを紹介しますので、お気に入りの花火大会を探してみてくださいね。

【新潟】長岡まつり大花火大会

まず紹介したいのが、日本三大花火のひとつ「長岡まつり大花火大会」です。

大規模な「正三尺玉」、復興祈願花火「フェニックス」などが見どころの花火大会で、「正三尺玉」の直径はなんと約650mと、その迫力は圧巻の一言です。

打ち上げ花火の標準的な大きさもほかの花火大会にくらべて大きいとされています。

また、打ち上げ敷地も全国最大規模で、文字通り最大の花火大会といえるでしょう。

VR動画でもそのスケールを味わうことができるので、ぜひご覧になってくださいね。

【秋田】大曲花火大会

つぎに「大曲花火大会」を紹介します。こちらも日本三大花火のひとつとなっています。

一流の花火師たちが競い合うことから、世界一の質の高さを誇る競技大会と言われており、大会名を耳にしたことがある方も多いでしょう。

煙の色や形などを楽しめる「昼花火」が打ち上げられるのが大曲花火大会の特徴です。

競技大会のほかに特別プログラムなどもあり、5分間で約1,500発もの花火が打ち上げられる全長500メートルのワイドスターマインは必見です。

紹介している動画でもその迫力を味わうことができますよ。

【茨城】土浦全国花火競技大会

「土浦全国花火競技大会」も日本三大花火のひとつとして有名です。

約20,000発の花火が打ち上がります。

スターマインの日本一を決める花火大会として有名で、次々に打ちあがるスターマインに見とれてしまうでしょう。

動画を見てもわかるように、絶え間なく打ち上がるスターマインに圧倒されてしまいますね。

競技としては「スターマインの部」「10号玉の部」「創造花火の部」の3部門に分かれています。

それぞれの部門の優勝者のうち最も優秀な花火師には内閣総理大臣賞が授与されるという格式高い花火競技大会です。

【北海道】名寄市天塩川花火大会

つづいて、名寄市天塩川花火大会について紹介します。

天塩川河畔で行われる夏祭りであり、約2,000発の花火が打ち上げられます。

音楽とスターマインのコラボレーションのほか、仕掛け花火や創作花火が夜空を彩る花火大会です。

紹介している動画はなんと花火師視点のものになります。

普段見ることのできない角度から打上花火を臨場感たっぷりで味わえますよ。

その迫力をぜひVRで体感してみてください。

【東京】隅田川花火大会

つづいて、隅田川花火大会について紹介します。

都内でも人気が高く、2023年に開催された大会には100万人を超える観客が訪れたとされているほどです。

日本最大規模の花火大会であり、約20,000発もの花火が打ち上げられます。

また、隅田川から船で観覧することもでき、船から見る隅田川花火は迫力満点でしょう。

紹介しているVR動画は少し離れた場所から撮影されたものですが、東京スカイツリーとのコラボが楽しめますよ。

【東京】葛飾納涼花火大会

つづいて、葛飾納涼花火大会について紹介します。

至近距離で見られるため、迫力ある花火大会として有名です。

見どころはなんといってもフィナーレに打ち上げられる「銀カムロ花火」でしょう。

例年であれば約13,000発の花火が打ち上がりますが、2023年に開催された大会では約20,000発が打ち上げられました。

紹介しているVR動画では、2023年大会のオープニングとフィナーレが視聴できます。

頭上に降り注ぐような花火を体感できるので、ぜひご覧になってくださいね。

【新潟】ぎおん柏崎まつり

つづいて、ぎおん柏崎まつりについて紹介します。

この祭りで開催される海の大花火大会の最大のみどころは、日本海に面する堤防を活用した世界最大規模の打ち上げ範囲といえるでしょう。

フィナーレの「尺玉300連発」はどこを見ればいいのかわからないほどです。

また、海と夜空と花火の競演が魅力で、海に向かって放たれて海面で花開く「海中空スターマイン」も必見ポイントです。

普段見ることのできない花火をVR動画でぜひ体験してくださいね。

【山梨】神明の花火大会

つづいて、神明の花火大会について紹介します。

プログラムにストーリー性があり、音楽に合わせた打上花火が楽しめる花火大会で、打上数は約20,000発となっています。

動画ではグランドフィナーレの様子をご覧になれますが、色鮮やかな景色に目を奪われますよ。

【富山】北日本新聞納涼花火大会

つづいて、北日本新聞納涼花火大会について紹介します。

空中ナイアガラや音楽花火で親しまれている花火大会で、富山市と高岡市の2会場合わせて約5,000発が打ち上げられます。

富山市の会場では神通川の、高岡市の会場では庄川の川面を彩る花火を堪能することができます。

動画では富山会場の様子をご覧になることができますよ。

【三重】桑名水郷花火大会

つづいて、桑名水郷花火大会について紹介します。

東海地方最大級の花火大会で、約10,000発が打ち上げられます。

揖斐川の中州が打ち上げ場所となっており、水面に反射する光景が特徴的な花火大会です。

観客席と打ち上げ場所が近く、直径約500mにひろがる2尺玉の同時打ち上げは迫力満点ですよ。

紹介動画の最初でその迫力を味わうことができるので、ぜひ視聴してくださいね。

打上花火が空に昇っていく間の緊張感と花開いたときの迫力には息をのむでしょう。

|VRで花火大会を観るには何が必要? 

ここでは、VRで花火大会を観るために準備しておくものについて紹介します。

VR動画をより楽しむためには、環境を整えておくことが大切です。

必要なものは以下の3つです。

・専用アプリ

・VR視聴用のゴーグル

・Wi-Fi環境

まず、専用アプリについては、おすすめ動画でも紹介しているようにYouTubeが代表的ですね。

VR動画自体は2D動画としても視聴できますが、せっかくならVR動画ならではの臨場感を味わいたいですよね。

そこで必要になるのがVR視聴用のゴーグルです。

安価なものから高価でハイスペックなものまでさまざまですので、ご自身のニーズに合ったものを探してみてくださいね。

また、VR動画の視聴には通信量の確保が必要です。Wi-Fi環境下であれば安定して視聴することができます。

|まとめ:自宅で迫力のある花火大会を体験しよう!

いかがでしたでしょうか。

おすすめの花火大会VR動画について紹介してきました。

都合が合わなかったり、距離が遠かったりと全国各地の花火大会に足を運ぶことは難しいですよね。

しかし、VR動画であれば自宅にいながら迫力ある花火大会を体験することができます。

ヘッドセットを着けて部屋を暗くすれば、より花火大会の臨場感を味わえそうですね。 夏の思い出にぜひ体験してみてください。