「最新のVRサービスを知りたい」「新しいVR世界を体験してみたい」そんな方に嬉しいニュースです。
VRプラットフォーム「プラネタ」がオープンαアクセスを開始しました。
プラネタはVRユーザーの視点に立って開発されている新しい形のVRサービスです。
この記事では最新のメタバース「プラネタ」について、どのようなサービスなのか、また最新のニュースについて紹介していきます。
最後まで読めば、プラネタについて詳しく知ることができますよ!
目次
|プラネタとは?
プラネタは、株式会社プラネタが現在開発しているVRSNSです。
VRSNSとはVR空間内でユーザー同士交流できるサービスのこと。
自分の分身である3Dアバターを自由自在に操作して、他のユーザーと交流しながら、VRの世界を探索したりイベントに参加したりと、さまざまなコンテンツを楽しめます。
そんな最新のVRSNSであるプラネタのオープンαアクセスが、つい先日開始され一部機能が一般に公開されました。
開発が進んでいる最新のVRSNSについて詳しく見ていきましょう。
|プラネタが掲げるビジョン
株式会社プラネタの公式Twitterによると、プラネタの開発メンバーは全員がもともとVRのヘビーユーザーとのこと。そんな彼らが「こんなVRSNSがあったらいいね」を形にしたものがプラネタだそうです。
すでに存在する「VRChat」や「cluster」の二番煎じではなく、より使いやすく、不便の少ないサービスを目指しているもよう。
「今のVRへの困りごとは一番に解決します」と明言しており、みんなが参加しやすく親しみやすいサービスになることが期待されます。今後の正式リリースが楽しみです。
|プラネタの特徴
現在わかっているプラネタの特徴には、以下があります。
- VR標準対応による高品質な空間体験の提供
- 多機能なアバター・ワールドSDKによる高自由度な環境
- ECサイト連携機能の搭載によるクリエイター・事業者収益性の担保
それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
【SDK】
SDKとはSoftware Development Kitの略語でソフトウェア開発キットのこと。ソフトウェアやアプリケーションを開発するために必要なプログラムや技術書などをセットにしたもの。
高品質なVR体験
プラネタはVRSNS、いわゆるメタバースを提供するサービスです。
メタバースの醍醐味は、やはりVRヘッドセットを使って体験する3次元のバーチャル空間です。
先日行われたプラネタのオープンαアクセスでは、Windows PCからのアクセスだけでなく、SteamVR/OpenXR対応のVRディスプレイで高品質なVRを体験できました。
多機能なアバター・ワールドSDKによる高自由度な環境
プラネタには、高機能で拡張性が高いアバター・ワールド機能が搭載されています。
たとえば、プラネタでは今後以下のことが可能になるようです。
- Unityなしで着せ替え可能
- その場で売買した衣装を着せ替えできる
- ワールド内から外部のAPIにアクセス可能
- C#でのスクリプティングが可能
これまでは、アバターの衣装を購入した際、Unityなどを経由して着せ替える必要がありましたが、プラネタでは、もっと気軽にアバターの服や髪型を変えることができるようになりそうです。
ECサイト連携機能の搭載による収益性の担保
プラネタは、ECサイトと連携できるようになるもようです。
今後どのような仕様になるのかにもよりますが、VR空間内でお店を開ければ、これまでのECサイトでは実現できなかった現実に近いショッピング体験が可能になります。
たとえば、お気に入りのワールド内を散歩している途中で気になるお店を見つけて、気軽に買い物するというような体験ができます。
しかも、プラネタでは、買った衣装をその場でアバターに着せることが可能になる予定なので、VRでの買い物がより一層楽しいものになるでしょう。
|VRSNS体験におすすめのVRデバイス
プラネタのようなVRSNSを最大限楽しむには、VR空間に入り込んだような体験を可能にするVRヘッドセットが必要です。
ここからは数あるVRヘッドセットの中でも特におすすめなものを2つご紹介します。
MetaQuest2
MetaQuest2は、あの有名なMeta社が開発しているVRヘッドセットです。
VRヘッドセット単独で動作するスタンドアローンタイプで、他のデバイスと比較して安価で多機能、「迷ったらコレ」と太鼓判を推すユーザーもいるような、VRヘッドセットの定番とも言える製品です。
ただし、MetaQuest2は、発売されたのが2020年の10月と少々古いモデルで、今年中に後継機のMetaQuest3の発売が決定しているところには注意です。
PICO4
PICO4は2022年の10月に発売された新しいVRヘッドセットです。
こちらもMetaQuest2と同様にスタンドアローンタイプで、他のVRデバイスと比較してお手頃価格で入手できます。
PICO4の特徴は、クリアな視界と付け心地の良さです。パンケーキレンズと呼ばれる高性能なレンズを使用しており、レンズ自体も大きいので、広い視界でクリアな映像が楽しめます。
また、デバイスの重量バランスが優れており、装着した際にVRデバイスがズレにくく、重さも軽く感じます。そのため長時間VR空間で遊びたい方におすすめです。
|サンプルアバターの募集について
プラネタは、クリエイターやイベント開催者の支援を行うため「VR文化支援プログラム」を開始しました。
現在、その一環として、プラネタで使うことのできるサンプルアバターを募集しています。
つまりプラネタ内で誰でも利用できるPublicアバターの募集ですね。
プラネタ内での無償コピーに同意できるのであれば、アバターの表現に特に制限はないとのこと。
たとえば、ご自身でアバターを販売されている方は、サンプル版を提供することで自身の作品の認知度を上げられます。
他にも売り出したいキャラクターを提供したり、アバターに会社のロゴや特定のフレーズなどを記載したりすれば宣伝効果が見込めるでしょう。
サンプルアバターが使えるのはオープンαアクセスから正式リリースの間なので、サンプルアバターの提供を検討している方はこちらからお早めにどうぞ。
|まとめ:最新のVRSNSプラネタを体験しよう
この記事では、プラネタについて主に以下の内容をお伝えしてきました。
- プラネタは最新のVRSNS
- VRのヘビーユーザーが開発している
- 拡張性が高く便利なシステムで、使いやすいVRプラットフォーム
プラネタは、少数精鋭のVRChatterによる最新のメタバースです。
現在、VRのヘビーユーザーならではの視点を活かした開発が進行中。
正式リリースに向けた今後の展開が楽しみです。