こんにちは、メタバース相談室です。

メタバースとは、インターネット上に構築された現実に近い特徴を持つ仮想空間のことです。

近年、ゲームや展示会、イベントなど幅広い業界・分野で活用されていたり、アメリカのFacebook社が社名をメタ社に変更したことでも世界的に注目されました。

今回は、メタバースの法人利用について詳しく解説します。

メタバースに興味・関心がある企業担当者やメタバース利用の検討段階の企業担当者はぜひご一読ください。

|メタバースとは?

メタバースとは、インターネット上に3DCGで構築された現実に近い特徴を持つ仮想空間のことです。

仮想空間ではアバターと呼ばれる自分の分身を操作し、リモート会議やゲーム、展示会、イベントなどを行います。

例えば、以下の環境はメタバースの一種です。

・FORTNITE
・マインクラフト
・どうぶつの森
・バーチャルマーケット
・ZEPETO

詳しくは、こちらをご覧ください。

【メタバース】必要な技術、注目の背景、ビジネスで活用される理由を解説!
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|メタバースが活かせる法人利用方法6選

ここでは、メタバースが活かせる法人利用方法について6点解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

①各種イベントの開催

メタバース技術を活用すれば、アバターを用いたセミナーや展示会、ゲーム大会やコンサートなどの各種イベントを仮想空間上で開催できます。

現実世界では物理的に不可能なこともメタバース内であれば実現できることが多いため、より臨場感や没入感のあるイベントが実施できるという点が魅力的です。

例えば、「バーチャルマーケット」では、来場者が会場に展示された3Dアバターや3Dモデルなどを自由に試着、鑑賞、購入することができました。

接客では、ヘッドフォンやマイクを通してボイスチャットしたり、コントローラーでアバターを操作したりすることで、いかにも対面で接客されているかのようなリアリティがありました。

2021年には大阪・梅田の街を完全再現したエリアでのミュージックライブ「JM梅田」も開催され、アバターを通してのパフォーマンスもリアルと遜色なく体験することができました。

また弊社では、毎月セミナーをメタバース空間で開催しています。

一般的なウェビナーツールではできないような来場者参加型のコンテンツを体験していただくことにより、参加者に+1の体験を持ち帰っていただくことが可能になりました。

各イベントに関してはこちらをご覧ください。

バーチャルマーケット2023 Winter開催!一部出展企業とイベント概要についてお伝えします
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メタバースはエンタメ業界でどのように活用されているか?メタバースの活用シーンや開催事例を紹介!
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②広告の出稿

メタバース技術を活用すれば、仮想空間内で広告の出稿が可能です。

では、仮想空間内で広告の出稿ができることの何がメリットなのでしょうか?

例えば、先ほどご紹介した「バーチャルマーケット」には100万人以上の人たちが来場しました。

仮に、そこに自社の広告を出稿できたらどうでしょうか。

計り知れない費用対効果が期待できることは明白です。

実際に先ほど紹介したJM梅田では街中やエリア内を周遊している飛行船に広告枠を設定し、企業からの広告出稿を可能にしました。

現在はまだメタバース空間へ広告出稿するという概念がそれほどメジャーではないため、仮想空間上に出稿されている広告は多くはありません。

しかし、Google広告やSNS広告が当たり前になったように、数年後にはメタバース広告も当たり前になる事が予想できます。

③バーチャルオフィスとしての利用

メタバース技術を活用すれば、メタバース空間内にバーチャルオフィスを設置することも可能です。

オフィスをメタバース上でバーチャル化すれば、時間や場所を問わず社員は仕事ができるようになります。

またバーチャルオフィスでは、リモートワークでありながら身近に社員がいるような体感で仕事ができるため、コミュニケーションの活性化も可能です。

現実世界の物理的なオフィスには、土地代やオフィス賃料、駐車場料金など多くのコストがかかります。

バーチャルオフィスではそれら全てが不要になるため、大きなコストカットにも繋がるというメリットもあります。

こちらでバーチャルオフィスについて詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

バーチャルオフィスとは?サービス内容やメリット・デメリットについて解説!
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④研修や勉強会の実施

メタバース技術を活用すれば、研修や勉強会の実施も可能です。

メタバース空間では、オンライン上の共通空間に多くの人を集めることができます。

現実世界の本社に一斉に人を集める必要がなくなるため、スケジュール調整の手間や労力、時間などさまざまな必要コストを削減できます。

また必要な映像を大画面かつ一斉に流すことができるため、効率よく社員研修や勉強会を実施できる点も魅力的です。

なお近年では、医療現場で手術のデモンストレーションや練習で活用されていたり、合同説明会や採用面接などをメタバース上で開催する企業もあります。

弊社でも年々医療業界や採用現場でのメタバース活用のご相談を多くいただくようになってきています。

⑤NFTアイテムの制作・販売

メタバース技術を活用すれば、NFTアイテムの制作・販売も可能です。

NFTとは、「Non-Fungible Token (非代替性トークン)」の略で、アートやゲーム内のアイテムなどの資産に所有者情報を記載し、ブロックチェーンで具現化された信憑性を証明できるデジタル資産です。

NFTアイテムの制作や販売は、主にアパレル業界で注目されており、例えば大手スポーツブランド「NIKE」や大手ファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」はすでに参入しています。

中には実物アイテムより、NFTアイテムの方が高額で取引されることもあるそうです。

【NIKEのNFTスニーカー】

出典:https://japan.cnet.com/article/35186885/

【ドルチェ&ガッバーナのジェネシス コレクション】

出典:https://www.fashionsnap.com/article/2021-07-16/dolceandgabbana-nft/

⑥土地の運営や販売

メタバース技術を活用すれば、土地の運営や販売も可能です。

例えば、2021年12月には、「Decentraland」内の土地の一画が約100万ドル(1,1億円)で取引され話題になりました。

メタバース内の土地の活用法としては、以下のようなものが考えられます。

・オフィスやショップなどの建造物を立てて店舗運営
・看板を立ててPR
・イベントの開催で入場料収入を得る
・期間を設けて土地を貸し出し、家賃収入を得る

|法人利用向けに提供されているメタバースサービス4選

ここでは、法人利用向けに提供されているメタバースサービスについて4点解説します。

XR CLOUD

XR CLOUDとはmonoAI technology株式会社が提供しているBtoB向けメタバースプラットフォームです。

アプリの他、URLをクリックするだけでイベント参加ができるため、誰でも参加しやすいプラットフォームになっています。

また、独自のゲームエンジンを利用していることにより、比較的安定した大規模イベント開催が可能であることも魅力の一つです。

【XR CLOUDの魅力】

・数千人規模の同時接続イベントが可能
・マルチデバイスでの相互ボイスチャットが可能
・コンサルティングからイベント開催まで一貫してサポート

REALITY World

出典:https://reality.inc/

REALITY Worldとは、スマートフォン向けメタバース「REALITY」の「ワールド」機能を法人向けに提供したサービスです。

プロモーションや展示会、交流会などのイベント、バーチャルオフィスなどさまざまな用途で使用できます。

【REALITY Worldの魅力】

・独自のアバターを作成できる
・チャット機能を用いて、ユーザー同士でのコミュニケーションが可能
・カメラを通じて、複数人と同時通話・会議が可能

V-air

出典:https://u-rth.com/

V-airとは、法人向けメタバースサービスです。

URLをクリックするだけで簡単に利用できたり、誰でも使いやすいUI設計が魅力的です。

【V-airの魅力】

・URLや3Dモデルなど様々なデータが共有可能
・手元での資料の閲覧や資料サイズの変更、利用場面に合わせた資料の共有が可能
・アバターを通じてメタバース内でコミュニケーションが図れる

MiraVerse

出典:https://www.toppan.co.jp/

MiraVerseとは、TOPPANがリリースした商談や協調作業などのビジネスコミュニケーションが可能なメタバースサービス基盤です。

ビジネス利用に必要なさまざまな要素が組み込まれており、臨場感の高さやデータ管理の自由度の高さに魅力があります。

【MiraVerseの魅力】

・現実空間を正確に取り込んだ臨場感の高いメタバースが魅力的
・ユーザーが自由にワールドを構築したり、データ管理機能を扱えたりする
・アバター生成管理基盤「アバテクト™」との連携で、安全/安心なコミュニケーションが図れる

TOPPANはMiraVerse以外にも様々なメタバース事業を行っています。

|メタバースの法人利用における注意点は?

メタバースの法人利用における注意点は、法整備がまだまだ整っていない点です。また情報漏洩や重要データの流出のリスクもあります。

メタバースは、まだ未知の領域ではありますし、まだ発見できていないリスクも当然あるでしょう。

Afterコロナでオンラインイベントの需要が減ってきてしまっているという声もよく耳にします。

しかし、メタバースは、ビジネスや実生活に有用な技術としてまだまだ成長段階であると感じています。

今はまだ発展途上の技術ですが、今後さらなる普及が予想でき、これまでの生活を一変させる大きな変革に繋がるかもしれません。

さまざまな観点に注意しつつも、メタバース技術の今後の動向に注目です。

|まとめ

今回は、メタバースに興味・関心がある企業担当者やこれからメタバースの利用を検討する企業担当者に向けて、メタバースと法人利用の関係性や利用方法、注意点などについて解説しました。

メタバースの技術は、ゲームの世界だけでなく、ビジネスや実生活にも活用され、さまざまな恩恵を受けるために、メタバースを導入し始める企業が増えてきています。

コロナ後にもメタバース参入をしている企業は数多くあります。

競合他社との差別化を図るという意味でも、今メタバース導入を進めることは遅くないと思います。

本記事が少しでも皆様のお力に添えましたら幸いです。