生成AIブームの火付け役ともなったChatGPT。

最近ではChatGPTに関するニュースも多く見かけるようになり、それに伴ってビジネスシーンにおいてもサポートツールとして注目されつつあります。

そこで今回は、ChatGPTを使ったビジネスにおける面白い使い方10選と、普段の生活で使える実用的な使い方を5つ紹介します。

後半には番外編として珍回答集もまとめているので、ChatGPTの実用的な使い方から面白い使い方の実例を知りたい方はぜひ最後までお付き合いください!

目次

|ChatGPTとは

出典:https://chat.openai.com/

ChatGPTは、OpenAIによって開発された驚くほど自然な文章を生成できる会話型の人工知能(AI)サービスです。

2022年11月にリリースされ、わずか5日で100万人以上のユーザーが利用し、現在では1億人以上が利用しています。

生成AI(ジェネレーティブAI)の一つであり、生成AIブームの火付け役ともなった今最も注目されている生成AIといえるでしょう。

ChatGPTは日常会話から、プログラミングのコード作成、小説や詩の作成、さらには具体的な情報の提供まで、幅広い要求に対応できます。

継続的にアップデートしており、2023年にはさらに性能が向上したGPT-4がリリースされました。

具体的な使い方や料金については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。

ChatGPTとは?利用方法・特徴・料金・注意点など初心者にもわかりやすく解説
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ChatGPTを使うコツはプロンプトをシンプルにすること!

ChatGPTは私たちの生活を大きく変える可能性を秘めており、既に多くの企業がその技術を導入し始めています。

無料プランなら一般ユーザーでもすぐに使えることから、生活やちょっとした仕事のサポートまで幅広く利用されています。

しかし、一度ChatGPTを利用したことがある方なら

「ChatGPTが自分の思ったような作業をしてくれない…。」

「的外れな回答ばかりして使い物にならない」

と感じたことがある方も多いはずです。

それもそのはず、ChatGPTは人間に匹敵する「知識」は有しているものの、「判断力」は搭載されていません。

より正確にいうならば、判断すること自体は可能ですが、それはあくまでもChatGPTの中にあるデータに基づいた推論の結果でしかありません。

人間のように細かな状況に即した判断はできないのです。

例えば、人間は話の流れの中で「アレ」「コレ」「ソレ」をよく使いますが、ChatGPTにはコレがわかりません。

そのため、プロンプトと呼ばれる「設計書」のようなものが必要になってきます。

設計書といってもプログラミングのような難しいものではありません。あくまでも文章によるテキストで大丈夫です。

プロンプトは、極めようと思うと「プロンプトエンジニアリング」という専門の領域を学ぶ必要があります。

しかし、簡単な作業であれば慣れると誰でもある程度思ったように動かせるようになるはずです。

もしChatGPTを利用してつまずいた時は「とにかくシンプルな構造」を意識してみましょう。

以下に紹介するChatGPTの面白い使い方で、それぞれの使い方に即したプロンプト例もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

|【仕事編】すぐに試せる!ビジネスでのChatGPTの面白い使い方10選

では早速、ChatGPTの使い方についてみていきましょう。

ここでは、思わず試してみたくなるようなビジネスにおける使い方をご紹介します。

①メール文面を作成

ビジネスメールの作成は、ChatGPTの得意分野の一つで、使いこなせると忙しいビジネスパーソンは大幅に仕事の効率化に繋がります。

ビジネスで文面を作成するときは「敬語はあっているか?」「こういう場面でどういう文面が適しているか」など、様々なことに頭を巡らします。

しかし、ChatGPTを活用することで短時間でメールの文面を生成できます。

例えば、新入社員がビジネスメールの書き方に戸惑っている場合でも、ChatGPTを使って具体的な指示を与えることで、数秒でビジネスメールが出来上がります。

プロンプト例

##プロンプト

顧客に送るプロジェクト提案のビジネスメールを作成してください。

##制約条件

  1. メールは正式なビジネス書式で書いてください。
  2. メールの開始は、顧客の会社名と担当者名で始めてください(例:株式会社〇〇 御中、〇〇様)。
  3. プロジェクトの目的、期待される効果、実施計画の概要を含めてください。
  4. 提案するプロジェクトのユニークなポイントや、顧客にとってのメリットを強調してください。
  5. 終わりに、フィードバックや質問に対する連絡先情報を記載して、会議や電話での詳細な話し合いを提案してください。

出力例

このプロンプトを実行すると、こんな感じの出力になります。

序盤の「貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」の部分は少々蛇足に思えますが、それ以外は及第点ではないでしょうか。

新卒1日目の新社会人がこんな文面のビジネスメールを送ってきたら驚く人も多いはずです。

②キャッチコピー作成

通常、キャッチコピーを考えるには時間がかかりますが、ChatGPTを使えばわずか数秒で多くのアイデアが得られるため、効率的に業務を進めることができます。

具体的な質問や指示を与えることで、希望に合ったキャッチコピーを生成します。

ただし、インターネットの情報を元にした技術であるため、提案されたキャッチコピーが既に使用されていないか確認が必要です。

プロンプト例

##タスク

YouTubeのキャッチコピーをいくつか作成してください。

##制約条件

独創的であること

YouTubeの主な機能や利点を反映していること

短くて覚えやすいこと

出力例

このプロンプトを実行すると上記のような回答がかえってきました。

そこそこのキャッチコピーですが、かなりシンプルなプロンプトを入力したため、このようなキャッチコピーになっています。

ですが、インスピレーションを受けるには十分な内容ではないでしょうか。

③アイデアを出してもらう

ChatGPTは、新しいビジネスやプロジェクトのアイデア提案にも力を発揮します。

自身では思いつかない新しい視点や切り口を提供し、異なる角度からの提案をもたらし、ビジネスのアイデア創出を促進します。

これにより、従来の枠を超えてアイデアを生み出す支援が可能です。

さらに深掘りした質問を続けることで、より具体的なアイデアや戦略を示し、ビジネスのアイデア出しやリサーチの重要な手助けとなります。

プロンプト例

##プロンプト

SNSを利用した商品コマーシャルのアイデアを提案してください。

##条件

  • ターゲットオーディエンスを特定してください。
  • 使用するSNSプラットフォームを選んでください。
  • コマーシャルのコンセプトやメッセージを明確にしてください。
  • インフルエンサーやユーザー参加型のキャンペーンを組み込む場合は、その方法を説明してください。
  • コマーシャルが目指す効果や結果を予測してください。

出力例

この場合、具体的なターゲットなどを設定していないのでChatGPTはあくまでも例を示しましたが、割と本格的なSNSマーケティングの手法を教えてくれました。

さらに深掘りしていけば、かなり本格的なアイデアへと昇華できるでしょう。

ブログ記事の執筆

企業のオウンドメディアなどには、会社の雰囲気を伝える目的や採用活動の一環としてブログ記事を掲載している企業も少なくありません。

ChatGPTを使えば、目次の作成や見出しの構成などを自動で生成してくれます。

また、先述したようにアイデア出しもしてくれるので、ネタに困った時などは非常に心強い相棒になってくれます。

ただし、ChatGPTはAIであるため「推論」に基づいて記事を執筆します。

そのため、不正確な情報が多分に含まれることも頻発するのでファクトチェックは必ずしましょう。

プロンプト例

##指示

新入社員の紹介を行うブログ記事の見出し構成を考えてください。このブログ記事は、会社のウェブサイトに掲載され、社内外の人々に向けて新しいチームメンバーを紹介することを目的としています。見出し構成は読者が記事を通じて新入社員についての情報を簡潔にかつ効率的に得られるようにする必要があります。

##制約条件

  • 見出し構成は、新入社員のプロフィール紹介、彼らが加わることで会社がどのように強化されるか、そして彼らが具体的にどのプロジェクトや部門に関わるかを含む必要があります。
  • 各見出しには、具体的な情報や事実を盛り込むための簡潔な指示も含めてください。
  • 記事は、新入社員への歓迎の気持ちを表現し、読者にポジティブな印象を与えるトーンで書かれるべきです。
  • 記事の構成は、読者が興味を持ちやすい形で、論理的な流れに従って配置してください。

出力例

こんな感じでそれっぽい見出しの構成を作成してくれました。

少し大袈裟な感じはしますが、この流れに沿って新入社員の紹介をすれば、ブログの構成としては間違っていないはずです。

レビューや添削

自身が執筆した文章や作成物の添削や評価を依頼するのにも利用できます。

例えば、友人からの仕事依頼を断るメールの返信文を、ChatGPTに添削してもらうことができます。

これを応用するとプログラミングの時にバグが発生した場合などに、ChatGPTに自分が作成したコードを確認してもらうことでバグが特定できるので、デバッグなどにも応用できます。

他の人の意見を得る手段が限られている場合や、素早く評価を得たい場合に便利な使い方といえるでしょう。

④SNSの運用サポート

ChatGPTをSNS運用に活用すると、作業時間の短縮、文字数制限に合った文章生成、多彩なコンテンツの自動生成などのメリットを享受できます。

例えば、Twitter(現”X”)は140文字の文字数制限がありますが、こういった場合でもChatGPTは対応可能です。

さらに、文脈や目的に合わせて多様なコンテンツを自動生成し、フォロワーの興味を引きつけます。

よって、SNS運用のパフォーマンス向上が期待でき、アイデア不足や新しいアプローチにも対応します。

プロンプト例

##指示

Twitterで子供が生まれた報告をするツイートをいくつか作成してください

##目的

インプレッション数を稼ぎたい

##ターゲット

若い女性

##制約条件

  • 感情を込めた言葉遣い: 若い女性は感情に訴えかける内容に強く引かれる傾向があります。感動的かつ心温まる表現を用いる。
  • ビジュアル要素の使用: 写真やイラストを添えることで、視覚的魅力を高め、インプレッション数を増加させます。
  • ハッシュタグの活用: 関連するトレンドや共感を呼び起こすハッシュタグを使用して、より広い範囲にリーチします。
  • ストーリーテリング要素: 短いながらも、出産や子育てにまつわる小さなエピソードを交えることで、読者の感情に訴えかけます。
  • インタラクションを促す: 質問を投げかけることで、コメントやリツイートを促し、エンゲージメントを高めます。

出力例

どうでしょうか?

この文面ならコピペするだけで十分にツイートできそうな内容です。(少し自慢っぽい感じに見えなくもありませんが…。)

おまけにハッシュタグの内容までいくつか考えてくれています。

ちなみにもっとフォーマルな場面や悲しい雰囲気も演出できるので、時と場面に応じて使い分けることも可能です。

⑤データ分析

ChatGPTは、小売・EC業界におけるデータ分析にも革命をもたらします。

売上データや商品評価、顧客の購買傾向などの膨大な情報を迅速に解析し、即座に結果を生成できるため、業績向上に非常に有効です。

今の時代「データは新しい石油」とも言われているので、データに基づいた意思決定は市場での競争に勝ち抜くためには必要不可欠です。

さらに、顧客の行動パターンを学習し、個々のニーズに沿ったマーケティングを実現できるため、顧客満足度の向上にも一役かってくれます。

SWOT分析やPEST分析などの手法を学習させれば、より効果的な戦略を策定できるので、使い方によってはマーケティングツールとしても活躍できるのです。

プロンプト例

##指示

片田舎のカフェを想定してSWOT分析をしてください。

##目的

若い客層をカフェに流入させる

##役割

一流コンサル

##制約条件

  • 地域性: 片田舎の地域性を考慮し、大都市圏のような高い人通りや広範な顧客基盤を期待しない。
  • デジタル接続: 若い世代がデジタル技術に精通していることを活かす。
  • 限られた予算: 地方のカフェでは、一般的に都市部のカフェに比べて運営予算が限られている。
  • 地元コミュニティとの関係: 地域コミュニティとの強い結びつきがある。

出力例

今回は片田舎のカフェをテーマにSWOT分析をChatGPTに実行させました。

いくつか疑問符がつく点はありますが、新人コンサルタントにSWOT分析をやらせても数秒でこの答えは返ってこないでしょう。

ただし、戦略をさらに具体的に突き詰めていく場合はもっと具体的なシーンを想定する必要があります。

⑥アンケートの集計

アンケート集計を効率的に行うツールとしてもChatGPTは重宝します。

大量のアンケートデータでも瞬時に解析し、すぐに結果を提供してくれるので、即時性が求められるビジネスでは非常に有用です。

さらに、AIの高度な言語処理能力により、フリーテキストの回答も理解し、カテゴライズできます。

自動的なレポート生成機能も備えており、結果の整理と共有が簡単です。

ChatGPTを活用することで、時間とリソースが節約できるでしょう。

プロンプト例

##指示

以下のアンケート結果を「良かった」「普通」「悪かった」に分類してその数を教えてください

##アンケートの内容

Q.今回のWebイベントはどうでしたか?

##アンケート結果

A1. 大変有益で、新しい知識を得ることができました。

A2. インタラクティブなセッションが楽しかったです。

A3. パネルディスカッションが特に印象的でした。

A4. 内容が予想よりも基本的なものが多かったです。

A5. セッション間の休憩時間が短すぎました。

A6. 技術的な問題でセッションが中断されることがあり、集中しにくかったです。

A7. 一部のセッションは内容が薄く、期待はずれでした。

A8. もっと多様なトピックを取り上げてほしいです。

A9. 今後も参加したいと思います。

A10. イベントの告知がもっと早ければ、参加しやすかったです。

出力例

このように、アンケートを集計するだけでなく内容の精査も同時に行ってくれるので、アンケートの集計は非常に効率的になります。

今回はあくまでも例として作成したアンケートなので数が少ないですが、数がこれよりも多くなっても大丈夫です。

ただし、入力文章が多くなってしまう場合は無料プランでは限界があります。

大量のデータをChatGPTに読み込ませるには「Plusプラン」に加入する必要があります。

さらに膨大なデータの処理を行う場合は企業むけの「Enterprise(エンタープライズ)プラン」に加入しなければなりません。

両プランについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご確認ください。

ChatGPT Plusとは?通常版との違いや利用方法をわかりやすく解説!
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⑦議事録の作成

会議の議事録作成においても、ChatGPTの効率性が発揮されます。

会議内容をリアルタイムで理解することはできませんが、会議内容を録音しておいて文字起こしツールなどを使用してテキストに出力すれば簡単に議事録を作成できます。

(※文字起こしのやり方は後述)

これにより、手間のかかる資料作成を削減し、全員が業務に集中できる環境を整え、生産性を向上させることが可能です。

また、生成された議事録を整理し、要点や結論をハイライトする機能も備えており、重要な情報を簡単に抽出できます。

プロンプト例

##指示

以下の会議の要点をリストにしてください

##会議の内容

山田さん: 皆さん、今朝は時間をとっていただきありがとうございます。現在のプロジェクトの進捗について、簡潔に課題と解決策を話し合いましょう。

佐藤さん: 了解です。まず、プロジェクトの遅延が顕著です。これは主に顧客からの要求変更によるものです。

鈴木さん: 技術的には、新しい技術の取り入れに時間がかかりすぎています。これが開発速度を低下させています。

山田さん: 解決策はありますか?

佐藤さん: 顧客との初期コミュニケーションを強化し、変更要求のプロセスを厳格にすることでスコープのクリープを抑制しましょう。

鈴木さん: 技術面では、継続教育とトレーニングを強化し、新技術を迅速に取り入れられるようにしましょう。

山田さん: ありがとうございます。これらの対策を具体的な計画に落とし込んで、次回までに進捗を報告してください。

佐藤さん & 鈴木さん: 承知しました。

出力例

このように、議事録に必要な要点を瞬時にまとめてくれます。

なお、ChatGPTを使った議事録のまとめ方については以下の記事で詳しく解説しています。

ChatGPTでオンライン議事録作成を超効率化!手順とツールを公開
ChatGPTでオンライン議事録作成を超効率化!手順とツールを公開

⑧文字起こし

ChatGPTでは、音声や動画の文字起こし作業も効率的に行えます。

現在ではChatGPTに文字起こしをさせるサードパーティサービスやプラグインも多くリリースされており、これらを利用することで簡単に文字起こしが可能です。

例えば、YouTubeの動画の文字起こしができる「YouTube Summary with ChatGPT」を使用して音声データをChatGPTに転送すれば、手間をかけずに文字起こしを行うことができます。

これにより、手作業の不正確さやヒューマンエラーを回避し、時間と労力を節約できます。

ただし、日本語を文字起こしすると変わった話し方をする人やなまりなどが混ざった場合、正確に文字起こしできないケースも多く報告されています。

そのため、文字起こしした後は必ず確認するようにしましょう。

⑨表を作成してもらう

文章や表の作成を支援し、データをExcelやスプレッドシートに簡単にコピペできる方法もあります。

例えば、日本の人口ランキングを表にまとめたり、比較表を作成したりすることが可能です。

また、現在ではChatGPTにも画像認識機能が備わっているので、「こんな感じの表を作成してください」という曖昧な指示でも正確にExcel表を作成してくれます。

ChatGPTとExcelを連携させるには現状では少し手間がかかるのですが、この方法であれば初心者の方でもすぐに表を作成できます。

なお、2024年度中には「Microsoft Copilot」というChatGPT連携機能がOfficeツールにも導入されるとのことなので、実装されればさらに快適になるかもしれません。

Microsoft Copilotについては以下の記事でも詳しく解説しています。

Microsoft 365 Copilotは何ができる?Word・Excelなど13種類を徹底解説!
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プロンプト例

ChatGPTのテキスト入力フォームの左端にある「クリップマーク」をクリックすると、添付する画像を選択できます。

今回は上記画像のように、とても曖昧な表現でプロンプトを作成してみました。

出力例

すると瞬時にExcelファイル形式で同じ表を作成してくれました。これを応用すればもっと複雑な表も作成できるはずです。

ただし、画像認識機能は無料版では利用できません。(※2024年3月時点)

利用するには「Plusプラン」以上に加入する必要があるのでご注意ください。

⑩画像を生成する

2023年10月5日から、ChatGPTは画像生成AIサービス「DALL-E 3(DALLE3)」と提携したことにより画像生成機能も搭載されています。

DALL-E 3とは、テキストから直接画像を生成する能力を持つ最先端のAIです。

膨大な数の画像とそれに関連するテキストデータを学習することで、あらゆるテキストに対応する画像を作り出すことができます。

例えば、「夕日の下で踊るロボット」というテキストを入力すれば、そのシーンを想像した画像を生成してくれます。

プロンプト例

##指示

幕末を生きるサムライの画像を生成してください

##テイスト

・和風

・帯刀している

##制約条件

少し横長の画像にして出力する

出力例

このように、しっかりとお題に沿った画像を生成してくれました。

また、テキストなども画像に盛り込めるのでプレゼン資料の作成の際にも活用可能です。

ただし、現状では日本語テキストには対応していません。

日本語テキストを出力させるには、別途日本語テキストのフォントをChatGPTに読み込ませる必要がありますが若干面倒です。

英語なら既に対応しているので、テキストを出力させる場合は英語のテキストのみにすることをおすすめします。

|【生活編】コレは便利!ChatGPTの面白い使い方5選

ここまで、主にビジネスシーンでのChatGPTの面白い使い方を紹介してきました。

しかし、ChatGPTは仕事でなくても十分に使えます。

生活のちょっとした場面でも使えるので、以下の使い方を参考に自分なりの使い方を考案してみましょう!

①今日の献立を考えてもらう

1つ目の使い方は、今日の献立を考えてもらうことです。

例えば、「今夜の夕食に何を作ろうかな」と思ったときに、ChatGPTに「今日の献立を提案して」と頼むだけです。

すると、手持ちの食材や好みの料理ジャンルを考慮して、いくつかの料理提案をしてくれます。

ChatGPTの解答例としては「鶏胸肉を使った和風チキンソテー、脇役には小松菜のガーリックソテー、そしてデザートにはさっぱりとしたヨーグルトムースをどうですか?」といった具体的な献立を提案してくれます。

もちろん、レシピや作り方なども聞けば料理に慣れていない方でも簡単に料理が作れるようになるのです。

これにより、何を作るかで悩む時間を省き、手軽にバラエティ豊かな食事を楽しむことができます。

②旅行の計画を立ててもらう

2つ目の使い方は、旅行の計画を立ててもらうことです。

例えば、「この夏に北海道旅行を計画しているけれど、どこを回ればいいかわからない」という時に、ChatGPTに「北海道での旅行計画を立ててください」と頼みます。

具体的な日程、興味のあるアクティビティや観光スポットの好みを伝えると、ChatGPTはその情報をもとに、実行可能な旅行計画を提案してくれます。

すると、ChatGPTからは「札幌での美食探訪、小樽の歴史的建造物の散策、富良野でのラベンダー畑訪問」といった日程案が提案されます。

また、移動方法や宿泊オプションについてもアドバイスがもらえるため、計画段階から旅行の詳細が具体的にイメージできるようになるのも便利なところ。

これにより、事前の準備がスムーズに進み、より楽しい旅行体験ができるでしょう。

③英語を話してもらう

3つ目の使い方は、英語を話してもらうことです。

例えば、「英会話の練習をしたいけど、周りに話す相手がいない」という時に、ChatGPTに英語での会話練習を依頼します。

具体的には、「今日の天気について英語で話しましょう」といった具体的なトピックを提案すると良いでしょう。

すると、ChatGPTからは「Today’s weather is quite pleasant, with a gentle breeze and a clear sky. Perfect for an outdoor activity, don’t you think?」など、自然な英語のフレーズが返ってきます。

このやりとりを通じて、実際の英会話の流れを体験したり、新しい語彙や表現を学んだりすることが可能です。

ちなみに、カジュアルな表現やフォーマルな表現にも対応しているので、Twitterで外国人と話したい時などにも使っても良いでしょう。

④YouTube動画を要約してもらう

4つ目の使い方は、YouTube動画を要約してもらうことです。

例えば、「時間がなくて1時間ものの講演動画を全部見ることができない」という時に、その動画の主要なポイントや重要なメッセージをChatGPTに要約してもらうことができます。

あまり知られていませんが、YouTubeには文字起こし機能が備わっているので、要約してもらいたい動画の文字起こしテキストをコピペするだけです。

これだけで、時間を節約しつつ動画の内容を理解することができます。

また、「コピペするのも面倒臭い!」という人は「ChatGPT – ウェブサイトとYouTube動画の要約」のChrome拡張機能を利用すれば、瞬時に要約することも可能です。

⑤難しい取扱説明書を要約してもらう

5つ目の使い方は、難しい取扱説明書を要約してもらうことです。

買ったばかりの電子機器などには必ず取扱説明書がついていますが、「難しい内容ばかりでわからない!」と感じたことがある方も多いでしょう。

そんな時はChatGPTを使いましょう。

例えば、「新しく買ったスマートウォッチの取扱説明書が複雑で、どう設定するかさっぱりわからない」といった場合、その取扱説明書の主要な内容をChatGPTに入力して、「この取扱説明書の要約をしてください」と依頼します。

入力するといっても取扱説明書をスマホなどで撮影して、その画像を読み込ませれば大丈夫です。

すると、ChatGPTは「スマートウォッチのペアリングは、Bluetooth設定から行い、デバイス名を選択して接続します。

基本操作はタッチスクリーンを利用し、スワイプで機能を切り替えます。充電は専用の充電器を使用し、約2時間でフルチャージが完了します」といった形で、複雑な説明を簡潔に要約してくれます。

このようにして、必要な情報を手短に得ることができ、新しい機器の使用開始をスムーズに進めることができます。

| 【お遊び編】こんな使い方もあった!バズったChatGPTの面白い使い方10選

ChatGPTには、王道的に機能を活かした方法の他に、話題になったユーモラスな使用方法も多く存在します。

こちらでは、その中でも厳選した10通りの使い方をご紹介します。

①しりとりをする

しりとりの相手として勝負することができます。

しりとりを通じて、エラーや意外な回答も楽しむことができ、暇つぶしに最適です。

また、専門用語やクリエイティブな言葉を使ってChatGPTに挑戦するのもおもしろい要素の一つです。

しかし、しりとりのルールを完全に把握していない様子も見受けられるため、逆にその独自の回答が楽しめるとの見方もあります。

②オセロをする

オセロをテキスト形式でプレイできるボードゲームの相手として活用できます。

石を指定した位置に置くことはできますが、石を挟んでひっくり返す技術はまだ実現していないため、ChatGPTのルールに従って楽しむ必要があります。

AI相手のプレイであり、そのゲーム戦略は予測がつかないため、新たな戦術が求められます。

また、オセロができる簡単なアプリケーションも実現可能で、AIにルールや設定を任せつつ、面白みを持たせることができます。

③キャラクターになりきってもらう

ChatGPTでは、好きなアニメキャラクターになりきらせてロールプレイングすることもできます。

アニメファンの方なら誰もが一度は「あのキャラクターと会話してみたい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。

例えば、おじゃる丸になりきらせて会話すると「〜でごじゃる」など、それらしい語尾を使った答えが返ってきます。

設定を凝ればもっと正確な返答もしてくれるので、ぜひ一度お試しください。

④宿題を任せる

数学の課題や英文の理解において、解答や手順の説明を提供する強力なツールとして活用できます。

ただし、完璧ではないため、単に宿題を任せるのではなく、共に問題を考えて解決策を導き出すことで効果的な学習が可能です。

また、一風変わったアプローチとして、ChatGPTを3Dプリンターにリンクさせ、宿題の一部を自動化する人々も登場しています。

ただし、これは現在かなり物議を醸し出している使い方で、アメリカなどではChatGPTの教育利用を禁止する法案などもでき始めています。

そのため、あくまでもサポートとして使うようにしましょう。

⑤人生の相談相手になってもらう

ChatGPTを人生の相談相手として利用することもできます。

例えばChatGPTに「私は日雇い労働者なのですが、今後家族を作って幸せな生活を送りたいです。」と試しに質問してみました。

するとChatGPTから今後のキャリア構築の仕方や柔軟な働き方の立案、そして貯蓄の重要性からメンタルヘルスケアの方法まで多方面からアドバイスしてくれました。

さらに質問を具体的にすると、IT系のキャリアでのおすすめや実際の転職方法まで、多くのことを引き出すことが可能です。

昨今では誰かに相談できず、自分自身を追い詰めてしまって自殺につながる事例なども増えています。

AIには感情は無いので気持ちに寄り添うことはできませんが、より客観的かつ実践的なアドバイスをしてくれる点を考慮すると、無責任なアドバイスをする人に頼るよりかはよほど建設的かもしれません。

|【珍回答編】コレは笑う!TwitterでもバズったChatGPTの面白い使い方3選

ここからは番外編として、ChatGPTの珍回答集をみていきましょう。

序盤でも説明したようにChatGPTはまだ完全ではないため、プロンプト次第では妙な回答が返ってくることも多々あります。

以下に紹介する事例はTwitterでもバズった面白い使い方なので、クスッとしたい方はぜひ一度確認してみてください。

①語尾に「知らんけど」をつける

出典:https://x.com/kan5r/status/1598718553406197760?s=20

こちらの珍回答はChatGPTが流行り始めた時にバズった使い方です。

序盤ではそれっぽいことを回答してくれているのですが、最後に「知らんけど」をつけるだけで台無しになっています!

ちなみにこれ以降の回答にも全て「知らんけど」が最後に付け足されていて、信用する気が失せる事態になってしまったとのことです。

②「シャックリ」の止め方はルアーを巻くこと

出典:https://x.com/d_hazegawa/status/1653165054655868928?s=20

こちらは「鯊川さん」という方がツイートしたChatGPTの面白い使い方です。

ChatGPTに「シャックリ」の止め方を聞いたところ、どうやらシャックリを釣りの用語と勘違いしてしまったようです。

ChatGPTのトレーニングモデルは、英語でトレーニングされているのでこういった日本語の細かいニュアンスというのは伝わりづらいです。

「シャックリ」を「吃逆」と変換するだけで正しい返答が返ってくると思いますが、まだまだChatGPTは使いづらいと感じさせる珍回答でした。

③「一本締め」と「一丁締め」の違い

出典:https://x.com/tamo_DQ10/status/1646679053729165312?s=20

こちらは「ハックさん」という方がツイートしたChatGPTの面白い使い方です。

どうやら「一本締め」を「一気飲み」と勘違いしてしまっています…。

そしてなぜか一気飲みが神聖な儀式へと昇華しています…。

また、「一丁締め」が何やら訳のわからないブラック企業の朝礼のような感じで説明されています。

なぜ最後に「浅草!」と叫ぶ必要があるのでしょうか…。

このように、ChatGPTは米国が開発したAIなので日本の文化などには疎い場面も多く見受けられます。

ChatGPTを使う時は事実確認が重要であることを思い知らされる珍回答でした。

|まとめ:ChatGPTは様々な使い方ができる!

本記事では、非常に柔軟で多彩な使い方ができるChatGPTの面白い使い方について紹介しました。

ChatGPTはどんどんアップグレードが進んでいて、ChatGPT用のプラグインも多く開発されています。

本記事で紹介したように、実用的な使い方もできれば珍回答もしてしまうChatGPTですが、開発が進めばさらに精度は高まっていくでしょう。

今後もAI技術の進歩と共に、ChatGPTの応用範囲はますます広がり、新たな面白い使い方が生まれることに期待しましょう。