2016年頃から始まったVR元年から既に8年が経過し、現在ではVR(Virtual Reality)という言葉を耳にすることも多くなってきました。

2023年10月には、大衆向けの最新VRヘッドセット「Meta Quest 3」が発売されたこともあり、2024年はVRがさらに注目されることになるのは言うまでもありません。

ゲーム業界のみならず、様々な業界でもVRを活用する事例は増えてきており、今後はVRを自社ビジネスに導入するのがトレンドになってくるでしょう。

しかし、VR動画コンテンツを作成するのは簡単なことではありません。そのため、

「VR動画制作を専門の会社に依頼したい」

「費用はどれくらいなのか?」

このようなお悩みを抱えている担当者も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、VR動画の制作会社を18社ピックアップ。

2024年の最新の情報をもとに、おすすめのVR動画制作会社をご紹介します。

各社の強みや特徴などもわかりやすくまとめているので、ぜひ比較検討の際にお役立てください。

目次

|VRとは?

VR(Virtual Reality)とは、コンピュータ技術を使って作られた仮想空間に身を置くことができる技術や体験のことを指します。

日本語では「仮想現実」と呼ばれることが一般的です。

VRヘッドセットと呼ばれる装置を装着し、視覚や聴覚などを刺激して、メタバースなどの仮想空間をまるで現実の世界にいるかのような感覚を体験することができます。

ゲームやエンターテイメントの分野でよく活用されますが、教育や医療、訓練などの分野でも活用されています。

一方で、いわゆる「VR酔い」という問題点も抱えており、現状では長時間の使用はお勧めできません。

また、VRデバイスは一般消費者にとっては手の届きにくい価格帯のものがまだまだ多く、2022年時点では日本での普及率は約3%に留まっています。

そのため、まだまだ発展途上の技術であることは間違いありません。

さらに詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。

今更聞けない「VR」って一体何?間違えやすい技術やその活用シーンについて解説します!
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|VR動画の制作を専門会社に依頼するメリット3つ

VR動画というのは、従来の動画のようにカメラでただ撮影するだけでは制作できません。

VR動画では「没入感」をどう演出するかが鍵になってくるので、専門的な知識を持っていない方はどこから始めればよいか迷ってしまうでしょう。

そのため、リソースを重視するためにも、専門の制作会社に依頼するのがおすすめです。

以下では、VR動画の制作を専門会社に依頼するメリットを3つ、簡単にご紹介します。

①専門人材や技術力が無くてもVRでビジネスを加速できる

1つ目のメリットは、専門人材や技術力が無くてもVRでビジネスを加速できるという点です。

現在の日本ではIT人材の不足がかなり深刻化しており、2025年までに「約43万人」が不足するといわれています。

この問題は「2025年の崖」ともいわれており、日本のビジネスにおいて最も懸念すべき点の一つです。

そのため、多くの企業ではITに関する人材が不足しており、ましてやVRを専門とした人材を擁する企業の方が稀と言えるでしょう。

しかし、VR動画を制作会社に依頼することでこの問題をクリアできます。

制作会社なら、最新のVR技術を駆使したコンテンツ制作に必要な知識と経験を持った専門人材をすでに擁しています。

つまり、高度な技術力や専門知識がなくても、制作会社に依頼することで、質の高いVRコンテンツを速やかに提供できるのです。

このように、VR動画の制作を専門の会社に依頼することで、IT人材の不足という大きな壁を越え、効率的かつ迅速にビジネスを拡大できる機会を得ることができます。

②コストパフォーマンスが高い

2つ目のメリットは、コストパフォーマンスが非常に高いという点です。

一般的にVR動画の制作にかかる費用は、高度な技術と専門的な機材が必要なため、自社で一から始めるとかなり高額になりがちです。

例えば、VR動画を制作するためには、3Dモデリングソフトウェア、VRカメラ、編集ソフトウェアなどの専門的な機材やソフトウェアが必要です。

加えて、これらを扱うことができる専門のスタッフの採用や研修にも多大なコストがかかります。

しかし、専門の制作会社に依頼することで、これらの初期投資を抑えることが可能です。

制作会社は既に最先端の機材やソフトウェアを揃えており、VRコンテンツ制作に必要な専門知識を持つスタッフもそろっています。

そのため、企業は高額な機材の購入やスタッフの研修にかかる費用を節約でき、制作会社のノウハウを活用することで、効率的に高品質なVR動画を制作することが可能になります。

③マーケティング効果を最大限に活用できる

3つ目のメリットは、マーケティング効果を最大限に活用できるという点です。

そもそも、VR動画をビジネスに取り入れる主な目的は、ターゲット層に効果的にリーチすることが可能になるからです。

VR動画は、ユーザーに没入感のある体験を提供することができ、従来のビデオコンテンツや写真よりも、ずっと記憶に残りやすくなります。

今までにないユニークな体験を通じて、商品やサービスに対する強い印象を残すことが、VRをマーケティングツールとして使用する大きな利点です。

専門の制作会社にVR動画の制作を依頼すると、ただ単に魅力的なVRコンテンツを制作するだけでなく、そのコンテンツをマーケティング戦略にどのように組み込むかについても専門的なアドバイスを受けることができます。

多くのVR動画制作会社は、VRコンテンツの制作だけでなく、それを利用したマーケティングキャンペーンの実施経験も豊富に持っています。

つまり、ターゲットとする顧客層に最も効果的にリーチするための戦略立案から、実際のコンテンツ制作、配信方法の選定まで、一連のプロセスをサポートしてくれるのです。

このように、専門の制作会社によるサポートを受けることで、VR動画のマーケティング効果を最大限に引き出すことができるのです。

|VR動画の制作を依頼するポイント

このように、VR動画を専門の制作会社に依頼することで多くのメリットを享受できますが、制作会社各社はそれぞれ独自の強みを持っており、選定するのは非常に難しいです。

そこで以下では、VR動画を制作会社に依頼する際に気をつけるべきポイントをいくつか解説します。

過去の制作実績が自社のニーズに合致しているか

まず最初に、仕事を依頼する制作会社が過去にどのような実績を築いているかを確認しておきましょう。

自社が求めているコンテンツをどの程度忠実に制作してくれるかは、その制作会社の過去の実績を見ればおおよそのイメージがつきます。

ほとんどの企業は自社の過去の実績を載せており、それに関する事例もいくつか記載しているので、どういったジャンルの制作に秀でているかは明瞭です。

例えば、会社によっては教育系のVRコンテンツを多く制作していたり、もしくはメタバース事業を専門で行っている会社もあるので、自社のニーズに応じて仕事を依頼する制作会社を決めましょう。

制作目的に沿っているか

全てのVRコンテンツは何かしらの目的に応じて作られていますが、目的が明確でないと制作過程でコストやコミュニケーションに無駄が生じてしまいます。

基本的に、制作会社とコミュニケーションする際に制作目的は自然とブラッシュアップされていきますが、やはりあらかじめ目的を明確にしておいたほうがより効率的な依頼につながります。

制作目的は、コンテンツの設計や開発に大きな影響を与えるので、明確にすることでターゲットへ効率的にリーチすることが可能になります。

どのようなターゲットに対してコンテンツを提供するのか、そのニーズや要求は何なのかを把握するよう心がけましょう。

費用対効果は最適か

VRコンテンツを作る際には、費用対効果は非常に重要な要素です。

これは、制作予算やリソースの効果的な活用、および最終的な成果物の品質に直結します。

しかし、ただ高い費用をかければ良いというわけではありません。

支払った費用が最終的な成果物の品質やマーケティング効果に見合っているかを見極める必要があります。

以下の表を参考にして、費用対効果を最適化しましょう。

 詳細
明確な目標の設定制作するVR動画の目的と期待する効果をはっきりさせます。これで、予算と要求を適切に管理できます。
提案内容の比較複数の会社の提案を比べて、価格だけでなく品質やサービスも考慮して最適な選択をします。
綿密な契約書の確認費用、追加料金の有無、品質、納期などの契約条件をしっかり理解し、質問があれば事前に確認します。
ROI(投資収益率)の見積もり投資に対する収益やブランド認知度の向上を事前に評価し、投資価値を判断します。

|【2024最新】日本のVR動画の制作会社18選

VR動画を専門の制作会社に依頼するメリットとポイントについてはご理解頂けたでしょうか。

ここからは、本題のVR動画の制作会社をご紹介します。

以下では、日本国内のVR動画の制作会社の中で高い実績を持つ企業を18社ピックアップしてその特徴や制作実績を詳しくみていきましょう。

1.株式会社シンボシ|360度VR動画で多数の実績

出典:https://www.simbosi.co.jp/

株式会社シンボシは、2012年7月2日に設立された東京都渋谷区に本社を置く企業です。

主に映像企画・制作、360度VR動画の企画・撮影・制作、VRコンテンツの企画・撮影・制作、スマートフォンアプリ開発、ウェブサイト企画・制作、グラフィックデザイン企画・制作、Webマーケティング支援などの事業を展開しています。

特に360度VR動画の制作実績が多いので、ストリートビューなどの実世界系のVR動画を導入したいのならぜひ検討してみてください。

<主なVR動画制作実績>

  • イオンモール福岡「三重県フェア」のバーチャル観光VR動画
  • 八景島シーパラダイスの「バリアフリー旅行」体験VR動画
  • 株式会社ベストメディアの「立体音響」360度VR動画
  • 株式会社アマナイメージズとの360度VRコンテンツ提供パートナー契約
  • VIRTUAL GATEへの360度VR動画配信
  • Lonely Planetプロモーション映像への360度VR動画提供

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は、公式HPからご相談ください。

2.株式会社積木製作|建設業界向けの安全VRトレーニング

出典:https://tsumikiseisaku.com/safetyvr/

株式会社積木製作は、VR技術を活用して、実際に起こり得る危険なシチュエーションを再現し、それを体験することで安全教育を行うサービスを提供しています。

同社が提供しているVRサービスは、「安全体感VRトレーニング」というサービス名で、建設現場や工場内での作業、鉄道整備など、さまざまな業界で発生する可能性のある危険をVRで体験することが可能です。

これにより、安全意識の向上と事故防止に直結する教育が可能となります。

導入実績としては、三機工業株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、川崎重工業株式会社、清水建設株式会社など、多数の大手企業がこのVRトレーニングを導入済みです。

導入後は、従業員の安全教育を強化し、実際の作業現場での事故や災害のリスクを減らすことに成功しています。

サービス費用は、提供されるトレーニングの内容やシナリオの複雑さ、導入する企業のニーズによって費用は異なります。

具体的な価格帯としては、1つの動画につき50万円程度が相場です。

ただし、サブスクリプション型やレンタル型でもサービスは利用可能なので、公式HPから資料を実際にダウンロードしてください。

3.面白法人カヤック|KDDIの「αU metaverse」を監修

出典:https://www.kayac.com/

面白法人カヤックは1998年に設立された企業で、創立者の貝畑政徳氏、柳澤大輔氏、久場智喜氏の3人の名前(Ka, Ya, C)から命名されました。

カヤックは「つくる人を増やす」という経営理念のもと、固定概念にとらわれない発想力・企画力と技術力を強みに、ゲームアプリや広告、Webサイト制作などを手掛けています。

KDDIが手がける大型メタバース「αU metaverse」も監修しており、VR業界の中では非常に注目の企業の一つです。

<主なVR動画制作実績>

  • ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition(SONY VR)
  • ReoNa スペシャルミニライブ「EX-“LIVE”CHRONICLE」(SONY VR)
  • Guardian of The Earth VR(アース製薬株式会社 VR)
  • ソードアート・オンライン Synthesis -The Period of Alicization Project-(SONY VR)
  • NISSAN Invisible to Visible~未来の自動運転~(日産自動車株式会社 VR)
  • VR動画「ジェネリッQ~工場で6つの秘密を探せ~」(沢井製薬株式会社 VR)
  • 三浦大知「片隅」SPECIAL MUSIC VIDEO(avex VR)
  • メゾン22/7 ~私たちと一緒に見よう!VRコメンタリー~(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント VR)
  • ソニー・ミュージックエンタテインメント「ダミヘになれるVR」(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント VR)
  • 描かれなかった風景を体感できる絵画体験 AIT(日本経済新聞社 VR)

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

4.株式会社シネマレイ|ビジネス向けのメタバースに特化

出典:https://www.cinemaray.co.jp/

株式会社シネマレイは、2006年に設立された名古屋に本社を持つクリエイティブファクトリーです。

映像制作、CGデザイン、アプリ開発(iOS/Android等)、WEB制作、XR(VR/MR/AR)など幅広いサービスを提供し、革新的なビジュアルコミュニケーション手法を通じて「感動」を与えています。

<主なVR動画制作実績>

  • 旧吹屋小学校 日本遺産紹介XRコンテンツ – 岡山県指定重要文化財の体感型コンテンツ。
  • 飲料水充填機バーチャルショールーム – プロパックチャイナ2019での展示。
  • ステアリング制御機構の運転体感機 – 東京モーターショウ2017での技術体感訴求コンテンツ。
  • 新築マンション販促用VRシミュレーター – HTC-VIVEを活用した販促用VRシミュレーター。
  • バーチャルショールームセンシングカタログアプリ制作 – JIMTOF2016での展示。
  • 住宅展示場向け モデルルーム360度インフォメーションアプリ – Oculus Rift DK2を使用したプロモーション用アプリ。
  • 大型マルチビジョン用動物AR – ドコモラウンジでの3DCG AR制作。
  • 学習用AR クイズラリーコンテンツ制作 – さいたま市新クリーンセンター内でのクイズラリーコンテンツ。
  • イベント用VRコンテンツ – 大手釣り具メーカー合同イベントでのOculus-Rift用コンテンツ制作。
  • 住宅メーカー 3DCG バーチャル体験システム – Oculus-Rift用コンテンツとして制作。

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

5.株式会社360Channel|Webサイト感覚の独自メタバースを提供

出典:https://corp.360ch.tv/

株式会社360Channel(サンロクマルチャンネル)は、2015年11月2日に設立された会社で、かつて一世を風靡したソーシャルゲーム「白猫プロジェクト」で有名なコロプラの子会社です。

また、年間500本以上のVRコンテンツ制作・配信を行う国内最大規模のVRベンチャー企業としても知られています。

360Channelが運営する「VR PARTNERS」という事業部では、VR映像の企画から撮影・編集、配信、マーケティングプロモーション、効果測定までをワンストップで依頼することが可能です。

<主なVR動画制作実績>

  • ANA機体工場見学(全日本空輸様): 機体の全体図をCGで表示し、案内人からの解説付きで紹介。
  • 茨城県のリゾート地周遊VR(茨城県様): 8K VR撮影で、主観視点と俯瞰視点を使い分けたリゾート地の周遊体験。
  • 刀剣VR(岡山県瀬戸内市様): 刀剣制作の職人目線でのバーチャル体験。
  • Experience SHINGEN〜為せば成る〜(甲府市様): 時代劇風VR映画で、少女が時空を超え戦国時代へタイムスリップ。
  • Experience the KOEN® VR(日本全薬工業株式会社様): 「塩」の目線を体験し、商品理解を深めるコンテンツ。
  • Make One Leather タンナーズVR(一般社団法人 日本タンナーズ協会様): 動物の皮が革素材になる工程のVR映像化。
  • 感覚過敏の疑似体験 VR(富士通株式会社様): 発達障がいの特徴である感覚過敏を疑似体験するコンテンツ。

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

6.ネストビジュアル株式会社|既存のVRプラットフォームも活用可能

出典:https://www.nest-vis.com/

ネストビジュアル株式会社は、映像コンテンツとテクノロジーの融合による高品質な映像表現を目指し、XR(VR/AR/MR)、インタラクティブシステム、プロジェクションマッピングなどのデジタルコンテンツの開発、制作に関わる企業です。

受託案件だけでなく、オリジナル開発されたアプリやコンテンツの開発にも力を入れており、日本国内だけでなくアジアや世界へ向けたコンテンツを開発しています。

<主なVR動画制作実績>

  • 関西電力株式会社<黒部川電気記念館>:没入型コンテンツとインタラクティブなクイズ。
  • Digital×北斎 特別展「大鳳凰図転生物語」:岩松院にある北斎の「鳳凰図」を題材にした3Dダイブシアター。
  • お江戸メタバース:日本独自の「お江戸メタバース」を開発。
  • いばらきスポーツ&アートナイト:幅80mのLEDモニターで上映されたクリスマスコンテンツ。
  • てきと〜な鉄道展:横浜の「アソビル」で開催された展示会。
  • マジックリープMRで体験するホログラフィックモデルルーム:マジックリープMRを使用したバーチャルモデルルーム体験。

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

7.株式会社セカンド・サイド|“伝える”ことに特化したVRコンテンツ

出典:https://www.2ndside.co.jp/

株式会社セカンド・サイドは、1991年3月26日に設立された、東京都世田谷区に本社を置く企業です。

プライバシーマークを2014年に取得しており、企画、ディレクション、シナリオ作成、キャッチコピー、サービス開発、ブランディング、UI・UX設計、WEBサイトデザイン、アプリデザイン、グラフィックデザインなど、多岐にわたるクリエイティブサービスを提供しています。

<主なVR動画制作実績>

  • 大手建設関係会社向け事業紹介AR
  • ガス機器メンテ基本作業VR(東京ガス株式会社向け)
  • 作業安全VR(東京ガス株式会社向け)
  • 動いて学べる!安全教育VR(第2弾)(東京ガス株式会社向け)
  • 安全教育VR(東京ガス株式会社向け)
  • 職員にむけたマナー教育VR(学習塾向け)

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

8.株式会社unimoto|2200本を超える確かな実績

出典:https://unimoto.jp/

株式会社unimoto(ユニモト)は、1986年に設立された老舗の映像制作会社です。

近年では、VRや360度動画に関する制作にも力を入れており、制作実績は2200本以上にも達します。

創業時から培ってきた確かな撮影技術をもとに、短編動画から長編動画を非常に低価格で依頼可能です。

<主なVR動画制作実績>

  • 餃子の雪松 様:1分動画、購入方法の案内
  • Pizzeria e trattoria Da Isa 様:3分動画、店舗紹介
  • CEO倶楽部 様:1分動画、会員制経営者クラブ入会案内
  • Live Duo株式会社 様:1分動画、アプリ紹介
  • Pizzeria e trattoria Da Isa 様:1分動画、店舗紹介

料金体系は最も安価なライトプランが20〜35万円、スタンダードプランで50〜80万円、それ以上のプランだと100万円以上となります。

ただし、目的に応じて柔軟に調整することも可能なので、公式サイトから詳細をご確認ください。

9.株式会社ジョリーグッド|医療福祉分野に特化したメタバース

出典:https://jollygood.co.jp/

株式会社ジョリーグッドは、VR、AR、MRなどの先端技術を活用して、医療、教育、そして企業向けトレーニングプログラムを提供する企業です。

中でも医療関連向けのVRサービスには力を入れており、同社の提供する医療福祉VRプラットフォーム「JOLLY GOOD+」は国内の大手医療企業や大学などで既に導入が進んでいます。

<主なVR動画制作実績>

  • 医療スタッフ向け教育VRコンテンツ:医療現場でのスキル向上や知識習得を目的とした教育用VR動画。
  • 患者向けリハビリ治療VRコンテンツ:リハビリテーションプログラムをVRで提供し、患者の治療効果を高める。
  • 障害者・精神疾患患者向け社会復帰トレーニングVRコンテンツ:社会復帰を目指す人々のためのスキルトレーニングや社会適応能力向上をサポート。
  • 「FACEDUO(フェイスデュオ)」:大塚製薬との共同事業で開発された、統合失調症患者向けソーシャルスキルトレーニングプログラム。
  • 「VR OITA」:OBS大分放送と共同で提供開始したVR360°動画サービス。地域の魅力をVRで体験。

参考までに「JOLLY GOOD+」の料金プランは、VRデバイスの同時接続数によって変わり、ライトプランで約11万円、スタンダードプランで22万円、プロフェッショナルプランで約44万円です。

ただし、その他のVR関連サービスの料金は相談制になっているので、公式サイトからご相談ください。

10.株式会社DMMアイデアクラウド|国内初の「メタバース専用パッケージ保険」で安心

出典:https://ideacloud.co.jp/

株式会社DMMアイデアクラウドは、WEB制作、アプリ開発、ソーシャルメディア戦略、デジタルサイネージ、VR、プロジェクションマッピングなど、PRやマーケティング領域における様々なサービスを提供している企業です。

2023年8月1日にDMM.com Groupに参画し、「株式会社DMMアイデアクラウド」に社名を変更しました。(※旧称は株式会社アイデアクラウド)

IT大手のDMMの傘下になったことにより、安定した運用基盤を整え、さらに信頼できるサービスを提供しています。

<主なVR関連サービス一覧>

  • 防災VR/ARサービス:仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用した体験型の防災訓練。
  • オンライン展示会場の制作:3D、2D、MOVIEを利用したオンライン展示会場の制作サービス。
  • 先端事業開発:AR、VR、MR(Mixed Reality)、AI(人工知能)を利用した先端事業開発。
  • 統合ARサービス「ARSYNC」:自社で開発した統合ARサービス。
  • VTuber運用・配信アプリ「VTrack」:VTuber(バーチャルユーチューバー)の開発や運用をサポートするアプリ。
  • VTuber開発・運用プロデュース:VTuberの開発から運用までをトータルでプロデュースするサービス。
  • Webサイト制作・運用・企画:企業のWebサイトの制作や運用、企画を行うサービス。

なお、各サービスの料金は完全相談制となっているため、公式HPよりご相談ください。

11.株式会社ハシラス|1000人以上同時参加の「めちゃバース」で有名

出典:https://hashilus.co.jp/

株式会社ハシラスは、脳と五感を騙すテクニックを用いて様々なVR関連サービスを提供する企業です。

ビジネス向けのメタバースプラットフォームからコンサルティングまで幅広い事業を手がけています。

中でも「めちゃバース」というメタバースプラットフォームは業界内でも高い評価を受けており、多くのVRイベントがめちゃバースで開催されています。

<主なVR関連サービス>

  • 「バーチャル渋谷」プロジェクト:渋谷区と連携してリアルな渋谷をメタバース空間に再現。
  • J.LEAGUEバーチャルスタジアム:Jリーグの試合をバーチャル空間で観戦できるプロジェクト。
  • 企業向けメタバースサービス:ブランディングやプロモーション活動をサポートするメタバースサービス提供。

めちゃバースの料金プランはサポートプランとスタンダードプランの2種類です。

サポートプランでは同時接続数によって値段が変わり、約20万円〜30万円の利用料金になります。

スタンダードプランは完全相談制になっているので、詳細は公式HPよりご確認ください。

12.アクチュアル株式会社|”デザイン力”を駆使した360度動画制作に強み

出典:https://www.actu-al.co/

アクチュアル株式会社(ACTUAL Inc.)は、360度映像技術を活用して、文化、建築、工芸、自動車業界、さらには食品技術の様々な分野でVRプロジェクトを手掛ける企業です。

従業員数は10名と少数ながら、ほぼ全員がデザイン関連の輝かしい経歴を持っており、”デザイン力”に関して突出している精鋭集団と言えるでしょう。

<主なVR動画制作実績>

  • 川崎医療福祉大学 遠泳実習VR:遠泳実習前の学生向けに、VRを使用して遠泳の体験を提供し、事故防止と準備を支援。
  • 神戸マツダ 360度VR試乗体験コンテンツ:マツダの車を運転者視点で体験できる360度VR試乗体験を提供。
  • けいはんなフードテック・バレー VR:建設予定のフードテック関連の研究拠点を3DCGと360°映像でシミュレーションし、プロジェクトのビジョンを紹介。
  • 無為堂VR – 児島虎次郎アーカイブ:西洋画家・児島虎次郎のアトリエと彼の功績をVRドキュメンタリーで紹介。
  • ASAHIYAKI × FUKEI:伝統工芸・朝日焼の制作過程を360°映像で記録し、工芸品の新しいデジタルコミュニケーションを探求。
  • 日本製鉄 UMIMORI プロジェクト:鉄鋼スラグを利用した藻場再生プロジェクトの15年間の研究を360°映像のドキュメンタリーで紹介。

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

13.カディンチェ株式会社|VRヘッドマウントディスプレイ製品を多数出展

出典:https://www.kadinche.com/

カディンチェ株式会社は、2008年8月8日に設立された日本の企業で、エンジニアリングを通じて社会的価値を生み出すことに特化したXRの受託開発に取り組む企業です。

具体的には、XR Metaverse Systemの開発、3D CGによるVRメタバースの構築、アバターを使用したユーザー間のインタラクションを可能にするサービス開発など、幅広いソリューションを提供しています。

また、代表取締役の青木崇行氏は、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程を修了し、ソニーでの勤務を経て、慶應義塾大学大学院で博士課程の単位を取得した後に博士号を取得するなど、輝かしい経歴を持つ人物です。

<主なVR動画制作実績>

  • 医師向けHIV通知トレーニングVR診察室アプリ:第37回日本エイズ学会学術集会・総会で使用されたVRアプリ。
  • 代官山メタバーススタジオのバーチャルプロダクション用LEDウォール運用:現実世界の空間をデジタルコンテンツとして再構築するスタジオ。
  • META歌舞伎: Genji Memoriesの制作:歌舞伎史上初のバーチャルとリアルが融合する仮想空間での歌舞伎公演。代官山メタバーススタジオオープン記念作品として配信。
  • 「ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition」の基盤技術開発:VRイベントの基盤技術開発、ソニーグループ株式会社と共同で実施。
  • 「VRデビルマン展〜悪魔の心、人間の心〜」の基盤機能開発:仮想空間エキシビション・プラットフォーム「VU (ヴュー) Virtual Utopia」の開発。

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

14.株式会社アイエンター|XRでDXを推進

出典:https://www.i-enter.co.jp/

株式会社アイエンターは、ITコンサルティング、システム開発、ウェブサイト制作、インフラ構築などの幅広いITサービスを提供する日本の企業です。

業務系XR開発において豊富な実績を持ち、3DCGモデル制作にも対応しています。IT技術を活用して様々な業種・業態のDX推進に取り組み、ワンストップで最適なXRソリューションを提供しています。

<主なVR開発実績>

  • カーリングアプリ:アルゴグラフィックス北見カーリングホールを再現したカーリング疑似体験アプリ。
  • 作業時間計測アプリ:メーカー向け作業時間計測アプリ、Leap Motionを使用した手の動き認識。
  • 内視鏡アプリ:医療メーカー向け展示会用内視鏡アプリ、大腸のVR内視。
  • 施設内覧アプリ:学生向けアイエンター社内360度施設内覧アプリ。
  • 生産ラインの状況可視化アプリ:生産ライン3Dモデル化と状況可視化アプリ。
  • メタバース型オンライン展示会:Mozilla Hubsを使用したメタバース型オンライン展示会開発。

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

15.株式会社キャパ|製造・建築分野に多数の実績

出典:https://www.capa.co.jp/

株式会社キャパは、製造業・建設業を中心としたCADアプリケーション・設計部門アプリケーションの受託開発を行っている会社です。

40年以上のCAD開発の確かな実績をもとに、デジタルツインを活用したVR/ARソリューションも展開しています。

ゲームエンジンとして知られる「Unity」を産業用に利用し、製造業・建設業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。

<主なVR関連サービスの制作実績>

  • 看護教育用アプリ:仮想空間上で病室を再現し、看護学部生向けに看護学教育のサポートを提供するアプリの開発。
  • 重機操作トレーニング:農業機械操作のトレーニングを目的としたVRアプリの開発。
  • 工場内ウォークスルーアプリ:Navisworksで作成した工場モデル内を仮想空間上でウォークスルーできるアプリの開発。

コンサルティングを含めた無料相談会も実施しているので、公式HPからご確認ください。

16.株式会社フロンティアチャンネル|ライブ配信系VRで300社以上の実績

出典:https://frontierchannel.jp/

株式会社フロンティアチャンネルは、ライブ配信を中心としたVRサービスを展開する企業です。

フロンティアチャンネルのVRサービスは、特にエンターテイメント業界でのライブイベントやコンサート、カルチャーイベントなどにおいて、参加者に没入感の高い体験を提供するのが特徴です。

ライブ配信系では大手中小を問わず300社以上の幅広い制作実績を持っているので、ライブコマースなどに興味があるならぜひ相談したい会社と言えるでしょう。

<主な制作実績>

  • 株式会社ニジボックス:大型デザインカンファレンス「UI UX Camp! – presented by Business&Creative」のオンライン開催サポート
  • 狩野英孝【公式チャンネル】:「EIKO!GO!! 25時間生配信」のYouTube配信オペレーター、配信サポート
  • 東京都:「高校生のための水素エネルギー教室~基礎から応用まで~応用編」の配信ディレクター、音声、スイッチャー、ZOOMオペレータ
  • アプリ運営会社:某アイドルファンイベントの配信ディレクター、スイッチャー、ZOOMオペレータ
  • AbemaTV:「恋する週末ホームステイ【公式】YouTubeライブで生発表!リベンジメンバーは誰だ!?」のYOUTUBE配信オペレーター、スイッチャー
  • SMAジャパン株式会社:「PVEXPO イノベーションウェビナー」の撮影、配信ディレクション、Zoom、Youtubeオペレーション、音声、動画・スライド操作

料金プランは4種類あり、最も安価なライトプランで7万円〜、大型イベント向けのプレミアムプランでは25万円〜と、幅広い選択肢の中から選べます。

詳細は、公式HPからご確認ください。

17.株式会社リプロネクスト ​|VR/AR/MRコンテンツをワンストップで提供

出典:https://lipronext.com/

株式会社リプロネクストは、2017年2月に設立された新潟県新潟市に本社を構える企業で、メタバース開発、VR(バーチャルリアリティ)、AR(拡張現実)、MR(混合現実)コンテンツの制作、オリジナルVRゴーグル制作、Webマーケティング事業などを展開している企業です。

同社のサービスは、視覚的にイメージを共有しやすく、業務効率化に役立つだけでなく、印象的な広報ツールとしてプロモーションや集客にも活用できるXRコンテンツを提供しています。

例えば、MRコンテンツを用いて、空間・店舗での体験に付加価値をつけ、現実とデジタルが融合した非日常空間へアクセス可能にするなど、集客向けの新感覚コンテンツの制作をサポートしています。

<主なVR動画制作実績>

  • 徳島大学様 – VRキャンパスツアー
  • 株式会社アステックペイント様 – 安全大会向けVR動画コンテンツ
  • 株式会社興和様 – 安全研修ナビ(VR動画ver.)
  • 大阪府河内長野市様 – バーチャルカンパニーツアー制作
  • 長岡市デジタル推進ラボ様 – 越後与板打刃物 技術習得XRコンテンツ
  • 株式会社興和様 – 安全研修ナビ(バーチャルツアーver.)
  • 東京都建設局様 – 河川施設 360°バーチャルツアー制作
  • 東京エールワークス様 – バーチャル・ブリュワリーツアー制作

なお、料金については完全相談制になっているので、依頼する場合は公式HPからご相談ください。

18.monoAI Technology株式会社|数万人規模のVRイベントも可能な「XR CLOUD」

monoAI technology(モノアイテクノロジー)株式会社は、自社開発した最先端のメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を提供する注目のメタバース企業です。

<XR CLOUDの特徴>

  • 自社開発した大規模5G通信ゲームエンジン「モノビットエンジン」を搭載
  • 数万人規模の同時接続でもラグが少ない
  • イベントの内容に応じてメタバースを自由にカスタマイズ
  • PC・スマホ・Webブラウザ全ての端末から接続可能(マルチデバイス対応)

同社はメタバース領域における急成長企業で、2022年12月20日に上場を果たし、翌年1月には東証グロース市場で売買代金約95億円を達成。

同市場で約560社中2位の成長率を記録しました。

現在リリースされている一般的なメタバースプラットフォームは、通常100〜1,000名以上の同時接続にもなると、サーバーに負荷がかかり過ぎてしまい大規模イベントを開催するのが難しい状況でした。

しかし、XR CLOUDであればそのような心配は無用です。

XR CLOUDは、独自開発した大規模5G通信ゲームエンジン「モノビットエンジン」を搭載し、数万人規模の同時接続にも容易に耐えることが可能です。

マルチデバイス対応なので一般消費者から企業まで、全てのユーザーをターゲティングできるのも嬉しいところ。

既に大企業から中小企業まで多くの導入実績もあり、信頼性においても十二分です。

「メタバースを自社ビジネスに導入したいけどやり方がわからない…。」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ以下リンクから一度ご相談ください。

XR CLOUDについて無料で相談してみる

|まとめ:VR動画を個人で制作するのは難しいので制作会社に依頼しよう!

当記事では、VR動画のメリットや制作を依頼する際のポイントとともに、2024年現在で注目のVR制作会社を18社ピックアップしました。

VR動画はユーザーが没入するものなので、ユーザーエクスペリエンス(UX)を重視し、使いやすさ、快適さ、双方向性などの要素を考慮することが重要です。

ユーザーがストレスなくコンテンツを体験できるようにするために、VRの具体的な制約や制作環境を理解し、適切な設計や開発を行う必要があります。

しかし、このような専門スキルを持ち合わせている人材がいない企業も多いかと思います。

その際はぜひ一度monoAI Technology(モノアイテクノロジー)に一度ご相談ください!

当社ではVR動画の制作にも精通している人材が多数在籍しているので、個々のニーズに沿ったご提案が可能です。

メタバースビジネスを牽引する当社のメソッドで、VRを活用した新たなビジネス展開を共に創りあげましょう。

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