毎年最新のゲーム情報を届けてくれる東京ゲームショウ。
実は、VR空間で体験できる東京ゲームショウが開催されているのをご存じでしょうか。
東京ゲームショウVRは、VRで楽しめる日本最大級のゲームイベントです。
さまざまな企業がブースを出し、楽しい仕掛けで来場者を楽しませてくれます。
この記事ではそんな東京ゲームショウVRにいついて、どのようなイベントなのか、最近行われた東京ゲームショウVR2023の様子を交えてご紹介します。
最後まで読めば東京ゲームショウVRを理解できて、参加してみたくなりますよ!
目次
|東京ゲームショウ VRとは
東京ゲームショウVRとは東京ゲームショウにて開かれる企画です。
VR空間内に企業ブースが出展され、新作ゲームが紹介されたり、イベントが開かれたりします。
毎年行われている日本最大規模のゲームイベント、東京ゲームショウに行ったことのある方は、ゲームショウの一部がVR化したところを想像するとイメージしやすいかもしれません。
2021年からスタートした新しい試みで、公式ページから専用のアプリをダウンロードすれば誰でも参加可能。世界各国から来場者が集まります。
そんな東京ゲームショウVRは、今年も開催されていて、2023年9月21日~2023年10月8日まで行われました。
今年はどんなイベントが行われたのか、様子を振り返ってみましょう。
|VR空間内にあるゲームショウ会場
東京ゲームショウVRの会場はVR空間の中にあり、来場者はアバターを使って会場を見て回ります。
ログインすると、好きなゲームジャンルやゲームとの関わり方など、簡単なアンケートに答えてイベント会場に入場できます。
そして階段を上って奥へすすむと、まるでテーマパークのような空間が目の前に広がります。
ワールド
東京ゲームショウVR2023の会場は「ゲームアイランド」と名づけられた空中に浮かぶ島がコンセプトです。
島は「FLINT PEAKS」「MYSTIC FOREST」「DESERT GARDEN」の3つのエリアに分かれており、カイト(凧)で島の間を移動します。
また、ゲームアイランドの中央には「GAME TREE THEATER」という巨大なスクリーンが設置されていて、さまざまなイベントが放送されました。
たとえば、
- 有名VTuberによる見どころ紹介
- 東京ゲームショウVRの開発者インタビュー
- ミニライブ
- 新作PVや特別映像
このような試みによって、東京ゲームショウVR2023は、ゲームを宣伝する会場でありながら、新しいVRSNSを体験しているような気分で楽しめる空間になっていました。
アバター
来場者が操作するアバターは、最初はシンプルな見た目でしたが、ゲームアイランド内で入手できるかわいい衣装に着せ替えることができました。
まら、テキストメッセージやボイスチャットで他の来場者とコミュニケーションをとることも可能で、さらに魔法を使うこともできて、ゲームを遊ぶように楽しめる工夫がされていました。
クエスト
会場には、来場者が参加できるクエストが用意されていました。
スタンプラリー形式のクエストで、各地に設定されているミッションをクリアすると衣装などの景品がもらえます。
たとえば、SQUARE ENIXのブースで、人気ゲームタイトル「ファイナルファンタジー」のキャラクターの写真をとると、ゲームの主人公をイメージした衣装がもらえました。
スタンプのコンプリートを目指せば、自然と会場全域を回ることになるので、楽しみながら効率的に、東京ゲームショウVR2023を体験できる仕組みになっていました。
|2023年の出展ブース
ここからは、出展ブースを以下の3つのエリアごとに分けて紹介していきます。
- FLINT PEAKS
- MYSTIC FOREST
- MYSTIC FOREST
各エリアの特徴とともに、どのような企業が参加したのか見ていきましょう。
FLINT PEAKSエリア
FLINT PEAKSは、巨大な岩山がそびえるエリアです。岩のような体を持つ職人気質の岩の民が住んでおり、クエストの出題などをしてくれます。
このエリアに出展していたブースは以下の通りです。
- スクウェア・エニックス
- コーエーテクモゲームス
- マジック:ザ・ギャザリング
- Polygonal Mind
- イマジナリーゲームスタジオ
- CharacterBank
- サビオス
- TheGamer
- ZONe エナジー
- HEBEL HAUS
- 明治安田生命
各ブースではゲームのPVを視聴できたり、ゲームの世界観を再現した建物などが設置されていたりします。
そして、このエリアで特に注目を集めていたのは、スクエア・エニックス。FFⅦのキャラクターたちはやはり人気ですね!
明治安田生命のブースでは、ウサギの見た目のアバター「うさりん」をゲット。ZONe エナジーのブースではZONe エナジーの缶ジュースアイテムがもらえました。
MYSTIC FORESTエリア
MYSTIC FORESTエリアは幻想的な森が広がるエリアです。このエリアには妖精のような見た目の森の民が住んでいます。動物と自然を愛する長寿な民族です。
このエリアに出展していたブースは以下の通りです。
- コナミ デジタルエンタテインメント
- カプコン
- GoRapid Studio
- Gugenka
- thatgamecompany Sky 星を紡ぐ子どもたち
- Monstercat
- テレビ朝日公式メタバース アイドルめたしっぷ
- Ruliweb
- HEBEL HAUS
- ZONe エナジー
このエリアで印象に残ったのは、巨大なドラゴンです。カプコンの「DRAGON’S DOGMAⅡ」に登場する、リアルなドラゴンの迫力が素晴らしかったです。
また、「Sky 星を紡ぐ子どもたち」のブースでは、石でできたゲートの向こう側が別の空間につながっている表現が面白く、明るく柔らかな演出に癒されました。
DESERT GARDENエリア
DESERT GARDENエリアは広大な砂漠をモチーフにしたエリアです。このエリアには商売上手でいたずら好きの砂の民が住んでいます。フェネックギツネのようなかわいい見た目の住人です。
このエリアに出展していたブースは以下の通りです。
- バンダイナムコ エンターテインメント
- セガ/アトラス
- シャングリラ・フロンティア
- ミラティブ
- Groove Fit Island!!
- 進撃の巨人 ワールドワイド・アフターパーティー
- Schell Games
- The Gost Howls
- Godot Engine
- HEBEL HAUS
- ZONe エナジー
このエリアでは、セガの新作「ソニック スーパースターズ」やバンダイナムコ エンターテインメントの「アイドルマスター シャイニーカラーズ」などの展示がされており、他にも各社さまざまな展示で楽しませてくれました。
|まとめ:東京ゲームショウVRでゲームの世界を楽しもう
東京ゲームショウVRは、VR空間の会場がゲーム化した画期的なイベントです。
今年で3年目になるこの催しは、年々レベルアップしており、よりリアルで楽しいゲーム体験ができるようになっています。
VR空間に、注目の最新のゲームが一堂に集まり、ゲームの世界観を実際に体験しながら楽しめるイベントはなかなかありません。
東京ゲームショウは2024年も開催が決定しており、来年の東京ゲームショウVRの開催も期待できます。今年参加できた方もできなかった方も、来年の開催を楽しみにして待ちましょう。