リモートワークの普及により、働き方やビジネス環境は一変しつつあります。

そんな中、注目を集めているのが、3Dメタバースを活用したバーチャルオフィス「Konpi(コンピ)」です。

これは、従来のオフィス環境を進化させ、グローバルなワークスペースを提供する画期的なプラットフォームです。

今回の記事では、このプラットフォームの特徴や活用シーン、料金などについて解説します。

働き方の変革を期待している方は、ぜひ参考にしてください。

|メタバースとは

メタバースは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、およびオンラインの仮想空間を統合した新しいデジタル世界の概念です。

現実世界と見分けがつかないほどリアルな世界を実現し、ユーザーは自分の分身であるアバターを使って、自由に行動することができます。

デジタルテクノロジーの進化によって現実と仮想空間が結びついた新たなデジタルフロンティアとして、エンターテインメント、コミュニケーション、ビジネス、教育、医療など、さまざまな分野で革新的な可能性を秘めています。

私たちの生活をより豊かで便利なものにしてくれる空間として、今後のさらなる発展に期待が寄せられています。

詳しくは、以下の過去記事も参考にしてみてくださいね!

【わかりやすく解説】メタバースとは?注目される理由やビジネス活用例を紹介
【わかりやすく解説】メタバースとは?注目される理由やビジネス活用例を紹介
メタバースなんて意味ないって本当?普及しない理由と将来の可能性
メタバースなんて意味ないって本当?普及しない理由と将来の可能性

|Konpiとは

出典:https://www.konpi.jp/

「Konpi」は、大阪府大阪市を拠点とするUtsubo株式会社が提供する革新的な法人向けプラットフォームです。

高品質な3Dバーチャルオフィス体験で、ユーザーのビジネスサポートを提供しています。

このプラットフォームは、Webベースで提供されているため、専用アプリのインストールやダウンロードは不要です。

ユーザーはどのデバイスからも、たった1クリックでメタバース空間にアクセスできるため、誰でも気軽に利用することができます。

ビジネスチームは地理的な制約を気にせず、リアルタイムで協力し、プロジェクトを推進できます。

これにより、ビジネスワールドに新たな次元をもたらすプラットフォームとなっています。

|Konpiの特徴

チームが正常に機能するために、「どこでも」「気軽に」参加できるよう、さまざまな課題を解決したのがこのプラットフォームです。

以下にその特徴を挙げていきます。

マルチデバイスに対応

「Konpi」は、多様なデバイスにシームレスに対応しています。

スマートフォン、デスクトップ、VRなど、どんなスマートデバイスからも、たった1クリックでメタバース空間にアクセスできる法人向けプラットフォームです。

これにより、ユーザーは自分の好みや状況に応じて、最も快適なデバイスを選んで利用でき、協力やコミュニケーションが円滑に行えます。

無駄な手続きや複雑な設定の必要がないため、新たなビジネスチャンスに繋がる可能性も広がります。

便利な機能が豊富に用意されている

複数のツールやファイルを行き来する手間を省き、資料やファイルの簡単な管理が可能です。

スプレッドシートやFigmaの作業画面をオフィス内のスクリーンに表示し、チームでコンテンツを共有し、リアルタイムで作業できます。

さらに、ホワイトボード、投票機能、画面共有などが実装され、コラボレーションがスムーズに行えます。

また、バーチャルオフィス内での作業により、チームの状況を一目で確認し、業務の進捗状況を把握することも可能です。

現実のコミュニケーションに近い形で使える

アバター同士が近づくだけで会話を開始でき、リアルなコミュニケーションを楽しめる特徴があります。

これにより、オフィスにいるかのような自然なコミュニケーションが可能となり、声をかけるタイミングを逃すことなく、効果的な共同作業が実現できます。

また、集中モードを使用することで、外部からの通知を遮断し、他のユーザーに自分が集中していることを伝えることも可能です。

さらに、感情や気持ちを表現するための絵文字やエモート機能も実装しています。

ポップなアバターにはトラッキング機能が搭載

最新のトラッキング機能を導入し、ユーザーの実際の顔の動きをアバターに反映することで、コミュニケーションをよりリアルに豊かにしています。

この新たな機能は、目、口、頭の動きをアバターにリアルタイムで同期させ、会話の中で感情や表情の変化を伝えることが可能です。

アバター同士のコミュニケーションが、より人間味あふれるものとなり、対話や共同作業がよりリアルでダイナミックになります。

|Konpiの活用シーン

具体的な活用シーンについては以下の通りです。

  • バーチャルオフィス
  • イベント開催
  • プロモーション利用

それぞれについて、次で詳しく説明していきましょう。

バーチャルオフィス

3Dバーチャルオフィスは、従来のオフィスの利点をリモートワークにもたらし、革新的なワークスタイルを実現するための新たなツールです。

これを活用することで、チームはこのプラットフォームを通じてシームレスにつながり、効果的なコラボレーションの機会を生み出します。

リモートワークにおけるコミュニケーション、協力、生産性の向上をサポートし、実際のオフィスと同じように活発な意見交換や会議が行えます。

ホワイトボード機能やプライベートルームなどを活用して、実践的なコラボレーションを実現し、チームの一体感を強化します。

バーチャルオフィスについては、下記の過去記事も参照してくださいね。

バーチャルオフィスとは?サービス内容やメリット・デメリットについて解説!
バーチャルオフィスとは?サービス内容やメリット・デメリットについて解説!

イベント開催

下記のような様々なバーチャルイベントを開催しています。

  • バーチャルライブ:視聴者はより没入感を味わい、出演者との距離が縮まる感覚を味わえる
  • ファンミーティング:特別なファン会を開催し、ファンと深いつながりを築く
  • カンファレンス&セミナー:参加型プレゼンテーションやキーノートを通じて、参加者同士の交流を促進

最大2000人の同時接続と、低コストで短時間に開催可能で、新たな収益の機会を提供するバーチャルイベントの主要なプラットフォームとして注目されています。

メタバース上でのイベント開催については、下記の過去記事も参照してくださいね。

メタバースで展示会やイベントを開催するには?事例やメリットなどを紹介
メタバースで展示会やイベントを開催するには?事例やメリットなどを紹介

プロモーション利用

バーチャルと現実を融合させたEコマースでは、エキサイティングなショッピング体験が可能で、API同期による業務効率化が図れます。

ショールームでは、24時間アバターを介してお客様対応が可能で、商品を3Dで手に取る感覚を提供します。

よって、ユーザーの引き込み力向上、SNSでの拡散促進、新たなビジネスチャンス創出、滞在時間の増加などのメリットが挙げられます。

ブランド価値向上をサポートし、プロモーションの新たな可能性を提供しています。

メタバースにおけるプロモーションについては、下記の過去記事も参照してくださいね。

【メタバース×PR】広告事例やメリット、活用方法まで徹底解説
【メタバース×PR】広告事例やメリット、活用方法まで徹底解説

|Konpiの料金は?

料金体系は、異なるイベント規模とニーズに合わせて柔軟に対応します。

  • スタンダード:小規模なイベント向け。1時間あたり¥50,000から利用可能。最大200人の同時接続をサポートし、高性能サーバー、安全なログインシステム、Emailカスタマーサポートを提供。
  • プレミアム:中規模なイベント向け。1時間あたり¥100,000から利用可能。スタンダードプランのすべての機能に加え、最大500人の同時接続、SLA稼働率99%、最大3フロアのサポートを提供。
  • エンタープライズ:大規模なイベント向けでフルカスタマイズが可能。プレミアムプランのすべての機能に加え、最大2000人の同時接続、国際的なサーバー、カスタムドメイン名、お電話サポート、さらなるカスタマイズオプションを提供。

|まとめ

バーチャルオフィスは、リモートワークの普及とともに、今後ますます需要が高まると考えられます。

Konpiは、マルチデバイス対応と豊富な便利な機能、リアルなコミュニケーション体験により、幅広いシーンでの活用が期待されます。

未来のリモートワークやイベントの新たな可能性を切り拓く、革新的なバーチャルオフィスプラットフォームとなるでしょう。

ぜひ、自社のビジネスシーンに活用してみてはいかがでしょうか。