話しかけるだけでさまざまな機能を発揮するAlexa。

生活のさまざまな場面で使えるとても便利なサービスです。

しかし、AIサービスに馴染みのない方にとっては、いまいちよくわからないと感じている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

「Alexaってなんだろう？」

「Alexaって何ができるんだろう？」

と感じている方に向けて、Alexaの機能や便利な使い方、注意点などについて詳しく解説していきます。

Alexaを知れば、毎日の生活が今より楽になりますよ！

|Alexaとは？

Alexaとは、Amazonが提供している、人の言葉を認識する音声AIアシスタントサービスです。

スピーカーやテレビ、電子レンジなどのAlexaが搭載されているデバイスに話しかけると、

Alexaが呼びかけに応えて対応してくれます。

「Alexa」と発音すると、それを聞き取ったAlexaが起動。続けて指示をすることで、たとえば、会話に付き合ってくれたり、家電を操作してくれたりします。

このようにAlexaは、さまざまな機能で私たちの生活をサポートしてくれる、便利なAIアシスタントです。

|Alexaができること

Alexaにはさまざまな機能が搭載されていて、できることがたくさんあります。

ここからは、その中から主なものを11個紹介していきます。

さまざまな情報を教えてくれる

Alexaに話しかけると、いろいろな質問に応えてくれます。

たとえば、

• 天気予報
• 最新ニュース
• 交通状況

など、インターネットから情報を集めて私たちに教えてくれます。

予定を教えてくれる

Alexaは、カレンダーに予定を読み上げてくれます。

Alexaは、Googleカレンダーなどのカレンダー機能と連携が可能です。

そのため、「Alexa、今日の予定を教えて」などと呼びかけると、カレンダーに登録された予定を読み上げてくれます。しかも、音声で予定の追加も可能です。

いちいちカレンダー機能を立ち上げて、予定を入力したり確認したりしなくてよいため、とても便利です。

音楽をかけてくれる

Alexaにお願いすれば、音楽を流してくれます。

特定の曲を指定して再生してもらうのはもちろん、好きなジャンルやアーティストの曲目の中から再生してもらったり、Alexaのおすすめの曲を流してもらうこともできます。

Alexaがセレクトした曲の中から、あなたのお気に入りの一曲が見つかるかもしれません。

家電を動かしてくれる

Alexaは家電を操作することもできます。

Alexaに話しかけるだけで、照明のスイッチをつけたり消したりといった家電の操作が可能です。

Alexaに対応していない家電であっても、SwitchBot（※）などのデバイスと連携させることでAlexaから操作できるようになります。

※SwitchBot（スイッチボット）とは、さまざまなスイッチやボタンをワンストップで操作できるツール。スマホなどから、遠隔で、テレビやエアコンをつけたり消したりが可能。

アラームをかけてくれる

Alexaは、アラームをセットすることができます。

「Alexa、明日の午前6時に起こして」といったフレーズで、簡単にアラームのセットが可能です。

言葉で指示できるので、部屋の電気を消してしまった後でも、全く問題なし！

Alexaを使えば、スマホや目覚まし時計を手さぐりで探して、アラームを設定する必要がなくなります。

本を読んでくれる

Alexaは本の読み上げも可能です。

Alexaに対応しているKindleの本を音声にして再生してくれます。

活字を読むのが苦手な方にはとても助かる機能です。

動画を再生してくれる

Alexaなら動画の再生も可能です。

Alexaが搭載されているデバイスには、モニターつきのものがあります。

そのため、テレビをつけたり、動画を再生したりすることができます。

また、前述したSwitchBotをAlexaと連携させて使えば、Alexa非対応のテレビであっても音声で操作して動画を見ることが可能です。

離れた相手につないでくれる

Alexaを使えば、離れた相手と通話したり、相手にメッセージを送ることができます。

スマホに専用のアプリをインストールしてセットアップを完了することで、Alexaとスマホの連携が可能になります。

これにより、言葉でAlexaに通話を指示するだけで、相手とつながることができたり、メッセージを送ることができたりします。

ただし、スマホに相手の連絡先が登録されていなければならない点には注意が必要。連絡先を読み上げて、通話やメッセージをつなげてもらうことはできません。

翻訳をしてくれる

Alexaは翻訳も得意です。

Alexaにお願いすれば、日本語をさまざまな国の言語に訳してくれます。

翻訳できる言語は44カ国語。コミュニケーションや外国語の勉強に活かすことができます。

話し相手になってくれる

Alexaは、話し相手になってくれたりもします。

暇になったときはAlexaに話しかけてみてください。

意外と面白い答えが返ってきますよ！

|Alexaを使うために必要なもの

Alexaを使用するためには、Alexaを搭載したデバイスが必要になります。

ここからは、Alexaを使うために必要なデバイスについて紹介していきます。

スマートスピーカー

スマートスピーカーとは、AlexaのようなAIアシスタントを搭載したスピーカーのことで、音を出すスピーカー機能に加えて音声認識や音声操作が可能です。

つまりスマートスピーカーに話しかけることでAlexaが応答してくれて、音楽をかけてくれたり、予定を教えてくれたりといった機能を発揮します。

Alexaが搭載されているスマートスピーカーは『amazon echo』シリーズ。

Alexaを活用するなら手に入れたいアイテムです。

スマートスピーカー以外の Alexa対応デバイス

Alexaに対応しているデバイスはスマートスピーカー以外にもあり、Alexaが搭載された電子レンジやテレビ、時計が発売されています。

また、Alexaで家電を操作したいときに便利な、SwitchBot（スイッチボット）というツールが販売されています。

SwitchBotはさまざまな家電のスイッチやボタンをワンストップで操作できるツール。

SwitchBotとamazon echo（Alexa）を連携させれば、Alexaに対応していない家電であっても、amazon echo（Alexa）経由で動かすことができるようになるので非常に便利です。

|Alexaスキルとは？

Alexaには、拡張機能が存在します。

それがAlexaスキル。

「スキル」を追加することで、Alexaにできることが増えていきます。

Alexaにお願いしたいことがある方やAlexaをもっと便利に使いたい方は、使えそうなスキルがないか探してみてください。

スキルはAmazonのサイトやAlexaアプリから検索できて導入も簡単です。

|複数のタスクを一括で行う方法

Alexaには、定型アクションという機能があります。

定型アクションとは、特定の動作を記憶させて実行させる機能のことです。

この定型アクション機能を使えば、特定のフレーズに複数の行動を紐づけて実行できるようになります。

たとえば、「Alexa、帰ったよ」というフレーズを言うだけで、照明とテレビを同時につけてくれる、といったことが可能です。

Alexaに複数の指示を同時に行うことが多い方は、定型アクションを活用してみてください。

|Alexaの注意点

便利な機能が満載のAlexaですが、利用する際に知っておきたい注意点も存在します。

• きちんと言葉を認識してくれないときがある
• 予期せぬ反応をすることがある
• 定型アクションが実行されない場合がある

声の質やしゃべり方によっては、こちらの指示をきちんと聞き取って反応してくれない場合も、ちらほら。

さらに、なんらかの言葉を聞き取って、こちらの意図していない動作をすることもあります。

また、指示に使うフレーズによっては、会話などの動作が優先されてしまい、定型アクションがうまく機能しない場合があります。このようなときは、定型アクションに紐づけるフレーズを変えるなどして対応する必要があります。

|まとめ：Alexaは優秀なAIアシスタント

この記事では、Alexaについて詳しく解説してきました。

Alexaは生活のさまざまな場面で活躍してくれる音声AIアシスタントです。

できることの幅が広く、まるで優秀な秘書のように働いてくれます。

生活を便利にしたい方、家事や仕事の時短をして自分の時間を確保したい方は、一度Alexaの利用を検討してみてください。