eスポーツとは、コンピューターゲームを競技として行うスポーツのことです。
近年、世界的に注目されるようになり、プロゲーマーや配信者として活躍する人も増えています。
そんなeスポーツに興味がある人にとって、学べる場所があるとしたら魅力的ではないでしょうか?
実は、日本にもeスポーツに特化した学校がいくつかあります。
この記事では、eスポーツに特化した学校で学べることや人気の学校をご紹介します。
尚、eスポーツについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
目次
|eスポーツに特化した学校で学べること
eスポーツに特化した学校では、ゲームだけでなく、さまざまな分野の知識や技術を学ぶことができます。具体的には、以下のようなことが学べます。
ゲームのプレイング技術
eスポーツにおいて、最も重要なのはゲームのプレイング技術です。プロゲーマーになるためには、高いレベルの技術を身につける必要があります。
eスポーツに特化した学校では、さまざまなジャンルのゲームをプレイし、基礎から応用までの技術を習得できます。
また、プロゲーマーやコーチから直接指導を受けることもできます。
配信・動画作成技術
eスポーツの楽しみの一つは、自分のプレイを配信したり、動画にしたりして、多くの人に見てもらうことです。
配信者や動画クリエイターとして人気を得るためには、配信・動画作成の技術が必要です。
eスポーツに特化した学校では、配信・動画作成の基礎から応用までの技術を学ぶことができます。
また、配信・動画作成に必要な機材やソフトウエアの使い方も学ぶことができます。
eスポーツイベントの企画・運営
eスポーツは、オンラインだけでなく、オフラインでのイベントも盛んに行われています。
eスポーツイベントは、観客や参加者に感動や興奮を与えるだけでなく、eスポーツの普及や発展にも貢献します。
eスポーツに特化した学校では、eスポーツイベントの企画・運営の方法を学ぶことができます。
また、実際にeスポーツイベントに関わる機会も得られます。
プログラミング
eスポーツは、ゲームを介した競技であり、これらのゲーム自体はプログラミングを用いて製作されています。
プログラミングを習得することにより、ゲームメカニズムやロジックについて深く理解し、基礎から応用までのプログラミングのスキルを養うことができます。
さらに、プログラミング言語とツールの利用を通じて学びを広げることもできます。
英会話
eスポーツは、世界中の人と競い合うことができるスポーツです。
eスポーツを楽しむためには、英語を話せると便利です。英語を話せると、海外のプレイヤーや視聴者とコミュニケーションを取ることができます。
また、海外のeスポーツの情報や動向をキャッチできます。
eスポーツに特化した学校では、英会話の基礎から応用までの技術を学ぶことができます。
また、実際に英語でeスポーツに関する話題を話す機会も得られます。
|eスポーツが学べる!人気の学校6選
eスポーツに特化した学校は、日本にもいくつかあります。
ここでは、人気の学校を6つご紹介します。
総合学園ヒューマンアカデミー
総合学園ヒューマンアカデミーは、「なりたい自分になる」を理念に、産業界、学校、官公庁の協力を得て、先進的な教育を提供する専門スクールです。
全国に18のキャンパスと海外に1校を持ち、どの地域にいても高品質な教育が受けられる点が強みです。
学校では、マンガ・イラスト、声優、ゲーム、IT、スポーツ等の全17ジャンルを提供し、北海道から沖縄まで日本全国、地元で幅広い学びの機会を提供しています。
バンタンゲームアカデミー
バンタンゲームアカデミーは、ゲーム、eスポーツ、アニメ、ノベルの専門校で、6学部20コースを有しています。
東京、大阪、名古屋、福岡にキャンパスを持ち、2024年には新たに福岡校が開校予定です。
特徴は現場で活躍する現役プロによる実践教育、産学協同、個性を伸ばす教育の提供です。
透明性を保つ就職実績開示も行い、ゲーム業界への就職率は88.5%、407名(2022年3月卒東京校、大阪校合算)の実績を誇ります。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校は、声優・アニメ・e-sports業界への就職・デビューに強い専門学校です。
最先端の設備、現役プロ講師による指導、充実したカリキュラムで、あなたの夢を全力でサポートします。
学校は、声優ワールドでは3年間でプロの声優としてのデビューを実現するために、夢に合わせて選べる2つの専攻、業界最先端の施設や設備、現役プロ声優である講師陣、万全のデビュー・就職サポートなど、充実した環境を提供しています。
東京デザインテクノロジーセンター専門学校
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、新宿に位置する専門学校で、AIエンジニア、ホワイトハッカー、ロボティクスの専門家、ゲーム制作エンジニア、デザイナー、アニメーター等の人材育成に力を注いでいます。
学校は21の分野を専攻として提供し、それぞれゲーム、AI・IT、ロボット、CG・映像、イラスト・アニメに焦点を当てている他、資格・就職の支援も手厚いです。
体験授業や特別講義も実施され、多様なイベントを通じ、学生は自分の興味を仕事に変える道筋を援助してくれます。
eスポーツ高等学院
eスポーツ高等学院は、eスポーツ専門の教育機関で、FPS、TPS、RTS、MOBA、格闘ゲーム、サッカーゲームなど、主要なジャンルのゲームタイトルをプロから直接学べます。
全てがハイスペックな設備を備えたeスタジアムを校舎に持ち、また進学率が非常に高く、難関大学への進学も可能という点で新たな選択肢を提供しています。
学校では、プロゲーマー、ストリーマー、Vtuber、ゲーム実況者、プログラマー、ゲームアナリスト、ゲームライターなど、多様な目標を持つ学生の可能性を最大限に引き出すためのサポートが受けられます。
|eスポーツの学校を選ぶ際のポイント
eスポーツの学校を選ぶ際には、以下のポイントを考えると良いでしょう。
授業内容
eスポーツ学校では、ゲームの技術指導、配信技術、プログラミング、ドローン撮影、戦術論、トークスキル、ビジネススキル(Word・Excel使用方法、英会話)など、多岐に渡る分野を学びます。
これらは学生が業界で活躍するための総合的なスキルを身につけることを目指すものです。
具体的なカリキュラムは学校のウェブサイトや資料請求で確認可能です。
一部の学校ではビジネスマナー・プロフェッショナルマインド形成も重視します。
学ぶ環境や設備の充実度
eスポーツ学校選びで大切な要素は、最新・高性能設備の整備と立地条件です。
最新のゲーム機器や高速インターネット、500台以上のハイスペックPC等、一流の学習環境が提供されると学びやすさが向上します。
加えて学校の位置も重要で、渋谷や池袋、名古屋等の都市部にある学校が便利です。
しかし、全ては学校や教職員の方針に依存します。具体的な情報は学校のWEBサイトや資料請求で確認しましょう。
卒業後の進路
eスポーツ学校卒業後の進路はプロゲーマー、eスポーツ関連職業、進学など多岐にわたります。
目指す進路に最適な学校を選ぶため、事前に教育内容やサポート体制、卒業生の進路を確認しましょう。
卒業生の就職支援体制や職業状況を見ることで学校の教育水準も推察可能です。
学費
eスポーツ専門学校の学費は、学校やプログラムにより差があり、年間約90万円から140万円、2年制なら約200万円から500万円となります。
これは一般的な範囲で、具体的な金額は各学校の公式ウェブサイトや資料請求にて確認しましょう。
奨学金制度がある学校も多いのでチェックが必要です。
大きな投資である学費は、自身の目標とのバランスを考えて選びましょう。
|まとめ
eスポーツに特化した学校では、ゲームのプレイング技術から配信・動画作成技術、イベント企画・運営、プログラミング、英会話まで、幅広い知識と技術を学ぶことができます。
また、日本にはさまざまなeスポーツの学校があり、自分の目指す進路や興味に合わせて学校を選ぶことができます。
eスポーツの世界に興味があるなら、ぜひ一度、eスポーツの学校について調べてみてはいかがでしょうか。