こんにちは、メタバース相談室です。

弊社monoAI technology株式会社のメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」では毎月様々なイベントが開催されています。

今回は第一三共株式会社様主催の「サステナビリティーウィーク」について紹介いたします。

メタバースを活用したイベントがどのようなものなのか分からない方も多いのではと思いますが、この記事を見ていただいて、その後のビジネス改革やイベント開催に活かしていただけると幸いです。

それでは早速見ていきましょう。

|三重県・桑名市実証事業&締結式とは

2024年1月26日に開催されました、大日本印刷株式会社様(以下:DNP)と桑名市様とのメタバースを活用した「誰一人取り残さない、デジタル社会の実現」に向けた連携協定締結式とその実証事業において、弊社XR CLOUDをご活用いただきました。

では、イベントの内容や実証事業のメタバース等について詳しく見ていきます。

|使用エリア

今回は2つのエリアを使用して開催されました。

1つはDNP様と桑名市様の協定締結式が開催されたエリアです。

前方に設置された3枚のスクリーンには登壇者や発表資料を投影しました。

もう1つは、メタバース役所の実証事業エリアです。

役所のような、清潔感のある白を基調としたエリアになっています。

こちらのエリアには、専門の相談員の方と会話できる相談室ブースや市民同士でコミュニケーションを取れる交流会ブースが設置されており、メタバースの中で市民の相談を解決できる空間としてご利用いただきました。

|開催内容

上述の通り、本イベントではDNP様と桑名市様がメタバースを活用した取り組みを行っていくための協定締結式とメタバース役所の実証事業で利用いただききました。

自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく中で、役所の業務の一部をオンラインで完結させ、効率化を図る狙いがあります。

締結式当日はマスコミ関係者や交流会に招待された市民が参加しました。

注目ポイント

今回のイベント・実証事業で注目のポイントを3つピックアップしてご紹介します。

リアルアバターの登場(締結式)

締結式当日は、大日本印刷株式会社常務執行役員の金沢様と三重県桑名市の伊藤市長が、ご本人そっくりのアバターで登場されました。

出典:https://www.dnp.co.jp/news/detail/20171384_1587.html

締結式ではマスコミ用に写真撮影の時間も設けられたため、マスコミ関係者のアバターがお二人の周りに集まっていました。

その様子はまさに囲み取材のようで、良いアングルから写真を撮影しようとアバター同士が重なっている様子も見られ、多くのメディア関係者の方が参加なさっていたことがわかります。

相談ブース・交流ブース(メタバース役所)

メタバース役所には、2つのブースが設置されています。

1つは、相談ブースです。

こちらでは、市民が専門の相談員の方へ相談を行うことができます。市役所まで足を運ぶことが難しい方でも、メタバースであれば場所や時間を問わず利用することができます

また、アバターで面と向かって会話をすることができるので、まるで直接会って会話をしているかのような安心感があります。

もう1つは、交流ブースです。

こちらでは、同じ悩みを持つ市民同士がメタバース空間内でコミュニケーションをとることができます。

メタバース空間の開設時間は開庁時間外にも設定されているため、時間を問わず交流することが可能です。

市民向けのセミナーやワークショップなどの開催を通して、行政への関心を高めることもできるのではないでしょうか。

電子申請手続きの総合窓口

市役所のスマート化に伴い、近年では来庁しなくても各種申請書類を提出できる電子申請が利用できるようになりましたが、申請時にサポートが欲しいという方も多いのではないでしょうか。

私も電子申請の方法がわからず、わざわざ役所に足を運んで申請するということが多々あります。

しかし、今回のメタバース役所のエリアでは、音声チャットで申請方法を案内してくれます。

このような窓口であれば、私のように電子申請の方法に不安がある方でも安心して電子申請をすることができます。

DNP様との窓口を務めた弊社メタバースイベントサービス事業部の櫻井麗さんにお話を伺いました。

今回は、役所機能の一部をメタバース化するDNP様のお取り組みのスタートを、締結式としてご支援させていただきました。

こういった社会に向けた新しい取り組みに携わらせていただき、とてもやりがいを感じています。

利便性や操作性を考慮しつつ、役所としての機密性も担保するには様々な課題があると思いますが、今後も様々な自治体様へのメタバース化の足掛かりになるよう、ご支援させていただければと思います。

|まとめ

今回は、DNP様の「桑名市との連携協定締結式とその実証事業」について紹介してきました。

自治体のメタバース活用、DXが推進されていくなかで、伴走してくれる企業は非常に心強いです。

今後もこのような取り組みを行う企業が増えてくると良いですね!

monoAI technology株式会社は、皆様の開催したいイベントをメタバース空間上で実現できるノウハウをもったコンサルタントが多数在籍しております。

こんなエリアを作りたい!こんなイベントを開催したい!などございましたらお気軽に以下よりご相談ください

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