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2024年、フォートナイトとディズニーの大型コラボレーションが発表されました。
このコラボレーションは、ゲーム界とエンターテイメント業界の境界をさらに曖昧にし、双方の体験を一体化させる新たな可能性を見せています。
本記事では、このビッグニュースの背後にある取り組みと今後の可能性について、深掘りしていきます。この新しい動きが示す未来は、ただ単に遊びを一層楽しくするだけでなく、文化そのものを進化させる可能性を秘めています。
また、フォートナイトは企業の新たなマーケティングプラットフォームとして、多くの企業からも注目を集めています。ぜひ最後までご覧ください。
フォートナイトについて、詳しくはこちらをチェック！
目次
|ディズニーとEpicGamesがパートナーシップを発表
2024年2月、ディズニーとEpic Gamesのパートナーシップ開始が発表されました。
ディズニーはこの提携により、自社のフランチャイズのIPを活用することで新たなデジタルユニバースを創造する目標を掲げると共に、スター・ウォーズやマーベル、ピクサー、アバターといったキャラクターたちが集う「エンターテイメントとゲームのユニバース」の設立を発表しました。
その実現には、人気ゲーム「フォートナイト」と、高品質なリアルタイムレンダリング技術が特徴のEpicのUnreal Engineが利用されます。
新規のパートナーシップは、エンターテイメントに新たな視点を提供し、デジタルエンタイメント体験の未来を変える可能性を秘めています。
|パートナーシップの背景
ディズニーとEpic Gamesは「ゲームとエンターテインメントのユニバース」を共同開発します。
これは、ディズニーのキャラクターが一堂に会し、エピックのUnreal Engineを使用したプロジェクトです。
ディズニーCEOのアイガー氏は、「広大なディズニーユニバース」を創出し、ゲーム、映像、デジタル及びリアルのショッピングを提供すると述べました。
また、これまでのゲーム市場へのアプローチを見直し、ディズニーがソーシャルネットワークの性質を持つ新しいユニバースを創造する意図も明らかにしました。
Epic GamesのCEOであるスウィーニー氏は、「ディズニーがひとつのエコシステムで自社のコンテンツとフォートナイトを結ぶ可能性を見出し、それに賛同した」と述べています。
|フォートナイト公式Xでティザー動画が公開
フォートナイト公式チャンネルが投稿した新たな動画は、ディズニーとの未見の大規模コラボを予告しています。
「アナと雪の女王」、「アバター」、「スター・ウォーズ」、「デッドプール」、「カーズ」といったディズニーの人気キャラクターが、フォートナイトのワールドに集結する躍動的なシーンが描かれています。
これまでにもフォートナイトは一部のディズニー作品と協力してきましたが、ディズニー全体と共同でプロジェクトを展開することはこれが初めてです。
また動画の中で、ディズニーランドを模した新世界がフォートナイト内に構築される様子も明らかにされています。
|フォートナイトとディズニーは過去にもコラボしている！
フォートナイト内にディズニーのキャラクターや物語が反映されたアイテムが登場すると、その新鮮さと驚きは世界中のゲーマーやディズニーファンから大きな注目を浴びることとなりました。
本見出しでは、これまでに実現したコラボレーションと、その中でも特に注目すべきフォートナイト内のコラボアイテムに焦点を当てていきます。
【2018年】シュガー・ラッシュ：オンライン
ディズニー映画「シュガー・ラッシュ：オンライン」がスポンサーとなって制作されたエモート「Hot Marat」は、映画のアメリカ公開日である11月21日にフォートナイト内で無料で配布されました。
さらに、「シュガー・ラッシュ」の主人公「ラルフ」が「Fortnite」のバトルロイヤルマップ、リスキー・リールズのドライブインシアターの上映スクリーンに突如登場するという驚きのエピソードも語られています。
この現象は、Mozzzyy氏というTwitchの配信者が発見し、redditに投稿・共有することでゲーマーコミュニティ全体にわかりました。
【2021年】トロン
2021年2月12日、「Fortnite」は映画「トロン」にインスパイアされた「エンド・オブ・ライン」コレクションをリリースしました。
このコレクションは、1982年に公開され、2010年に続編「トロン: レガシー」が登場したSF映画「トロン」をオマージュしています。
「トロン」の象徴的なエレメントが多数含まれており、スキン、”ディスク”のツルハシ、そしてグライダーとしてのライトサイクルが忠実に再現されています。
コレクションには、映画の雰囲気を醸し出す全10種類のスキンが含まれており、それぞれ愛らしい名前がついています：サイファー、フィアウォール、プロキシ、データパス、パケット、ビットストリーム、コマンドライン、アップロード、イオ、バンドウィドゥス。
これらの詳細にこだわったスキンは、各1500Vbucksで利用可能でした。
また、象徴的なライトサイクルのグライダーも800Vbucksで登場し、「トロン」の世界を「Fortnite」内で完全に体現できるようになりました。
【2023年】スター・ウォーズ
2023年5月23日まで、スター・ウォーズの世界を舞台にした「フォースを見つけよ」イベントが開催されました。
この期間中に、特別クエストを完了すると、「クローン・トルーパー」コスチュームなどの賞品とレベルアップ報酬を獲得することができました。加えて、プレミアム報酬トラックを購入すればさらに報酬が手に入りました。
また、アイテムショップでは、「アナキン・スカイウォーカー」や「パドメ・アミダラ」などのキャラクタースキンも販売されていました。
特に注目すべきは、「フォースを見つけよ」のクエストが映画のトリロジーから引用された点です。
プレイヤーはさまざまなスキルを駆使して、ライトセーバーの扱いを学んだり、「シスの復讐」をアンロックしたりしました。
【2023年】ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
2023年にはもう1つコレボレーションの事例があり、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のキャラクター、ジャック・スケリントンがゲームに登場しました。
このジャック・スケリントンは、ハロウィーンとクリスマスの間、ディズニーランドのホーンテッドマンションで目にすることができる人気キャラクターです。
ゲーム内アイテムショップでは、ジャック・スケリントンバンドルが2,600 V-Bucks、ジャック・スケリントンのスキンが1,500 V-Bucksで取り扱われています。
さらに、ペパーミントパラソルは800 V-Bucks、ジャックのソリは1,200 V-Bucks、そしてロック、ショック、バレルのバスタブは500 V-Bucksで購入できました。
|EpicGamesのUnreal Engineはディズニー作品に利用されている
ディズニーの一部作品には、Epic Gamesの「Unreal Engine」が採用されています。
ここではその採用例をご紹介します。
ビッグシティ・グリーン
Unreal Engineが、「ビッグシティ・グリーン」のクリスマススペシャルエピソードの制作に活用されました。
エピソードのビジュアルは、Unreal Engineのリアルタイムパイプラインを使って2Dから3Dへと変換され、それぞれのキャラクターが立体的に再現されました。
物理ベースのリアルタイムビジュアルとは異なり、高度にスタイリッシュなビジュアルを目指して陰影や反射面の表現にまでこだわりました。
Unreal Engineの力で、ディズニーアニメが新たな表現を引き出す一助となりました。
キングダムハーツIV
「キングダム ハーツIV」の開発は、前作「キングダム ハーツIII」と同様に、スクウェア・エニックスの大阪スタジオが担当しており、同スタジオの安江泰氏（Co.ディレクター）が中心となって開発を進めています。
ゲームのトレイラー映像は、Unreal Engine4によるリアルタイムレンダリングを用いて作られました。
しかし開発チームはさらに一歩進み、Unreal Engine5を使っての検証も行い、その結果、ゲーム本編の制作にはUnreal Engine5を導入することが決定しました。
これにより、ライティングやディテールといった視覚的な要素の品質が更に向上すると予想されるため、期待はさらに高まる一方です。
STAR WARS ジェダイ：サバイバー
「STAR WARS ジェダイ:サバイバー」は、「スター・ウォーズ」の世界を背景にしたゲームで、前作「ジェダイ：フォールン・オーダー」の開発よりも進化したエンジンを採用しています。
新しいバージョンのUnreal Engine4が用いられ、これにより、PS5のハプティックフィードバックやレイトレーシングといった技術がサポートされ、ゲーム体験の没入感が深まりました。
開発チームはプログラミング能力が高く、幅広い用途でUnreal Engine4を活用し、エンジン内蔵の独自技術も駆使しました。
|まとめ
本記事では、フォートナイトがディズニーとコラボした背景や今後の可能性について解説しました。
まだ発表されたばかりということもあり詳細は不明な部分も多いですが、今後の動きに注目です！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
