今ではほぼ全国で店舗を展開して、大人気の「ドン・キホーテ」ですが、そんなドン・キホーテがメタバースで公開されたことはご存知でしょうか?

期間限定のイベントや、様々なキャンペーンを実施しており、多くの方が参加しました。

本記事ではそんなドン・キホーテのメタバース「METAドンキ」についてご紹介していきたいと思います。是非最後までご覧ください。

|メタバースとは

メタバースとはインターネット上の仮想空間のことで、「超越」の意味の「meta(メタ)」と、「宇宙」の意味「universe(ユニバース)」を組み合わせて作られた造語です。

メタバースではアバターを使って仮想空間内を自由に探索できるだけでなく、他のユーザーと交流したり、買い物や疑似体験をしたりなど、様々な体験ができます。

近年では企業も多くメタバースを取り入れており、事業のPRやイベントなどに活用されています。

現在ではまだメタバースに馴染みのない方も多いかもしれませんが、今後メタバース市場は飛躍的に成長するであろうと見込まれています。

メタバースについては、以下のリンクで詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

【わかりやすく解説】メタバースとは?注目される理由やビジネス活用例を紹介
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メタバースなんて意味ないって本当?普及しない理由と将来の可能性
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|METAドンキとは

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000110582.html

2024年3月12日より、株式会社ドン・キホーテ、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、株式会社NTT QONOQ(コノキュー)、株式会社カイバラボの4社が連携し、メタバース上に「METAドンキ」を公開しました。

メタバース空間は、NTT QONOQ(コノキュー)が提供する仮想空間プラットフォーム「DOOR」を利用して参加することができます。

メタバース内はドンペンの巨大なオブジェが設置されていたり、ドン・キホーテのオリジナルブランド、ピープルブランド(PB)の「情熱価格」のロゴが設置されていたりと、ドン・キホーテ感溢れるエリアになっています。

さらに、めったに見られない「事務所ルーム」もメタバース内で公開されました。

DOORとは

「DOOR」とは、株式会社NTT QONOQ(コノキュー)が提供するメタバース空間のプラットフォームです。

2020年に開設され、個人から企業まで幅広く利用されています。

過去に利用された例では、バーチャルショップやバーチャル学校、地域活性化支援などや、東京ゲームショウVR、パリコレファッションショー、ニコニコネット超会議の会場などのビッグイベントにも利用されました。

「DOOR」は基本無料で始めることができ、オーダーメイドでメタバース空間を依頼することも可能です。

さらに自分でオリジナルのルームを作ることも可能で、テンプレートのルームを選択して作成するだけでなく、パーツを組み合わせて完全オリジナルのルームを作成することもできます。

|METAドンキの特徴

METAドンキでは限定イベントの開催や、METAドンキでしか楽しめない要素が沢山用意されています。

登録やアプリは不要。無料で楽しめる

METAドンキは、パソコンやスマートフォンで利用できるプラットフォーム、「DOOR」を使用しているため、アプリのダウンロードや登録をしなくとも利用が可能となります。

さらに無料で利用することができるので、PC、スマホを持っている方は誰でも楽しめます。

しかし一点注意点があり、入室には人数制限が設けられているため、1ルーム24人までとなっています。

有料モードの「ハイドモード」であれば、1ルーム数百人が入室可能になります。

限定イベントが多数開催される

3月15日〜3月17日には、福箱オークションやドンキクイズ王などの期間限定イベントが開催されました。

福箱オークションでは、ドン・キホーテ実店舗で販売されている「驚安商品」が詰まった「福箱」をオークション形式で販売し、ドンキクイズ王では、正解者に抽選でドンペンぬいぐるみや、情熱価格商品詰め合わせなどが当たるキャンペーンを実施しています。

イベントには100名以上参加しており、特にオークションでは多くの反響の声が寄せられていました。

お馴染みのキャラクターに会える

メタバース内ではドン・キホーテの公式キャラクター、「ドンペン」「ドンコ」「ド情ちゃん」に会うことができます。

一緒に記念撮影ができる他、運が良ければダンスしている姿を見られる場合もあります。

ただし、ドンペンは常時空間内に出現していますが、ドンコはゲリラ出現となっています。ドンコを見つけて、ドンコとツーショット写真を撮ってX(旧Twitter)に投稿すると抽選でドンペンぬいぐるみが当たるというお楽しみもありました。

その他、ここでしかできない体験ができる

その他にも、METAドンキならではの装飾や、記念NFT配布や情熱価格詰め合わせセットが当たるキャンペーンなど、様々なドン・キホーテを楽しめる要素が用意されています。

さらにアバターもドン・キホーテ仕様となっており、ドン・キホーテの従業員用のポロシャツ「ドンポロ」を着用した状態で遊ぶことができます。

|参加した人の口コミ

実際に参加した方達からは、多くの好評の声が寄せられていました。

|現在はクローズ中。今後の活用は?

現在はMETAドンキは閉鎖され、入室はできないようになっています。

ですが今後イベントや交流会など開催される際には、またエリアが開放される可能性は十分あります。

その際は、今回使用されたエリアがさらにアップデートされて帰ってくるかもしれませんね。

エリアも今後常時開放にすることで、近場にドン・キホーテがない、という方でも気軽にドン・キホーテを楽しめるのではないでしょうか。

今後、METAドンキがどのように展開されていくのか期待が高まります。

|まとめ

ドン・キホーテは日頃から多くの方に利用されており、メタバースでの開催でも一時満室になり入室できない状態もあったほどでした。

X(旧Twitter)でも多くの反響があり、非常に注目度が高かったことが伺えます。

ドン・キホーテは単なる買い物で来るだけでなく、ドン・キホーテに来るだけで楽しめる、テーマパークのような場所といっても過言ではないのかもしれません。