手のひらに収まる驚異のサイズと、わずか127gの軽さ。
軽くて快適、どこでも持ち運び自由。
そして高精細な映像と広い視野角で、映画鑑賞やゲームを圧倒的な没入感で楽しめる。
それが、世界最小のVRゴーグル「Bigscreen Beyond」です。
この記事では、「Bigscreen Beyond」の魅力を余すことなく解説します。
VRに興味がある人、もっと手軽にVRを楽しみたい人は必見です!
目次
|Bigscreen Beyondとは
「Bigscreen Beyond(ビッグスクリーン ビヨンド)」は、アメリカのBigscreen社(ビッグスクリーン社)が手がける革命的なVRヘッドセットです。
この新型ヘッドセットは、Bigscreen社の長年のVR技術と経験を活かして開発され、ユーザーに最高のVR体験を提供することを目指しています。
カスタマイズ性の高さとコンパクトさが特徴的なこのヘッドセットは、Bigscreen社が提供するソーシャルVRアプリ「Bigscreen」のユーザーベースが約600万人に上ることからも、その信頼と期待の大きさが伺えます。
Bigscreen Beyondは、これまでのVR体験を大きく超える新たな可能性を切り開く、次世代のVRヘッドセットと言えるでしょう。
|Bigscreen Beyondの価格
この革新的なVRヘッドセットは、2023年2月から9月の予約分を対象に出荷が開始されました。
価格は日本円で164,800円となっており、アメリカでは999ドルと表示されています。
なお、LightHouse対応ベースステーションやコントローラは別途必要となります。
VIVEやValve Indexのユーザーには、ゴーグル部のみをアップグレードしたい際に特におすすめのモデルです。
VR市場においては、多くのヘッドセットが10万円以下で提供されている中、Bigscreen Beyondの価格は一見高額に感じるかもしれません。
しかし、その価格に見合った先進的な技術と高いカスタマイズ性によって、価格以上の価値を提供することが期待されています。
|Bigscreen Beyondの特徴・スペック
項目 | 詳細 |
トラッキングシステム | SteamVR(6DoF対応) |
必要機材 | Windows搭載ゲーミングPC、SteamVR対応ベースステーション(BS1.0かBS2.0)、SteamVR対応コントローラー |
本体重量 | 127g |
本体サイズ | 幅14.31cm、高さ5.24cm、厚さ2.4cm(最薄部) |
パネル | マイクロOLED |
レンズ | パンケーキレンズ |
解像度 | 5,120×2,560 ピクセル |
視野角あたりのドット数 | 32PPD |
リフレッシュシート | 90Hzまで |
視野角 | 対角102度 |
IPD(瞳孔間距離) | 58~72mm(顔の3Dスキャンによるオーダーメイド) |
公式アクセサリー | オーディオストラップなど 度付きレンズはオプション |
大きさ、重さ
本体のサイズは14.31×5.24×2.4cm、重量は本体のみで約127gとなっています。
バンドを含めると約155gとなります。
一般的なVRヘッドセットの重量が300gから600gに及ぶ中、Bigscreen Beyondの軽さは際立っています。
この軽さは、「つけていることを忘れる VRヘッドセット」というキャッチフレーズにも表れており、寝転がりながらでも快適にVR体験を楽しむことが可能です。
視野角、リフレッシュレート
Bigscreen Beyondは小型設計にも関わらず、最新のプロトタイプでは視野角は対角102度と広範囲に及んでいます。
実際の使用感では視野の狭さは「気にならない」レベルとの評価が多く、狭さをデメリットと感じるユーザーは少ないようです。
さらに、視力矯正用の度付きレンズをオプションで追加可能であり、視力に問題があるユーザーでも快適に使用できます。
リフレッシュレートは、最大90Hzをサポートしており、滑らかな映像を提供しています。
解像度
Bigscreen Beyondは、片目に2560 x 2560ピクセル、両眼で合計5120 x 2560ピクセルの高解像度を持つマイクロ有機ELディスプレイを採用しています。
両眼合算では5Kクオリティの映像を実現しており、細かいディテールまで鮮明に表示されます。
この高解像度は、特に動きのあるコンテンツや細かいテキストもクリアに表示されるため、VRコンテンツの視覚的な質を大幅に高めています。
利用する上で必要な機材
Bigscreen Beyondには内蔵スピーカーがありません。
マイクは本体に内蔵されていますが、音声出力は本体右側のUSB-Cコネクタを通じて外部ヘッドフォンやヘッドセットを接続する必要があります。
また、パッケージにはベースステーション2.0やSteamVR対応コントローラーは含まれていないため、これらのアイテムは別途購入が必要です。
Valve IndexやVIVE ProシリーズなどのSteamVR環境が既にある場合は、ヘッドセットのみのアップグレードがおすすめです。
|Bigscreen Beyondを実際に使った人のレビュー
最新のVRゴーグルであるBigscreen Beyondを実際に使用したユーザーたちの声を集めました。
高解像度の映像、軽量設計など、魅力的な機能が詰まった最新デバイスに対する評価はどうなっているのでしょうか。
実際の使用感に関してXに寄せられたレビューを、以下でご紹介します。
|まとめ
従来のVRゴーグルの概念を覆すBigscreen Beyondは、驚異的な軽さとコンパクトさ、高精細な映像と広い視野角、そして手頃な価格を実現しました。
この使い勝手の良さは、VRをもっと身近なものにします。
例えば、自宅での映画鑑賞、公園でゲーム、旅先でバーチャル旅行など、場所を選ばずにVR体験を楽しめるでしょう。
ぜひ「Bigscreen Beyond」を手にとり、VRの新時代を体感してみてくださいね!