近年、注目を集めているメタバース。

その中でもブラウザベースで気軽に利用できる「WEBmetaverse」をご存知でしょうか?

WEBmetaverseは、ブラウザ上で高品質な3D空間を体感できる先進的なメタバースプラットフォームとして期待が寄せられています。

本記事では、「WEBmetaverse」の特徴やプラン、活用事例などを詳しくご紹介します。

新たなメタバース体験の可能性を、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね!

|WEBmetaverseとは

出典:https://lp.webmetaverse.jp/

WEBmetaverseは、本社を東京港区に置く「360Channel」が提供するメタバースシステムで、アプリインストール不要でブラウザからアクセスできるのが最大の特徴です。

高品質な3Dグラフィックと直感的な操作性を実現し、スマートフォン、PC、VRデバイスなど、様々な端末で利用できます。

また、ボイスチャット(一部プラン不可)やアバター選択、ジェスチャー/エモーションなどの標準的な機能はもちろん、クライアントが独自ドメインを持って課金システムを組み合わせることができます。

さらに、最大50人のユーザーが同時接続可能である他、最大1万人のイベント参加者を受け入れることも可能であり、創造性に優れたプラットフォームです。

|WEBmetaverseの特徴

ブラウザベースのメタバースシステムは、近年増加しています。

ここでは、WEBmetaverseの特徴を3つ挙げてそれぞれ深掘りし、その魅力に迫ります。

最短2週間で制作可能

WEBmetaverseでは、あらかじめ用意されたテンプレートから選択するだけで、自社のロゴや広告を容易に配置できます。

テンプレート空間のサンプルには、ライブ会場やギャラリー、展示ブースなどが用意されており、ブランディングやマーケティングのニーズに合わせて、独自の仮想空間を構築できます。

また、WEBmetaverseは驚異的なスピードでメタバース空間を創作することが可能です。

アプリのインストール不要で、テンプレート選択のみを行うことで、最短2週間という短い期間でのサービスの立ち上げが可能です。

この迅速な制作スピードは、クライアントが迅速に市場に参入し、競争力を獲得するのに役立つでしょう。

クオリティの高い空間

従来、ブラウザ上での3D空間表現は描画性能やパフォーマンスの面で制約がありましたが、360Channelはこれまでのノウハウを活用し、ブラウザ上でも高品質な3DCG空間の実現に成功しました。

また、仮想空間内での移動のしやすさと視認性を重視したことで、スムーズな空間移動と、容易な対象物の認識ができるように開発されています。

さらに、アバターの表示方法に関してもストレスがないように工夫が施されています。

通常、アバターが表示され続けると周囲の視認性が低下しますが、一人称視点と三人称視点を自動で切り替える機能を導入したことで、移動中も自身の位置や状態を把握しやすくなりました。

このような高品質な空間は、ゲームやイベントなどの様々な用途に適しています。

ログインやアプリは不要

WEBmetaverseは、ログインやアプリのダウンロードが不要なため、ユーザーは簡単にアクセスして利用することができます。

単にURLをクリックするだけで、瞬時にサイトにアクセスできるため、ユーザーは手間をかけずに即座に仮想空間に入ることができます。

さらに、アプリのダウンロードや課金時のプラットフォーム手数料も一切必要ありません。

ユーザーは自由に空間を探索し、コミュニケーションを楽しむことができます。

また、WEBmetaverseはURL一つで他の端末やブラウザと共有し、利用することが可能です。

これにより、他のユーザーとのコラボレーションやイベントへの参加が容易になり、利便性の高さが伺えます。

|WEBmetaverseのプラン

WEBmetaverseの利用プランは以下の3つに分かれています。

ライトプランミドルプランプレミアムプラン
空間データ持ち込み
3Dモデル持ち込み
オリジナル3D空間
独自ドメイン
有料イベント/NFTの取扱
ボイスチャット
アバターカスタマイス

外部リンクへの遷移や企業ロゴ、広告配置は全プラン適用です。

基本機能としては、MAP機能やジェスチャー変更機能が全プラン適用である他、空間内でアクティビティとして利用できるアスレチックやカプセルトイ、クイズスタンプラリーも適用できます。

メタバース空間をはじめて創る初心者の方にはライトプランを、本格的なメタバース空間で、高度なカスタマイズや拡張機能を使いたい方は、プレミアムプランを選択しましょう。

|WEBmetaverseの活用事例

実際にWEBmetaverseを活用している企業や自治体の例をご紹介します。

静岡県|バーチャル浜名湖花博2024 in 浜名湖ガーデンパーク

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000020337.html

静岡県の「バーチャル浜名湖花博2024 in 浜名湖ガーデンパーク」は、2024年1月30日に公開されました。

アバターを操作しながら花博会場の草花やイベント情報を取得し、他の参加者と交流することができます。

さらに、カプセルトイから花の種引換券や花博限定壁紙を入手することも可能です。

現地に来ることが容易ではない方も、デジタルを活用して花博を楽しめるように工夫されています。

ソフトバンク|STAR★VERSE

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000204.000020337.html

ソフトバンクのNFT事業「NFT LAB」と協業し、「STAR★VERSE」というメタバース空間を提供しています。

ユーザーはソフトバンクが販売する「スターダムNFT」を購入し、WEBmetaverseを通じてアクセスできます。

さらに、モーション装備機能も導入され、23種のモーションをアバターに設定可能です。

これにより、STARDOMの技やポーズを再現し、より臨場感ある体験が提供されます。

大丸松坂屋百貨店|『AKB48 大衣装展~飾りきれなかった衣装たち~』

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000020337.html

大丸松坂屋百貨店開催のリアル衣装展「AKB48 大衣装展~オサレカンパニーの世界〜」にて、紹介しきれなかった500着以上の名衣装をWEBmetaverseで展示します。

チケット購入者は有料空間で衣装を鑑賞し、「メタバース衣装総選挙」に参加できます。

また、無料空間ではランキング状況を確認したり、最新アルバムのミュージックビデオを楽しめます。

特別対談では、オサレカンパニーのクリエイティブディレクターとAKB48メンバーが交流する様子が観覧できます。

TBS|日曜劇場『Get Ready!』

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000020337.html

TBSの日曜劇場『Get Ready!』では、ドラマの主要な場面であるパティスリー、闇医者チームのアジト、そしてオペ室をWEBmetaverseで再現。

24時間いつでもURLをクリックするだけで、ドラマの世界へアクセスすることができました。

パティスリーでは秘密の扉やコインを見つけてプレゼント企画に応募したり、アバターとの記念撮影も楽しめます。

テキストチャットも可能で、ファンコミュニティの場としても活用されました。

スカパーJSAT|バーチャルホークス春季キャンプ2022 in 宮崎

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000020337.html

スカパーJSAT株式会社がリリースした「バーチャルホークス春季キャンプ2022 in 宮崎」では、福岡ソフトバンクホークスのキャンプ風景を仮想空間に再現。

生目の杜運動公園のメインルート、スタジアム、ブルペン、屋内練習場をブラウザで自由に散策できました。

また、生解説では、テキストチャット機能を通じて豪華ゲストに生質問するコーナーも設けられました。

|まとめ

WEBmetaverseは、高品質な3D空間と豊富な機能を備え、クライアントのニーズに合わせたカスタマイズが可能な次世代のメタバースシステムです。

企業のプロモーションやイベントから、エンターテイメントまで幅広いシーンで活用することができます。

自分だけのメタバース空間に興味のある方は、ぜひWEBmetaverse公式サイトで詳細を確認してみてくださいね。