Apple Vision Proは、Appleが開発した空間コンピューティングデバイスです。
高価格ながらも、その直感的な操作性と高品質な視覚体験がユーザーから多くの注目を集めています。
本記事では、Apple Vision Proとは何か、価格や販売時期、そして実際に何ができるのかを初心者にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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|Apple Vision Proとは?

Apple Vision Proとは、Appleが2023年に発表した初の空間コンピュータであり、現実世界とデジタル空間を融合させる「MR(複合現実)」デバイスです。
従来のVRゴーグルとは異なり、周囲の現実空間をカメラで捉えたうえで、3Dオブジェクトやアプリケーションを重ねて表示できます。
また、最大の特徴は、Appleが独自開発した「visionOS」という新OSと、2つの高解像度マイクロOLEDディスプレイ、そして12個以上のカメラとセンサーです。
これにより、ユーザーは目や手の動き、さらには声だけで直感的に操作することができます。
たとえば、映画を壁一面に映し出して観賞したり、FaceTimeで相手の姿を等身大で表示したりと、これまでにない没入体験が可能です。
加えて、MacやiPhoneとの連携機能も強力で、空間上に複数のウィンドウを展開してマルチタスク作業を行うこともできます。

販売時期と価格
Apple Vision Proは、2024年6月28日に日本全国で発売されました。
価格は256GBモデルが599,800円(税込)からで、512GBと1TBのストレージ容量も選択可能です。
|Apple Vision Proでできること5選
ここでは、Apple Vision Proでできることを大きく5つに絞ってご紹介します!
思い出を“そのまま”残す、空間写真&空間ビデオ撮影
Apple Vision Proには3Dカメラが搭載されており、現実の空間をそのまま切り取るように写真や動画を撮影できます。
立体的に保存された映像は、後から再生するとまるでその場に戻ったかのような感覚を味わえます。
家族との思い出や旅行の風景を、従来の2D映像では表現できなかった「空気感」ごと記録できるのは、空間カメラならではの魅力です。
思い出の再体験が、感情をより豊かにしてくれます。
3Dインターフェイスでデジタルと現実が融合
Vision Proでは、3Dインターフェイスを通じてデジタルコンテンツを現実世界に自然に重ねて表示できます。
カレンダーや天気、ブラウザなどの情報が目の前の空間に浮かび、手や視線で直感的に操作可能です。
また、画面を切り替えたり移動させたりするのも、まるで現実に触れているかのような自然な操作感です。
日常生活の中にシームレスにデジタルが溶け込む、新しい体験を提供します。
デスクがなくてもOK!仮想オフィスでスマートワーク
Vision Proは、目の前の空間を広大な作業スペースに変えてくれます。
複数のアプリを同時に表示して、ブラウザで調べ物をしながら資料を作成したり、ビデオ会議をしながらノートを取ることも可能です。
マウスやキーボードとも連携でき、普段の作業環境を仮想空間に再現できます。
物理的な机やモニターにとらわれず、どこでも快適なデスクワークができる点が大きな魅力です。
パノラマ映像と音に包まれる、次世代エンタメ体験
Apple Vision Proでは、180度のパノラマ映像と空間オーディオを活用し、まるで自分が映像の中に入り込んだような感覚でコンテンツを楽しめます。
映画やスポーツ、ドキュメンタリーなど、ジャンルを問わず迫力ある視聴体験が可能です。
音も前後左右から立体的に聞こえ、臨場感を高めます。
従来の画面では味わえない“没入型エンタメ”は、自宅にいながら非日常を体感させてくれます。
自分そっくりの3Dアバターで、リアルなビデオ通話
Vision Proでは、顔や表情をリアルに再現した3Dアバター「Persona」を使って、まるでその場にいるかのようなビデオ通話ができます。
ジェスチャーや目線も忠実に反映されるため、これまでのビデオ通話とは一線を画すリアルなコミュニケーションが可能です。
遠く離れた家族や同僚とも、自然な会話ができ、距離を感じさせません。人と人とのつながりを、もっと豊かにしてくれる機能です。
|まとめ
Apple Vision Proは、従来のデバイスでは実現できなかった空間体験を提供する全く新しいデバイスです。
3Dカメラによる空間写真・ビデオ撮影や、3Dインターフェイスでの直感的な操作、仮想空間でのデスクワークなど、日常や仕事をより豊かに変える機能が多数搭載されています。
ARとVRを融合した次世代の体験を通じて、現実とデジタルの境界を曖昧にし、新しい生活様式を創造するデバイスといえるでしょう。
今後のアップデートやアプリの進化にも注目が集まっています。
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