※NTTが運営していたメタバース「DOOR」は、2025年5月28日付で株式会社リプロネクストへ譲渡され、現在は新たに「Roomiq(ルーミック)」という名称でサービスを提供しております。https://url5472.xrcloud.jp/ls/click?upn=u001.QXwzP84ssvBszmqiD-2F-2BNwbzYoTTjFSi3vt89UdDOc2U-3DM7HE_wJLpRvHe-2BJlFgt4ue3HPPr9mDt-2B-2BR1onDfxT10K9s7kJFkF3rvGWtRyDSLq4NnJ8zaAd8kCuCb6qXgxzpwY2v2Ovx7ucQ-2BISVA3-2BwaXnsWFB8X4bPe9ixZ50TGRFshRDyUrlBN0xPwPOwHYOl6rjjaDmybZUmukR8QBkqnJXuZEv4qycn4v1WrompW5SnFLdjybNbMDYeOFVCx4sCou6ZJ2S9uarr-2FaKVS1TyryEUjA-3D
今回は、株式会社リプロネクストによって提供されている「Roomiq(ルーミック)」というサービスについてご紹介します。
皆さんは、個人から法人まで気軽にメタバース空間を作成できるプラットフォームのRoomiq(旧DOOR)をご存じでしたでしょうか。
「メタバースの利用を検討しており、様々なプラットフォームの中でもRoomiqを候補として考えている」
「Roomiqがどのようなメタバースなのかを知りたい」
このように思っている方は、ぜひ最後までご覧ください!
また、メタバースについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。

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資料をダウンロードする目次
|Roomiqとは
RoomiqとはXR空間プラットフォームであり、メタバースを作成、利用することができるサービスです。
メタバースの作成には無料、有料のプランがあり、ご利用の目的にあったプランを選択することができます。
また、Webブラウザから参加できるためアプリをインストールする必要がなく、PCやスマートフォン、VRデバイスなどの様々なデバイスに対応しているので、簡単にアクセスすることができるという特徴があります。
|Roomiqでできること
Roomiqではルームの利用や作成に加えて、画像や動画資料の共有など、ビジネスにおいても役立つ様々な機能が備わっています。
ここでは、Roomiqでできることを具体的に紹介します。
ルーム作成やカスタマイズ
Roomiqでは自分でルームを作成し、公開することができます。
ルームレイアウト機能を使い、3Dオブジェクトを配置したりして自由にオリジナルのルームが作成できます。
また、テンプレートも用意されているため、好きなテンプレートを選んで自分でカスタマイズすることでルームを作成することもできます。
自分で好きなように空間をデザインし、他の人とメタバース内でコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか!
資料や動画の共有
Roomiqでは資料や動画の共有を容易に行うことができます。
PDFや動画、画像、WebサイトやYouTubeのリンクなどを空間に配置することで、これらの資料を見せながらコミュニケーションを取ることが可能になります。
特にビジネスシーンにおいてこのような機能を利用することで、情報の伝達をスムーズに行うことができます。
ライブ配信
また、Roomiqには画面共有、カメラの機能が備わっています。
画面共有を行うことで、手元の資料をリアルタイムで見せながら話すことができます。
カメラ機能ではPCなどのカメラの映像を映すことができ、これによりライブ配信などを行うことも可能です。
こちらの機能も特にビジネスシーンで活用することにより、情報をスムーズに伝えることができます。
イベント開催
Roomiqを利用して、個人、法人問わず様々なイベントを行うことができます。
イベントは招待した人のみが参加できるものから不特定多数を対象としたものまで、幅広い形態で行うことが可能です。
メタバースを利用したイベントではどこからでもアクセスすることができ、移動のための時間もかからないため、気軽に参加してもらえるというメリットもあります。
具体的にどのように利用されているのかは、後ほどRoomiqの活用事例の見出しでご紹介します!
|Roomiqの使い方
RoomiqはWebブラウザで利用できるため、アプリをインストールする手間もかからず、少ないステップでルームへ入室することができます。
ここではルームの入室や作成方法など、Roomiqの使い方について説明します。
※画像は旧DOORのものとなります。
①ルームへ入室する
まずは既存のルームに入室する方法についてご紹介します。
ルームのリンクが分かっている場合は、リンク先に遷移すると下の画像のような画面に遷移するので、「ルームに入室」を選択します。
また、こちらのサイトの中から入りたいルームを選択して入室することもできます。
ルームに入室する時はまずニックネームを入力し、好きなアバターを選択します。
そして、利用規約などを確認すると、ルームに入室することができます。
②ルーム内を移動する
ルーム内の移動方法はご利用の端末によって異なります。
PCの場合は「W」「A」「S」「D」のキー、または矢印キーによって移動し、マウスをクリックした状態でドラッグすることで向いている方向を変えることができます。
スマートフォンの場合は画面左下のコントローラーで移動、またはピンチアウトで前進、ピンチインで後退することができ、画面をスワイプすることで向いている方向を変えることができます。
③コミュニケーションをとる
Roomiqでは、ボイスチャットやテキストチャットによってコミュニケーションを取ることができます。
画面下部にあるマイクのボタンをオンにすると、同じルーム内の他のユーザーと音声で会話することができます。
また、チャットのボタンをオンにすると画面右側にチャット欄が表示され、テキスト形式でのチャットを行うことができます。
さらに上記以外にも、リアクションのボタンからリアクションを選択すると、絵文字などのスタンプを表示することもできます。
出典:https://metaverse-tips.lipronext.com/knowledge/ntt-door/
④ルームを作成する
ここでは「ルームレイアウト」という機能を使用して、オリジナルのルームを作成する方法についてご紹介します。
画面下部のアセット内のオブジェクトをクリックし、ビューポート内の好きなところでクリックをするだけで、簡単にオブジェクトを配置することができます。
また、オブジェクトを選択すると位置や向き、大きさなどを編集することができます。
出典:https://door.ntt/web/tutorial_create/tutorial/spoke.html
さらに、自分で用意した画像や動画もドラッグアンドドロップで取り込むこともできるため、共有したい資料などを配置することも可能です。
|旧DOORの導入事例
旧DOORは様々な法人や自治体によるビジネスへの活用事例があります。
ここではRoomiq(旧DOOR)が実際にどのように活用されていたのかをご紹介します。
富山県黒部市|「愛本刎橋」をメタバースで構築
富山県黒部市は、江戸時代に加賀藩によって架けられた「愛本刎橋」をメタバース空間上に再現しました。
地域内外の人に愛本刎橋の特徴的な構造や、当時の人から見た橋の壮大さを伝えることを目的として構築されました。
橋の上はアバターとして渡ることができ、橋の上空、下からも橋を見られるようになっています。
実際にメタバース空間上の愛本刎橋を渡ると、より橋の大きさを感じることができました!
石川県輪島市|「デジタル輪島朝市」で復興支援
石川県輪島市の伝統的な市場である「輪島朝市」は、令和6年能登半島地震の被災からの復興を目指し、「デジタル輪島朝市」を展開しました。
デジタル輪島朝市とは、被災前の市場の雰囲気をメタバース空間上に再現したものであり、観光案内や特産品の紹介ができます。
店の様子が分かるような写真がたくさん使われており、市場の雰囲気を感じ取ることができ、どのような商品が売られていたのかも確認することができます。
ドン・キホーテ|期間限定でMETAドンキをオープン
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000110582.html
「METAドンキ」では、期間限定イベントやドンキのオリジナルアバターの着せ替えなど、ドン・キホーテに行った時のワクワクを感じられるようなサービスが展開されました。
メタバース空間内には3Dで動くドンペンやドンコなどのドン・キホーテのキャラクターもおり、一緒に写真撮影することができました。
また、普段は見ることのできないドン・キホーテの店舗事務所を再現したルームが公開され、従業員のユニフォームであるドンポロをアバターに着せることもできました。
より詳しくMETAドンキについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

ゆるバース製作委員会|メタバース上で投票受付
出典:https://www.yurugp.jp/jp/
「ゆるバース」とは、ゆるキャラとメタバースが連動した独自空間であり、ゆるキャラのグランプリ投票などが行われます。
ゆるバース内ではゆるキャラの3Dアバターが配置され、ゆるキャラは選挙活動や広報活動を行うことができます。
Webブラウザからゆるバースにアクセスして、たくさんのゆるキャラからお気に入りのキャラクターを探し、投票することができます。
NTTコミュニケーションズ|XR学祭を開催
出典:https://www.ntt.com/business/lp/education-ict/introduce-our-case/010.html
XR学祭では、未来の学校や未来の学びなどについて、参加者各々が掲げたテーマに沿ってメタバース空間を制作し、作品に込めた想いを発表し合いました。
イベントには小学校から大学院の様々な年代、地域から7校の生徒や先生が参加しました。
7校の発表や質疑応答の様子は一般視聴者にライブ配信され、視聴者も様々な着眼点での発表を楽しむことができました!
XR学祭についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

|まとめ
今回は、気軽にメタバース空間を作成できるプラットフォームである、株式会社リプロネクストが提供する「Roomiq(旧DOOR)」についてご紹介しました。
公開されているルーム内をアバターとして歩いたり、無料、有料プランを活用してオリジナルのメタバース空間を制作したりすることができるサービスです。
このサービスではたくさんのルームが公開されており、簡単に入室することができるため、興味がある方は実際にルームを訪れて体験してみてはいかがでしょうか。
弊社でも様々なオンラインイベントが可能な、オリジナルメタバースの開発を行っております。
メタバースに関するご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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