今、国内外で話題の「オープンワールドゲーム」をご存知でしょうか。
オープンワールドゲームは、広大なゲームの世界を自由に冒険できるゲームのことです。
グラフィック性能の向上も相まって、近年増えてきているゲームであるといえます。
本記事では、そんなオープンワールドゲームの定義や魅力、名作タイトルなどを解説します。
是非最後までご覧ください。
目次
|オープンワールドゲームとは
オープンワールドゲームとは、ゲーム内において移動制限が無く、フィールド画面の切り替えがないゲームのことを指します。
移動制限がないことから、プレイヤーはゲーム内の仮想世界を自由に動き回ることができます。
その性質により、ストーリーを進めるうえでエンディングまでの攻略の順番が決まっていないことがほとんどです。
自分のペースでのんびり進めることができる自由度の高さも人気の秘密であると言えるでしょう。
現在までに多くのゲームタイトルがリリースされており、タイトルによってPC、ゲーム機、スマホでプレイすることが可能となっています。
|オープンワールドの魅力
国内外で人気のオープンワールドゲームですが、どのような魅力があるのでしょうか。
ここからは、以下3つの観点からオープンワールドゲームの魅力について詳しく解説します。
・ゲーム世界への没入感
・自由度の高さ
・一つのタイトルを長く遊べる
ゲームの世界への没入感
オープンワールドゲーム内では、プレイヤーの大きさに対してフィールドやオブジェクトのサイズがリアルに表現されています。
また、マップ上の距離感も、仮想世界の広さを実感できるように設計されています。
これにより、プレイヤーは実際にゲームの世界の中を移動しているかのような感覚を得ることができます。
最近はグラフィック性能の向上により、よりリアルに近い世界観の中でプレイすることが可能となっています。
エリアも草原だけでなく、街や洞窟、海など、多くの地形がありますので、余すことなく楽しむことができるでしょう。
自由度の高さ
オープンワールドでは、ストーリーはあるものの進行方法はプレイヤーが自由に決めることができます。
また、メインストーリーだけでなくサブクエストも豊富に用意されていることがほとんどです。
つまり、プレイヤーの数だけ進行順があり、異なる楽しみ方ができるということです。
通常のゲームは攻略の順序があらかじめ設定されており、例えばAボスを倒したら次はBボス…というように、オープニングからエンディングまで誰がプレイしても同じシナリオで設計されています。
一方でオープンワールドゲームは、そのような縛りがないので、非常に自由度が高いと言えるでしょう。
一つのタイトルを長く遊べる
先述した通り、オープンワールドゲームは自由度の高いゲームです。
シナリオが一本道ではないのが特徴で、一度エンディングを迎えても見たことのないシーンを楽しむために何度もプレイすることができるので、一つのタイトルで長く遊べる傾向にあります。
また、メインストーリー以外のサブクエスト、キャラ育成、武器やアイテムの収集など、ゲーム内でできることが無限に近いほど存在しているというのも特徴です。
『クリアしたから終わり』ということがありませんので、長きにわたってプレイできることからゲームへの愛着もより湧くでしょう。
|オープンワールドゲームの注意点
魅力満載のオープンワールドゲームですが、注意点もいくつかあります。
この項目ではその注意点についても紹介していきます。
・バグが多い
・移動が多い
・ストーリー間の繋がりがわかりにくい
バグが多い
オープンワールドゲームは、従来のゲームよりも比較的バグが多いと言われています。
自由度が高く操作手順が無限に近いので、デバッグ漏れが起こりやすいためです。
特に『エルダースクロールズ』や『フォールアウト』と言ったベセスダソフトワークスのオープンワールドゲームはバグが多いことで知られています。
アップデートをしてもバグが残ってしまったりと、ネガティブな話題となりました。
移動が多い
広大なエリアで楽しむことができるオープンワールドゲームですが、広大なあまりに移動に時間を要してしまうことが上げられます。
ストーリーやエリアの探索を進めていけばワープができるようになることも多いですが、序盤はプレイヤー自身の足で移動しなければなりません。
そのため「じっくりと時間をかけて進めたい」という方には向いていますが、「サクサクと短時間で進めたい」という方は移動が多いことを負担に感じてしまう可能性があります。
ストーリー間の繋がりがわかりにくい
ストーリーがある作品に関しては、メインのシナリオに加えサブストーリーやタスクもあることから、ストーリー間のつながりが見えにくくなってしまうことがあります。
メインシナリオの完結まで含めリリースされている作品であれば気にならないということもありますが、アップデートによりシナリオが更新されている作品は次回アップデートまでメインシナリオが更新されないということもあります。
更新されない間にシナリオを忘れてしまうのが心配…という方は、メインシナリオが作品購入時点で完結まで進められる作品を選ぶのをおすすめします。
|代表的なオープンワールドゲーム
ここからは、オープンワールドゲームを採用しているタイトルを紹介します。
先述した魅力や注意点を把握したうえで、ぜひ一度オープンワールドゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。
BLUE PROTOCOL
BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)は、バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオが共同開発しているオンラインアクションRPGです。
ハイクオリティなグラフィックと爽快なアクション、そして広大な世界観が楽しめる次世代型ゲームです。グラフィックはアニメ調で、キャラクターや敵の造形が非常に細かく、生き生きと表現されています。
多彩なスキルを駆使して敵を倒すアクションは爽快で、没入感溢れる冒険が体験できます。
2023年6月14日にサービスが開始され、基本的に無料でプレイすることができます。
↓↓『BLUE PROTOCOL』について詳しく知りたい方はこちら!↓↓
ホグワーツ・レガシー
全世界で今でも大人気の「ハリーポッターシリーズ」で登場した世界を舞台としたオープンワールドRPGが「ホグワーツ・レガシー」です。
過去作でも登場したお馴染みのスポットを自由に冒険しながら、新たな魔法を取得したりギミックを解いたりしてストーリーを進めていきます。
1800年代のストーリーですので過去に登場した人気キャラクターは登場しませんが、魔法の世界を味わってみたい、ホグワーツの生徒として過ごすことに憧れを持つ人にはおすすめしたいゲームです。
原神
『原神』(げんしん)とは、中国のソーシャルゲーム会社miHoYo(ミホヨ)が開発したオープンワールドのRPGゲームです。
このゲームでは、プレイヤーは主人公の「旅人」を操り、テイワットと呼ばれる架空世界を舞台に冒険したりストーリーを進めたりし、最大4人で他のプレイヤーと一緒にプレイすることができるゲームです。
『原神』は2020年9月にリリースされて一ヶ月後、売上が約270億円(2.45億ドル) になっています。米国の調査会社センサータワー(Sensor Tower)によると、2022年末までに『原神』の世界累計売上が約5230億円を突破したと指摘されています。
ちなみに筆者も実際に原神を1年ほどプレイしています。
とにかくグラフィックが綺麗ということ、ストーリーの緻密さや個性あふれるキャラクターが特徴で、現在では課金をしてしまうほどハマってしまいました。
特殊なスキルが必要ではないので、ゲーム初心者でも気軽にプレイすることができますよ。
↓↓『原神』について詳しく知りたい方はこちら!↓↓
ポケットモンスターSV
2022年に発売された『Pokémon LEGENDS アルセウス』で、ポケットモンスターシリーズもオープンワールドゲームに参入しました。
実際に野生ポケモンが世界に生息する様子や、息をひそめてプレイヤーがモンスターボールを投げる様子など、忠実にポケットモンスターの世界観が表現されています。
本作の『ポケットモンスターSV』はポケモンシリーズ最新作で、パルデア地方を舞台に新たなシナリオやポケモンたちがプレイヤーを迎えてくれます。
ポケットモンスターシリーズを昔からプレイしている大人も、最近知ったという子供も双方とも楽しむことができる作品になっていますよ。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2017年に発売された前作『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の続編として、2023年5月に発売されたオープンワールドゲームです。
その人気は凄まじく、発売3日目にして売上本数は1,000万本を突破。なんと「最も早く売れた任天堂ゲーム」としてギネス世界記録にも登録されたほどです。
前作から続く大きな期待感の表れではないでしょうか。
前作でも人気だった様々なギミックを解きながら、主人公リンクとともに新たな冒険に出かけてみてはいかがでしょうか。
オープンワールドならではの美しいグラフィックや世界観が没入度を高めてくれるでしょう。
グランド・セフト・オートⅤ
オープンワールドゲームを定着させたきっかけとなった『グランド・セフト・オートⅢ』に続く最新作です。既に1億7,500万本売り上げている人気ゲームとなっています。
架空の都市『ロスサントス』を舞台に、プレイヤーは犯罪者として成功を収めることを目的として様々なアクティビティやタスクをこなしていきます。マップの広さはシリーズ史上最大ですので、プレイヤーの自由度も高まっています。
1人でプレイすることもできますが、『グランド・セフト・オート オンライン』によって他プレイヤーとマルチプレイをすることも可能です。
配信をするストリーマーたちが生活をする『ストグラ』というサーバーも設置されていますので、プレイしないという方もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
ELDEN RING
「ELDEN RING」は、オープンワールドで繰り広げられるアクションRPGです。
「The Game Awards 2022」を受賞、さらにSteamアワード 2022において「Game of the Year」を受賞するなど、非常に高い評価を受けているゲームです。
俗にいう「死にゲー」に分類されており難易度も高いゲームですが、高性能グラフィックや自由度の高さ、ボス戦の面白さなどもあり世界累計出荷本数は2,000万本を突破しています。
難易度の高いゲームにチャレンジしたい、「ダークソウル」シリーズが好きという方にはぜひ一度プレイしていただきたい作品です。
マインクラフト
Minecraftは、2011年に開発されたオープンワールド型サンドボックスゲームです。
現在はMicrosoftが運営しており、ゲームソフトは世界中で2億3800万本以上の売り上げを達成しています。
プレイヤーは、オープンワールド空間上で自由にブロックを組み立てて、自分の世界観を楽しみます。
ただ組み立てるだけではなく、採掘や農業、モンスターとの戦闘など、様々なアクティビティが体験でき、現在は教育現場でも利用されています。
↓↓『マインクラフト』について詳しく知りたい方はこちら!↓↓
|まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、オープンワールドゲームの定義や魅力、代表的なタイトルなどを解説しました。
オープンワールドゲームは、とにかく自由にゲームの世界を動き回ったり、自分でシナリオを展開できるなどの魅力がいっぱいのゲームデザインです。
まだ未経験の方は、是非一度オープンワールドの魅力を体験してみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!