みなさんは人気ストリーマーの「スタンミ」さんが配信で遊んだことで、注目されているVRChatをご存知でしょうか。
自由度の高いVRChat内で、様々な企画を行い反響を集めており、今一番注目されているメタバースプラットフォームであると言えます。
そんな注目度の高いVRChatは、国際交流の場としても注目されています。
さまざまな国のユーザーが集まり、バーチャル空間を通じて、文化や言語を学ぶ場として活用されています。
本記事では、VRChatが国際交流におすすめな理由や、実際に国際交流が盛んなワールドをご紹介します。
初心者向けに翻訳ツールの使い方も解説していますので、VRChatを活用したい方はぜひ参考にしてください!
VRChatについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
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|VRChatはなぜ国際交流におすすめ?
VRChatは世界中のユーザーと、リアルタイムでのコミュニケーションを図ることができます。
また、アバターを通しての交流であるため、リラックスした国際交流に非常に適しています。
そんなVRChatがなぜ国際交流に適しているのか、理由を3つご紹介していきます!
世界中から多くのユーザーが集まる
VRChatは、世界中から多くのユーザーが集まるため、さまざまな国の文化や言語を学ぶことができます。
また、VRChatのグローバルなコミュニティは、常にアクティブな状態であり、24時間いつでも他のプレイヤーと交流することができます。
2024年2月のvrchat.comのwebアクセス数はアメリカが最も多く、次いで日本、カナダ、イギリス、メキシコとなっています。
実は日本のユーザーが多いというのも驚きですが、英語だけでなく、フランス語やスペイン語などを学ぶには最適だと言えます。
このように、アメリカを中心に世界中から多くのユーザーが集まるため、国際交流を通して様々な言語や文化を学ぶことができます。
VCでのコミュニケーションが多く行われる
VRChatでは、ボイスチャット(VC)が主要なコミュニケーション手段として使われています。
VCを通じてリアルタイムで会話ができるため、テキストチャットに比べて感情やニュアンスが伝わりやすく、深い交流が可能です。
またVCによる音声会話であるため、スピーキングやリスニングの練習にもなり、言語を学ぶ上では非常に効果的です。
たとえば英語や日本語を学びたいユーザー同士で、お互いに教え合うこともできます。
加えて多くのワールドでは、言語を学びたいユーザー向けのコミュニティがあり、自然な会話を通じて多言語学べる環境が整っています。
このようにVCを積極的に活用して交流することで、言語習得を目的にしている人にとって効果的な国際交流となります。
無料で利用できる
VRChatは基本プレイが無料であり、誰でも気軽にアクセスできる点が大きな魅力です。
VRゴーグルなどのヘッドマウントディスプレイでの利用だけでなく、PCやAndroidのスマートフォンなどからでも利用することができます。
iosのスマートフォンでの利用は現在開発中ですが、このように高額な機材を用意せず利用することができます。
私もPCでVRChatをプレイしましたが、インストールしてすぐに始めることが出来ました!
また、無料でありながらも多くのワールドやコンテンツが提供されており、プレイヤーはさまざまな体験をすることができます。
もちろん、有料のアイテムやアバターもありますが、無料でも十分に楽しめるため、初めてのユーザーでも安心して始められます。
このように誰でも気軽に利用することができ、楽しみながらの国際交流をすることができるので、VRChatでの国際交流をおすすめします!
|国際交流におすすめのVRChatワールド
VRChatには、国際交流を目的としたさまざまなワールドが存在します。
ここでは特に、日本人が国際交流をするのに適したワールドを2つ紹介します。
ぜひ実際にワールドに遊びに行ってみてください!
Study Japanese World【HiTs】
「Study Japanese World【HiTs】」は、英語圏のユーザーが日本語を学ぶためのワールドです。
このワールドでは、英語と日本語の両方が使用されており、初心者でも安心して参加できる環境が整っています。
ワールド内には日常会話の練習や、簡単な単語やフレーズを学ぶための様々なミニゲームなどが設置されていて、楽しく言語を学ぶことができます。
例えば、すごろくやかるた等の日本の遊びを楽しみながら日本語を学ぶことができます。
またアバターの上部に「StudyJP(日本語)」や「NativeJP」などのタグをつけることができ、自身の学習状況を他のユーザーと共有することが出来ます。
私も実際にワールドに入ってみましたが、現実世界での外国の方との交流ではすごろくやかるた等をやる流れにはならないので、新鮮で楽しそうだと感じました!
日本語の勉強をしている海外のユーザーが多いので、日本語で国際交流をしたいという方にはおすすめのワールドです。
ぜひ海外のユーザーに日本語を教えに行ってはいかがでしょうか。
EN-JP Language Exchange World
「EN-JP Language Exchange World」は、日本語と英語の会話での国際交流を目的としたワールドです。
このワールドでは、日本語を学びたい外国人ユーザーと、英語を学びたい日本人ユーザーが集まり、お互いに言語を教え合うことができます。
特に、言語に不安がある初心者でも参加しやすく、丁寧にサポートしてくれる他のユーザーがいるため、初めての国際交流にも最適です。
また、ワールドの最初に自身の英語・日本語の熟練度を選択することができるので、自身のレベルに合わせて気軽に会話に挑戦できます!
実際にワールドに入った際も、サポートの人が初めに話しかけてくれたので安心してワールドを楽しめました。
私は英語は全く話せないので聞き専として入室しましたが、日本語や英語が飛び交っていてみなさん楽しそうでした。
英語の勉強をはじめようと思います。笑
自身のレベルに合わせて楽しく、英語で国際交流のできるワールドです。
ぜひ一度訪れてみてください。
|【初心者向け】翻訳ツールを活用
VRChatでの国際交流において、初めは言語の壁に不安があると思います。
そんな方でも、安心して国際交流をすることができるようになる、VRChat専用の翻訳ツールがあります。
ここでは、VRChat専用の翻訳ツールVRCTについてご紹介します。
VRChat用翻訳ツール「VRCT」とは
「VRCT」は、VRChat内でリアルタイムに翻訳を行うツールです。
英語や日本語など、異なる言語を使用するユーザー同士がコミュニケーションを円滑に行えるようサポートしてくれます。
テキストチャットだけでなく、自身が発した言葉も相手が話している言葉も全て、翻訳されてテキストで表示されます。
テキストはアバターの上に表示され、元の言語の後に翻訳された言語が表示されています。
VRChat内で多国籍のユーザーとやり取りする際、言語の壁を感じることがありますが、VRCTを使用することで、その壁を一気に取り除くことが可能です。
このようにVRCTを活用すれば、日本語しか話せない方でも、外国語を学び初めの方でも、気軽に国際交流をすることができるので、ぜひ活用してみてください!
VRCTを使うには
VRCTの使用は非常に簡単です。
まず、BoothからVRCTをダウンロードし、インストールします。
その後、VRChat内で設定を行い、リアルタイム翻訳を有効にするだけで、すぐに使用可能です。
VRChat内での設定は「Option」→「OSC」→「Enabled」の順で選択し、OSCを有効にするだけです。
PC版でも同様に設定することができます。
VRCT側での設定も単純で、自身で話す言語とどの言語に翻訳するのかの設定のみです。
言語の設定が完了したら、翻訳やマイクの自動文字起こし、スピーカーの自動文字起こしをONにするとVRCTを使用することが出来ます。
自分が送ったメッセージや送られてきたメッセージはVRCTのログから確認することが出来ます。
VR版ではデスクトップの画面をオーバーレイすることで、VRゴーグルを被りながらログの確認が出来ます。
このようにVRCTは無料で使用することができ、インストールから難しい設定をする必要がありません。
ぜひVRCTを活用して、気軽にVRChat内での国際交流を楽しんでみてください!
|まとめ
いかがでしたでしょうか。
VRChatでの国際交流は非常に魅力的だと私は感じています。
多言語を学ぶとき、座学だけでは話す力や聞く力は中々向上しません。
このVRChatは、実践の場としてアバターを使い、リラックスして利用できるため、多言語を学ぶのにとても適していると思います。
また、海外のユーザーとVRChat内の様々なコンテンツを一緒に体験することで、日本とは違う文化に触れる良い経験ができると感じました。
最近VRChatを始めた方も多いと思いますが、今回ご紹介したワールド以外にもたくさんのワールドがあるので、ぜひ楽しんでみてください。
私もどこかにいるかもしれません笑
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