ソフトウェアやハードウェアと聞くと、なんとなくのイメージが湧く人は多いのではないでしょうか。

しかし、定義やそれぞれの関係性、違いなどを問われると困ってしまう人が多いと思います。

この記事では、そんなソフトウェアの定義とはなにか、ハードウェアとの違いは何なのかについて解説していきます。

基礎的なIT知識が求められる現代社会において、役立つ情報をお届けします。

ぜひ最後までご覧ください!

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|ソフトウェアとは

コンピューターは様々な部品が組み合わさってできています。

キーボードやディスプレイから、内部にある無数の部品に分かれています。

そんな様々な部品に命令を与えることで、コンピューターは動作します。

その命令を与える役割を担っているのが、いわゆる「ソフト」と呼ばれるソフトウェアです。

ここでは、その定義や役割を詳しく見ていきましょう!

ソフトウェアの定義

様々なコンピューターやデバイスに対して、命令をするプログラムや、その関連データのことを指します。

複数のプログラムが集まったものを指すこともあります。

具体的には、アプリケーションソフトウェアやシステムソフトウェアなど、用途によって種類があります。

私たちが普段使用しているスマートフォンや、家電などの機械に多く組み込まれており、様々な命令を出しています。

このソフトウェアのおかげで、スマートフォンを使って調べものをしたり、撮影をしたりと様々な機能が使用できているのです。

このように、目には見えないところで様々な命令を出すプログラムのことをソフトウェアといいます。

ソフトウェアの役割

役割はコンピュータやデバイスが機能を発揮するための指示を与えることです。

言わば、コンピューターにおける頭脳のような役割を担っています。

例えばパソコンの画面の明るさを変える際に、私たちは対応するキーボードを押します。

キーボードが押されると、ディスプレイの明るさが変更されますが、その際にソフトが裏で動いています。

このようにコンピューターが何かをする際に、コンピューターの内部で働き、あらゆる動作を行うための頭脳を担っています。

|ソフトウェアの種類

コンピューターを動作させる基盤となるものから、特定の目的を持つものと、大きく2つに分類されます。

ここでは、それぞれの特徴について解説します!

システムソフトウェア

デバイスの基本機能を管理するためのプログラムです。

OS(オペレーティングシステム)がその代表例で、WindowsやmacOS、スマートフォンではIOSやAndroidが該当します。

このOSがなければ、そもそもデバイス自体が機能しなくなります。

このように、コンピューターやデバイス本体を管理し、サポートすることで正しく動作させるためのものを指します。

アプリケーションソフトウェア

特定のタスクや目的に応じて開発されたプログラムのことを指します。

一般的にソフトと呼ばれると、このアプリケーションソフトウェアのことをさし、応用アプリケーションと呼ばれることもあります。

例えばExcelやLINEなど、普段利用しているツールもアプリケーションの1つです。

インストールしてデバイス上で動くものもあれば、ブラウザ上で動くものもあります。

このように、特定の目的のために作られたプログラムのことを指します。

|ソフトウェア開発

新しい機能や用途が求められるたびに、新規で開発する必要があります。

ここでは、開発の流れと必要なスキルについて解説していきます!

ソフトウェア開発の流れ

ソフトウェアの開発にはいくつかの方法がありますが、主に以下のような流れで進められていきます。

①要件定義

まずどのようなものを開発するのかを明確にする必要があります。

目的の動作を実現するために必要な機能や仕様を明確にしていきます。

②設計

続いて、定めた要件に沿って設計を行います。

どの部分がどのような機能をするのかなどを設計していきます。

③開発

作成した設計図に沿って、プログラムを書いていきます。

④テスト

仕様通りに動作するかを確認するテストを行います。

バグや仕様通りに動作しない場合は修正を行います。

⑤デプロイメント

ユーザーが使用できるようにします。

⑥運用・メンテナンス

デプロイメントした後も、運用を行ったり、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

後から見つかるバグもあるので、見つかった場合は修正を行います。

ソフトウェア開発に必要なスキル

ソフトウェア開発に必要なスキルは、コミュニケーション能力や様々な言語のプログラミング知識です。

要件定義を行うために、ヒアリングを行ったり、チームで開発する場合に円滑なコミュニケーションを行う能力が必要となります。

また、プログラミング知識とコーディングスキルはもちろん必要ですが、特定の言語だけではなく、様々な言語の知識が必要となります。

開発する要件次第で、開発に使用する言語が異なるからです。

このように開発には、コミュニケーション能力と様々な言語の知識が必要になります。

|ソフトウェアとハードウェアの関係

ソフトウェアとハードウェアは切っても切り離せない関係にあります。

ここでは、ハードウェアとは何かと、両者の関係性について解説していきます!

ハードウェアとは

ハードウェアとは、コンピュータやスマートフォンなどの物理的な構成要素を指します。

これには、CPUやメモリ、ストレージ、ディスプレイ、キーボードなどが含まれます

これらの部品やデバイスにもすべて、ソフトウェアが内蔵されており、動作しています。

例えば、ソフトウェアが「文字を表示する」という命令を出すと、ディスプレイがその命令に従って動きます。

このように、出された命令によって動かされたり、プログラムの結果が反映される場所がハードウェアです。

ソフトウェアとハードウェアの連携

ソフトウェアとハードウェアは、お互いを補完し合う関係にあります。

アプリやプログラムだけがあっても、それを映し出すディスプレイがなければ意味がないですし、ディスプレイがあってもそこに映し出す仕組みがなければ意味がありません。

例え、Switchのゲームを買っても、本体を持っていなければ遊べません。

ゲーム本体があっても、中にゲームが入っていなければ遊べません。

両方がそろってはじめて、Switchでゲームを楽しむことができます。

このように、両者が連携することで、パソコンやスマートフォンが動作しています。

|まとめ

いかがでしたでしょうか。

ソフトウェアとは何なのか、ハードウェアとの違いやその関係についてご理解いただけたでしょうか。

身近な機械1つとっても、たくさんのソフトとハードが連携して動いているのだとおもうと、面白いですよね。

今の世の中は、DX化が進みエンジニアだけではなく、どの役職でも基礎的なIT知識が必要となっています。

IT知識はなんとなくわかるけれど、具体的にはわからないというものも多いのではないでしょうか。

そんな時はぜひ他の解説記事もご覧ください!

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