既にChatGPTを利用されたことのある方は多いかと思いますが、ChatGPTを使用してイラストを作成されたことはありますでしょうか?
本記事では、ChatGPTでなぜイラスト生成が可能なのか、イラストを作成する方法とイラスト作成時に入力するテキストプロンプトのコツ、イラストの活用例について解説します。
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|ChatGPTによるイラスト生成の仕組み
2023年10月、OpenAI社はChatGPTとイラストを生成できるAI「DALL-E 3」が連携し、組み合わせたものをChatGPTの有料プラン契約ユーザーが利用できるようになったことを発表しました。
画像生成AIには、ディープラーニングに基づき、大量の画像データを解析し、新しいイラストを生成する能力があります。
テキストからイラストへの変換プロセスでは、まず、AIが生成対象のデータを材料として、特徴やパターンを学習します。その内容に基づき、新たなイラストを生成することができます。
ユーザーにとっては、テキストから画像を生成できているだけに見えますが、目に見えない部分で複雑な動きをしているのです。
|ChatGPTでイラスト作成する方法
まずは利用する前にアカウントを準備しましょう。
2024年12月現在、DALL-E 3はChatGPTの無料プランでも使用可能ですが、アカウントの登録なしでは使用ができない仕様になっています。
また、無料プランでは生成できるイラスト数に制限があり、クレジットを使い切ってしまった場合は、翌月に付与されるクレジットを待つか、有料プランへのアップグレードが必要となります。
アカウントは、Google、Microsoft、Appleのいずれかのアカウントがあれば、そのアカウントでログインすることが可能です。
お持ちでない方は、メールアドレスでの登録が可能ですので、手順に沿って登録しましょう。ログインできましたら、準備は完了です。
あとはテキストプロンプトにいろいろと入力してみましょう。実際に、「公園の中にあるビルのイラスト」と入力するだけで、数秒でテキストに沿ったイラストが出力されるはずです。
|ChatGPTでイラスト作成するときのプロンプトのコツ
ChatGPTを利用する場合、英語で入力した方がテキストプロンプトに沿った正確なイメージを生成するため、できるだけ英語で入力しましょう。
実際に「公園の中にあるビルのイラスト」と入力し、生成された画像です。
「公園の中にモダンなビルがあるイラストです。」という説明が返って来ましたが、モダンなビルは奥にあり、存在感がありません。
次に英語で「Create an image there is a building in the park.」と入力して、イラストを生成したところ、公園とビルが中心のイラストが生成されました。
同じ意味の文でも、英語で入力するだけで、正確性の高いイラストを生成できています。
次に、テキストプロンプトには具体的に入力することを心がけましょう。
噴水や花等、どういった公園なのか、天気はどうなのか、季節と時間帯はいつなのか、ビルはどういった形で何色なのか。
具体的に入力すればするほど、イメージしているイラストに近づくはずです。
|ChatGPTイラスト生成の活用例
実際に生成されたイラストは、どのように活用されているのでしょうか。
様々な活用例を知れば、普段の生活の中で、イラストの生成を活用できるアイディアが思いつくことに繋がっていくかもしれません。
ここでは、ビジネスシーンとクリエイティブ分野での活用例について解説します。
ビジネスでの活用例
プレゼンテーション資料や商品のプロモーションなど、ビジネスシーンにおいて、視覚的にものを見せることの効果は大きく、ChatGPTのイラスト生成機能は活躍するでしょう。
また、生成した画像に対して、配色やテキストなどの細かいディティールを、テキストプロンプトのみで簡単に変更でき、変更後のイラストをすぐに生成できる点も大きな魅力の一つです。
クリエイティブ分野での応用
ChatGPTでは、手書きのイラストをアップロードして、それを基にデータ化したイラストを生成することも可能です。
この機能により、デザイナーのイメージを簡単にイラストに落とし込むことできます。
ロゴの作成や広告、ファッションや建築デザイン、ポスターや商品パッケージのデザイン、キャラクターの生成などクリエイティブ分野での活用例は、挙げればキリがありません。
|ChatGPTイラスト生成のメリット
ChatGPTを使用したイラスト生成のメリットをいくつか紹介します。
一つ目は、イラストを描くスキルがなくても、高品質でリアルなプロレベルのイラストを簡単に生成できる点です。
二つ目は、コストパフォーマンスがいい点です。
今までのイラスト制作では、多くの時間と労力を要していましたが、ChatGPTを利用することで、時間を短縮でき、かつ高品質なイラストを生成できます。
三つ目は、表現が豊富になることです。
ChatGPTを利用すると、ユーザー自身が想像していなかったようなユニークなイラストを生成できます。
ユーザー自身の表現の幅を広げることができるということは、可能性が広がることにも繋がります。
|まとめ
ChatGPTによるイラストの生成について紹介しました。
以下、本記事のまとめになります。
・イラスト生成AI「DALL-E 3」と連携したことで、ChatGPTでイラスト生成できるようになった
・イラスト生成するにはアカウントの登録とログインが必要
・英語入力の方が、正確性の高い画像が生成できる
・具体的な指示を与えることで、理想に近いイメージができる
・手書きのイラストをアップロードして、イラストを生成することも可能
イラスト生成機能の利用を検討する際には、この記事が参考になれば幸いです。
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