ChatGPTで会社やチームなどのロゴを作成できるのをご存知でしょうか?
デザイナーに頼らなくとも、会社やチーム名・業種やビジネス内容・色・シンボルやモチーフ・文字のスタイルなどの情報を入力するだけで、簡単に無料のロゴを作成できます。
本記事では、ChatGPTを使用して作成したロゴの著作権と商標権、ロゴを作成する方法、ロゴを作成する上で覚えておくべきポイントについて紹介していきます。
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|ChatGPTでロゴを作成した時の著作権と商標権
ChatGPTでロゴを作成した場合、OpenAI社が提供する画像生成AI「DALL-E 3」が利用されます。
DALL-E 3の規約には、DALL-Eで生成された画像は生成したユーザーのものになると記述されており、画像を販売することも可能です。
よって、著作権はユーザーのものになり、商標権を得ることも可能です。
ただし、ChatGPTはユーザーの入力したデータを学習しているため、他のデザインと類似した画像を生成してしまう可能性があります。
類似した画像を使用すると、訴訟問題へと発展するリスクがあるため、出力された画像は、使用する前に確認する必要があります。
場合によっては、専門家に確認することも必要かもしれません。
|ChatGPTを使ったロゴ作成方法
シンボルやモチーフにしたいものや配色、会社名やチーム名の字体、それぞれの配置、頭の中にあるデザインイメージを文字として入力するだけで、画像を実際に出力してくれるなんてワクワクしませんか?
ここからはイメージに近い画像が出力されるよう、実際にChatGPTを利用したロゴの作成方法について解説していきます。
ロゴのイメージを文章で作成
まずはロゴのイメージを具体的な文章にしてみましょう。
色、業種、雰囲気などを具体的に入力することが重要です。例えば、「青と黒をベースに燃え上がるようなITのスタートアップ企業のロゴを作成」といった文章でも十分です。
どのような文章にすればいいのか困った場合には、シンプルに「ロゴを作成」と入力してみてください。ChatGPTがどのような情報を必要としているかヒントを返してくれますので、その情報を基に文章を作成することもできると思います。
ChatGPTに入力
イメージを文章で作成できたら、実際にChatGPTに入力してみます。
ChatGPTが画像を出力してくれます。前段で文章がうまく作成できなかった場合はそれぞれの項目を羅列するだけでもロゴを生成してくれます。
例えば、「会社のロゴ、会社名はABC、シンプル、グリーン、業種はIT、シンボルはサボテン」等と入力してみてください。
画像が出力されたら、色やフォントの変更指示などをし、イメージに近づけていきましょう。
|ChatGPTでロゴを作るときのポイント
ここまではロゴの作成方法について解説してきましたが、実際に生成されたロゴはいかがでしょうか?まだ生成されたロゴに納得していない方も多いかと思います。
理想のロゴに近づけるためにはどうしたらいいのか、いくつかポイントがあります。
下記のポイントを抑えることができれば、理想のロゴに近づくことができるでしょう。
具体的なイメージの記述
まずは最初に入力した文章を確認してみましょう。
イメージの記述について、具体的に記述できていますでしょうか?
ロゴは四角がいいのか円がいいのか、会社名の配置はどこにするのか、入力したひとつひとつの項目に関して具体的な指示が伴っているかどうかを見直しましょう。
抽象的な指示では思い通りの成果物ができないのはAIも同じです。
具体的な指示を加え、正確なイメージを入力することは画像生成にとって重要なことです。
ブランドコンセプトの明確化
ロゴはブランドの顔のひとつとなるものです。
ロゴを見た人に、ブランドが顧客に提供する価値や社会における役割が伝わればベストです。
ブランドに明確なコンセプトはありますでしょうか?
明確にある場合、そのコンセプトをロゴ生成の際に指示してみください。
例えば、「○○なロゴを作成。」の後に「ブランドコンセプトはやりたいことを実現できる。」のように入力するだけでも、コンセプトを反映したロゴを生成します。
デザイン要素の指定
デザインの要素として、6つの基本要素(線、色、形状、質感、空間、タイポグラフィ)が挙げられます。入力した内容はこれらの要素を指定できていますでしょうか?
色ひとつとっても色相、彩度、明暗を指定することができますし、線も長さや太さ、実線・破線を変えるだけでロゴの印象は大きく変わります。
6つの基本要素のひとつひとつを具体的に指定するだけで、生成されるロゴは理想に近づいていくはずです。
|まとめ
本記事では、ChatGPTを使用したロゴの作成について解説しました。
ChatGPTでの画像生成は今後も進化を続け、よりユーザーのイメージに近いものを生成できるようになっていくことでしょう。
生成したロゴが商用利用されることが増えていくことも予想されますが、商用利用する場合は、前述したように著作権・商標権の問題に抵触しないよう、慎重に確認を怠らないでください。
ChatGPTを使用したロゴ作成を検討する際には、この記事が参考になれば幸いです。
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