皆さんはメタバースで収益を得られることはご存じでしょうか。

サンドボックスやディセントラランドなどはNFTと関連付けたメタバースプラットフォームで、そこで作成したものを売買することでお金を稼ぐことができるようになっております。

そんなメタバースプラットフォームの中でも最近特に注目を浴びているのは、XANAというメタバースプロジェクトです。

今回は、そのXANAに焦点を当てて、使い方や実際にお金を稼ぐ方法など解説していきたいと思います。

サンドボックスについては下記のURLの記事をご参照ください。

【初心者向け】The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?始め方や遊び方、魅力を紹介!
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ディセントラランドについては下記のURLの記事をご参照ください。

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|XANAとは

出典:https://web.xana.net/ja/

XANA(ザナ)とはNOBORDER.z(ノーボーダーズ)が開発し「XANALIA Limited」が運営するWeb3.0メタバースプロジェクトのことを指し、人類のメタバースへの移行のために2019年からプロジェクトが開始されました。

メタバース、独自チェーン、土地、NFTゲーム、制作ツールなど必要なすべてをワンストップで提供し、地域政府、ブランド、著名IP等に国際的に導入されています。

NOBORDER.zはドバイに拠点を置く100人以上の組織で、CEOのRIO TAKESHI KUBO氏は日本人です。

CEOが日本人ということもあって、XANAの公式サイトや各サービスは日本語に対応しています。

リアリティを目指したメタバース空間であり、ポリゴン的なデザインのディセントラランドやサンドボックスとは、違ったメタバースとなっています。

また、XANAはマルチデバイスに対応しており、PCだけでなくスマートフォンやVRデバイスに対応しており、PC環境がなくてもメタバース空間に入ることができます。

XANAはSNSの在り方を変える可能性のあるプロジェクトとなっております。

XANAは、イーサリアムベースのメタバース特化にカスタムされたサイドチェーンです。

大多数の同時接続でも、高速な処理ができるように設計されております。

イーサリアムは、非常に人気が高く、多くのDAapps(ブロックチェーン上のアプリケーションやゲームなど)が利用されています。

そのため、取引のボリュームが拡大し、処理が追い付かなくなってしまいます。

これをスケーラビリィティ問題といいます。

この問題を解決するためにサイドチェーンの技術が開発され、高速な処理を実現するとともに、手数料の削減が可能になりました。

XANAはサイドチェーンとなるので、ガス代を必要としない快適なトランスザクションを実現できます。また、主要なブロックチェーンと接続することが可能となっております。

|XANAの特徴

XANAについての概要はわかりましたでしょうか。

最近はメタバースがバズワードに-度なっているのもあって、様々なメタバースプロジェクトが開始されていますが、特にXANAは注目されているようですね。

そんなXANAの4つ特徴についてお話していきたいと思います。

マルチデバイス対応

前述しましたが、XANAはマルチデバイス対応となっております。

PCだけではなく、スマートフォンやVRデバイスからもメタバース空間に入ることが可能となっています。既存の人気メタバースであるディセントラランドやサンドボックスはPCからでしかメタバース空間に入ることはできないようになっております。

XANAの公式ホームページのロードマップの情報によりますと、「2022年第一四半期にモバイル版」、「2022年第二四半期にデスクトップ版」「2022年第三四半期にVR版」のメタバースアルファローンチが行われます。

ロードマップ通りに進めば、2022年中にマルチデバイスに対応する予定です。

日本語に対応している

こちらも前述した通り、NOBORDER.zのCEOが日本人であることからXANAの公式ホームページは日本語に対応しております。

既存のメタバースプロジェクトの公式ホームページは、ほとんどが英語表記となっており、英語表記であると英語の習慣のない日本人には、メタバースの情報を得ることが困難でした。

しかし、XANAの公式ホームページは日本語に対応しているため、日本人でも簡単に情報をえることが可能となっております。

日本人がメタバースの情報を得られることで、日本でも人気のメタバースプロジェクトになる可能性があります。

Play to earn、Create to earnを採用

XANAはPlay to Earnはもちろん、Create to Earnも採用しています。

XANAはゲーム内で遊びながら仮想通貨を稼ぎ、ゲーム内でNFTを作成して仮想通貨を稼ぐことが可能となっています。

実際にXANAの公式ホームページには、デザイナーの稼ぎ方やアーティストの稼ぎ方の一例が載っております。そのため、XANAが普及した場合、デザイナーやアーティストは稼ぐ方法の根本が変わってくるかもしれません。

今後、Play to EarnからCreate to Earnが主流になっていくと言われており、XANAはCreate to Earnの先駆けでもあります。

有名なサポートが多い

XANAには有名なサポーターが多くついております。

例えば、鉄腕アトムで有名な「手塚プロダクション」や、Netflixでアニメ化されて有名になったULUTRAMANの「ヒーローズ」がサポーターにいます。

「手塚プロダクション」「ヒーローズ」がサポーターについていることで、鉄腕アトムやULUTRAMANがNFTカードとして販売することが決定しています。

それに加えて、そのNFTカードはNFTDUELに使用できるようです。

ここでNFTDUELについて補足させていただくと、NFTDUELとは、世界で最も親しまれているゲームジャンルの一つであるトレーディングカードゲームにNFTの技術を用いて、カードの真の所有権事態をユーザーに付与し、グローバル市場で自由にトレードできることを可能としたNFTゲームのことを指します。

現在、NFTDUELの詳細についてはまだわかっていません。

既に、XANAのNFTマーケットプレイスであるXANALIAで「ULUTRAMAN」のNFTカードが販売されています。

「ULUTRAMAN」のNFTカードは0.08ETHで200個限定の販売が決定しています。

しかし、2022年9月現在は「ULUTRAMAN」のNFTカードの販売は終了しております。

そのため、「ULUTRAMAN」のNFTカードを購入するには、XANALIAで保有者から譲り受けるしかありません。

XANALIAでNFTを入手する場合は仮想通貨が基本となります。

|XANAでの稼ぎ方

先ほど先述したようにXANAはPlay to earnやCreate to earnができます。

しかし、皆様の中で実際にどうやって稼ぐことができるのか疑問に思っている方もいるかと思います。なので、次にXANAというメタバース空間での稼ぎ方につてお話ししていきたいと思います。

NFTの売買

XANAメタバース内ではアバター・土地/建物などすべてのアイテムがNFTになっています。

これらは仮想通貨を使ってユーザー同時で自由に売買することが可能になっております。

NFTの稼ぎ方の記事は下記にございます。

Play to Earn(P2E)はなぜ稼げる?仕組みや始め方・スマホ対応のおすすめゲームを一挙紹介!
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7/24にはXANA初のGenesis AIアバターが発売され、10,000体が完売いたしました。

現在はOpenSeaの二次流通で購入することができます。

また、アイテムの中でも収益性が高いのはランド(土地)です。

XANAメタバース内には150,000以上のランドがあり、立地の良さ(希少性)でCommon・Rare・Super Rareの3タイプに分かれ取引価格にも差があります。

実世界の不動産と同じ考え方ですが取引は即時で行われるのでとても魅力的な収益源となっております。

また、XANA LANDの入手方法は購入だけでなく、XETAステーキングで参加できる抽選に当たる可能性があります。

NFTアイテムの制作と販売

XANAメタバースではアバターが身に着ける服・靴・アクセサリーを誰でも作成、NFTとして販売できます。

その代表例として、ファッションデザイナーの「HIROKO KOSHINO」とコラボしたウェアラブルNFTは発売してから45分で500着が完売しました。

XANALIAは他のNFTマーケットプ永スト同じように、二次流通(転売)時のロイヤリティがクリエイターの収益になります。

NFTアート・ファッションに興味がある方はぜひクリエイターとしてNFTを作ってみましょう。

NFTゲームを制作

XANAではNFTDUELというトレーディングカードゲームを開発中です。

Play to Earn型の対戦ゲームなので、手持ちのカードを強くしたりレア度の高いカードを集めることで稼げる可能性があります。

NFTDUELがリリースされれば、ULTRAMAN・鉄腕アトムに続くコラボNFTカードが発売になるかもしれません。

NFTゲームをプレイ

XANAではゲームで遊ぶだけではなく、自分でゲームを作ることもできます。

ユーザーがメタバース空間内にゲームを作り利用料などで収益を得る「Create to Earn」の仕組みがあります。

「自分はエンジニアの経験がないからゲームなんて作れないだろう」と諦めている方でも下記の専用ツールが用意されているので、コーディングなどを不要となっており、簡単に始めることが可能となっております。

・World Builder

・Avatar & Wearable Builder

・Game Builder

XANAのトークンを売買

XANAメタバースではXETA(ゼータ)とALIA(アリア)、2種類の仮想通貨があります。

・XETA:XANAのガバナンストークン

・ALIA:XANALIAでNFTの売買に使用するトークン

XANAメタバースはまだ始まったばかりであり、サービスの多角展開やユーザーが増えプロジェクトが人気となれば、トークンが値上がりするかもしれません。

|XANAの始め方

XANAメタバース内でのお金の稼ぎ方がわかり、皆様のXANAへの興味はより一層高まりましたでしょうか。

次に実際にXANAを始めるにはどのようにすればよいのかユーザー登録やアバターの作成についてなど説明していきたいと思います。

アプリをダウンロード

①XANAアプリをダウンロードしてください。

下記XANAの公式ホームページからアプリをダウンロードできます。

公式HP:https://xana.net/ja/#

②アプリを開き、利用規約を確認して「同意する」を押下してください。

ユーザー登録

①「新規登録」から電話番号またはメールアドレスを入力して「作成」を押下してください。

②届いたメールに記載の4桁の認証コードをアプリに入力してください。

③パスワードを2回入力、名前(ニックネーム)を入力して「作成」を押下します。

※パスワードは大小英字・記号を含んだ8~15文字です。

④登録完了画面が出てきたら終了となります。

アバターを作成

①お好みのアバターを選択して、「着せ替え」を押下してください。

②「着せ替え」で顔や体型を「服装」で服や靴を選択できます。

ワールドを選択、プレイ

①ホーム株からワールドを選択、内容を確認して「プレイをする」を押下

②ロード完了まで1分ほど待つ(スマートフォンの場合強制的に横画面になります。)

③音声の許可を選択してください

④他ユーザーとコミュニケーションするなど自由にプレイできます。退出する際は、右上のドアマークを押下してください。

⑤「はい」を押下するとホームに戻ることができます。

|XANAの将来性

NOBORDER.zは2022年10月17日に、同社が開発するWeb3.0型のメタバース「XANA」がNFTとしてメタバース上の土地を販売し、合計5,180NFT、販売合計額3,093ETH(約6億円相当)を一般販売開始後9時間で完売したことを発表しました。

XANAはメタバース上の全区画を約75,000個のNFTに分けて設計していますが、今回はその中の5,180個を一般向けに販売、これに加えて連携企業などが3,596個のNFTをプライベートセールとして購入していると報告されています。

このNFT販売で支払われた3,093ETH(約6億円相当)という販売額は「初回の一般販売としては世界最上位のNFTに匹敵する規模」であるとされています。

なお、今回の第一回販売で開放されたNFTは全体の9分の1ほどに相当する数量であり、残りの土地は需要と供給のバランスを見ながら数年間をかけて徐々に開放していく予定だと説明されております。

また、この土地NFT販売で取得した提携企業・著名人の一部はすでに発表されており、今回の発表ではその一部として以下のような企業名や著名人の名前が挙げられています。

J&J事業創造(株式会社JTBと株式会社ジェーシービーの合弁会社)

株式会社フジクリエイティブコーポレーション

株式会社フジランド

株式会社ポニーキャニオンプランニング

木梨憲武氏

イ・スンギ氏

キム・ジェジュン氏

森咲智美氏

竹原慎二氏

XANAは今後も続々と提携企業・著名人を発表することを予定しているとのことで、『日本の優れたコンテンツ・IPをバックボーンに持ちながらグローバルに事業を展開する、世界を代表するWeb3.0型メタバースとして最先端の展開を続けていく』と説明されております。

なお、DAOの議決権やXANAチェーンのGASトークンとして使用される予定のXETAトークンは「OKX・KuCoin・Huobi Global・Bybit・Gate.io」などといった世界を代表する複数の大手暗号資産取引所に上場しています。

|まとめ

いかがだったでしょうか。

XANAの始め方や収益を得る方法について理解できましたでしょうか。

最後のXANAの将来性で記述させていただいた通り、現在XANAというメタバースプロジェクトはかなり注目されており、様々な企業や著名人と提携しております。

また、これからWeb3.0型のメタバースとして最先端の展開を続けていくということで今後の将来に期待できると思います。

私は、本記事を作成しながら、今後メタバース技術が進化していき、デジタルの世界で収益を得ながら生活できる未来ができるのではないかと感じました。