最近ニュースなどでも耳にすることも多くなった「メタバース」。

ビジネスやゲームなどのエンターテインメント領域を中心に既に活用が進みつつありますが

、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?

「メタバースってそもそも何?」

「数あるメタバースプラットフォームの中で何を選んだら良いの?」

そこで今回は、このようなお悩みをお持ちの方に向けて、メタバースの特徴やおすすめのプラットフォーム14種類を目的別にご紹介します。

最後までお読みいただければ、話題のメタバースプラットフォームに関する知識を短時間で包括的に比較できるので、ぜひ最後までお読みください!

|メタバースとは

まずはメタバースについておさらいをしておきましょう。

「メタバース」とは、直訳すると「超越した宇宙」という意味を持つ概念です。

「メタ(Meta)」が「超越した」や「高次の」という意味を含み、「バース(Verse)」が「ユニバース(宇宙)」を指すことから形成された造語です。

現在では「仮想世界」や「仮想空間」を表す言葉として定着しています。

抽象的で理解しづらい概念ですが、例えばコロナ禍で人気を博した「あつまれ どうぶつの森」を思い浮かべると、少しイメージしやすくなるかもしれません。

「あつまれ どうぶつの森」では、個性豊かな動物たちとプレイヤーが一緒に暮らす、ひとつの仮想空間です。

いわゆる「あつ森」は完全なメタバースとはいえませんが、イメージとしては間違っていません。

つまり、メタバースとは現実世界に存在しながらも、オンライン上で実際の世界と同じような体験や交流が可能な3次元の仮想空間を指しています。

厳密にいうとさらに細かな定義があるのですが、一言では説明しきれないので、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご確認ください。

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|【2024年最新】ユーザー数が多いメタバースプラットフォームランキング

では早速、注目のメタバースプラットフォームについてみていきましょう。

まずは、2024年最新の情報から判断したユーザー数が多いメタバースプラットフォームです。

1位:Fortnite|6億5000万人以上

 詳細
プラットフォーム名称Fortnite(フォートナイト)
提供元Epic Games
リリース日2017年7月25日
簡単な特徴バトルロワイヤルゲーム、クリエイティブモード、バーチャルイベント参加可能
対応デバイスPC、Mac、PlayStation 4/5、Xbox One/Series X
料金基本プレイ無料(アイテム購入などでの課金あり)
公式URLhttps://www.epicgames.com/fortnite/en-US/home

現在世界で最もユーザー数が多いメタバースプラットフォームはFortnite(フォートナイト)です。

Fortnite(フォートナイト)では、世界中の人々がアバターを通じて交流し、ゲームを楽しんだり、コンサートやイベントに参加したりできます。

推定ユーザー数は6億5000万人を超え、その人気はまさに折り紙つきです。

<Fortnite(フォートナイト)で主にできること>

  1. 100人の中から最後の一人になるまで戦うバトルロワイヤルゲーム
  2. 自分だけの世界を創造し、ゲームやアクティビティを自由にデザインできる
  3. 音楽コンサートや映画のプレミア上映など、様々なバーチャルイベントに参加可能
  4. 世界中の友達とチャットしたり、協力プレイで一緒に冒険できる

Fortniteはただのゲームとしてだけでなく、新しいタイプのソーシャルスペースとしても注目を集めています。

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2位:ZEPETO|3億人以上

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000103047.html
 詳細
プラットフォーム名称ZEPETO
提供元Naver Z Corporation(韓国)
リリース日2018年
簡単な特徴アバターのカスタマイズ、バーチャル空間の探索、コミュニケーション、イベント参加、コンテンツの作成が可能
対応デバイスiOS、Android、Web
料金基本無料(アイテム購入など一部有料機能あり)
公式URLhttps://web.zepeto.me/ja

次にユーザー数が多いメタバースプラットフォームは「ZEPETO(ゼペット)」です。

そのユーザー数は推定3億人〜4億人以上とも言われており、若い世代を中心に人気を博しています。

<ZEPETO(ゼペット)で主にできること>

  1. 髪型、服装、アクセサリーなど、豊富なオプションから選んで、自分だけのアバターを作成できる
  2. テキストや音声チャットを通じて、世界中のユーザーと交流することが可能
  3. 定期的に開催されるイベントやパーティーに参加して、特別なアイテムを獲得したり、限定アクティビティを楽しめる
  4. 自分だけの空間をデザインしたり、オリジナルのアイテムを作成して販売することも可能

ZEPETOは、初心者でもとっつきやすいインターフェースと豊富なコンテンツにより、メタバースの世界でリーダー的な存在となっています。

【ユーザー4億超】メタバース「ZEPETO」とは?人気の秘密を解説
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3位:Roblox|2億人以上

出典:https://www.roblox.com/
 詳細
プラットフォーム名称Roblox(ロブロックス)
提供元Roblox Corporation
リリース日2006年
簡単な特徴ユーザーが自らのゲームを作成・共有できるメタバースプラットフォーム
対応デバイスPC、Mac、iOS、Android、Xbox One
料金基本プレイ無料(アイテム購入による課金あり)
公式URLhttps://www.roblox.com/

ユーザー数ランキング第3位のメタバースプラットフォームは「Roblox(ロブロックス)」です。

2024年現在の推定ユーザー数は、日々のアクティブユーザーが70.2万人、月間アクティブユーザーが2億1600万人に達しています。

Robloxは、ユーザーが自らのゲームを作成し、他のユーザーがそれをプレイできるようにする、非常にユニークなメタバースプラットフォームです。

プレイヤーは自分の想像力をフルに活用して、独自の仮想世界やゲームを作り出すことができます。

<Robloxで主にできること>

  1. 「Roblox Studio」というツールを使用して、あらゆるジャンルのゲームを作成し、世界中のユーザーと共有できる
  2. アドベンチャーゲームからシミュレーション、RPGに至るまで、他のユーザーが作成した無数のゲームを体験できる
  3. フレンドを作り、チャットで交流し、共同でプロジェクトに取り組める
  4. 自分のアバターをカスタマイズして、個性的なアバターを作成できる

Robloxは、将来性が非常に高いメタバースプラットフォームです。

教育、エンターテインメント、さらにはビジネスの分野においても、Robloxは新しい形のコラボレーションや学習の場を提供しています。

プログラミングやゲームデザインに関心のある方にとっては、実践的なスキルを学ぶ絶好の場ともなっており、これらの要素が組み合わさることで、Robloxのメタバースは今後も拡大し続けるでしょう。

Roblox(ロブロックス)とは?何が面白いのかと料金体系や注意点を紹介!
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4位:Minecraft|1億8200万人以上

出典:https://www.minecraft.net/
 詳細
プラットフォーム名称Minecraft(マインクラフト)
提供元Mojang Studios
リリース日2011年11月18日
簡単な特徴ブロックを使って建築や冒険ができるサンドボックス型ゲーム
対応デバイスPC、Mac、Linux、iOS、Android、Xbox、PlayStation、Nintendo Switch
料金プラットフォームによって異なるが、一般的には購入制
公式URLhttps://www.minecraft.net/

第4位のメタバースプラットフォームは「Minecraft(マインクラフト)」です。

Minecraftの推定ユーザー数は、2024年の最近30日間で1億6900万人以上がプレイし、2024年1月には月間平均プレイヤー数が1億8200万人に達しました。

Minecraftは、ブロックを使って自由に世界を作り上げるサンドボックス型ゲームです。

プレイヤーは、採掘、建築、探検、クラフトといった活動を通じて、無限に広がるゲーム内世界を自由に冒険できます。

創造モードでは無限のリソースを使って建築に集中でき、サバイバルモードでは、資源を集め、食料を確保し、モンスターから身を守りながら生き延びる必要があります。

<Minecraftで主にできること>

  • 自由にブロックを使って、家、城、機械など、あらゆるものを建造できる
  • 広大なゲーム内世界を探検し、隠されたダンジョンや、未知の地形を発見できる
  • 食料を確保し、夜間に現れるモンスターから生き延びるためのサバイバルゲーム
  • 友達と一緒にマルチプレイ可能

Minecraftはその柔軟性と開放性から、教育やクリエイティブな表現の場としても注目されています。

学校でのプロジェクトやコンピューターサイエンスの学習ツールとして利用される例も増えており、このプラットフォームの教育への応用可能性は大きいです。

Minecraft(マインクラフト)とは?ゲームの魅力や楽しみ方を詳しく解説!
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5位:Decentraland|60万人以上

出典:https://decentraland.org/
 詳細
プラットフォーム名称Decentraland(ディセントラランド)
提供元Decentraland Foundation
リリース日2020年2月20日
簡単な特徴・ブロックチェーンを基盤とした分散型メタバースプラットフォーム ・ユーザーは仮想土地を購入し、開発して独自のコンテンツやサービスを提供できる
対応デバイスウェブブラウザ(PC、スマートフォン、タブレット)
料金土地やアセットの購入には暗号通貨(MANA)が必要。基本的には無料でアクセス可能。
公式URLhttps://decentraland.org/

第5位のメタバースプラットフォームは「Decentraland(ディセントラランド)」です。

Decentralandの総ユーザー数に関する公式データは公表されていませんが、月間アクティブユーザー数は推定30万人以上です。

これをもとに、推定ユーザー数を推測すると約60〜300万人ほどのユーザー数がいると推測されます。

<Decentralandで主にできること>

  1. ユーザーはMANA(Decentralandの暗号通貨)を使用して土地(LAND)を購入し、自分の空間をカスタマイズできる
  2. アート、ゲーム、アプリケーションなど、様々なデジタルコンテンツを作成し、NFTとして販売できる
  3. コンサート、展示会、ミーティングなど、様々な仮想イベントに参加したり、自らイベントを開催したりできる
  4. 同じ興味を持つ人々とコミュニティを形成し、仮想空間で交流することが可能

Decentralandは、ブロックチェーンとメタバースを組み合わせて、ユーザー主導の完全分散型デジタル経済圏を実現しようとしているのが特徴です。

この辺りはかなり複雑なので、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

【初心者向け】Decentraland(ディセントラランド)とは?始め方や遊び方を解説
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【画像付き】Decentraland(ディセントラランド)の土地の買い方、転売の仕方を初心者向けにわかりやすく解説!
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|【日本国内】注目のメタバースプラットフォーム

日本は意外にもメタバースの成長率が非常に高い国の一つです。

日本のメタバース市場の市場規模は、年間平均成長率(CAGR)「+53.16%」という驚異的な数値で成長しています。

これは、私たちが日常的に使用している「スマホ」が急激に普及した時と同程度の数値です。

そんな注目の日本国内のメタバース市場ですが、現在では多くのメタバースプラットフォームがリリースされています。

ここでは、日本国内で注目のメタバースプラットフォームを3つ厳選してご紹介します。

①XR CLOUD

<XR CLOUDの特徴>

  • 自社開発した大規模5G通信ゲームエンジン「モノビットエンジン」を搭載
  • 数万人規模の同時接続でもラグが少ない
  • イベントの内容に応じてメタバースを自由にカスタマイズ
  • PC・スマホ・Webブラウザ全ての端末から接続可能(マルチデバイス対応)

「XR CLOUD」は、monoAI technology(モノアイテクノロジー)株式会社が開発した最先端のメタバースプラットフォームです。

現在リリースされている一般的なメタバースプラットフォームは、通常100〜1,000名以上の同時接続にもなると、サーバーに負荷がかかり過ぎてしまい大規模イベントを開催するのが難しい状況でした。

しかし、XR CLOUDであればそのような心配は無用です。

XR CLOUDは、独自開発した大規模5G通信ゲームエンジン「モノビットエンジン」を搭載し、数万人規模の同時接続にも容易に耐えることが可能です。

また、カスタマイズ性も非常に高く、あらゆる業界・業種の個別のニーズに対応した独自のメタバースを構築可能です。

マルチデバイス対応なので一般消費者から企業まで、全てのユーザーをターゲティングすることもできます。

既に大企業から中小企業まで多くの導入実績もあり、信頼性においても十二分です。

「メタバースを自社ビジネスに導入したいけどやり方がわからない…。」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ以下リンクから一度ご相談ください。

XR CLOUDについて無料で相談してみる

②Cluster(クラスター)

出典:https://cluster.mu/
 詳細
プラットフォーム名称Cluster(クラスター)
提供元Cluster株式会社
リリース日2018年
簡単な特徴VR機器不要でアクセス可能、イベント・コンサート・会議などのバーチャル体験提供
対応デバイスPC、スマートフォン、VR機器
料金基本無料(特定イベントや機能には課金が必要な場合あり)
公式URLhttps://cluster.mu/

日本発のメタバースで確固たる地位を築いているのが「Cluster(クラスター)」です。

Clusterは、バーチャル空間でのイベント、コンサート、会議など、さまざまなオンライン体験を提供しています。

ユーザーは自分のアバターをカスタマイズし、友人と交流したり、新たな出会いを楽しんだりすることができます。

VR機器を持っていない人でも、PCやスマートフォンからアクセスすることができるので、誰でも簡単にバーチャル世界の体験を楽しむことも可能です。

また、Clusterはユーザー参加型のコンテンツ制作を奨励しており、ユーザーは自身で空間やイベントをデザインし、共有することが可能です。

このような機能は、クリエイティブな表現の場としてだけでなく、新たなビジネスチャンスを生み出すプラットフォームとしても注目されています。

日本発のメタバースcluster(クラスター)の始め方・使い方を分かりやすく解説!
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③HIKKYの「バーチャルマーケット」

出典:https://event.vket.com/about
 詳細
プラットフォーム名称バーチャルマーケット
提供元株式会社HIKKY
リリース日2018年
簡単な特徴3Dアイテムやリアル商品の売買が可能な世界最大級のメタバース展示会
対応デバイスVRデバイス(VRChat対応のものであれば基本OK)
料金入場無料
公式URLhttps://event.vket.com/about

HIKKYの「バーチャルマーケット」は、世界最大級のメタバース展示会です。

バーチャル空間内で様々な3Dアイテムやリアル商品を売買できるイベントとして、2018年に初開催されました。

主にソーシャルVRサービス「VRChat」上の特設会場で行われ、参加者は自由にアバターや3Dモデルを試着・購入することができます。

特筆すべき点として、バーチャルマーケットは企業やIPといった約60社の膨大な数のサークルが出展し、バーチャルリアリティマーケットイベントにおいて最多数のブースを持つイベントとしてギネス記録に認定されました。

このことからも、その人気と影響力の大きさがうかがえます。

さらに、商品売買だけでなく、乗り物の体験、映画鑑賞、音楽ライブなど、多岐にわたるエンターテインメントが提供されている点も大きな魅力です。

入場も無料でアクセスしやすく、開催期間中は時間に関係なく、世界中の誰でも参加可能なことが特徴です。

これにより、バーチャルマーケットはただのVRイベントを超え、新たな文化的現象としての地位を確立しています。

「世界最大のVRイベント」バーチャルマーケットとは?注目される理由や楽しみ方までご紹介!今年の開催概要も!
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|【海外】注目のメタバースプラットフォーム

海外でもメタバースプラットフォームは数多くリリースされています。

以下では、海外のメタバースプラットフォームで知っておくべきものを3つ厳選してご紹介します。

①The Sandbox

出典:https://www.sandbox.game/
 内容
プラットフォーム名称The Sandbox(サンドボックス)
提供元The Sandbox Team
リリース日詳細なリリース日は提供されていませんが、プラットフォームは2020年以前から活動しています
簡単な特徴イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤としたユーザー主導のゲームプラットフォーム
対応デバイスPC、スマートフォン
料金ゲーム内購入に基づく(土地やアイテムの購入にはEthereumが必要)
公式URLhttps://www.sandbox.game/

The Sandbox(サンドボックス)は、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤としたユーザー主導のゲームプラットフォームです。

このメタバースプラットフォームでは、ユーザーが仮想空間上の土地(LAND)を購入やレンタルし、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することが可能です。

これにより、ユーザーは自分だけの独自の世界を構築することができます。

特筆すべき点は、ユーザーが所有するLANDやアイテム、キャラクターをEthereumブロックチェーン上で代替不可トークン(NFT)として自由に売買できることです。

この機能は、ユーザーにとって実際の価値を持つデジタル資産の所有権を保証し、ゲーム内経済の新しい可能性を開きます。

また、The Sandboxはダウンロード数4,000万回、月間アクティブユーザー数はピーク時には100万人を超えるなど、世界的に大きな成功を収めており、ブロックチェーンゲームトップ50の13位に選出されるほどの注目を集めています。

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②Horizon Worlds

出典:https://www.meta.com/ja-jp/experiences/2532035600194083/
 詳細
プラットフォーム名称Horizon Worlds(ホライゾンワールド)
提供元Meta社(旧Facebook)
リリース日β版として2019年にリリース
簡単な特徴VR機能を活用した仮想空間でのコミュニケーション、ゲーム、イベント参加、コンテンツ販売が可能
対応デバイスVRデバイス(特にMeta社のMeta Quest系デバイス)
料金基本的に無料(コンテンツ販売などのマネタイズ機能は一部ユーザーに限定)
公式URLhttps://www.meta.com/ja-jp/experiences/2532035600194083/

Horizon Worlds(ホライゾンワールド)とは、Meta社(旧Facebook)が主導するメタバースプラットフォームで、VR機能を駆使して仮想空間(メタバース)での豊かな交流や体験を可能にします。

特筆すべき点は、Horizon Worldsが提供するユーザー主導のコンテンツ作成とマネタイズ機能です。

ユーザーは独自の仮想空間を作成し、自作したデジタルアイテムをマーケットプレイスで販売することができます。

これにより、クリエイターは自身の創造性を活かして経済的収益を得ることも可能です。

また、公式発表によると、Horizon Worlds上に作られた仮想空間の数は1万を超え、Meta社が選抜した一部のユーザーによるアイテム販売のテストが進められています。

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③Axie Infinity

出典:https://axieinfinity.com/
 詳細
プラットフォーム名称Axie Infinity(アクシーインフィニティ)
提供元Sky Mavis(スカイ・メイビス)
リリース日2018年
簡単な特徴NFTを活用したP2Eゲームで、アクシーの収集・育成・対戦が可能
対応デバイスPC、スマートフォン
料金ゲーム開始には初期投資が必要(アクシーの購入など)
公式URLhttps://axieinfinity.com/

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)は、ベトナムで開発されたNFTゲームで、Play to Earn(プレイ・トゥー・アーン、P2E)ゲームの先駆けとして非常に有名です。

プレイヤーはAxie(アクシー)と呼ばれるモンスターをNFTとして収集し、育成、対戦させることができます。

特筆すべき点としては、Axie Infinityはゲームプレイやエコシステムへの貢献を通じて、プレイヤーがゲーム内で暗号資産を獲得できる初のプラットフォームの一つであることが挙げられます。

ゲーミファイ(GameFi)やPlay to Earnモデルを実践し、特に東南アジアで大きな流行を見せました。

Axie Infinityは、NFTとゲーミングの融合により、従来のゲームの枠を超えた新しい価値を創造し、世界中のプレイヤーに新たな収入の可能性を見出したプラットフォームといえるでしょう。

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|メタバースを自作(開発)するための人気プラットフォーム

ここまで、国内外で注目のメタバースを紹介してきました。

しかし、ビジネスにメタバースを取り入れる場合、一からメタバースプラットフォームを構築したいというニーズは非常に多いです。

ここでは、メタバースを自作(開発)するための人気プラットフォームを3つ厳選してご紹介します。

メタバースの作り方は?2つの構築方法と必要なソフト・スキルをまとめて紹介!
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①Unity

出典:https://unity.com/ja
 内容
プラットフォーム名称Unity
提供元Unity Technologies
リリース日2005年
簡単な特徴ゲーム開発エンジンであり、VR/ARを含むメタバース開発にも対応
対応デバイスPC、コンソール、モバイル、VR/ARデバイスなどクロスプラットフォーム
料金無料プランあり、商用利用に応じた有料プランも存在
公式URLhttps://unity.com/

Unity(ユニティ)は、世界中の開発者が利用している強力なゲーム開発エンジンであり、その応用範囲はゲーム開発に留まらず、メタバースの構築にも及びます。

Unityを使用することで、開発者は高品質なバーチャル空間やインタラクティブな体験を比較的簡単に作成可能です。

また、UnityはC#スクリプトを利用してカスタマイズが可能であり、これにより独自のロジックや挙動をゲームやアプリケーションに組み込むことができます。

さらに、Unity Asset Storeでは、キャラクター、環境、アニメーション、音響効果など、豊富なリソースを簡単に入手でき、これらを使用して時間とコストを削減しながら、バーチャル世界を構築することもできます。

以上の機能とサポートにより、Unityはメタバースを自作するのに非常に適したプラットフォームと言えます。

【Unity入門】Unityをダウンロード・インストールする方法を解説!Asset Storeの使い方もご紹介
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②Unreal Engine

出典:https://www.unrealengine.com/
 詳細
プラットフォーム名称Unreal Engine
提供元Epic Games
リリース日1998年(最初のバージョン)
簡単な特徴高品質なグラフィックスレンダリング機能を持つリアルタイム3Dクリエーションツール
対応デバイスPC、コンソール、モバイル、VR/ARデバイスなどクロスプラットフォーム
料金無料で利用可能、一定の収益が発生したプロジェクトにはロイヤリティが適用
公式URLhttps://www.unrealengine.com/

Unreal Engineは、Epic Gamesによって開発された先進的なリアルタイム3Dクリエーションツールです。

ゲーム開発だけでなく、映画制作、建築ビジュアリゼーション、自動車設計など、幅広い業界でのビジュアルコンテンツ制作に使用されています。

特に、その高度なグラフィックスレンダリング機能は、リアルタイムでのビジュアルエフェクトが要求されるプロジェクトにおいて、非常に価値が高いプラットフォームです。

Unityと同じくゲーム開発によく使用されるプラットフォームですが、主な違いはUnreal Engineが提供するビジュアルクオリティの高さにあります。

Unreal Engineは特に、光の反射や陰影、質感の再現において優れた性能を発揮し、よりリアルなビジュアル表現が可能です。

また、Unreal Engineはビジュアルスクリプティング言語「Blueprint」を用いることで、プログラミング知識がなくても複雑なロジックの構築やプロトタイピングが行える点も特徴の一つです。

Unreal Engineとは?できることや活用事例まで初心者にもわかりやすく解説
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③Roblox Studio

出典:https://create.roblox.com/landing
 内容
プラットフォーム名称Roblox Studio
提供元Roblox Corporation
リリース日2012年
簡単な特徴ドラッグアンドドロップやLuaプログラミングを用いた3D体験作成ツール
対応デバイスPC、モバイルデバイス、Xbox One、VRデバイス
料金無料(プラットフォーム内での販売や一部機能にはRobuxが必要)
公式URLhttps://www.roblox.com/create

Roblox Studioは、Roblox Corporationが提供する強力な開発ツールで、ユーザーが自分だけのゲームや体験を作成し、それを世界中のプレイヤーと共有できるプラットフォームです。

Roblox Studioを使用すると、開発者やクリエイターはドラッグアンドドロップのインターフェースや豊富なプログラミング言語(Lua)を利用して、メタバース空間を構築できます。

ゲームデザインの初心者から上級者まで、幅広いスキルレベルのユーザーが利用できるように設計されているので、非常に幅広いユーザーに使用されているプラットフォームです。

Roblox Studioを使うとメタバース開発が可能になる理由は、主にそのアクセシビリティと拡張性にあります。

Robloxプラットフォームはすでに数百万のユーザーによって利用されており、これにより作成されたゲームや体験は即座に広大な市場に投入できます。

さらに、Roblox Studioでは、リアルタイムでの協業やアップデートが可能であり、クリエイターは他のユーザーと一緒にプロジェクトに取り組んだり、フィードバックを得ながらリアルタイムで改善を行うことも可能です。

これにより、メタバースの開発プロセスが加速され、よりダイナミックでインタラクティブなバーチャル体験の創出が可能になります。

|メタバースのビジネスでの活用事例

メタバースをビジネスに取り入れることが必須の時代が近づきつつありますが、具体的にどのように活用していけばいいのでしょうか。

ここでは、ビジネスシーンにおけるメタバースの代表的な活用事例を3つ厳選してご紹介します。

①デジタルツインを活用したシミュレーション

デジタルツインを活用したシミュレーションは、メタバースのビジネスで注目を集める技術の1つです。

デジタルツインとは、物理的な対象物やプロセスをデジタル上で完全に複製したモデルのことを指します。

デジタルツインは、リアルタイムで更新されるデータを用いて、その対象物の現状、動作、あるいは将来の状態を正確にシミュレートすることが可能です。

例えば、工場の機械、ビルディング、さらには都市全体のデジタルツインを作成し、運用の最適化、メンテナンスの予測、設計の改善などに役立てることができます。

<実際に活用している企業事例>

企業名事例
NTTDATANVIDIAと協業して「NVIDIA Omniverse」を活用したデジタルツインの構築・提供。
電通デジタルAIサービスブランド「∞AI(ムゲンエーアイ)」を通じた次世代マーケティング活用。
TOSHIBAものづくりIoTクラウドサービス「Meister Manufact X」の提供。
PwC科学的シミュレーター「Bodylogical®」による人体のデジタルツイン作成。
鹿島建設BIMによるデジタルツインを活用した建築プロジェクトの効率化。

デジタルツインをビジネスに活用する際に重要なのは、現実世界の対象物とそのデジタルツインとの間でリアルタイムでデータを同期させることです。

これにより、実際の環境で起こり得る変化や問題をデジタル上で先読みし、対策を講じることが可能になります。

デジタルツインとは?メリットや活用事例をご紹介
デジタルツインとは?メリットや活用事例をご紹介

②没入体験を活用したライブコマース

2つ目の活用法は「没入体験を活用したライブコマース」です。

ライブコマースとは、生放送(ライブストリーミング)を通じて商品やサービスを紹介し、視聴者がリアルタイムで購入できる新しい形式のオンラインショッピングです。

インフルエンサーや専門家が商品を紹介し、その魅力をリアルタイムで伝えることで、視聴者の購買意欲を高めます。

<実際に活用している企業事例>

企業名事例
三越伊勢丹お中元のライブコマースが非常に人気。ゲストを招いての商品紹介を実施。
ユニクロ、GU「UNIQLO LIVE STATION」と「GU LIVE STATION」でライブ配信を実施。骨格タイプ別の洋服紹介や1万円コーデ紹介など。
ユナイテッドアローズ「STYLING GUIDE」ライブ配信で、鮮やかでカラフルなアイテムを紹介。
ファンケル「FANCL LIVE SHOPPING!」で、最新の美容と健康情報を配信。ライブ配信限定のお得なキャンペーンなどを実施。
漬物専門店「四十萬谷本舗」石川県の漬物専門店で、ライブコマースを通じて地元の特産品を紹介。

ライブコマースを通じて得られるリアルタイムの反応やデータは、マーケティング戦略の洗練に役立ちます。

視聴者の反応を分析することで、顧客の好みやトレンドを把握し、将来の商品開発やプロモーション戦略に活かすことが可能です。

メタバースを活用したライブコマースとは?|新時代のマーケティング戦略を解説
メタバースを活用したライブコマースとは?|新時代のマーケティング戦略を解説

③不動産の内覧やショールーム

3つ目の活用法は「不動産の内覧やショールーム」です。

従来の不動産内覧では、物理的な距離や時間の制約により、顧客が物件を訪れる機会が限られていました。

しかし、メタバースを利用することで、どこからでもアクセス可能な仮想空間内で内覧が可能になります。

この技術は、特に海外の投資家や移住を考えている人々にとって、物理的な距離を意識せずに複数の物件を効率的に比較検討できるため、非常に魅力的です。

また、メタバース内のショールームでは、単に物件を見るだけでなく、家具の配置や壁の色を変更するなど、カスタマイズも可能です。

これにより、顧客は自分の好みやライフスタイルに合わせた物件の潜在的な可能性をより具体的にイメージできます。

このようなインタラクティブな体験は、顧客の意思決定プロセスを支援し、最終的な購入意欲を高めることが期待されます。

<実際に活用している企業事例>

企業名事例
東急不動産複数人での同時参加が可能なVRモデルルームを提供。
大和ハウスアバターを用いて担当者と見学者がコミュニケーションを図りながら仮想空間上の住宅展示場を自由に見学できるVR住宅展示場を公開。
神稲建設VR上に同社の住宅展示場を開設し、ユーザーは専用アプリを通じて見学が可能。
メタ住宅展示場全国のVRモデルハウスを内覧できるプラットフォームを提供。
LIVRA WORLD住宅業界初のバーチャル住宅展示場を提供、ユーザーはメタバース内で、さまざまな住宅モデルを体験可能。
LIFULL間取り図を3DCGに自動生成して部屋を内見できるサービスを提供、最大8名まで同じ部屋を一緒に内見可能。

④ゲームなどのエンターテインメント

4つ目の活用法は「ゲームなどのエンターテインメント」にメタバースを取り入れることです。

メタバースとゲームなどのエンターテインメントの相性が良い主な理由は、メタバースがもたらす没入感の高い体験と、ゲームやエンターテインメントが求める創造的でダイナミックなコンテンツが、互いに補完し合うからです。

従来の一般的なゲームでは、プレイヤーは限られたシナリオや環境内で活動しますが、メタバースを取り入れたゲームでは、その限界が大きく広がります。

メタバースの開放的な環境は、ゲーマーにとって無限の可能性を秘めており、エンターテインメント体験をよりリッチで多様なものに変える可能性を秘めているのです。

<実際に活用している企業事例>

企業名事例
Cluster(クラスター)国内最大のメタバースプラットフォーム。音楽ライブやカンファレンスなどのイベントにバーチャルで参加可能。
PsychicVRLabXRコンテンツを作成・投稿できるプラットフォーム「STYLY」を提供。
REALITYアバターを用いたライブ配信を軸としたメタバースプラットフォーム。
VARKメタバース上でのライブイベントプラットフォーム。
360°Channel360°のVR動画プラットフォーム。
Epic Games (Fortnite)メタバースバトルロイヤルゲームで、バレンシアガとのコラボやトラヴィス・スコットによるバーチャルライブを実施。

⑤教育・トレーニングやリハビリ

5つ目の活用法は「教育・トレーニングやリハビリ」にメタバースを取り入れることです。

メタバースと教育・トレーニング、リハビリが相性が良いのは、メタバースが提供する没入型の体験が学習やトレーニングの効率を飛躍的に向上させるからです。

仮想現実の中で実際に体験しながら学ぶことで、理解度が深まり、記憶にも長く残ります。

また、物理的な制約を超えた環境で実施できるため、地理的な隔たりや身体的な制約を持つ人々にも平等な学習機会を提供できるのです。

<実際に活用している企業事例>

企業名事例
ウォルマートVRを使用してブラックフライデーのような混雑時の接客トレーニングを実施。
ANAVRを活用して飛行機の機体整備士向けの安全体験教育、危険予知能力向上のための研修に利用。
JR東日本VRで鉄道事故現場のシミュレーションを研修に取り入れ、安全教育の質の向上に努める。
大林組メタバースを用いて建設現場の共同作業研修に活用し、現場研修のリスクや費用を抑えつつ効果や効率を向上。
STRIVRメタバースを活用した従業員研修プラットフォームを提供し、日常業務から緊急時の対応まで幅広いシチュエーションを再現した研修が可能。

|まとめ:メタバースプラットフォームを活用して新ビジネスに挑戦しよう!

本記事では、2024年最新版のおすすめのメタバースプラットフォーム14選を目的別に紹介しました。

本記事でも紹介したように、メタバースのビジネス活用の可能性は無限大です。

メタバースプラットフォームは次々に新しいものが誕生しており、目的や使用用途によって使い分けることが重要にもなってきています。

そのため、目的にあったメタバースプラットフォームをビジネスに取り入れるのが非常に重要です。

しかし、IT人材不足が叫ばれている昨今、メタバースのような新技術に精通している人材を擁する企業は多くありません。

「メタバースをビジネスに活用したいけど方法がわからない…。」

と、お悩みの方も多いでしょう。

そんなお悩みをお持ちなら、ぜひ「XR CLOUD」をお試しください。

「XR CLOUD」であれば、個々のニーズに応じたカスタマイズが可能なので、新ビジネスの可能性を限界まで引き上げられます。

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