現在、Everdomeと名付けられた新しいメタバースが確立され、開発中であります。

とはいえ、いったいどんなものなのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。

Everdomeは、火星をテーマにしたメタバースです。ドーム型都市空間のリアルな映像を通じて、宇宙空間にいるような感覚を味わうことができます。

今回はEverdomeの特徴や将来性、Everdomeで使われる仮想通貨DOMEについても解説いたします。

この記事を読むとEverdomeの特徴や将来の展望を理解するのに役立ちます。

|Everdomeとは?

出典:https://everdome.io/

Everdomeは、火星をテーマにしたメタバースです。

白を基調としたドーム型都市施設が舞台となり、自由に探索できます。

施設の中心には、宇宙服を着た人形や設備が展示されており、エリアごとにスペースシャトルの発射場やNFTのギャラリーも見ることができます。

またモニターには提携している企業の広告が掲載されています。

VR映像も体験できます。

目の前に広がる宇宙空間と青く輝く地球のコントラストは、まるで本当にその場にいるかのようです。Everdomeが目指している火星や宇宙の臨場感は、既存の現実とほとんど変わらないほど鮮明です。

|Everdomeの特徴を紹介

ほかのメタバースと比べるとどんな特徴があるのか、分からないかもしれないので、Everdomeの特徴や魅力について解説していきます。

メタバースとして質が高い

Everdomeは、グラフィックの質が良いのが特徴です。

ドット絵テイストのサンドボックスやイラストテイストのディセントラランドと比べると、よりリアルな質感です。

Everdomeでは3Dスキャナーと「Unreal Engine」を使っています。

これによって、読み取ったイメージのまま仮想空間へ再現できるので、現実世界にいるような臨場感を味わえます。

「Unreal Engine」は「フォートナイト」シリーズやPlayStation5にも使用されており、Everdome内の映像のクオリティにも影響しています。

また多くのメタバースでは、自身のアバターもイラストに近いイメージを採用していますが、Everdomeではアバターもよりリアルさを追求し、本当に自分が火星にいるような演出を試みています。

第二の自分を作り出し、火星や宇宙の景色を体験できるのです。

火星移住がテーマ

Everdomeは「火星移住」をテーマとしており、ユーザーが本物の火星に移住したような臨場感を体験できます。メタバース内にはマップがあり、エリア内の不動産の売買や賃貸も可能です。

ドーム型の都市施設には、宇宙に関連する建設物や宇宙服が展示されていたり、火星に実際にある建造物もリアルに再現されたりしています。

Everdome内にはモニュメント以外にも、宇宙探索した際の写真やNFTのギャラリーがあります。

VR映像では月の上に立って宇宙の景色を見ることもできるので、火星をより身近に感じることができます。

実際にある火星や月をリアルに再現しているため、「火星への移住」をよりイメージがしやすくなり、私たちユーザーを楽しませてくれます。

遊びながら経済活動ができる

Everdomeでは「Play to earn」のシステムを導入しているので、メタバース内での経済活動が可能です。

「Play to earn」とは遊んで稼ぐためにブロックチェーン技術を導入したオンラインゲームのことで、Everdomeもそのシステムを採用しており、ユーザーが遊びながらお金を稼げるようアイデアが盛り込まれています。

「Play to earn」ではゲームをしている中で暗号資産やNFTなどのデジタル資産を獲得できます。

これを欲しい人に売ることで利益を生むこともできるのです。

「Play to earn」ではゲームをプレイした報酬をもらう方法と、NFTを販売する方法、オーナーになり手に入れたNFTを人に貸して、プレイヤーが獲得した報酬の一部を得る方法と3つあります。

Everdomeでは、保有している不動産の売買や賃貸報酬、またNFTの販売や広告運用、ステーキングを利用して、遊びながらお金を稼げます。

優秀な開発メンバーがそろっている

メタバースの開発メンバーは基本的に非公開が多い中、Everdomeでは開発メンバーの情報公開をしています。

他のメタバース開発に比べ、Everdomeは非常に透明性があり信頼性の高いプロジェクトになっています。

Everdomeの開発主要メンバーには、ヨーロッパの大企業「Codewise」の元CEOのRobert Gryn氏が創設者を務めています。

彼はForbesの「ポーランド富豪ランキングトップ100人」のリストに名を連ねている最年少の起業家です。

Robert Gryn氏はEverdomeの認知度を上げるために、イベントの開催やロードマップを公開して開発の進捗を世界に共有しています。

他にもCOOのJeremy Lpez氏、CMOのBally Singh氏が在籍しています。

3D技術やブロックチェーン技術の専門家がEverdomeの開発に携わっていることが分かります。

大手メディアで取り上げられた経歴がある

Everdomeも過去にコインテレグラフやForbesに取り上げられ、認知度が上がり注目されています。

コインテレグラフジャパンでもプレスリリース配信されており、Everdomeの概要や特徴について触れています。

開発が進んでいくにつれ、今後のDOMEの価格にも影響が出てくるでしょう。

ダボス会議に招待された経歴がある

Everdomeはダボス会議に招待された経歴があります。

ダボス会議とは、世界政財界のリーダー3000人ほどが集まる世界経済フォーラムです。

「世界を動かす1%の富裕層の会議」とも言われ、非常に影響力がある会議です。

以前この会議では仮想通貨を今後どう規制するのかという議題も扱っています。

そのダボス会議で、数多くあるメタバースの中からEverdomeが選ばれ、基調講演を行う発表が2022年5月にされました。

数多くあるメタバースの中からEverdomeが選ばれたのは異例なことなのです。

Everdomeは今までのメタバースにはなかった、映像の品質やリアルさを追求し3D技術やブロックチェーン技術のエキスパートをそろえて開発に臨んできました。

Robert Gryn氏の精力的な活動が功を奏し、Everdomeが注目されていると言えます。

|Everdomeの将来性には懸念が多い?将来性はどう?

Everdomeの特徴や魅力について解説しました。Everdomeならではの強みや開発に対する熱意を感じられたのではないでしょうか。

期待は高まったものの、これからの展望や将来性も気になるかと思います。

今考えられる懸念点について解説いたします。

Everdomeはまだ開発が始まったばかり

Everdomeは2021年に開発が始まったばかりです。

専門家を集めて開発しているとはいえ、この先どうなるのかは誰にも予想できません。

現在Everdomeの公式サイトでは2022年のロードマップを公表しており、2023年1月現在でもロードマップの遅れはなく、開発は順調に進んでいるそうです。

このままスケジュール通りに開発が進めばEverdomeの期待値はさらに高まり、注目されていくでしょう。

またDOMEの価値もこれから上昇していくかもしれません。

今後の開発の進み具合によってDOMEの価値も変動していくことが予想されます。

メタバースは競合が多い

Everdomeを含め、メタバースは競合が多いのが現状です。

3D技術やブロックチェーン技術が発達したことにより、サンドボックスやディセントラランドなどのメタバースが今も増え続けています。

それぞれのメタバースには特徴があり、差別化が行われています。

そのためEverdomeのユーザー獲得には競合にはない強みが必要になります。

Everdomeでは火星をテーマに差別化していますが、今後開発次第でさらに差別化できる要素が増えるかもしれません。

Everdomeの強みであるグラフィックやテーマ性をうまく活用し、他と差別化できるかがユーザー獲得のための今後の課題になりそうです。

ロードマップは順調

Everdomeのロードマップという開発の進捗を公式サイトで公開しています。

Everdomeでは3か月分のプロジェクト内容をロードマップに掲載しており、ロードマップ通りに開発が進んでいるかどうかがカギとなりますし、DOMEへの投資の指針になってきます。

ロードマップの共有によってどのくらい開発が進んでいるのかを目の当たりにできるので、ユーザーも完成を楽しみにしながら待てますね。

Everdomeの開発が計画通りに進まないと、価値が下がってしまう可能性があるものの、2023年1月時点では開発は順調に進んでいるとのことです。

2023年のロードマップの概要はこちらです。

  • チームの拡大
  • CEXリスト
  • バードームシティの主要なパートナーシップの発表
  • 主要なメタバース/クリプト イベントでのプレゼンス
  • コンセプトアートのリリース
  • Tier 3 Genesis NFT ホルダー アクセス
  • 火星着陸体験
  • 地球上で最初の建物を明らかにする (HQ)
  • Everdome ゲームランチャー
  • Everdome 経済概念のプレビュー
  • Everdome Metaverse OST フルリリース
  • NFTコレクション第3弾(タイトル未定)
  • ステーキング ステージ 2
  • Everdome ビルダー (ベータ版)
  • エバードーム マーケットプレイス
  • NFTコレクション第4弾(タイトル未定)
  • 最初のエバードーム シティ パートナー ショーケース
  • エバードームへの一般公開の制限あり
  • 最初の NPC のリリース (ベータ版)
  • 最初のエバードーム市商業施設のショーケース (ベータ版)
  • Everdome Merchandise Partnerships と e コマース (デジタル & IRL)

Everdomeの今後の活躍に期待しましょう。

大企業との連携も進めている

Everdomeでは大企業との連携も進めています。

現在連携している企業はこちらです。

  • アルファロメオF1チーム・オーレン
  • トヨタ
  • フェラーリ
  • FAME MMA
  • フォルクスワーゲン

誰もが聞いたことがあるトヨタやフェラーリもいる中で、アルファロメオF1チーム・オーレンも連携しています。

アルファロメオF1チーム・オーレンは1910年からスイス・ヒンウィルに本拠地をかまえており、出走数は170近くにものぼります。

アルファロメオF1チーム・オーレンではモータースポーツだけではなく、ほかにもテクノロジー、eスポーツや持続可能エネルギーについて幅広く展開している企業です。

また、FAME MMAはヨーロッパ細田のフリークファイトフェデレーションで、格闘技イベントを開催しています。

PPVプラットフォームやゲーム、マーケティング、NFT、ステーキングプラットフォームなど幅広く展開したりしている企業で、世界中の大企業と連携しています。

Everdomeの開発が進むにつれ、大企業との連携がどのようにメタバース内で還元されていくのか楽しみにしましょう。

|Everdomeの仮想通貨DOMEはどんな価格推移をしている?

2022年2月時点では、0.1円でしたが、2月中に約11円まで値上がりしていました。

2023年1月は下落して約0.3円になっています。

今後のロードマップの進捗や企業や世界にどのくらい注目されるかによっては、値上がりする可能性もあります。

|Everdomeの仮想通貨DOMEは国内取引所で取り扱いはある?

Everdomeの仮想通貨DOMEは、現在日本の取引所で扱っていません。

外国の取引所に送金してDOMEを購入しましょう。

|Everdomeの仮想通貨DOMEを購入する方法

Everdomeは現在日本での取引所で扱っていないため、海外の取引所で購入する必要があります。

Everdomeで使えるDOMEを購入してみたいという方へ詳しく解説していきます。

国内取引所で口座開設をする

初めに国内取引所で口座開設します。

DOMEは現金では購入できないので、DOMEが購入できるビットコインを国内取引所で手に入れます。

国内取引所でビットコインをゲットしたら、いよいよDOMEを購入していきます。

国内取引所の口座開設には、運転免許証などの本人確認書類が必要です。

アプリ上で登録する場合はその場で写真を撮って送れば、本人確認ができるので始めやすいのでおすすめです。

特におすすめの国内取引所はCoincheckやGMOコインです。

Coincheckはシンプルなアプリ操作のため、仮想通貨を初めて購入する人も操作しやすいのが特徴で、アプリダウンロード数が国内ナンバー1なので、安心して登録できます。

また、ビットコイン(BTC)を500円から取引できるので低リスクではじめられるのも魅力のひとつです。

GMOコインは口座開設の審査がスムーズなのが特徴です。

最短10分で口座開設ができるので、「仮想通貨の取引したい」と思ったら、すぐ登録できるハードルの低さが魅力です。

現在、アルトコインの取り扱い数ナンバー1を保持しています。

好みの国内取引所の登録が済んだら、次の工程に進みます。

仮想通貨を購入する

国内取引所でビットコインを購入します。

アプリで購入する場合は、販売所から仮想通貨を購入します。

購入したい金額を入力し、「購入する」を選択して完了です。

海外の取引所へ仮想通貨を送金してDOMEを購入する

海外の取引所へビットコインを送金し、DOMEを購入します。

DOMEを取り扱っている海外の取引所の口座も必要なので、そちらも登録します。

Everdome(DOME)を取り扱っている海外取引所一覧

  • OKX
  • Hotcoin Global
  • Bybit
  • Binance
  • BKEX
  • Gate.io

たとえばBybitだと日本語対応しているので、登録しやすいです。

国内取引所と同様に口座を開設します。

海外取引所の口座開設が済んだら、ビットコインを送金します。

海外取引所でビットコインが送金確認できたら、ビットコイン建てでDOMEを購入できるようになります。

|Everdomeの仮想通貨まとめ

Everdomeの特徴や今後の展望について紹介しました。

Everdomeは火星をテーマにした画期的なメタバースです。

まるで本当に宇宙空間にいるような感覚を私たちユーザーに与えてくれます。

現在プロのクリエイターが開発に励んでいる中、すでに複数の大企業の目に留まり、今後の展開に期待が寄せられています。

息を呑むようなVR映像と圧倒的な没入感を味わいたいユーザーにとって、期待できる優れたものとなるでしょう。

リアルさを追求した美しいグラフィック体験をしたい方は、今後のEverdomeの動向に期待し、DOMEを購入してみませんか?