「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」は、Respawn Entertainmentが開発したバトルロイヤル形式のFPSです。3人一組で計20チームが同じフィールドでチャンピオンをかけて戦います。
また、PUBGやフォートナイトなど数あるバトルロイヤル形式のFPSで今、最も人気のあるゲームといっても過言ではありません。
本記事では、「Apex Legends」の特徴や流れ、おすすめポイントを解説していきます。
「Apex Legends」に興味がある方、やってみたい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
| Apex Legendsとは
「エーペックスレジェンズ」(英:Apex Legends)は、Respawn Entertainmentが開発し、エレクトロニック・アーツより2019年2月4日にリリースされたファーストパーソン・シューティングゲームです。
このゲームは基本プレイ無料のバトルロイヤルゲームであり、「タイタンフォールシリーズ」のスピンオフ作品として展開されています。
「エーペックス」は略称として「エペ」「Apex」「ペクス」などとも呼ばれています。
このゲームはMicrosoft Windows(EAapp / Steam)、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X/S、Xbox One、Nintendo Switchなど、さまざまなプラットフォームでプレイすることができます。
また、クロスプレイにも対応しており、異なるプラットフォームのプレイヤー同士で一緒に楽しむことができます。
競技人口
これまでに1億3000万人以上のプレーヤーがApex Legendsをプレイしており、この数字は2022年に推定されたものです。
現在はさらに増加していると考えられています。
2023年における週間アクティブプレイヤー数は約1500万人から1600万人です。
日本では人気が落ち着いているとされていますが、全世界的に見ると非常に多くのプレーヤーがいます。
数々の大会やイベントも開催
Apex Legendsでは様々な大会が開催されています。
・Apex Legends Global Series (ALGS)
ALGS(エーエルジーエス)は、エレクトロニック・アーツが主催するApex Legendsの世界大会です。北米、南米、北アジア、南アジア、ヨーロッパ・アフリカ・中東の5地域で開催され、世界最強のチームを決める大会として注目されています。ALGSは4つのステージで構成されており、プレシーズンとプロリーグは地域ごとに開催され、プレイオフとチャンピオンシップは全地域合同で、オフラインで開催されます。
・CRカップ
CRカップは、プロゲーミングチーム「Crazy raccoon」が主催する招待制のApex Legends大会です。この大会では、プロゲーマーや有名配信者、さらには歌い手など、さまざまな人気者が異なるチームメンバーとして参加し、チャンピオンの座を争います。
・VTuber最協決定戦
「VTuber最協決定戦 Ver. APEX LEGENDS」は、個人VTuberの渋谷ハルさんが主催するFPS大会です。この大会では、VTuber同士がチームを組み、バトルロイヤルFPSゲーム「Apex Legends」で優勝を目指します。大会は複数回開催されており、初回と2回目は「PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)」で行われましたが、以降は「Apex Legends」が選ばれました。カスタムマッチ形式での対戦が行われ、企業所属や個人勢など多様な人気VTuberが参加します。大会前にはスクリムと呼ばれる練習試合も行われ、1週間以上にわたる大会スケジュールとなります。さらに、配信に加えて東京・大阪の映画館でもパブリックビューイングが行われ、来場者特典やグッズ販売も行われました。
・FFL GLOBAL CHALLENGE
FFL(FENNEL GLOBAL CHALLENGE)は、株式会社FENNELが主催する「Apex Legends」を採用した国際大会です。日本予選を通過した3チームとドリームチームがアメリカに渡り、北米の強豪16チームと対戦します。FENNELの使命である「eスポーツに熱狂を。」を実現するため、多くのeスポーツファンに興奮を届けるために開催されます。FFL GCは、日本初の試みであり、日本のeスポーツプレイヤーが世界で活躍する場を作り出すことを目指しています。これまでの大会では、最大同時接続2.5万人以上の視聴者を集め、注目を浴びました。視聴者は、日本代表チームを一丸となって応援し、共感を生む新しい視聴体験を実現しました。FFLは、オンライン・オフラインの観戦を通じて、日本中のeスポーツファンを熱狂させるイベントです。
|Apex Legendsの特徴
ここからは、Apex Legendsの特徴について紹介していきます。
基本プレイは無料
このゲームは基本プレイ無料のバトルロイヤルゲームであり、『タイタンフォールシリーズ』のスピンオフ作品として展開されています。
Microsoft Windows(EAapp / Steam)、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X/S、Xbox One、Nintendo Switchなど、さまざまなプラットフォームでプレイすることができます。
また、クロスプレイにも対応しており、異なるプラットフォームのプレイヤー同士で一緒に楽しむことができます。
個性溢れるレジェンド
Apex Legendsには様々なレジェンドが計24体います。
今回は私個人のおすすめレジェンドを3体紹介したいと思います。
1.パスファインダー
このレジェンドはグラップリングフックというアビリティを利用し、あらゆる方向に移動することができます。グラップルを壁や床に接着させ瞬時に移動することができます。これが使えると移動が楽しくて仕方ありません。ぜひ使ってみてください。
2.ブラッドハウンド
スキャンをすることで遮蔽があったとしても前方にいる敵の位置がわかるスキルを持っています。敵の位置の把握や簡単に味方に貢献できるので、初心者の方はこのレジェンドを使うことをおすすめします。
3.ランパート
アルティメットスキルで初めて携帯武器を使用できるようになったレジェンドです。モバイルミニガンは最初期は設置することで撃つことができましたが、今では弾制限ありで手持ちで撃つことができます。DPSがApexの武器でトップで、扱いは難しいですが、この武器を使って敵を倒すときはとても気持ちがいいので、ぜひ使ってみてほしいレジェンドです。
種類豊富な武器
Apex legendsには多くの武器があります。
以下では、武器の基本性能を表にまとめてみました。
武器 | ダメージ | DPS | 球種 |
ヘムロックバーストAR | 20 | 202 | ヘビーアモ |
VK-47フラットライン | 18 | 180 | ヘビーアモ |
ハボックライフル | 18 | 198 | エネルギーアモ |
R-301カービン | 13 | 177.5 | ライトアモ |
ネメシス | 17 (68) | 196.2 (ゲージ100時) | エネルギーアモ |
サブマシンガン
武器 | ダメージ | DPS | 球種 |
プラウラーバーストPDW | 15 (75) | 210 | ヘビーアモ |
ボルトSMG | 15 | 180 | エネルギーアモ |
R-99 SMG | 12 | 216 | ライトアモ |
オルターネーターSMG | 16 | 160 | ライトアモ |
C.A.R. SMG | 13 | 201.5 | ヘビーアモ |
ライトマシンガン
武器 | ダメージ | DPS | 球種 |
M600スピットファイア | 18 | 162 | ライトアモ |
L-STAR | 16 | 160 | エネルギーアモ |
ディボーション | 15 | 225 (最高速度時) | エネルギーアモ |
ランページLMG | 26 | 130 | ヘビーアモ |
スナイパー
武器 | ダメージ | DPS | 弾種 |
クレーバー.50 | 140 | 140 | ケアパケ専用アモ |
チャージライフル | 45 (90) | 58.7 | スナイパーアモ |
センチネル | 70(88) | 70 | スナイパーアモ |
ロングボウ | 55 | 110 | スナイパーアモ |
ショットガン
武器 | ダメージ | DPS | 弾種 |
ピースキーパー | 9 (99) | 99 | ショットガンアモ |
モザンピーク | 15 (45) | 135 | ショットガンアモ |
マスティフ | 11 (88) | 96.8 | ショットガンアモ |
EVA-8オート | 7 | 128.8 | ショットガンアモ |
ピストル
武器 | ダメージ | DPS | 弾種 |
ウィングマン | 45 | 117 | スナイパーアモ |
P2020 | 18 | 126 | ライトアモ |
RE-45オート | 12 | 156 | ライトアモ |
初心者の方はR301カービンやボルトSMGなんかがおすすめです。比較的リコイル制御がしやすいので扱いやすい武器となっています。
個人的には、ウィングマン+ショットガン(モンザピーク以外)やR-99 + ショットガン(モンザピーク以外)が火力が出て好きな武器構成です。
※シーズン17時点での情報になります。
多彩なモードやワールド
Apex Legendsには、以下のようなモードがあります:
訓練場
バトルロイヤル
ランク
チームデスマッチ
コントロール
ガンゲーム
ただし、チームデスマッチ、コントロール、ガンゲームは時間制で順番にプレイできるようになっています。
また、最近ではカスタム権限が全ユーザーに付与され、誰でもカスタムを開くことができるようになりました。
ただし、バトルロイヤルをカスタムでプレイするには、最低30人のプレイヤーを集める必要がありますので、自由にカスタムを開始することはできません。
Apex Legendsには以下の5つのバトルロイヤルマップが存在します。
キングスキャニオン: 近接距離での戦闘が主体であり、障害物や高低差が多く存在します。
短距離武器が有利であり、中距離武器や高所からの索敵が重要です。
マップが狭いため射撃音が広範囲に響き渡り、アグレッシブなアプローチが求められますが、ランクマッチでは人気が低く物資の配置にも偏りがあります。
ワールドエッジ: バランスの取れたマップであり、建物内での戦闘が主要ですがオープンエリアでも近接距離での戦闘が発生します。立ち回りと近接距離での戦闘の両方が重要であり、敵の位置を把握し適切なカバーを活用する必要があります。
オリンパス: 第3マップであるオリンパスは、都市が空中に浮かぶマップで、移動オプションが豊富です。中距離以上の武器を持ち、物資の豊富な場所への降下が勝利につながります。ただし、降下量や競争が激しいエリアに注意が必要です。
ストームポイント: 広大なマップであり、立ち回りが重要とされます。移動能力の高いレジェンドが有利であり、降下位置の選択や適切なポジション確保が戦術的に重要です。一部のプレイヤーからは評価が低く、単調なプレイやマップバランスの問題が指摘されています。
ブロークンムーン: ジップレールや移動スキルの活用が求められるマップで、慎重な立ち回りが必須です。エリア共有や漁夫に対する警戒が重要です。漁夫への意識を持ちながらプレイする必要があります。
これらのモードとマップは、プレイヤーに多様なゲーム体験を提供しています。
ランク制で高みを目指せる
Apex legendsにはランクシステムがあります。自分がどれくらいまで到達できるか力試しができます。
ランクは8つの階層に分かれています。
ルーキー→ブロンズ→ゴールド→プラチナ→ダイヤモンド→マスター→プレデター
ランクマッチでは高いランクに行くことで、もらえる報酬が変わります。
ダイヤモンド以上になるとシーズンごとのジャンプ軌道がもらえます。
実はストーリー性も
「Apex Legends」は実は興味深い要素を持つストーリーがあります。ゲームをプレイすると、細かな設定やストーリーの存在が明らかになります。
特にシーズンごとのPVには、面白い秘密が隠されています。さらに、バトルロイヤルマップで見つけることができるトレジャーパックによって、シーズンごとに異なるストーリーをロビーで読むことができます。
また、シーズンごとにレジェンド同士の会話が変化するため、彼らの関係性が明らかになります。
これによって、より深いストーリーやレジェンド間の関係性が垣間見えるので、色々なレジェンドの構成でプレイするのも面白いかもしれません。
友達ともプレイ可能
Apex LegendsはMicrosoft Windows(EAapp / Steam)、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X/S、Xbox One、Nintendo Switchなど、さまざまなプラットフォームでプレイすることができます。
また、クロスプレイにも対応しており、異なるプラットフォームのプレイヤー同士で一緒に楽しむことができます。
|Apex Legendsの流れ
ここからは、Apex Legendsの流れを紹介します。
モードを選択
ゲームをプレイする際に、最初に遊びたいモードを選ぶ必要があります。
初心者の方は、トレーニングモードをプレイしないと他のモードができないので、必ずやりましょう。
トレーニングモードが終わったら、あとは自由に選択することができますが、ランクモードだけはプレイヤーレベル(自分のIDの隣の数字)が50以上にならないとプレイすることができないので、気をつけてください。
訓練場、バトルロイヤル、ランク、チームデスマッチ or コントロール or ガンゲームから選択することができるので、色々選んでやってみることをおすすめします。
レジェンドを選択
マッチが始まると、レジェンド選択画面に移ります。
チームの仲間同士では、同じレジェンドを使用できません。
また、ランダムで選択順が決まります。
ここで選択すると、マッチ開始時の降下時のジャンプマスターになってしまうので、ジャンプマスターがやりたくない人は、事前にロービーで使用したいレジェンドを選択することをおすすめします。
マップへ降下
いよいよゲームが始まります。基本的には、上記でレジェンド選択時の順で3番目だった人がジャンプマスターとなり、先導して落下します。
ここで、マップのどこに降りるかを選択できます。
シップの後ろがを見るとジャンプしていく他チームの姿が見えるので、後ろを見ながら、敵チームがどこに降りていくを確認すると初動で敵と鉢合わせることが少なくなので、自分がジャンプマスターになったときには実戦してみてください。
仲間と協力して敵チームを倒す
このゲームにはソロモードがなく3人一組20チームでチャンピオンを狙って争います。
チームでの連携が大切になっていきます。一人で敵一人を撃つより3人で敵一人を撃つほうが断然火力が変わっていきます。
ボイスチャットやチャットなどでのコミュニケーションが苦手な方でもピンといものがあり、行きたい場所や敵の位置、どうしたいかなどをピン機能を使うことで簡単にコミュニケーションを取ることができます。
この機能を使って野良の味方とうまく連携してみるといいでしょう。
|Apex Legendsのおすすめポイント
まず、なんといっても「基本プレイ無料」という点でしょう。
ゲームをするためにはゲームをするためのゲームまたはPCと遊びたいゲームソフトまたはDLC版を購入してからやっとプレイすることができるものです。
しかし、購入せずとも遊ぶだけなら無料でハイエンドなゲームを体験できるのは魅力の一つだと思います。
また、とても初心者にとって優しい仕様になっています。
他のバトルロワイヤルよりもかなりヒットポイントが高めで少なくとも、一発で倒されることはありません。
それに3人1組とチーム戦になっているので、個人の負担が少ないです。
逆に難しい点ですが、戦闘がとても大変です。
上に行くにつれて、AIMや立ち回りが重要になってきます。前述した通り、このゲームはかなりヒットポイントが高いです。
なので、AIM力がないと相手を倒しきることが難しいです。立ち回りとは、攻めるのか、引くのか、逃げるのか。
どこに移動したいのか、どんな戦い方をしたいのか。とかのことです。
これは、実際にプレイし経験していくほかありません。
|まとめ
いかがでしょうか。
本記事では、Apex Legendsの概要や大会、特徴を詳しく紹介しました。
Apex Legendsは、日々増加するプレイユーザー数と人気によって、注目を集めているゲームです。
無料で遊べるだけでなく、魅力的な大会も開催されています。
また、メタバースの活用によって、Apex Legendsの大会を開催することでさらなる面白さが生まれるかもしれませんね。