最近ではTwitch(ゲーム配信に特化したプラットフォーム)、YouTubeなどでイベントやトーナメントが配信されており、年々人気が高まっているeスポーツ。
eスポーツは知っているけれど、実際に種目は何があるのか詳しくわからない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、スマホで好きな時間にゲームをプレイしたい人もいることでしょう。
ここではeスポーツにはどのような種目があるのか?そして、スマホでプレイできる代表的なゲームタイトルについても紹介していきます。
先にどんな種目があるのかを挙げると、
- シューティング
- レース・スポーツ
- 格闘技ゲーム
- MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)
- パズルゲーム
- RTS(リアルタイムストラテジー)
- 音楽ゲーム
- デジタルカードゲーム
などです。
まず始めにeスポーツの概要を解説してから、1つずつ種目の人気タイトルを順に紹介していきます。
目次
- 1 |eスポーツの定義とは?
- 2 |eスポーツの歴史
- 3 |eスポーツの競技人口
- 4 |eスポーツの市場規模
- 5 |eスポーツに選ばれるゲームの条件とは?
- 6 |eスポーツの種目とゲームタイトル一覧
- 6.1 FPS
- 6.2 Apex Legends
- 6.3 レインボーシックス シージ
- 6.4 TPS
- 6.5 荒野行動
- 6.6 フォートナイト
- 6.7 レース・スポーツゲーム
- 6.8 グランツーリスモSPORT
- 6.9 eFootballウィニングイレブン
- 6.10 格闘対戦ゲーム
- 6.11 鉄拳7
- 6.12 ストリートファイターV
- 6.13 MOBA
- 6.14 リーグ・オブ・レジェンド
- 6.15 ドータ2
- 6.16 パズルゲーム
- 6.17 パズル&ドラゴンズ
- 6.18 ぷよぷよe-sports
- 6.19 RTS
- 6.20 エイジオブエンパイア
- 6.21 スタークラフト2
- 6.22 音楽ゲーム
- 6.23 プロジェクトセカイカラフルステージ!feat.初音ミク
- 6.24 ビートマニア2DX
- 6.25 デジタルカードゲーム
- 6.26 遊戯王 デュエルリンクス
- 6.27 シャドウバース
- 7 |スマホでできるeスポーツの種目は?
- 8 |日本国内のeスポーツ大会
- 9 |ビジネスとしてeスポーツに参入する方法
- 10 |eスポーツには多様な種目があり今後も増加が期待される
|eスポーツの定義とは?
eスポーツ(Electronic Sports)は、コンピュータゲームを競うスポーツ形式のことです。
コンピュータゲームやビデオゲームをスポーツ競技に見立てたものとして定義され、 近年ではeスポーツは急速に普及し、国際的な競技として認知されるようになっています。
どのように競技が行われているかというと、eスポーツはオンライン上のトーナメントや大会などのフォーマットで競われます。
そして、オフラインでの大会も開催されますが、これらは通常オンライン予選を経て行われる大会です。
また、プロのゲーマーは賞金を獲得し、業界を支える大手企業からのスポンサーシップなどから生計を立てることもできます。
ただ、eスポーツは世界中で人気を博してはいるものの、国際的な競技としての認知度はまだ高いとは言えません。
しかし、近年は国内の大会を含めた各種のeスポーツ関連のイベントも増加しており、eスポーツ界が盛り上がっているのは間違いないでしょう。
さらに、eスポーツは技術の進歩に伴い、大規模なイベントが開催されるようになり、多くの観客が集まるようになっています。
そのため、eスポーツには多くのビジネスチャンスがあり、eスポーツ業界が発展することを期待する人も多いのではないでしょうか。
eスポーツについては、下記記事で詳しく解説しています。

|eスポーツの歴史
eスポーツの歴史は、ゲーム産業とインターネット技術の発展にまつわります。
- 1980年代:ゲーム産業が急速に発展し、コンピューターゲームが誕生、ローカルなゲームトーナメントが開催され始める。
- 1990年代:インターネットの普及と、ゲーム機の販売拡大に伴い、格闘ゲームやオンラインゲームが急速に人気を博す。
- 2000年代初頭: 有料のゲームトーナメントやeスポーツリーグが設立され始める。
- 2010年代以降: eスポーツは世界中で急速に普及し、プロフェッショナルな選手、チーム、大会が登場する。
このようにeスポーツは、ゲーム産業と技術インターネットの発展とともに、現在では大規模な国際的なイベントとなっており、本格的にオリンピック正式種目に採用する動きもあります。
|eスポーツの競技人口
現時点でのeスポーツプレイヤーの人数は全世界で1億人と言われており、国・地域によって大きく異なりますが、アジア・北米・ヨーロッパなど世界各地に多数のプレイヤーがいます。
日本においても、eスポーツプレイヤーは急速に増加しており、多くの大学生や学生がeスポーツに関心を持ち、競技人口も順調に伸びている状況です。
しかし、日本のeスポーツの人口は360万人程と、世界的に見ると少ないと言えます。
日本ではeスポーツの人口はまだ少ないですが、今後もプレイヤー数は増加し続けることが期待できるのではないでしょうか。
なぜなら、eスポーツは通常のスポーツに比べて、身近なものであり、容易にプレイすることができるため、魅力的なスポーツとなっているからです。
また、eスポーツに関連する機器やソフトウェアも進化し続けており、より高度なゲームプレイが可能になっていることも魅力の1つです。
|eスポーツの市場規模
世界のeスポーツ市場規模は、2021年78.4億円、2025年には180億円まで拡大することが見込まれている。
この成長は、国内や海外で大型競技大会が開催されたことが要因と考えられます。
eスポーツ市場の成長の主な原動力の1つは、ビデオゲームの人気の高まりです。
インターネットやモバイルゲームの台頭により、ビデオゲームは広く身近な娯楽となりました。
その結果、多くのゲーマーがeスポーツ競技に引き付けられ、市場の成長につながっています。
eスポーツ市場は、ビデオゲームの人気の高まり、技術の進歩、オンライン・ストリーミング・プラットフォームの成長によって、今後も成長軌道を維持すると予想できるでしょう。
具体的な市場規模の拡大は、世界のeスポーツ市場が2023年には数千百億円以上、日本でも2024年には数百億円以上と予想されています。
|eスポーツに選ばれるゲームの条件とは?
一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)によるeスポーツに選ばれる公認条件は以下の4つとなっています。
- ゲーム内容の競技性
- ゲームとして3カ月以上の運営・販売実績
- eスポーツの大会の継続性
- eスポーツとしての大会の興行性
これらを踏まえた上で重要なのが、ゲームをしやすいこと。
それはシンプルで直感的な操作により、プレイヤーが簡単に手に取ることができ、また熟練したプレイヤーが輝けるバランスのとれたゲーム性であること。
そして観戦しやすい環境と、観戦者がゲームの状況を簡単に中継・視聴できることも重要です。
また、定期的にトーナメントやイベントが開催されることも必要で、活発な競技コミュニティがあるとより大会が継続されやすい。
大会の継続性では一過性の流行に終わらない、長期的な魅力を持つゲームであることも大事ですよね。以上が、eスポーツに適しているかどうかを判断する一般的な要素です。
|eスポーツの種目とゲームタイトル一覧
ここからはeスポーツの種目とゲームタイトルをご紹介します。
ジャンル | ゲームタイトル |
FPS | Apex Legends レインボーシックス シージ |
TPS | 荒野行動 フォートナイト |
レース・スポーツゲーム | グランツーリスモSPORT eFootballウィニングイレブン |
格闘対戦ゲーム | 鉄拳7 ストリートファイターV |
MOBA | リーグ・オブ・レジェンド ドータ2 |
パズルゲーム | パズル&ドラゴンズ ぷよぷよe-sports |
RTS | エイジオブエンパイア スタークラフト2 |
音楽ゲーム | プロジェクトセカイカラフルステージ!feat.初音ミク ビートマニア2DX |
デジタルカードゲーム | 遊戯王 デュエルリンクス シャドウバース |
次にゲーム種目とゲームタイトルの解説を順にしていきます。
FPS
FPS (First-Person Shooter) は、eスポーツの種目の1つで、プレイヤーは一人称視点から武器を使って敵と戦います。
代表的なタイトルには「Apex Legends」、「Counter-Strike: Global Offensive」、「Call of Duty」、「Rainbow Six Siege」です。
これらのゲームはチーム対戦形式が一般的であり、戦略性とリアクションスピードが要求されます。リアルな没入感を体験できるシューティングゲームです。
FPS eスポーツは、世界中で人気があり、特にeスポーツイベントは大規模な観客動員が入ります。
また、FPSゲームを見ることが好きな人たちにとっては非常に盛り上がるエンターテイメントとなっているようです。
Apex Legends
Apex Legendsは、フリー・トゥ・プレイのバトルロイヤルシューティングゲームです。
60人のプレイヤーが島に降り立って、最後の一人またはチームが生き残るまで戦います。
ゲームには、異なる能力を持ったレジェンダリーキャラクターがいくつか用意されており、プレイヤーは自分の戦略に合わせて使いこなすことができる。
3人1組でチームを組み、相手チームと勝敗を競います。
レインボーシックス シージ
レインボーシックス シージは、Ubisoft が開発した戦術的な一人称シューティング ゲームです。
2015 年にリリースされ、Windows、Xbox One、PlayStation 4 などの複数のプラットフォームで利用できる。
ゲームでは、プレイヤーは様々なテロ対策ユニットのオペレーターを操作し、PvP (プレイヤー対プレイヤー) 戦闘に参加します。入り組んだマップとスピード感のある戦闘が特徴の人気ゲームです。
TPS
TPSとは「Third Person Shooter」の略で3人称視点のシューティングゲームを指す種目。
また、TPSジャンルはeスポーツの中で人気のジャンルの一つで、多くの大会やトーナメントが開催されています。
eスポーツでのTPSのトーナメントは、個人戦やチーム戦など様々な形式があり、観客はスクリーンを通じてプレイヤーの様子を見ながら、緊張感あふれるゲームプレイを楽しむことが可能。
そしてTPSジャンルのゲームは、多人数でのマルチプレイが特徴的です。
ゲーム内容としてはプレイヤーが敵チームと対戦し武器を使って勝利を目指したり、一定のミッションを達成したりする必要があります。
プレイする際には、俊敏な操作性が求められることから、プレイヤーの技術や戦略も重要です。
eスポーツでのTPSのトーナメントでは、世界中のプレイヤーが集まり、高い技術や戦略を見せ合います。
荒野行動
「荒野行動」は、スマートフォンやタブレット向けのバトルロイヤルゲームです。
このゲームは、100人のプレイヤーが飛行機から降り立ち、地上に捨てられた武器や装備などを拾いながら最後まで生き残った1人が勝者です。
また、eスポーツにおいてはこのゲームを用いたトーナメントなどが開催されており、個人戦やチーム戦など様々な形式があります。
これらの戦闘ではリアルタイムでの銃撃や隠密行動などが求められることから、スピード感のあるゲームプレイが楽しむことが可能です。
フォートナイト
フォートナイトは、ロイヤルバトルゲームの代表格として人気のゲームです。
最後に生き残った1人が勝者となります。
フォートナイトは、そのグラフィックスや操作性などが高いことから、多くのユーザーに支持されているゲームです。
また、定期的にアップデートされる新しい要素などが提供されることから、ゲーム性が常に新鮮で楽しめます。
さらにフォートナイトは個人プレイだけでなくチームプレイも楽しめるゲームです。
以上のことからZ世代にも人気があります。
レース・スポーツゲーム
eスポーツのレース・スポーツゲームは、コンピューターやゲーム機を使って、レーシングカーやバイク、船などを操縦するゲームのことです。
このゲームは、一般的なレーシングゲームと同じように、コースを走り、タイムアタック、レース、ドリフトなどのモードが用意されています。
多くのレース・スポーツゲームはオンラインマルチプレイヤーに対応しており、世界中のプレイヤーと競い合えるようになっている。
その代表的なゲームには「eFootballウィニングイレブン」、「グランツーリスモ」、「フォーミュラ1」、「Project Cars」、「Assetto Corsa」などがあります。
eスポーツは、これらのゲームにおいても世界的な大会が開催されており、多くのプロチームやプレイヤーが参加していてとても人気です。
グランツーリスモSPORT
「グランツーリスモSPORT」は、PlayStation 4用のレーシングシミュレーションゲームです。
このゲームは、高品質なグラフィックスとリアルなドライビング体験を提供することを目的としています。
オンラインマルチプレイヤーにも対応しており、世界中のプレイヤーと競い合うことができるゲームです。
特にこのゲームは、細かなカスタマイズオプションや高度なドライブフィーリングを求めるゲームファンに人気がある。
他にはPlayStation VRに対応しており、仮想現実体験を楽しむことができます。
eFootballウィニングイレブン
Pro Evolution Soccer (PES) としても知られる eFootball ウィニングイレブン は、コナミが開発したサッカー ビデオ ゲームシリーズです。
世界で最も人気のあるサッカー ゲームの 1 つ。
このゲームはリアルなグラフィック、そして様々なチーム、プレーヤー、リーグに特徴があり、他のプレイヤーとも競うことができます。
また実在するサッカー選手やチームを操作できるところも面白いですよね。ウィニングイレブンは世界大会も開催されています。
格闘対戦ゲーム
格闘対戦ゲームとは、2人のプレイヤーが対戦するゲームのことです。
このジャンルのゲームは、主に「鉄拳7」、「ストリートファイターV」などがあります。
これらのゲームは、キャラクターを操作して相手のライフを0にすることが目的です。
キャラクターは様々な技や特殊技を使って攻撃します。
このジャンルのゲームは、大会などのeスポーツにおいても人気があり、プロのゲーマーは、自分のキャラクターを操作して高度な戦略と技術を用いて対戦している。
eスポーツにおいて格闘対戦ゲームは、世界中で開催される大会の中でも非常にスピーディーかつ、見た目も激しいゲームプレイが特徴です。
鉄拳7
鉄拳7は、バンダイナムコエンターテインメントによって開発された3D対戦型格闘ゲームです。
本作は、シリーズで初めてリアルタイムオンライン対戦が実現しました。
プレイヤーは、総勢50人のキャラクターから選んで遊べるようになっており、技を駆使して相手のキャラクターを倒すことが目的です。
オンラインプレイで、世界中のプレイヤーと戦うことができます。
ストリートファイターV
ストリートファイターVは、カプコンが開発・発売した格闘ゲームです。
2016 年に PlayStation 4 と Microsoft Windows 向けにリリースされました。
ネットワーク対戦ができるのはもちろんのこと、ストーリーモードやチャレンジモードなど楽しめる要素が多くあります。
何よりも注目すべきなのは格闘技ゲームタイトルの知名度の高さではないでしょうか。
ゆえにeスポーツの世界規模の大会も多いです。
MOBA
MOBA (Multiplayer Online Battle Arena) は、対戦型オンラインゲームのジャンルの一つで、RTSから派生したものです。
プレイヤーは複数のキャラクターと協力し、敵チームの拠点を壊すために仲間と一緒に戦います。MOBAの主なゲームとしては 「League of Legends」、「Dota 2」、「Heroes of the Storm」などが有名なタイトルです。
ゲームの特徴はRPG的な要素があると言えるでしょう。
キャラクターのレベル、スキル、武器防具などの要素がそれに当てはまります。
たった一人のキャラクターでリアルタイムに変わる戦況を柔軟な対応で乗り越え、勝利を掴みにいくといった感じですね。
リーグ・オブ・レジェンド
アメリカのゲーム会社Riot Gamesが2009年にリリースしたマルチプレイヤーオンラインバトルです。
プレイヤーは「チャンピオン」というキャラクター達を操作し、仲間と協力して相手の拠点を破壊するゲームになります。
5対5のチームバトルで競技性の高いところにのめり込むユーザーが多いことから、世界で最もプレイヤーが多いゲームと言えるでしょう。
日本ではプレイヤー コミュニティ「LeagueU認定サークル」というeスポーツサークルがあり、学生プレイヤーが集まる公式大会を開催しているようです。
ドータ2
MOBA系タイトルの元祖と言われるドータ2 は、Valve Corporation が開発したマルチプレイヤー オンライン バトル ゲームです。
これは、Warcraft III のオリジナルの Defense of the Ancients (DotA) mod の続編になります。
ドータ2 では、5 人のプレーヤーからなる 2 つのチームが、敵の本拠地を破壊するために競い合うゲームです。
また高レベルの戦略と複雑さで知られており、選択できるヒーローの数が多い。
そして人気のある e スポーツの 1 つでもあり、主要なトーナメントでは多額の賞金が提供されています。
パズルゲーム
パズルゲームでは、スピードや精度などが競われ、勝敗が決まりますよね。
「テトリス」などに代表される種目では「画面上から落ちてくるブロックをどれだけミスなく消し続けられるか」を対戦相手と競います。
誰もがわかる単純なルールでプレイできるため、e スポーツでも注目されている種目です。
その中でも今注目されているのは「パズル&ドラゴンズ」と「ぷよぷよe-sorts」になります。
「ぷよぷよ」に関しては一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の公認タイトルであり、「ぷよぷよカップ」という賞金が稼げるプロ向けの大会もあるようです。
パズル&ドラゴンズ
パズル&ドラゴンズ はパズルとロールプレイングの要素を組み合わせた人気のモバイル ゲームです。
プレイヤーは同色のドロップを縦か横に3つ揃えて消し、敵を倒します。
最大6体のモンスターでパーティーを構成し、ダンジョンを攻略していくのですが、そこでの戦いはパズルゲームの形態で行うということです。
この対戦機能はeスポーツでも採用され、「東京eスポーツフェスタ大会」などが行われています。
ぷよぷよe-sports
「ぷよぷよ」は色つきのブロックを組み合わせて消していくゲームで、シンプルなルールでありながら深い戦略性を持ち、多くの人に人気です。
「ぷよぷよe-sports」はメジャーなeスポーツ種目として採用されていて、プレイヤー同士が対戦して勝敗を競っています。
eスポーツではプロの大会などで優勝者に高額の賞金が授与されるため、その盛り上がり方は凄いです。
RTS
RTS (リアルタイム ストラテジー) は、プレイヤーがリソースを制御あるいは管理し、組織を構築して敵を倒すために軍隊を訓練する、人気のあるビデオゲームのジャンルです。
特徴としてはプレイヤーが指揮官などの立場になり、第三者的視点で兵士などのキャラクターに指示を出す。
そして敵を倒す展開へともっていく。このような特徴からプレイヤーの操作力や判断力がゲームの勝敗に大きく関係してくるでしょう。
あと、eスポーツでどのようなゲームがあるかというと、スタークラフト2やエイジオブエンパイアなどがあります。
リアルタイムで駒を動かして対戦するシミュレーションゲームに近い種目と考えれば、わかりやすいかもしれませんね。
エイジオブエンパイア
エイジ オブ エンパイアは、プレイヤーが独自の文明を構築して制御し、リソースを収集し、反対の文明との戦いに参加できるリアルタイム戦略ゲームです。
そして老舗タイトルでeスポーツという言葉が出てくる以前から世界大会が開催されていました。
それだけでなく、国内での知名度も高いことからことからプレイ人口も多いです。
スタークラフト2
地球人、エイリアン、宇宙人 の 3 つの種族が対立する遠い未来を舞台にしています。
プレーヤーは、これらの派閥のいずれかを選択し、フィールドで資源を集めながらユニットの生産や強化することが目的。
そして建設や軍隊を訓練し、敵の本拠地を破壊することも目的です。
リアルタイムでいろんなことを同時にこなしていく必要があり、忙しくなりますが、その分やりごたえのあるゲームになっています。
音楽ゲーム
e スポーツ音楽ゲームは、楽器の演奏や歌をシミュレートするビデオ ゲームを指していたり、競争の激しいトーナメントでプレイされたりしています。
他には曲やリズムに合わせてボタンを押し、その精度や点数を競うものもある。しかし、他の種目と比較すると少なめです。
人気のある e スポーツ音楽ゲームの例としては、次のようなものがあります。
- 「Dance Dance Revolution」(DDR) – 音楽に合わせてプレイヤーが矢を踏むリズムゲーム。
- 「Beat Saber」 – プレーヤーが音楽のビートを表すブロックを 2 本の光る剣で斬りつけるバーチャルリアリティリズムゲーム。
などになります。手足を使ってボタンを押すものや楽器を演奏するものが人気のようですね。
プロジェクトセカイカラフルステージ!feat.初音ミク
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミクは、バーチャルシンガーの初音ミクが登場するモバイルリズムゲームです。
プレイヤーは、音楽に合わせて画面をタップすることで、初音ミクや他のバーチャルシンガーと一緒にいろんな曲を演奏できます。
また、国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」にて競技種目として選ばれた作品です。
ビートマニア2DX
Beatmania 2DX は、コナミが開発した音楽ゲームです。
1999 年に日本でアーケードゲームとしてリリースされ、後に PlayStation 2 でもリリースされました。
可能な限り正確に曲のタイミングとビートを調整することが可能です。
Beatmania 2DX は、ダンス、ヒップホップ、ロックなどの音楽ジャンルを扱っており、国内外に多くの熱心なファン層を持っています。
あと、eスポーツとしての採用が少ない音ゲーの中で、プロリーグが発足されている種目です。
デジタルカードゲーム
デジタルカードゲームは、コンピューターやスマートフォンなどのデジタルプラットフォームで遊ぶカードゲームのことです。
一部のデジタルカードゲームは、eスポーツの大会やトーナメントの公式ゲームで使われていることもあります。
また、多くのデジタルカードゲームは、プレイヤー同士がオンラインで対戦したり、トーナメント形式で競い合うことも可能。
他にもオンライン専用のものから、現実にもあるカードゲームをオンラインでプレイできるものまで様々です。
遊戯王 デュエルリンクス
遊戯王デュエルリンクスは、大人気遊戯王を題材にしたモバイルカードゲームです。
eスポーツでは遊戯王デュエルリンクスが公式にトーナメントやイベントを開催し、プレイヤーが実力を披露して競うことができます。
これらのイベントはオンラインとオフラインの両方で開催され、世界中のトップ プレイヤーが参加しているとのこと。
イベントに参加するには素早い反射神経と戦略的思考も必要とされるため、競争力のあるプレーヤーに人気があります。
シャドウバース
シャドウバース はCygames が開発した人気のオンライントレーディングカードゲームです。
このゲームは eスポーツ の存在感が強く、オンラインとオフラインの両方でトーナメントが開催され、優勝したプレーヤーに大きな賞金プールが提供されます。
世界大会『Shadowverse World Grand Prix 2018』では100万ドル(約1億1000万円)の優勝賞金が出されたことで話題になっていました。
|スマホでできるeスポーツの種目は?
以下がスマホでできるeスポーツ の種目になります。
- フォートナイト
- 荒野行動
- eFootball ウイニングイレブン 2021
- NBA 2K
- アマング・アス
- クラッシュ・ロワイヤル
- シャドウバース
- 遊戯王 デュエルリンクス
- beatmania IIDX
- プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク
- #コンパス【戦闘摂理解析システム】
- 伝説対決-Arena of Volor-
- Call of Duty
- Hearthstone
- TEPPEN
- カオスアカデミー
- ブロスタ
- パズル&ドラゴンズ
- IdentityV
- AUTO CHESS
- モンスターストライク
- PUBG モバイル
- ハースストーン
- Vainglory
- free fire
以上となります。
|日本国内のeスポーツ大会
ここからは国内でどのゲームが大会で行われているのか紹介していきます。
- エーペックスレジェンズ
- フォートナイト
- 荒野行動
- ストリートファイターV
- 鉄拳7
- eFootball ウイニングイレブン 2021
- NBA 2K
- グランツーリスモSPORT
- WRC8 FIA ワールドラリーチャンピオンシップ
- ぷよぷよe-sports
- アマング・アス
- シャドウバース
- モンスターストライク
- パズル&ドラゴンズ
- スプラトゥーン
- League of Legends
- クラッシュ・ロワイヤル
- TEPPEN
- リアルタイムバトル将棋
- GRANBLUE FANTASY VERSUS
- 鉄拳7
- GUILTY GEAR STRIVE
国内の大会で行われているゲームの紹介は以上です。
|ビジネスとしてeスポーツに参入する方法
ビジネスとしてeスポーツに参入するためには、主に以下の2つの方法があります。
- チームのスポンサーになる
- eスポーツ大会を主催する
上記の項目を解説する上で押さえておいてほしいポイントが3つあります。
- 広告効果の活用。
- 観客・選手との直接的な関わり。
- eスポーツ大会を開催して得られる収入。
これらのポイントを踏まえながら、以下でビジネスとしてeスポーツに参入する方法を解説します。
チームのスポンサーになる
スポンサーシップにより、自社ブランドの認知度を高めたり、チームとのパートナーシップ関係を構築したりできます。
たとえば、競技ユニフォームに自社の広告を入れたり、若い選手へのサポートをしたとしましょう。
そうすると自社の広告を宣伝することができ、尚かつ選手とのパートナーシップの関係も良くなりますよね。
こうして自社製品やサービスなどが拡散されていくことで、認知度が高まり集客へと繋がっていきます。
集客が上手くいくことで新規参入の余地も広がってくるはずです。だからこそチームのスポンサーになるということは重要になってきます。
eスポーツ大会を主催する
大会の主催者になることで市場に直接アクセスできると共に、観客や選手と直接的な関わりを持つことができ、また大会を通じて自社ブランドの認知度を高めたり、マーケティング活動もできたりしますよね。
さらに今度はチケットやグッズ販売を行ったとしたら、興行収入も入ってきます。もっと言うと大会が放映されたら、その収入も入ってくる。
こうなってくると市場を把握でき、いろんな人とのパートナーシップの構築もしやすくなったり、ビジネス規模の拡大につなげることができるようになるかもしれません。
ここまで上手くはいかなくとも効果的なマーケティング活動につながる可能性が高くなります。
こう考えるとeスポーツ大会を主催するメリットは大きいのではないでしょうか。
|eスポーツには多様な種目があり今後も増加が期待される
eスポーツはパソコンやスマホゲームを競技として行うスポーツの形態であり、現在では多様なジャンルのゲームタイトルがあります。
シューティングゲーム、ストラテジーゲーム、サバイバルゲームなど、様々なゲームタイトルが競技種目として選ばれている状況です。
また、大規模なトーナメントも開催されており、観客動員数も年々増加しています。
今後も新しいゲームタイトルやプラットフォームが導入されることが期待されており、eスポーツは今後も成長し続けることでしょう。