VRゴーグルは、没入感のあるゲームプレイやリアルな映像体験を楽しめる魅力的なデバイスです。
しかし、購入しようと思っても種類が多すぎてどれを選べばいいか悩みますよね?
そこで本記事では、2024年最新のVRゴーグルを目的別におすすめします。
初心者向けのエントリーモデルから、上級者向けのハイエンドモデルまで、予算や目的に合わせた12選を厳選しました。
また、VRゴーグルの選び方のポイントや、購入・利用時の注意点も詳しく解説します。
これを読めば、あなたにぴったりのVRゴーグルが見つかるはずです。
ぜひ最後まで読んで、VRの世界を思う存分楽しんでくださいね!
目次
|VRゴーグルとは
VR(Virtual Reality)とは、コンピュータ技術を用いて、ユーザーが没入感のある仮想空間を体験することができる技術のことです。
VRを利用することで、現実にはありえない体験ができます。
VRの技術は、昔からありましたが、近年では技術の発展により、高精細なグラフィックや没入感のある音響技術が普及し、よりリアルな体験が可能になっています。
また、ビジネスや教育分野でも利用されるようになり、注目を集めています。
VRは、「3DCG技術」、「ヘッドマウントディスプレイ技術」、「センサー技術」というような、多彩な技術を駆使して実現されています。
今後もビジネスやエンターテインメントなど様々な分野での活用が期待されています。
|VRゴーグルの種類と特徴
VRゴーグルは、没入感のあるリアルな仮想空間映像を体験するための装置です。
このタイプは一般にヘッドマウントディスプレイ(HMD)と呼ばれます。
左右の目に別々の映像を映し出すことで、立体的な3D映像を創り出します。
これにより、まるでその世界に入り込んだかのような臨場感と没入感を味わうことができます。
一部のVRゴーグルはコントローラーを使って、手や身体の動きを3D空間のアバターに反映させることができ、リアルな体験が可能です。
様々な分野での利用が始まっており、映画やゲーム、旅行体験、トレーニング、医療、教育など、多種多様な用途に利用されています。
VRゴーグルには、接続方式や機能、性能によってさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
次のセクションでさらに詳しく見ていきましょう。
スマホ接続型VRゴーグル
ゴーグルの枠にスマートフォンを装着して使用するタイプのVRゴーグルです。
スマホアプリをダウンロードすることで、手軽にVR体験を楽しめます。
スマホのジャイロセンサーを利用して、頭の動きに合わせて映像が連動するため、臨場感のある体験が可能です。
ただし、手軽に始められる反面、スマホの性能によって映像の質や動作の滑らかさが左右されます。
また、スマホの発熱やバッテリー消費が早いのも注意点です。
とはいえ、手頃な価格で気軽にVRを体験できるので、初めてVRを試してみたい人におすすめです。
PC接続型VRゴーグル
PC接続タイプは、パソコンに接続して使用するタイプのVRゴーグルです。
パソコンのグラフィック性能と画像処理能力を利用できるので、高精細でリアルな映像を楽しめるのが特徴です。
また、コントローラーや外部センサーを使って手や身体の動きを感知し、没入感の高いVR体験ができます。
一方、デメリットとしては、高性能なパソコンが必要になるため、導入にかなりの費用がかかることです。
また、ケーブルで接続するため、動き回ることが制限されることや、セットアップに手間がかかるのも難点です。
とはいえ、VRゴーグルの中では最高品質のVR体験ができるので、本格的にVRを楽しみたい人におすすめです。
PS専用VRゴーグル
PS専用VRゴーグルは、PlayStation本体に接続して使うタイプのVRゴーグルです。
高品質な映像と没入感の高いサウンドが特徴で、専用のコントローラーを使った直感的な操作が魅力です。
PS4専用の「PlayStation VR」とPS5専用の「PlayStation VR2」があり、それぞれの本体でしか使えません。
PS5の「PlayStation VR2」は、1年前に発売されたばかりで、その高精細な映像と3D音響、非常に滑らかな動きを再現し、高品質なVR体験ができます。
PC接続型ゴーグルの上位モデルと比べても引けをとりません。
ただし、対応ソフトは豊富にあるとはいえ、PlayStationのゲームタイトルしか楽しめないのが欠点です。
Steamなどの他のプラットフォームのVRコンテンツを楽しみたい人には不向きかもしれません。
スタンドアローン型VRゴーグル
スタンドアローンタイプのVRゴーグルは、スマホやパソコンに接続せずに独立して使用できるタイプです。
内部に高性能なコンピュータが搭載されており、単体でも高品質なVR体験が可能です。
一方で、スタンドアローンタイプの欠点としては、価格が高いことが挙げられます。
また、コンピュータやバッテリーが内蔵されているため、サイズが大きく重量も重くなってしまいます。
長時間のプレイでは身体の負担を感じるかもしれません。
とはいえ、手軽さと自由度の高さから、初心者からヘビーユーザーまで幅広い層に支持されています。
|VRゴーグルの選び方のポイント
ここまででVRゴーグルには様々なタイプがあるとご理解いただけたと思います。
その上で、VRゴーグルを選ぶ際に見るべき具体的なポイントをご紹介します。
目的に合ったVRゴーグルを選ぶ
VRゴーグルを選ぶ際の最初のステップは、まずはVRで何を楽しみたいのかを明確にしましょう。
ゲーム、動画視聴、仕事やトレーニングなど、目的に応じて必要な機能が異なります。
例えば、ゲームなら高リフレッシュレートや高性能トラッキング、動画なら高解像度ディスプレイや広い視野角が重要な要素になってきます。
専用アプリが必要な場合は、その対応状況も確認が必要でしょう。
購入したあと何がしたいかによって選定の基準が変わってきます。
没入感を高める高解像度ディスプレイと視野角
バーチャルの世界への高い没入感を得たいなら、高解像度ディスプレイと視野角が重要な要素になってきます。
解像度が高いほど鮮明で精細な映像が楽しめ、現実世界にいるような臨場感が得られます。
視野角は、視界に映像が占める割合を示し、広いほどVR空間に没入しやすくなります。
没入感を重視する場合は、1眼あたり1080×1200ピクセル以上の解像度と110度以上の視野角を目安にするのがおすすめです。
快適なゲームプレイを実現する高リフレッシュレート
VRで特にゲームを楽しみたい場合は、高リフレッシュレートのVRゴーグルを選ぶと良いでしょう。
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に表示する画像の枚数を示し、Hz(ヘルツ)で表されます。
高リフレッシュレートのVRゴーグルは、滑らかで遅延の少ない映像体験ができます。
例えば、格闘ゲームのような動きの早いゲームでは、その差が顕著に現れます。
ゲームが目的なら、90Hz以上のリフレッシュレートを目安にすると良いでしょう。
精密な動きを再現するトラッキング機能
こちらもゲームを楽しみたい場合、特に重視するポイントです。
トラッキングとは、ユーザーの頭の動きや位置をリアルタイムで検出し、VR空間に反映させる技術です。
トラッキング方式には大きく2パターンあり、頭の動きのみを感知する「3DoF」と、頭と身体の動きを感知する「6DoF」に分けられます。
後者の方がより精密な動きを検知し、映像に反映させることができるため、ゲームを楽しみたい場合は重要な検討ポイントです。
ただし、6DoFは高性能なセンサーを必要とするため、対応したVRゴーグルは価格が高くなる傾向にあります。
自分の用途に合わせて、必要なトラッキング性能を備えたVRゴーグルを選びましょう。
長時間プレイに適した軽量・高い装着感
VRゴーグルを使用する際には、装着性と重量も重要な要素の一つです。
特に眼鏡をかけている場合、装着性が悪いと眼鏡がズレてVR体験が妨げられてしまいます。
そのため、眼鏡をかけたままでも快適に使えるVRゴーグルを選ぶことが大切です。
ピント調整機能がついているVRゴーグルもあり、視力に合わせてピントを調整することができるので、VR体験がよりリアルに感じられます。
また、VRゴーグルの重量が重すぎると、首や肩に負担がかかり、長時間の使用が辛くなってしまいます。
そのため、軽量なVRゴーグルを選ぶことが望ましいです。
VRゴーグルの種類によって重量は変わってきますが、700g以下を一つの目安とすると良いでしょう。
このように、VRゴーグルを選ぶ際は、眼鏡をかける場合やピント調整機能、パッドの有無なども考慮した上で、自分に適したVRゴーグルを選ぶことが大切です。
どのプラットフォームに対応しているか
どのプラットフォームに対応しているかは、VRゴーグルを選ぶ上で最も重要なポイントの1つです。
プラットフォームによって、楽しめるコンテンツの種類や数が大きく異なります。
主要なVRプラットフォームとしては、SteamVR、Oculus、PlayStation VRなどがあります。
SteamVRは、Valve社が運営する世界最大級のPCゲームプラットフォームで、多数のVRゲームやアプリを提供しています。
Oculusは、Meta社のVR専門ブランドで、独自のコンテンツストアを運営し、ゲームや動画、アプリなどを幅広く取り揃えています。
PlayStation VRは、言わずと知れたPlayStationの専用プラットフォームで、高品質なVRゲームを多数提供しています。
最近は、汎用的なVRゴーグルが増えてきているものの、好きなジャンルやコンテンツにVRゴーグルが対応しているかはよく確認しましょう。
|目的別おすすめVRゴーグル12選
ここからは、目的や用途に合わせたおすすめのVRゴーグル12選を紹介します。
初心者向けのエントリーモデルから、上級者向けのプレミアムモデル、ビジネス向けモデルまで幅広くピックアップしました。
予算や目的に合ったVRゴーグルを見つけて、VRの世界を存分に楽しんでください!
初心者におすすめのエントリーモデル
まずは初めてVRゴーグルを購入する方におすすめなエントリーモデルです。
VRG-M02BK|エレコム
出典:https://www.elecom.co.jp/products/VRG-M02BK.html
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | スマートフォンの性能に依存 |
リフレッシュレート | スマートフォンの性能に依存 |
視野角 | 不明 |
トラッキング方式 | 3DoF(スマートフォンのジャイロセンサーを使用) |
重量 | 280g |
価格帯 | 3,000円前後 |
エレコムのVRG-M02BKは、スマートフォンを装着して手軽にVRを楽しめるゴーグルです。
4.8~7.0インチの幅広いサイズのスマートフォンに対応しており、VR対応アプリをインストールして本体にセットするだけで、360度全方向の臨場感あふれる映像が楽しめます。
アジャスター付きのヘッドバンドを採用し、フィット感を調節できます。
柔らかく通気性に優れたパンチングソフトレザー仕様のフェイスパッドにより、長時間の使用でも快適。
ディスプレイ解像度やリフレッシュレートはスマートフォンの性能に依存しますが、手頃な価格で手軽にVRを体験できるエントリーモデルとして、初心者におすすめのVRゴーグルです。
VRG-EH03BK|エレコム
出典:https://www.elecom.co.jp/products/VRG-EH03BK.html
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | スマートフォンの性能による |
リフレッシュレート | スマートフォンの性能による |
視野角 | 不明 |
トラッキング方式 | 3DoF(スマートフォンのジャイロセンサーを使用) |
重量 | 約335g(ケーブル除く) |
価格帯 | 5,000円前後 |
エレコムのVRG-EH03BKは、先ほど紹介したVRG-M02BKの上位モデル。
ヘッドホンが一体となったスマホ接続型のVRゴーグルです。
こちらも、4.8~7.0インチの幅広いサイズのスマートフォンに対応しており、臨場感のある360度映像を楽しめます。
ヘッドホン一体型のため遮音性が高く、より没入感のある映像体験ができます。
その分、価格はVRG-M02BKよりは高くなりますが、VRゴーグルの中では低価格帯に分類されます。
こちらもエントリーモデルとして、初心者におすすめのVRゴーグルです。
コスパ優秀のスタンダードモデル
次に紹介するのは、コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルのVRゴーグルです。
エントリーモデルと比べると価格帯は大幅に上がりますが、VR体験の質も段違い!
初心者からある程度VRを楽しんだ中級者まで、幅広いユーザーにおすすめのモデルです。
Meta Quest 2
出典:https://amzn.asia/d/8r1w2xV
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 1832×1920ピクセル |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 約90度 |
トラッキング方式 | 6DoF(内蔵センサーとカメラによる室内トラッキング) |
重量 | 約503g |
価格帯 | 128GBモデル:31,900円(税込)256GBモデル:46,200円(税込) |
Meta Quest 2は、高解像度ディスプレイと90Hzのリフレッシュレートにより、滑らかで没入感の高いVR体験を提供するスタンドアローン型のVRヘッドセットです。
2020年10月発売の製品ですが、全体的にスペックも高く、どれをとっても平均以上の体験ができます。
2024年1月に値下げもされたため、初心者の入門機としてかなりおすすめの製品です。
6DoFトラッキングを採用し、自由な動きとインタラクションが可能。
これにより、まるで自分がバーチャル空間の中にいるかのような強い没入感を味わえます。
ストレージ容量も128GBと256GBの2つから選択可能。
高性能でありながら比較的リーズナブルなため、「価格を抑えながら高性能なVRゴーグルが欲しい」という場合は、「Meta Quest 2」は最適な選択肢となるはずです。
Pico 4
出典:https://amzn.asia/d/cR4m0Ax
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 2160×2160ピクセル |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 105度 |
トラッキング方式 | 6DoF(内蔵センサーとカメラによる室内トラッキング) |
重量 | 約295g(正面部のみ)、約588g(全体) |
価格帯 | 128GBモデル:49,800円256GBモデル:59,800円(いずれも税込) |
Pico 4は、VRデバイスメーカー・Picoが2022年10月に発売した新型スタンドアローン型VRヘッドセットです。
4Kの高解像度ディスプレイと105度の広い視野角を備え、優れた映像品質を実現しています。
また、リフレッシュレート90Hz、6DoFトラッキングに対応し、滑らかな映像と自分の動きを細部まで表現が可能。
価格面では、5万円程度で購入できます。手軽な価格帯でありながら高性能なVRデバイスとして、非常におすすめです。
本製品は「Meta Ques」と同様、パソコン接続が不要となるVRゴーグルです。
また、メガネを着用することなく快適なプレイが可能。
ユーザーの視力に関係ない利用が実現するという点でも、大きな魅力を持つ製品といえるでしょう。
基本的な機能については「Meta Quest 2」と類似しているため、初めてのVRゴーグル購入を検討する場合は実際にそれぞれの内容を比較してみることをおすすめします。
詳しい内容は以下リンクで解説しますので、合わせてご覧ください。
Pico Neo3 Link
出典:https://www.picoxr.com/jp/products/neo3-link
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 1832×1920ピクセル |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
視野角 | 98度 |
トラッキング方式 | 6DoF(4つのカメラによる室内トラッキング) |
重量 | 約385g(ストラップなし)、約642g(総重量) |
価格帯 | 49,280円(税込) |
Pico Neo3 Linkは、スタンドアロンとPC VRの両方に対応したVRヘッドマウントディスプレイです。
3664×1920ピクセルの4K解像度ディスプレイと最大120Hzのリフレッシュレートにより、鮮明で滑らかなVR体験が可能です。
98度の視野角と3D立体音響対応のステレオスピーカーで、没入感の高いVR空間を楽しめます。
4つのカメラによる6DoFトラッキングと、32個の光学センサーを搭載した付属コントローラーにより、臨場感たっぷりなゲーム体験が可能。
SteamVRやPico Storeのコンテンツに対応し、幅広いVRアプリを楽しめます。
この性能で価格は約5万円程度と、比較的手軽に購入できるVRヘッドセットの1つです。
PlayStationユーザーなら最有力
PlayStationユーザーならこれで決まりかもしれません。
購入の目的がVRゲームで、すでにPS5本体を持っていれば、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮します。
PlayStation VR2
出典:https://www.playstation.com/ja-jp/ps-vr2/
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 2000×2040ピクセル |
リフレッシュレート | 90Hz、120Hz |
視野角 | 約110度 |
トラッキング方式 | 6DoF(内蔵カメラとPS5カメラによるトラッキング) |
重量 | 約540g(ケーブル除く) |
価格帯 | 74,980円(税込) |
PlayStation VR2は、PlayStation 5専用の次世代VRヘッドセットとして、2023年2月22日に発売されました。
高解像度のOLEDディスプレイと広い視野角、高リフレッシュレートにより、圧倒的な臨場感と没入感を実現しています。
また、アイトラッキング機能により、視線の動きまで映像と同期でき、よりリアルで自然なVR体験が可能です。
専用コントローラー「PlayStation VR2 Sense」は、触覚をフィードバックする先進的な機能が備わっており、よりインタラクティブなゲームプレイを実現します。
すでにPS5を所有しているユーザーにとって、PlayStation VR2は最も魅力的なVRヘッドセットと言えるでしょう。
高品質なVRゲームを楽しみたいPS5ユーザーにとって、最有力の一台です。
上質なVR体験ができるプレミアムモデル
ここからは高価格帯の上位モデルの紹介になります。
Meta Quest 3
出典:https://amzn.asia/d/imvTNCN
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 2064×2208ピクセル |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
視野角 | 水平110°、垂直96° |
トラッキング方式 | 6DoF(内蔵センサーとカメラによる室内トラッキング) |
重量 | 約515g |
価格帯 | 128GBモデル:74,800円512GBモデル:96,800円(いずれも税込) |
Meta Quest 3は、Meta社が2023年10月に発売した次世代スタンドアローンVRヘッドセットです。
前モデルのMeta Quest 2と比べ、メインメモリや内部ストレージの容量がアップし、レンズ解像度や視野角も向上しています。
特にグラフィック処理性能が大幅に改善され、より鮮明で没入感の高いVR体験が可能になりました。
また、MR(複合現実)機能が新たに追加され、現実世界に3Dモデルを反映させるなど、未来的な表現を楽しめるのが大きな特徴です。
高性能なスペックを活かし、よりリアルなゲーム体験やフィットネス、ストリーミングなども楽しめます。
最新のXR技術を体験したい方におすすめのヘッドセットです。
VALVE INDEX
出典:https://plaza.komodo.jp/products/valve-index-vr-%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 1440×1600ピクセル |
リフレッシュレート | 120Hz(144Hzにも対応) |
視野角 | 最大約130度 |
トラッキング方式 | 6DoF(外部ベースステーションによるトラッキング) |
重量 | 約748g |
価格帯 | 165,980円(税込、VRキット) |
VALVE INDEXは、Valve社が開発・販売するPC接続型のハイエンドVRヘッドセットです。
広視野角と高解像度のディスプレイにより、没入感の高い美しいVR映像を体験できます。
耳に触れないオフイヤースタイルのスピーカーを採用し、自然で快適な音声体験を提供します。
また、独自の形状を持つコントローラーは、5本の指全てを認識し、手の動きに合わせて自在に操作できるのが特徴。
外部ベースステーションを用いた高精度かつ高速のトラッキングシステムにより、正確で滑らかな動作追跡が可能です。
高性能なPCが必要となりますが、現在利用可能なVRヘッドセットの中でも最高クラスと言っても過言ではありません。
リッチなVR体験ができるハイエンドモデル
ここではVRゴーグルの中でも最高ランクのモデルを紹介します。
Meta Quest Pro
出典:https://amzn.asia/d/bGzFVWJ
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 1832×1920ピクセル |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 水平120度、垂直96度 |
トラッキング方式 | 6DoF(インサイドアウト方式) |
重量 | 約722g |
価格帯 | 159,500円(税込) |
「Meta Quest Pro」はMeta社が提供するVRゴーグルの中で最高級となるハイエンドモデル。
VRだけでなく、ARやMRにも対応し、仮想空間と現実空間が融合した新しい体験を提供します。
高解像度ディスプレイとパンケーキ型レンズにより、鮮明で没入感の高い映像を楽しめます。
カラーパススルー機能を備え、現実の風景と仮想空間を融合させるMR体験ができるのが大きな特徴。
また、メガネをかけたままでも使用でき、快適な装着感を提供します。
専用コントローラー「Meta Quest Touch Pro」は、コントローラー自体にカメラを搭載し、正確なトラッキングを実現。
HMD本体のカメラとセンサーによる6DoFトラッキングにより、ユーザーの動きを精密に追跡します。
発売当初は226,800円で販売されていましたが、「多くの人にVR体験を届けたい」という思いから、2023年4月より現在の価格に値下げされました。
超高性能とはいえ、一般の人にはなかなか手の出せない価格ですよね。
Meta Quest Proは、VRやMRの最新技術を体験したい上級者やエンタープライズ向けの製品と言えるでしょう。
VIVE Pro2
出典:https://www.vive.com/jp/product/vive-pro2-full-kit/overview/
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 2448×2448ピクセル |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
視野角 | 120度 |
トラッキング方式 | SteamVR Tracking 2.0(外部ベースステーションによるトラッキング) |
重量 | 約830g |
価格帯 | 179,000円(税込、VRキット) |
VIVE Pro 2は、HTC社が開発・販売するPC接続型のハイエンドVRヘッドセットです。
両眼で4896×2448ピクセルの高解像度5Kディスプレイと超高画質が特徴です。
さらに、視野角も120度と広く、最大120Hzのリフレッシュレートにより、自然で没入感の高いVR体験を提供します。
SteamVR Tracking 2.0による高精度なトラッキングに対応し、広大なプレイエリアでの複数ユーザーによる同時体験が可能。
Hi-Res認証済みのステレオヘッドフォンによる3D空間オーディオも魅力です。
ただし、本体価格も最高クラスで、パフォーマンスを発揮するには高性能なゲーミングPCが必要なため、0から始めるには費用面でややハードルは高いです。
それでも最高クラスの解像度と広視野角、没入感を誇る上級者向けのVRヘッドセットです。
ビジネス向けおすすめVRゴーグル
最後にビジネスシーンで活躍するVRゴーグルを紹介します。
Pico G2 4K
出典:https://www.picoxr.com/jp/products/g2-4k
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 1920×2160ピクセル |
リフレッシュレート | 最大75Hz |
視野角 | 101度 |
トラッキング方式 | 3DoF(9軸センサーによるヘッドトラッキング) |
重量 | 約276g |
価格帯 | 45,800円(税込) |
「Pico G2 4K」は、高画質かつ軽量コンパクトなVRゴーグルです。
スタンドアローン型で、PCやスマートフォンとの接続は不要で、専用のコントローラーを使って操作できます。
また、画面解像度が4Kであり、鮮明な映像を楽しめることができます。
本体重量が276gと非常に軽量なため、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴。
この軽量性と4K解像度の高画質から、ゲームや動画視聴だけでなく、ビジネス活用にも適したVRヘッドセットです。
価格は5万円をきり、その性能を考えると比較的手頃な価格帯と言えます。
XREAL Air 2 Pro
出典:https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-air-2-pro
スペック | 内容 |
ディスプレイ解像度(1眼あたり) | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 120Hz |
視野角 | 46度 |
トラッキング方式 | ー |
重量 | 約75g |
価格帯 | 61,980円(税込) |
正確に言うとVRゴーグルではなくARグラスに分類されるデバイスですが、ビジネス用途ならおすすめなので紹介します。
「XREAL Air 2 Pro」は、日常生活に溶け込むデザインとして開発されていることから、自宅だけではなく外出先などでも気軽なVR体験が実現できるでしょう。
2023年11月17日に販売された最新機種であることから、搭載されている機能も充実しています。
特にAR機能に特化しており、現実世界の映像を背景にしながら大画面のスクリーンを投影さえることが可能です。
ポケットに収まるコンパクトなサイズ感ですので、外出先でも気軽に大画面を楽しめます。
3段階の調光機能を備えており、100%に設定すれば強い光源以外は視界からシャットアウトできます。
そのため、ARでありながらVRのような使い方も可能となっているのです。
ゲームプレイなどには不向きかもしれませんが、スマートフォンやパソコン画面を気軽に投影できるため動画視聴やビジネス利用におすすめです。
|VRゴーグルを購入・利用時の注意点
最後にVRゴーグル購入時・利用時の注意点について解説します。
購入してから後悔しないように、以下の点について把握しておきましょう。
- メガネを掛けたまま利用できるか確認
- 乗り物や映像に酔いやすい場合の対処法
- 年齢制限があるので子供の利用には注意!
メガネを掛けたまま利用できるか確認
VRゴーグルは目の前を完全に覆う形状をしているため、日常的にメガネを着用しているユーザーは利用できるかどうか不安になるかもしれません。
VRゴーグル製品の多くはメガネ着用での利用に対応しているものの、一部製品においてはメガネと併用した利用に対応していない場合もあります。
購入前には必ずメガネ着用での利用が可能であるか確認しておきましょう。
また、メガネ対応と記載されている製品であっても、メガネフレームの大きさによっては上手く装着できない可能性も考えられます。
できれば実際に試着してみて、違和感が無いかどうかを確認することをおすすめします。
視力を補正する「ピント調整機能」を搭載している製品もありますので、メガネとの併用が不安な場合はそちらを選択してもいいでしょう。
乗り物や映像に酔いやすい場合の対処法
車や遊園地のアトラクションなどで乗り物酔いを体験したという方は少なくないはずです。
視界や耳からの情報と、実際の状況に差が生まれることで発生する乗り物酔いですが、VR体験においても似たような現象が発生します。
「VR酔い」と呼ばれる、乗り物酔いによく似た症状です。
普段から乗り物酔いが激しい方は、リフレッシュレートが高い製品を選択すると良いでしょう。
全ての人に効果があるとは断言できませんが、リフレッシュレートが高いと五感のずれが少なくなるため、VR酔いの症状が軽減されるという実験結果もあります。
以下の記事で対策など詳しく解説しています。
年齢制限があるので子供の利用には注意!
VRゴーグルには、多くの製品で13歳以上という年齢制限が設けられているため注意が必要です。
子どもの目や脳はまだ発達途中にあるため、VR体験による負担が大きいためです。
長時間のVR使用は、斜視や空間認知能力の低下、脳の疲れやストレスを引き起こす可能性があります。
また、VRゴーグルは大人の瞳孔間距離を基準に設計されているため、子どもには合わないサイズになっています。
さらに、子どもは現実と仮想の区別がつきにくく、仮想空間での体験が心理的なトラウマになることも心配されます。
そのため、子どもがVRを利用する際は、年齢制限を守り、長時間プレイせず適度に休憩を取るよう保護者が監督する必要があります。
|まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、VRゴーグルの種類や選び方のポイント、目的や予算に合わせたおすすめ機種を詳しく紹介しました。
自分に最適なVRゴーグルが見つかりましたか?
VRゴーグルは、ゲームや動画視聴だけでなく、仕事やトレーニングなど様々な用途でも活用できます。
最新のテクノロジーを駆使したVRゴーグルを使えば、今までにない没入感と臨場感を味わえるでしょう。
あなたの目的とニーズに合ったVRゴーグルを選んで、VRの世界を思う存分楽しんでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。