VR(バーチャルリアリティ)の楽しみ方は、ゲームや動画鑑賞だけにとどまりません。今や様々な方法でVRを楽しむことができます。
例えば、バーチャル空間でのオンラインショッピングや旅行、仮想スポーツ体験、仮想空間での音楽ライブ、または仮想現実での社交イベント参加などです。
本記事では、VRの楽しみ方を7つ紹介します。VRの進化により、現実にはできない様々な体験が可能になっています。
VRに興味がある方は、ぜひこの記事を参考にして、新たなVRの楽しみ方を探してみてください。
目次
|VRとは
VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティ)の略称で、仮想現実を意味します。
VRは、コンピュータ技術やセンサー技術、ディスプレイ技術などを駆使して、人工的に作り出された仮想空間を体感する技術です。
これにより、現実にはできない様々な体験を実現することができます。
VRは、主にヘッドマウントディスプレイを装着し、仮想現実の空間に没入することで体験することができます。
さらに、エンターテインメント分野や教育分野、医療分野など、様々な分野で活用されており、近年ではビジネス分野でも活用が進んでおり、リモートワークにおいてはバーチャル空間でのオンライン会議や、遠隔地にいる人々との共同作業が可能です。
VRは、今後の技術進化により、より高度な体験やより広い分野での活用が期待されています。
|VRゴーグルとは
VRゴーグルとは、ヘッドマウントディスプレイを装着したバーチャルリアリティ体験用のデバイスです。
VRゴーグルを装着することで、視界に映る映像が仮想現実の空間に合わせて変化し、まるで現実にいるかのような没入感を得られます。
VRゴーグルは、光学レンズやセンサー、ディスプレイなどを搭載しており、これらが協調して、バーチャル空間の映像を正確に再現しています。
また、ヘッドフォンやバイブレーション機能なども搭載されている場合があり、より臨場感のあるVR体験が可能です。
近年では、高性能なVRゴーグルの登場により、より高度なバーチャルリアリティ体験を実現しています。
|VRゴーグルの種類
VRゴーグルの種類には、スマートフォンと連動するタイプやPCと連動するタイプ、自立型のタイプなどがあり、それぞれに違った使い方や体験が可能です。
また、高機能なセンサーやレンズ、音響機能を搭載したVRゴーグルも増えており、よりリアルなバーチャルリアリティ体験が可能になっています。
本項では、様々な種類のVRゴーグルについて解説していきます。
スタンドアローンタイプ
スタンドアローンタイプのVRゴーグルは、独自のコンピューターやスマートフォンを必要とせず、その場でバーチャルリアリティ体験ができるデバイスです。
メリットとしては、モバイル性が高く、どこでも手軽にバーチャルリアリティ体験ができることが挙げられます。
また、高機能なセンサーやレンズ、音響機能を搭載している場合があり、よりリアルなバーチャルリアリティ体験ができることもメリットの一つです。
一方、デメリットとしては、スタンドアローンタイプのVRゴーグルは、独自のコンピューターを内蔵しているため、本体の重量が重くなることがあり、長時間の使用には向いていません。
また、一般的なスマートフォンと比べて性能が劣る場合もあり、リアルなバーチャルリアリティ体験ができるかどうかはデバイスの性能に左右されます。
さらに、コンテンツのダウンロードやインストールが必要になるため、初めて使う場合は手順が複雑になることもあります。
PC接続タイプ
PC接続タイプのVRゴーグルは、パソコンに接続することで動作するデバイスです。
メリットとしては、パソコンの高性能を活かして、高画質・高精度なVR体験が可能となります。
また、PCとの接続により、コンテンツのダウンロードやインストールが容易になるため、使用するコンテンツに制限がないことが挙げられます。
さらに、多数のアクセサリーやセンサーを接続することができ、より本格的なバーチャルリアリティ体験ができることもメリットの一つです。
一方、デメリットとしてはPC接続が必須となるため、移動や持ち運びが困難で使用場所が限定されてしまいます。
また、高性能のパソコンが必要となるため、VR体験に必要なコストが高くなることもデメリットの一つです。
さらに、接続には専用のケーブルやアダプターが必要になる場合があり、手続きが煩雑になることもあるでしょう。
PS専用タイプ
PS専用タイプのVRゴーグルは、高品質な映像と音響を楽しめる PS4やPS5と接続して使用するため、高性能のグラフィックと音響を楽しむことができます。
また、 PlayStation VRにはPlayStation独自のタイトルや人気のゲームが多数リリースされており、多彩なゲームを楽しむことができるのもメリットです。
一方、デメリットは PlayStation VRを使用するためにPS4、またはPS5が必要となることです。
機種固有のタイトルが多い PlayStation VRは、PlayStationの独自規格であるため他のVRデバイスとは互換性がなく、機種固有のタイトルが多いことがデメリットとなります。
スマホ接続タイプ
スマホ接続タイプのVRゴーグルは、スマートフォンと接続して使用するタイプのゴーグルです。
このタイプのメリットとしては、価格が安価で手軽にVR体験ができることが挙げられます。
また、スマホアプリでVRコンテンツが豊富に提供されており、多様な体験ができることも魅力の一つです。
しかし、スマホ接続タイプのVRゴーグルにはいくつかのデメリットもあります。
まず、スマホの性能に依存するため、高性能なスマホを持っていないとスムーズにVRコンテンツを体験できません。
また、スマホ接続タイプはヘッドセットとスマホが接続されているため、熱を持つとスマホがオーバーヒートすることがあるため注意が必要です。
さらに、重量が軽く、フィット感が悪いため、長時間の使用は疲れやすく、首や目の負担が大きくなることもあります。
|VRの楽しみ方7選!
VRを使った楽しみ方は多岐にわたります。
本項では、ゲームや映像鑑賞以外にも、バーチャル旅行やコミュニケーション、創作活動など、さまざまな面白い使い方を7つご紹介します。
ゲームを楽しむ
VR技術が進化するにつれ、VRゲームの世界もますますリアルになっています。
ここでは、VRゲームの魅力やおすすめ作品を紹介しながら、その楽しみ方について解説します。
VRゲーム初心者から上級者まで、幅広い層が楽しめる内容となっています。
アクション
VRで楽しめるアクションゲームは、臨場感があって非常に人気が高いです。
例えば、ハックアンドスラッシュ系のゲームでは、剣や斧を振るう感覚や、敵をなぎ倒す爽快感が味わえます。
ロボットやメカを操るゲームでは、巨大なロボットを自在に操縦する感覚や、敵を撃破する爽快感が味わえるのが醍醐味です。
VRで体験できるアクションゲームは、プレイヤーを没入させる臨場感あふれる世界を提供します。
シューティング
VRでのシューティングゲームはリアルな銃撃体験を味わえるため、多くの人々から人気が高いです。
VR空間の中で銃を持ち、周囲の状況を見極め、的や敵を撃ち落とす爽快感に病みつきになる人も多いでしょう。
また、一部のゲームでは戦略的要素も加わり、状況に応じた銃の使い分けや敵の弱点を探るなど、脳を使う楽しさが体験できます。
VRシューティングゲームの中には、協力プレイができるものもあり、友達と一緒に戦うことでより一層の臨場感を味わえますよ。
RPG
RPGとは、自分自身が主人公となって物語を進めることができるゲームのことです。
VR技術を用いたRPGは、まるで自分がその世界に入り込んでいるかのような没入感があります。
例えば、森の中を探索したり、モンスターと戦ったり、キャラクターとの会話を楽しんだりできます。また、VRならではの体感やインタラクティブな要素を取り入れたRPGも登場しています。
プレイヤー自身がアクションをとることでストーリーが進んでいくので、より没入感を味わえます。
ホラー
VRのホラーゲームは臨場感があり、現実にいるかのような錯覚を覚えることができるため、非常に恐ろしい体験ができます。
例えば、鏡の中に映る自分自身が怖いものに取り囲まれているかのように感じたり、暗闇の中を進むときに怖い音が聞こえたりします。
また、VRのホラーゲームはプレイヤーを恐怖に陥れるだけでなく、ストーリー性が高く謎解き要素もあるので、ゲームとしても楽しめるでしょう。
ただし、心臓の弱い人や恐怖症の人は、プレイする前に注意が必要です。
アドベンチャー
アドベンチャーゲームは、物語や謎解きが中心のゲームで、プレイヤーは主人公として物語を進めていきます。
VR技術を取り入れることで、プレイヤーはまるで物語の中にいるかのような臨場感を味わうことができます。
さまざまなシチュエーションに遭遇し、謎を解き明かしたりクリア条件を満たしたりしながらストーリーを進めていくのが魅力です。
また、探索要素もあるため、細かいところまで探索していくことができます。
緻密なグラフィックや音響面にも力を入れており、没入感の高いゲームジャンルの一つです。
スポーツ
VRでスポーツゲームをプレイすると、まるで実際にフィールドやコートにいるかのような臨場感が味わえます。
野球やサッカー、バスケットボール、ゴルフなど、様々なスポーツがVRで体験可能です。
VRのおかげで、リアルな動きや距離感を体感できるので、よりスポーツの醍醐味が味わえます。
また、複数人での対戦や協力プレイも可能で、リアルタイムで仲間とスポーツを楽しめます。
スポーツの経験を持たない人でも、VRでスポーツゲームをプレイすれば、新たなスポーツの世界を発見できるかもしれません。
謎解き
VRで遊ぶ謎解きゲームは、リアルな体験と謎解きの緊張感が相まって、非常に人気があります。
VR技術を駆使した鮮やかなグラフィックと、没入感のあるサウンドが、プレイヤーを別世界に引き込んでくれます。
また、VRならではの操作性を利用してプレイヤー自身が物語の主人公となり、謎を解いていくという楽しみもあります。
謎解きの難易度もいくつか用意されており、初心者向けから上級者向けまで様々です。
アドベンチャーゲームと謎解きゲームの要素を合わせ持つ作品も多く、ストーリー性にも深みがあります。
VRでの謎解きゲームは、頭を使って謎を解く楽しさを存分に味わえるでしょう。
パズル
パズルゲームは、頭脳を使うことができるゲームジャンルであり、VRでの体験もより一層深化しています。
立体的なパズルや迷路を解いたり、物理演算を使ったゲームなど、多彩なパズルゲームが存在します。
VRでのパズルゲームは、脳トレにもなる上に、没入感が高いので、ストレス解消やリラックスにも最適です。
パーティー
パーティーゲームとは、複数の人数で楽しめるゲームのことです。
VRのパーティーゲームは、仮想空間で友達や家族と遊ぶことができます。
例えば、「VRカラオケ」は自分たちで曲を選んで歌い、仮想空間内で演奏を楽しめますが、「マリオパーティVR」ではマリオやルイージと一緒にミニゲームをプレイできます。
また、「VRチャットルーム」では仮想空間内でチャットしながらゲームができます。
VRのパーティーゲームは距離を超えたコミュニケーションを楽しむことができ、オンラインでの交流が苦手な人にもおすすめです。
動画を楽しむ
最近はVR技術を使って、映画やテレビ番組をまるで劇場で観るかのように楽しむことができるようになりました。
ここでは、VRでの動画鑑賞の魅力や、どのような機器を使えば楽しめるのか、さらにはおすすめのサービスやコンテンツについて紹介します。
Youtube VR
YouTube VRは、360度動画やVR映像を楽しめるVRアプリであり、現実的な視聴体験を提供しています。
このアプリを利用することで、VRヘッドセットを使って自分が360度見渡せる空間に入り込んで映像を楽しめます。
また、VR空間内での操作性も向上しており、視点移動や映像再生の操作などが直感的に可能です。
さらに、お気に入りの動画やプレイリストもVR空間内で視聴できるため、より没入感のある動画鑑賞が体験できます。
Netfrix VR
Netflix VRは、仮想現実でNetflixを楽しむことができるアプリケーションです。
映画やドラマ、アニメなどのコンテンツを、仮想の豪華な映画館の中で視聴できます。
また、仮想の空間で友達と一緒に視聴でき、VRヘッドセットを着用することでまるで実際に映画館にいるかのような臨場感を味わえます。
さらに、Netflixオリジナル作品も多数配信されており、独自のコンテンツをVRで楽しめる点も魅力的です。
Hulu VR
Hulu VRは、人気のテレビ番組や映画をVR空間で楽しめるアプリです。VRの3D空間内に配置された巨大なスクリーン上で、様々な作品を高画質で視聴することができます。
また、3Dオーディオ機能により臨場感あふれるサウンドを体験できるほか、友人と一緒に視聴できるソーシャル機能も搭載しています。
さらに、VRコントローラーを使って簡単に操作することができ、座ったままで手軽に視聴が可能です。Huluの人気コンテンツをVRで楽しめるのは、このアプリならではの特徴と言えるでしょう。
Prime Video VR
Amazonの動画ストリーミングサービス「Prime Video」でもVRが利用できます。
Prime Video VRアプリを利用すると、まるで映画館にいるかのような臨場感あふれる映像体験が可能です。
独自の映画館モードを使ってバーチャルシアター内での映像視聴ができ、複数のプレーヤーが同時に映画を楽しめる機能があるため、リモートで友達と映画鑑賞を楽しめます。
さらに、対応するVRヘッドセットを使うことで、360度の動画やVRコンテンツも楽しめますよ。
360Channel
360Channelは、VR空間で360度の映像を楽しめるコンテンツ配信サービスです。
自然や動物、風景など、様々なジャンルの映像がラインナップされており、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。
また、360度映像だけでなくステレオサウンドや音響効果も充実しており、よりリアルな空間体験が可能です。
視聴にはVRヘッドセットが必要ですが、手軽に楽しめるものもあるため、VR初心者でも気軽に楽しめる点が魅力的です。
DMM VR動画プレイヤー
DMM VR動画プレイヤーは、アダルトVR動画の再生に特化したVR動画プレイヤーです。
高画質・高音質など、VR動画の再生に必要な機能を備えており、スマートフォンやPCでの利用もできます。
また、ダウンロード再生に対応しているため、インターネット環境がなくてもVR動画を楽しめます。
VR動画に特化したプレイヤーであるため、スムーズな再生が可能で、手軽にアダルトVR動画を楽しめるのが特徴です。
SNSを楽しむ
近年、SNSはVR空間でも人気を集めています。
VRを使ったSNSは実際に人と会うことなく、遠くにいる友達とも交流ができます。
そこで、今回はVRを使ったSNSの楽しみ方についてご紹介します。
VRChat
VRChatは、仮想空間で他のユーザーと交流することができるSNSアプリケーションです。
このアプリでは、自分のアバターを作成し、仮想空間で他のユーザーとの会話やゲームを楽しめます。
また、自分で作成したワールドを公開でき、他のユーザーに閲覧してもらったり、一緒に遊んでもらったりすることが可能です。
VRChatは自由度が高く、ユーザーが独自のコンテンツを作成できるため、多様な人々が集まり、交流することができる魅力的なコミュニティーが形成されています。
cluster
「cluster」は、日本発のSNS型のVRプラットフォームです。スマートフォンやPCで利用できるアプリがあるので、VRヘッドセットを持っていなくても参加できるのが利点と言えます。
ユーザーは自分のアバターを作成して、仮想空間で他のユーザーと交流できます。
会話やジェスチャーを使ってコミュニケーションをとることができ、マルチプレイヤーでゲームを楽しむことも可能です。
また、ユーザーが自由にコンテンツを作成できる「cluster studio」があり、オリジナルのステージやアイテムを作成して仮想空間で共有できます。
豊富なコンテンツとカスタマイズ性が魅力のプラットフォームです。
ambr
ambrは、仮想現実上のカフェ空間を提供するVR SNSです。
ユーザーは、自分のアバターで仮想空間内を移動し、他のユーザーとのコミュニケーションを楽しめます。
ambrでは、音声チャットやキーボード入力だけでなく、手書き入力や手振りなどの手の動きを活用した自然なコミュニケーションが可能です。
また、カフェ空間内には映画館やゲームルーム、音楽ステージなどの様々な施設が用意されており、それぞれの施設内で楽しめます。
ambrは、カジュアルなコミュニケーションを重視したVR SNSであり、特に20代から30代の若者からの人気が高いです。
Facebook Horizon
「Facebook Horizon」は、Facebook社が提供する新しいVRソーシャルプラットフォームで、VR空間内でユーザーが自分自身を表現し、友達と交流できます。
ユーザーはアバターをカスタマイズし、ゲーム、イベント、アトラクションなど、様々なVR体験を楽しむことができます。また、自分で作成したコンテンツを共有することもでき、コミュニティに参加することも可能です。
Facebook Horizonは直感的で使いやすいUIを提供し、誰でも簡単にVR体験を楽しめるように設計されています。
Altspace
Altspaceは、バーチャルリアリティ上でリアルタイムにつながることができる、ソーシャルVRプラットフォームです。
ユーザーは、アバターを使って他のユーザーと会話をしたり、ゲームをしたりコンサートやイベントに参加したりできます。
Altspaceは様々なVRデバイスで利用可能で、ユーザーは自分のアバターをカスタマイズしたり、自分でイベントを主催することもできます。
また、開発者向けにAPIやSDKを提供しており、VRコンテンツの制作やプラットフォームのカスタマイズも可能です。
Rec Room
「Rec Room」は、VR空間でのコミュニケーションやゲームプレイを楽しめるソーシャルVRプラットフォームです。
プレイヤーは、自分のアバターを作成し、友達と集まって話したり、様々な種類のゲームで遊んだりできます。
また、専用のクリエイターツールで独自のゲームを作成することが可能です。
ゲームの種類も豊富で、オンラインで協力するゲームやパーティーゲーム、アクションゲームなど、様々なジャンルが用意されています。
さらに、スマートフォンアプリでも利用可能でVRデバイスがなくてもプレイでき、様々なプレイヤーと交流することで、新たな発見や体験を得ることができます。
バーチャルキャスト
バーチャルキャストは、日本発のVRライブ配信サービスです。
ユーザーはアバターを操作して、自由自在にライブ配信ルームを作成できます。
視聴者はバーチャル空間に入り、自分のアバターとしてライブ配信を視聴できます。
また、ライブ配信の他にVRチャットやVRショッピングなど、様々な機能を備えており、VR空間を利用した新しい形のコミュニケーションを提供しています。
また、利用者同士がオリジナルのユーザーコンテンツを制作し、共有できます。
さらに、アイドルやYouTuber、アーティストなどがライブ配信を行っているため、エンタメファンからの人気も強いです。
フィットネスを楽しむ
フィットネスは健康や美容に欠かせない重要な要素ですが、毎日ジムに通うのは大変です。
そこで、近年はVRを利用したフィットネスアプリが注目されています。
家の中でリラックスしながら楽しくトレーニングできるのが魅力的なポイントです。
ここでは、VRフィットネスの楽しみ方について紹介します。
FitXR
FitXRはVRフィットネスアプリで、さまざまなエクササイズとトレーニングプログラムを提供しています。
ボクシングやダンス、ヨガなど、様々な種類のトレーニングが用意されています。
アプリにはワークアウト中にリアルタイムで表示されるトレーニングデータ、パーソナライズされたプログラム、音楽などが備わっており、リアルタイムの競争要素を追加することで、友達や他のユーザーと対戦できる機能もありますよ。
このアプリは、ハイエンドなグラフィックス、滑らかな運動、直感的なコントロールを特徴としており、多くのユーザーにとって非常に魅力的なVRフィットネスアプリの1つです。
ピストルウィップ
「Pistol Whip(ピストルウィップ)」は、ビートに合わせて敵を撃ち倒しながら進む、リズムアクション系VRシューティングゲームです。
プレイヤーは2つのピストルを持ち、音楽に合わせてターゲットを撃ち、障害物を避けながらステージを進んでいきます。
ダンスミュージックに合わせたカラフルなビジュアルと、プレイヤーの動きに合わせたリアルな振動が特徴で、運動不足解消にも最適です。
また、様々な難易度のステージがあり、初心者から上級者まで楽しめるコンテンツとなっています。
Beat Saber
Beat Saberは、ビートに合わせてリズムに合わせた動きで光る柄を持つ2つの刀を使って、カラフルな箱を斬っていくVR音楽ゲームです。
ゲームの特徴は、高速のアクション、ビートに合わせたリズム、ダンスムーブを取り入れたゲームプレイであり、楽曲によっては大きくジャンプして回転するムーブメントもあります。
ゲーム内でのプレイヤーの動きはエクササイズ効果があり、多くのプレイヤーにとって運動と楽しさを兼ね備えた、ダンスやフィットネスのエクササイズのような感覚を得ることができます。
また、VRの中で音楽を体験することもでき、音楽好きにとっても魅力的な要素を持っています。
OhShape
OhShapeはバーチャルリアリティ(VR)のフィットネスゲームの1つで、音楽に合わせてプレイヤーがジャンプや蹴りなどの動きを行うことで、運動不足解消やストレス発散に適しています。
ゲーム内の曲に合わせて表示される壁面の穴に体を合わせることで得点を稼ぎ、プレイヤーの動きやタイミングによっては壁に当たることもあるため、リアルな運動感が味わえるのが特徴です。
ゲームには、キャンペーンモードやカスタム曲の追加など、多彩な選択肢があり、プレイヤーは自分に合ったトレーニング方法を選択できます。
また、フィットネスアプリとしての利用に適した、心拍数計測や消費カロリーの計算などの機能も備えています。
読書を楽しむ
読書は自分自身と向き合うための貴重な時間です。
新しい知識を得たり、異なる視点を理解したりすることができ、感情や想像力を刺激して心を豊かにします。
また、リラックスするための手段としても効果的であり、日々のストレスを解消することができます。
ここでは、VR読書アプリを利用してより没入感を高めたり、本との新しい出会いを楽しんだりする方法を紹介します。
Vivepaper
Vivepaperは、VR技術を用いた新しい読書体験を提供するアプリです。
Vivepaperを使用すると、雑誌や書籍などの紙媒体にARコンテンツを追加することができます。
例えば、雑誌の記事をスキャンするとその記事に関連する動画や画像、音声をVR空間内で表示できます。
また、雑誌や書籍内のイラストや写真を拡大表示したり、3Dモデルとして見ることもできます。
Vivepaperを使用することで、従来の読書体験にAR技術の面白さを加えることができ、よりインタラクティブで没入感のある読書体験を楽しむことができますよ。
ImmersionVR Reader
ImmersionVR Readerは、VR空間での読書を実現するアプリケーションです。
このアプリケーションを使用すると、自分のリビングルームや図書館のような空間で本を読むことができます。
また、このアプリにはブックマークやハイライト機能、リスト機能などがあり、読書をより効率的に楽しむことができます。
さらに、豊富な書籍ジャンルを提供しており、読書の幅を広げることができます。
VR空間での読書をよりリアルに体験するために、書籍の装丁やフォント、背景を自分で選択することができますよ。
MyDearest
MyDearestは、VR技術を使った小説の読み物アプリです。
ユーザーはVRヘッドセットを使用して物語の中に没入し、登場人物たちと一緒に世界を探索できます。
このアプリではリアルな環境音やBGMが鳴り響き、物語をより深く体験できます。
また、物語に合わせてユーザーが操作することもでき、物語の展開に関わる選択肢を選ぶことも可能です。
従来の小説の読書体験を進化させ、ユーザーに没入感のある新しい読書体験を提供するのが魅力と言えるでしょう。
コミナビXRマンガ
コミナビXRマンガは、スマートフォンやタブレット端末を使用して仮想空間でマンガを読むことができるアプリです。
VRヘッドセットを使わずに手軽に利用できるため、画面内に表示される仮想キャラクターとのコミュニケーションも楽しめます。
また、ストーリーに合わせて環境が変化するので、没入感が高くマンガの世界に入り込めるのが特徴です。
読書体験を共有できる機能もあるため、仮想空間内で友達とマンガを読みながらコミュニケーションをとることもできますよ。
世界旅行を楽しむ
世界旅行をする際には、現地の文化や風景、食文化などを楽しめるのが魅力と言えるでしょう。
しかし、実際に現地に行くのはコストや時間的な制約があり、なかなか難しい部分も多いです。
そこで、VRの技術を使うことで、まるで現地にいるような臨場感ある旅行体験ができます。
世界の地形や建物、文化、アート、自然などを楽しむことができ、時間やお金に制限のある方でもVRを活用すれば手軽に世界旅行ができるため、今後ますます需要が高まることが予想されます。
仕事を楽しむ
VRを活用することで、仕事の仕方や楽しみ方も大きく変化しています。
「Horizon Workrooms」を使えばPCやMacをVR空間内に持ち込むことができ、会議や1人での作業など幅広い活用が可能です。
さらに、VR内にキーボードを表示できるので、タイプ操作も不便なく行えます。
課題としては、VR用のHMDの重さや不快感が頭や顔に大きな負担を強いることです。
この課題が解決されれば、今後VRでの仕事を楽しむことができるでしょう。
|まとめ:多種多様な楽しみ方がある!
本記事では、ゲームや動画だけではないVRの楽しみ方について解説しました。
旅行やフィットネス、読書など様々なVRの活用方法があり、VRの持つ可能性を感じたのではないでしょうか?
VR用のHMDに関する課題等は残っていますが、今後開発が進んで軽量化が図れれば、快適に利用できるでしょう。
VRには多種多様な楽しみ方があるので、あなたならではの楽しみ方が見つかれば幸いです。