SNSが発展している現在において、他者と交流しながら進めることができるメタバースゲームは人気を集めています。
家族や友人だけでなく見知らぬ人とも交流できる機会があるので、気軽にコミュニケーションを楽しむことができますよね。
そこで今回は、おすすめのメタバースゲーム20選をご紹介いたします。
また、一般的なゲームと何が違うのかについても解説します。
皆さんがご存知のゲームもあるかと思いますので、ぜひイメージしながら本記事をお読みいただけますと幸いです。
目次
- 1 |メタバースとは?
- 2 |メタバースゲームと他のゲームの違い
- 3 |おすすめのメタバースゲーム22選
- 3.1 Decentraland
- 3.2 Axie Infinity
- 3.3 The Sandbox
- 3.4 Bloktopia
- 3.5 Everdome
- 3.6 My Crypto Heroes
- 3.7 Star Atlas
- 3.8 XANA
- 3.9 MyNeighborAlice
- 3.10 元素騎士Online META WORLD
- 3.11 Illuvium
- 3.12 Magic Craft
- 3.13 Alien Worlds
- 3.14 DeFi Kingdoms
- 3.15 Thetan Arena
- 3.16 UPLAND
- 3.17 Etheremon
- 3.18 Tap Fantasy
- 3.19 Guild Of Guardians
- 3.20 Town Star
- 3.21 Fortnite(フォートナイト)
- 3.22 Rec Room
- 4 |まとめ:メタバースゲームで遊んでみよう!
|メタバースとは?
「メタバース(metaverse)」とは、インターネット上に作られた仮想空間のことです。
「超越(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、1992年に発表されたニール・スティーブンソンのSF小説「スノウ・クラッシュ」に登場する架空の仮想空間サービスの名称を語源としています。
メタバースの利用者は3DCG空間で自分の姿をアバターの姿に変え、他のユーザーと交流したりコンテンツを楽しんだり、商品売買などの経済活動を行うことができます。
また、ビジネスにおいてもイベント開催やバーチャルオフィスなどで利用されています。
|メタバースゲームと他のゲームの違い
メタバースゲームは一般的なゲームと何が違うのでしょうか。
ここではその違いについて解説します。
他者とコミュニケーションが取れる
プレイヤーは思い思いのアバターでゲームをプレイします。
そのうえで、他のプレイヤーとコミュニケーションを取りながらプレイすることが可能です。
1人でも、家族や友人同士でもプレイすることができるのが特徴です。
「クリア」という概念がない
メタバースゲームには「ゲームクリア」という概念がありません。また「終了」という概念も存在しません。
町をつくったり、他者とコミュニケーションを取ったり、お金を稼いだりなどと半永久的に楽しむことができます。
仮想通貨を稼ぐことができる
メタバースゲーム最大の特徴は「仮想通貨を稼げる」という点です。
「Play to Earn」という概念もあり、「ゲームで遊んで稼ぐ」ことも1つの目的とされています。
ブロックチェーン技術が導入されているゲームについては、ゲーム上で稼いだ通貨を現実の資産としても利用することが可能です。
ゲームで稼ぐだけではなく、NFTやアイテムを販売したり、空間内に土地を購入して販売・レンタルで稼いだりなどと幅広い稼ぎ方があります。
|おすすめのメタバースゲーム22選
ここからは、おすすめのメタバースゲームを紹介していきます。
ぜひお気に入りのものを見つけてみてくださいね。
Decentraland
『Decentraland(ディセントラランド)』は2020年に一般公開された、ブロックチェーン技術を活用したメタバースゲームです。
ユーザーはゲーム内の約90,000区画の土地「LAND」で構成されたメタバース世界を探検することができます。
他のユーザーがデザインしたLANDを見たり、世界中のユーザーと交流したりすることは無料でも可能ですが、ゲーム内仮想通貨「MANA」で利用料を支払うとバーチャルライブやミニゲームなどの様々なコンテンツを楽しむことができます。
土地「LAND」やアバターの衣服、ユーザーネームなどのデジタルアイテムはNFTとして取引が可能なため、売却し利益を出すこともできます。
特に土地「LAND」の価格は、2019年時点は1LANDで5万円程度だったところが、2021年後半には約60~100万円以上で取引されています。
売却タイミングによっては大きな利益を得る可能性もありますよ。
Axie Infinity
『Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)』は2018年にリリースされたメタバースゲームです。
仮想通貨が稼げるブロックチェーンゲームとして話題となっており、東南アジアではこのゲームによって生計を立てている人がいるという情報もあります。
内容としては、アクシーと呼ばれるモンスターを使って対戦・繁殖・育成・取引するというものです。
遊ぶためには最初にアクシーを3体購入する必要があり、初期費用は数万円〜数十万円必要です。
しかし、アクシーを他ユーザーから借りて無料でゲームをプレイすることもできるため、初心者でも始めやすいのが特徴です。
The Sandbox
『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』は、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤とした「ユーザー主導のゲームプラットフォーム」です。
スクウェア・エニックスやソフトバンクが出資したことでも話題となりました。
The Sandboxではゲーム内でNFTである土地を所有し、その土地の上でゲームやジオラマを作成することが可能です。
そしてそれらを有料で他ユーザーに提供すれば仮想通貨「SAND」を稼ぐことができます。
また、ゲーム内で作ったアイテムをNFTマーケットに出品して販売したり、他人に土地を貸し出したりすることでSANDを稼ぐこともできます。
Bloktopia
『Bloktopia(ブロックトピア)』は、ポリゴンチェーン上に構築されている没入感の高いメタバースプラットフォームです。
クリプト業界ファンをターゲットとしており、21階層で構成される高層ビルに全世界からユーザーが集います。
楽しみ方としては、LEARN(学ぶ)・EARN(稼ぐ)・PLAY(遊ぶ)、CREATE(創造する)の4つが挙げられています。
仮想通貨BLOKが用いられており、ゲームだけでなく土地購入や広告収益などで稼ぐことが可能です。
世界の大手企業もBloktopia内にテナントを購入しており、今後も注目を集めるでしょう。
Everdome
『Everdome(エバードーム)』は、火星が舞台となっているメタバースプロジェクトです。
空間構築にはUnreal Engine 5、アバター制作にはメタヒーローの3Dスキャンが用いられています。
その分ハイスペックなPCは必要になりますが、美しいグラフィックが没入感を深めてくれます。
仮想通貨「DOME」は、土地売買やレンタル、広告収益、NFTアイテム売買で稼げます。
開発チームが優秀かつ大手企業も参入していますので、今後も目が離せませんね。
My Crypto Heroes
『My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)』は、日本初のブロックチェーンゲームです。過去にはユーザー数で世界一位を記録したこともあります。
誰もが知る歴史上の偉人をモチーフとしていて、士農工商のうち好きなプレイスタイルを選んでプレイしていきます。
・「士」:バトルの勝利報酬としてもらえるNFTやレアアイテムを売買できる。
・「農」:NFTアイテムを採掘して売買できる。
・「工」:キャラクターのドット絵を描き、売買できる。
・「商」:他プレイヤーおよびマーケットでNFTやアイテムを売買できる。
これ以外にも他プレイヤーとのバトルやクエスト・イベントなどによって稼ぐことも可能です。
仮想通貨は「GUM」が使用されています。
Star Atlas
『Star Atlas(スターアトラス)』は、未来をイメージしたメタバースゲームです。高性能なブロックチェーン「Solana」を基盤として制作されています。
宇宙が舞台となっており、こちらもUnreal Engine 5が使用されていますので非常に美しいグラフィックの中で楽しむことができます。
仮想通貨は「ATLAS」と「POLIS」という2種類で運用されています。
ATLASはアイテムの売買に用いられ、POLISはガバナンストークンとしてDAOでの投票権を得るために使われています。
先述したThe Sandboxや大手企業との連携も進められておりますので、異なるブロックチェーン同士での相互運用性の取組みとしても話題を集めています。
XANA
『XANA(ザナ)』は、様々な経済活動が行えるようなメタバースゲームです。
2023年3月にはWeb3.0メタバースとして三冠を獲得しており、芸能人の木梨憲武さんもXANAの土地を所有してギャラリーの展開を発表しています。
他にもビジネスやイベント等で日本の企業にも広く活用されています。
XANA上でNFTの購入やゲームをプレイする場合は、仮想通貨「XETA」が使用されます。
CEOが日本人のため、メタバースゲームでは珍しい日本語サイトが存在するのも良いですね。
マルチデバイスにも対応していますので、端末を選ばずだれでも気軽にプレイすることができるのではないでしょうか。
MyNeighborAlice
『MyNeighborAlice(マイネーバーアリス)』は、先ほどもご紹介した「どうぶつの森」に類似したような世界を楽しむことができるメタバースゲームです。
公式も「どうぶつの森」をモデルにしていると明言しています。
舞台はメタバースの島。この島をプレイヤーは思うがままにNFTアイテムで彩ることができます。
アバターのアイテムも多く存在し、農業や建築などで島を発展させていくことが可能です。
また、仮想通貨「ALICE」はクエストのクリアやアイテムの売買によって稼ぐことができ、海外では今後価格の上昇が期待されています。
元素騎士Online META WORLD
元素騎士オンラインは、MMORPG「エレメンタルナイツ」のライセンスを利用したメタバースゲームです。
エレメンタルナイツは累計800万ダウンロードを記録したということもあり、ゲーマーからの熱い視線も注がれています。
ゲーム内で他プレイヤーと出会いパーティーを組んでモンスターと戦っていきます。
そこで報酬として入手したNFTアイテムを売買することで稼ぐことができ、そのお金でスキルを強化することが可能です。
「MV」と「ROND」と呼ばれる2つの仮想通貨が使われ、それぞれ使い道が異なります。
無料で始めることができますので初心者にもおすすめです。
Illuvium
『Illuvium(イルビウム)』は、オープンワールドで楽しむことができるメタバースゲームです。
日本の「ポケモン」シリーズに影響を受けているといわれており、「イルビアル」と呼ばれるモンスターと戦って仲間にすることでストーリーを進めていきます。
また『Illuvium ZERO』というモードでは、オープンワールド内に土地を購入し、その土地で燃料や設計図を獲得して売買し、稼ぎを得るという遊び方ができます。
仮想通貨としては「ILV」が用いられています。
まだ正式なリリースには至っていませんが、β版が遊べるということもあり間もなくリリースされるのではないかといわれています。
Magic Craft
『Magic Craft(マジッククラフト)』は、MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)を楽しむことができるメタバースゲームです。
MOBAとは、5vs5などのチームで分かれて敵チームの拠点を取ったら勝利というゲームジャンルです。
有名なものとしてはLeague of Legendsやポケモンユナイトなどが挙げられます。
キャラクターやスキルの個性もあり、1人でも、仲間と一緒でもプレイすることができます。
仮想通貨「MCRT」はバトルやミッションにより稼ぐことができ、装備やスキルの強化などに使うことが可能です。
MOBAが好きという方にはおすすめのゲームだと言えます。
Alien Worlds
『Alien Worlds(エイリアンワールド)』は、3つのブロックチェーンをまたいで構築されているメタバースゲームです。
イーサリアム・バイナンススマート・WAX、それぞれのブロックチェーンの得意な点が生かされているため、誰でも利用しやすい仕組みになっています。
このブロックチェーンを複数利用する仕組みにより、リリースから多くのプレイヤーを集めています。
舞台は宇宙空間。宇宙船で旅をして、様々な惑星で発掘やミッションを行います。
難しい操作もなく、無料でスタートできますのでゲームに不慣れという方でもプレイすることができますよ。
仮想通貨はTriliumが使用されています。
DeFi Kingdoms
『DeFi Kingdoms(ディファイキングダム)』は、DeFiが取り入れられているメタバースゲームです。
2つのブロックチェーン(Harmony・DeFi Kingdoms)上に構成されています。
DeFiとは「分散型金融」のことで、中央管理者を通さない取引形式の為、銀行などが介入せずにユーザー同士での取引が可能な仕組みを指します。
取引所はDEXと呼ばれ、このゲーム内にも設置されています。
内容としてはファンタジー要素のあるRPGゲームで、クエストをクリアしたり、キャラクターのNFTを売買したり、DEXに仮想通貨を預けて利益を得たりすることができます。
尚、仮想通貨はJEWELが利用されています。
Thetan Arena
『Thetan Arena(シータンアリーナ)』は、スマートフォンで気軽にMOBAをプレイすることができるメタバースゲームです。
ゲーム感としては人気スマホゲームであるBRAWL STARS(通称ブロスタ)と似たような性質を持っています。
特徴として、キャラクターとスキンのレア度によってどれだけ報酬が貰えるのかが決まる点が挙げられます。
バトルの報酬は仮想通貨で貰うため、できるだけレア度の高いキャラクターを持っておきたいですよね。
キャラクターはNFT化されており売買が可能です。
ですので、効率よく稼ぎたいという方は初期費用がかかりますがレア度の高いキャラクターを購入することをおすすめします。また、レンタルをすることもできます。
仮想通貨はTHCとTHGの2種類があり、それぞれ用途が異なります。
UPLAND
『UPLAND(アップランド)』は、土地を売買して稼ぐ2Dメタバースゲームです。
不動産関連のメタバースゲームでは先述したThe SandboxやDecentralandも同じですが、他と異なる特徴としては「その土地が現実に存在している」ということです。
購入価格も概ね1,000円以下と、初心者でも始めやすいということがポイントです。
既に海外の土地は続々と販売されていて、日本も今後売りに出される可能性があります。
プレイヤーはこの土地を売買したり、ミニゲームをクリアしたりすることで稼ぎを得ることができます。
ここで利用されている仮想通貨は「UPX」「SPARK」です。
UPXについては、他のゲームと違いクレジットカードなどで簡単に購入できますので、煩わしい口座開設や送金といった手順はありません。仮想通貨が苦手という方も利用しやすい仕組みとなっています。
Etheremon
『Etheremon(イーサエモン)』は、その名の通りイーサリアムチェーンを利用したメタバースゲームです。
性質はポケモンに類似しており、イーサ―モンスターを捕獲して育成し、バトルをしたり交換をしたりしていくものとなっています。
育成に仮想通貨が必要になりますので初期投資はある程度必要ですが、育てたモンスターを売却・レンタルに出して稼ぎを得ることが可能です。
日本語にも対応していますので、日本人にとっては親しみやすいゲーム性ということもあり始めやすいのではないでしょうか。
仮想通貨はETHを使用します。有名な仮想通貨ということもあり信頼できますね。
Tap Fantasy
『Tap Fantasy(タップファンタジー)』は、オープンワールドでMMORPGを楽しむことができるメタバースゲームです。
ワールドにはRPG要素のあるモンスターやダンジョン、宝箱が設置されています。
モンスターを倒したりすることで入手できる武器や装備アイテム、経験値でキャラクターを強化することができます。
このゲームは稼ぎ方に特徴があります。自分で物を制作して稼ぐという「Design to Earn」という稼ぎ方です。
キャラクターのスキンや建築物、オリジナルマップなどを制作することができますので、デザインなどに興味がある方にはおすすめできるゲームです。
仮想通貨はTAPが使われています、初期投資もなく無料で始めることができますので、初心者でも始めやすいのではないでしょうか。
Guild Of Guardians
『Guild of Guardians(ギルドオブガーディアンズ)』は、MMORPGを楽しむことができるメタバースゲームです。
他のメタバースゲームと比較して異なる点として、スマートフォン専用であるという点が挙げられます。
そのため、操作性も難しくなく、いつどこにいてもプレイが可能です。
内容としては、プレイヤー同士で4人のチームを組み、ダンジョンを探索してアイテムを獲得しながらレベルアップを目指していくゲームとなっています。
モンスターとのバトルもありますので、アイテム強化やチーム構成がポイントになってきます。
その中で、クエストやキャラクターのNFTの取引で稼ぐことが可能です。
仮想通貨はGOGが使用されています。
Town Star
『Town Star(タウンスター)』は、のんびり楽しめる箱庭型のメタバースゲームです。
農場を経営しながら進めていく内容となっており、最初に選ぶ土地にもそれぞれ特徴があり、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができます。
自分で作った農産物や畜産物を売却してお金を稼ぐのは現実と同じような仕組みですね。
日本語にも対応しているので気軽にスタートできますが、稼ぐためにはゲーム内のNFTを所持していることが必要条件になりますので、いくらか初期投資が必要となります。
もちろん無料で始めることもできますので、まずはぜひ無料で試してみてくださいね。
仮想通貨はGALAが使用されています。
Fortnite(フォートナイト)
フォートナイトは、エピックゲームズ社が開発したバトルロイヤルゲームです。
仮想の島で、オンラインでマッチングしたプレイヤー同士、戦います。
100名のプレイヤーが集まり、最後の一人またはチームが勝者となります。
また、フォートナイトではパーティーロイヤルモードや、クリエイティブモードなど戦い以外の遊び要素も豊富に含まれており、その独自のゲームプレイとメタバース要素が人気のゲームとなっています。
Rec Room
Rec Roomは、メタバース空間上に好きな部屋を構築したり、用意されているミニゲームをプレイしたり、さらにゲーム内に作成した制作物を売買することができるなど、様々な要素が組み合わさったゲームです。
複数人でプレイするのが特徴で、ルームと呼ばれる仮想空間がたくさんありユーザー同士のコミュニケーションツールとしても活用されています。
|まとめ:メタバースゲームで遊んでみよう!
今回は2024年最新のメタバースゲームについてご紹介しました。
一般的なゲームとの違いや各ゲームごとの特徴について、ご理解いただけたでしょうか。
本記事でご紹介した以外にも様々なメタバースゲームがありますが、初心者の方はぜひこの記事を参考に気になるものを選んでみることをおすすめします。
ただしプレイするためには仮想通貨を利用しますので、ある一定のリスクがあるということは理解しておきましょう。