メタバースは、インターネット上に構築された仮想空間にアバターとして参加し、交流・ゲーム・イベント参加・ビジネス活動などを行えるデジタル空間の総称です。
近年は企業のマーケティングやイベント、リモートワーク環境としても活用が進み、個人だけでなくビジネス領域でも注目されています。
本記事では、代表的なメタバースサービスを前提に、初心者でも理解できる「メタバースのやり方」を体系的に解説します。
必要な機材、始め方、主要プラットフォーム、利用時の注意点まで整理することで、メタバースをどのように始めればよいのか判断できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
|メタバースとは?
メタバースとは、インターネット上に構築された3Dの仮想空間のことです。
近年はゲームやSNSの延長としてだけでなく、企業イベント、教育、リモートワークなど幅広い用途で利用が広がっています。
メタバースという言葉は、1992年に作家ニール・スティーヴンスンのSF小説『Snow Crash』で登場した概念に由来し、現在では特定のサービス名ではなく、複数の仮想空間サービスを包括する概念として使われるのが一般的です。


VRChat|知名度抜群のメタバース

VRChat(ブイアールチャット)は、メタバースプラットフォームの中でもトップクラスの知名度を誇ります。
メタバースやVRSNSといえば、VRChatを思い浮かべる方も多いでしょう。
VRChatには、多くのワールドが存在しており、その数は約10万にのぼるとも言われています。
たとえば、バーラウンジで多くの人々が集まって交流を楽しめる空間、ハリー・ポッターシリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校を再現した世界、パリのエッフェル塔周辺を再現した世界などが有名です。
活発に活動しているユーザーやコミュニティが多いのが特長で、イベントも多く、「バーチャルマーケット」という世界最大級のメタバース展示会が毎年開催されています。

Fortnite(フォートナイト)|人気のTPSから発展したメタバース

Fortnite(フォートナイト)は、世界的に人気なTPS(三人称視点のシューティングゲーム)から発展したメタバースプラットフォームです。
もともと、シューティングゲームとして出発したFortniteですが、現在ではさまざまなゲームモードや機能が増えて、メタバースとしての性質が強くなりました。
たとえば、
- ゲームマップ(ステージ)の作成
- オリジナルゲームの作成
- 大会や音楽コンサートなどバーチャルイベントの参加・開催
などが行えます。
現在のFortniteは単なるバトルロイヤルゲームを超えて、多様なエンターテインメントをホストするプラットフォームとして機能しています。

ZEPETO(ゼペット)|ファッションに強み!大手企業とのコラボ続々

ZEPETO(ゼペット)は、アジア圏で最大のユーザー数を誇るメタバースプラットフォームで、そのユーザー数は推定で4億人以上とも言われています。
ZEPETOでは、自撮り写真から自分そっくりのアバターが作れます。
また、髪型、服装、アクセサリーなど、豊富なオプションから選んで、オリジナルアバターを作成することも可能です。
さらに「GUCCI(グッチ)」「BVLGARI(ブルガリ)」「DIOR(ディオール)」といったコスメやファッションのハイブランドと多くコラボしているのも特徴。
ハイブランドオリジナルのアバターアイテムの販売やバーチャルワールドの展開などが頻繁に行われており、ファッションに興味のある10代~20代の女性にとくに人気です。

Roblox|若年層に人気のレゴブロック風メタバース

Roblox(ロブロックス)は、レゴブロック風のかわいい世界観が特徴的なゲーム系のメタバースプラットフォームです。
Roblox内には楽しいゲームがたくさんあり、とくに若者や子どもたちに支持されています。
Robloxでは単にゲームを楽しむだけでなく、ユーザーが自分たちのゲームをデザインし、他のユーザーと共有できます。
Robloxが提供する無料の開発ツール「Roblox Studio」が、プログラミングやゲームデザインの知識がないユーザーに、オリジナルのゲームの作成を可能にしています。
自分が作ったゲームは世界中のプレイヤーと共有でき、作ったゲームに課金されれば、収入を得ることも可能です。

|メタバースを始める際の注意点
メタバースを始める際は「プライバシー管理」「課金トラブル」「サービスごとのルール理解」の3点に注意することが重要です。
メタバースは多くのユーザーが参加するオンライン空間であるため、利用前に基本的なリスクと利用ルールを理解しておく必要があります。
その理由は、メタバースがSNSやオンラインゲームと同様に、ユーザー同士が直接コミュニケーションを行うサービスであるためです。
仮想空間での交流やデジタルアイテムの購入など便利な機能がある一方で、個人情報の取り扱いや課金管理、コミュニティマナーなどに注意しなければトラブルにつながる可能性があります。
例えば、アバター名やプロフィールに本名や住所などの個人情報を登録すると、他のユーザーに情報が公開される可能性があります。
また、一部のメタバースではデジタルアイテムの購入が可能であり、課金システムを理解せずに利用すると想定以上の支出が発生するケースもあります。
さらに、サービスごとにコミュニティガイドラインが設定されており、不適切な行為を行うとアカウント停止などの措置が取られることがあります。
一方で、「メタバースは危険なサービス」という理解は必ずしも正確ではありません。
多くのプラットフォームでは通報機能やブロック機能などの安全対策が用意されており、ユーザーが安心して利用できるように設計されています。
|まとめ
メタバースは、インターネット上に構築された三次元の仮想空間であり、ユーザーはアバターを通じて自由に活動し、他者とコミュニケーションを取ることができます。
この新しい空間は、ゲームやビジネス、教育など多岐にわたる分野で活用されており、私たちの生活や働き方に大きな影響を与えています。
メタバースの世界はこれからさらに進化し、私たちの生活に多くの変革をもたらすでしょう。
この記事を参考に、ぜひ自分に合ったプラットフォームでメタバースを始めて、新しいデジタル体験を楽しんでください。























