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今大注目のAIチャットボットである「ChatGPT」は、さらに便利な機能を追加できる様々なプラグインが存在しています。
ビジネス用から娯楽までユーザーのニーズに合わせたプラグインがリリースされており、自分に合ったチャットボットを利用することができます。
本記事では、ChatGPTのおすすめプラグインの紹介から利用方法、導入の注意点までわかりやすく解説しますので、是非最後までご覧ください。
目次
|そもそもChatGPTとは
ChatGPTは、AI（人工知能）によるチャットサービスであり、ユーザーが質問を入力すると、AIが自然な対話形式で回答を提供します。
リリースされて以来、その高い回答精度が注目され、ユーザー数も急増しています。
開発は人工知能研究開発機関「OpenAI」により行われ、イーロン・マスク氏を含む実業家たちが出資しています。
ChatGPTは、GPTと呼ばれる言語モデルを基にしています。
元々小説の自動生成やゲーム内での会話生成に使用されていたGPTは、与えられたテキストの指示に対して自然な言語を生成する能力を持ち、インターネット上の膨大な情報を学習しており、複雑な表現や語彙も理解できる特徴があります。
また、過去の会話内容を記憶したり、ユーザーが誤りを指摘すると修正するなど、より自然な会話を実現するための機能も組み込まれています。
さらに、2023年2月にはChatGPT-3.5がリリースされ、その翌月にはChatGPT-4もリリースされています。
ChatGPT プラグインとは
ChatGPTプラグインは、ChatGPTが最新の情報にアクセスしたり、計算を実行したり、外部のサービスを利用したりするための便利なツールです。
公式サイトでは、「プラグインは安全性を重視した言語モデル専用のツールであり、ChatGPTが最新の情報にアクセスしたり、計算を実行したり、サードパーティのサービスを利用するのをサポートします。」と説明されています。
ChatGPT プラグインは他サービスと連携できる
ChatGPTのプラグインは、YouTube、Twitter、WordPressなどの一般的なツールとシームレスに連携できます。
特に情報収集の面では、プラグインの利用が非常に役立ちます。
個人で行うと膨大な手間と時間がかかるタスクでも、ChatGPTのプラグインを使えば素早く情報を集めることが可能になります。
|ChatGPT プラグインにはどんなものがあるのか
OpenAIの公式サイトの最新情報（2023年3月23日）によると、以下のアプリケーションサービスとの連携が可能なプラグインが紹介されています。
Expedia：旅行に関する情報を提供し、現地への移動、宿泊先の予約、見どころの探索などをサポート
KAYAK：航空券、ホテル、レンタカーの検索を行い、予算内で訪れることができるおすすめスポットの提案など
Speak：外国語習得のためのツールで、AIが音声を認識し、フィードバックを提供
Zapier：Google Sheets、Trello、Gmail、HubSpot、Salesforceなど、5000以上のアプリと連携
|ChatGPTのプラグインはどんなことができる？
ここからは、ChatGPTのプラグインでできることを紹介します。
最新のWeb情報にアクセスできる
ChatGPTの現行バージョンは2021年9月までのデータに基づいて構築されており、それ以降の最新情報を反映することができません。
しかし、プラグインを導入することで、他のサービスから最新の情報を取得することが可能です。
テキスト以外のアウトプットが可能
プラグインの導入により、ChatGPTはテキストだけでなく、グラフや表の出力も可能になります。
たとえば、CSVファイルをChatGPTに読み込ませることで、グラフを表示させることができます。
ChatGPTによる情報の視覚化によって、簡単にプレゼンテーション資料などを作成することができるようになります。
これにより、情報をわかりやすく可視化することができます。
ソースコードをChatGPT内で実行できる
ChatGPTはソースコードを出力することができます。
例えば、「足し算を行うソースコードを生成してください」と指示すると、Pythonなどの言語でソースコードが生成されます。
しかし、生成されたソースコードを直接実行することはできませんでした。
そこで、プラグインを導入することにより、ChatGPT内でソースコードの実行が可能になります。
これにより、ソースコードをローカルにコピーして実行する手間を省くことができます。
|ChatGPTプラグインの使い方
ここからは、ChatGPTプラグインの使い方を紹介します。
順番待ち登録をする
ChatGPTのプラグインを利用するには、順番待ち登録が必要です。
登録手続きは、「ChatGPT plugins」のページにアクセスし、「Join plugins waitlist」をクリックすることで完了します。
なお、登録のためには個人情報を提供する必要があります。
利用したいプラグインを選択
ChatGPTの通常の画面から、利用したいプラグインを選択することが可能です。
該当するプラグインのインストールボタンをクリックすることで、プラグインを利用することができます。
その後は通常通りChatGPTで質問をするだけで、質問内容に基づいて自動的に適切なプラグインが選択され、回答が生成されます。
| ChatGPTおすすめプラグイン
ここからは、ChatGPTおすすめプラグインを紹介します！
WebChatGPT
WebChatGPTは、ChatGPTに導入することで、Web上で最新の情報を取得できるようになるプラグインです。
これにより、ChatGPTの一つの弱点であった「最新情報の参照の制約」を解消することができます。
WebChatGPTは、ChatGPTを快適に活用するために欠かせないプラグインの一つです。
ChatGPT to Notion
ChatGPT to Notionは、ChatGPT上で行った内容をNotion上に保存するための便利なプラグインです。
重要な回答を簡単に取り込むことができるため、時間を節約することができ、ビジネスシーンで役立ちます。
ChatGPTとの対話を後で振り返りたい場合に、非常に便利なプラグインです。
ChatGPT for Google
ChatGPT for Googleは、Google検索結果と同時にChatGPTの回答を表示することができる画期的なプラグインです。
通常の検索結果画面の右側にChatGPTの回答が追加されます。
これにより、両方の回答を同時に確認できるため、検索の効率が大幅に向上します。
Youtube Summary with ChatGPT
Youtube Summary with ChatGPTは、YouTubeの動画の内容を簡潔に要約してくれるプラグインです。
動画を視聴している時間が無いけどYouTube動画の情報を把握したい場合に役立ちます。
このプラグインでは、要約された内容をChatGPTにさらに入力することで、さらに短く要約してもらうことができます。
長時間の動画でも、約800文字程度にまで圧縮してくれるため、非常に便利です。
Expedia
「Expedia」は、ChatGPTのプラグインの一つで、旅行予約サイトのExpediaと連携して、フライトやホテルのデータベースから旅行計画を提案してくれるものです。
ChatGPTに「Expedia」をインストールすると、GPT-4モデルでの利用が可能になります。
ChatGPTに旅行の目的地や日程などを質問すると、Expediaのデータベースから最適なオプションを提示してくれます。
| ChatGPTプラグイン導入の注意点
プラグインとは、ブラウザを拡張して便利な機能を追加するための拡張機能のことで、Google Chromeでは、プラグインを追加しインストールすることで、簡単にブラウザの機能を拡張することができます。
ただし、プラグインは便利な一方で、無計画に導入するといくつかのリスクが伴います。
一部のプラグインは、「ユーザーがプラグインを使用していないときでも、閲覧情報を収集する」可能性があります。
したがって、ChatGPTのプラグインを導入する場合は、信頼性の高い認証アカウントを持っているかどうかを基準に判断し、必要なプラグインのみを導入することが大切です。
|まとめ
いかがでしたか？
本記事では、ChatGPTのおすすめプラグインの紹介から利用方法、導入の注意点までわかりやすく紹介しました。
プラグインを活用することで、業務や作業の効率化が著しく向上します。さらに、他のサービスとの連携が可能なプラグインを使用すれば、活用範囲がさらに広がります。
今回紹介したプラグインはごく一部であり、さまざまなプラグインが存在します。
作業効率化を目指して、自分にとって使いやすいプラグインを探してみてくださいね。
では、今回も最後までお読みいただきありがとうございました！
