VRChatは、仮想世界での交流やコミュニケーションを楽しむためのプラットフォームとして、ますます人気を集めています。
VRChatでは、さまざまなワールドが生み出され、ユーザーたちに新たな体験と出会いが提供されています。
本記事では、特に注目すべきおすすめのVRChatワールドをご紹介しますので、是非チェックしてみてください。
目次
- 1 |VRChatとは
- 2 |VRChatのおすすめワールド
- 2.1 [JP] チュートリアルワールド
- 2.2 Japan Talk Room 日本人向け談話室
- 2.3 日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」
- 2.4 JP hub 日本人向け集会場
- 2.5 [JP] USiOPORT ウシヲポート
- 2.6 Questコロニー
- 2.7 【JP】Qじゃぱん横丁【日本語Tutrial】
- 2.8 Japan Street
- 2.9 ポピー横丁-Poppy Street-
- 2.10 Himiko Avatar World ˸ Quest
- 2.11 Yayoi Summer Nights
- 2.12 Deep Blue
- 2.13 バーチャル沖縄
- 2.14 ぽこピーランド
- 2.15 VR宇宙博物館 コスモリア
- 2.16 VMoVA
- 2.17 Subterranean Flood System
- 3 |まとめ
|VRChatとは
VRChatとは、VR技術とSNSがひとつになったソーシャルVRといわれるアメリカ発のプラットフォームです。
アバターを通して交流できる「仮想世界の社交場」といえるでしょう。
VRChat内の仮想世界は「ワールド」と呼ばれ、メタバースとしても注目されています。
自身のアバターでさまざまなワールドに入り、世界中のユーザーと交流することができます。
VRChatは自由度が高く、アバターだけでなくワールドも自作できます。
そのため、日本語を話せるユーザーが集まるためのワールドもたくさん作成されています。
英語がメインのサービスですが日本語で楽しめるワールドも多く、日本人どうしの交流もさかんです。
|VRChatのおすすめワールド
数あるワールドのなかからおすすめを紹介していきます。
初心者のユーザーが安心して訪れることができるワールドですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
それではひとつずつ紹介していきます。
[JP] チュートリアルワールド
「VRChat」初心者の方にまずおすすめしたいのが、「[JP]チュートリアルワールド」です。
こちらは、日本人に向けたVRChatの取扱説明書のようなワールドとなっています。
「VRChatを始めたけれどどうしたらいいかわからない」という時は、まずここを訪れてみましょう。
英語表記が基本のVRChatにおいて、日本語で使い方を解説してくれているのでぜひ押さえてほしいワールドのひとつです。
入るためには日本語のクイズがありますが、日本語を話せる人であれば答えられる内容です。
VRChat内での禁止行為や自己防衛方法をはじめ、各種機能の使い方が日本語でわかりやすく解説されています。
ワールド内がきれいに整備されており、道順に沿って進んでいけばほとんどの情報を見ることができるのもおすすめできるポイントです。
初心者に限らず多くの日本人ユーザーがログインしており、日本人同士の交流が盛んなワールドですので、まず訪れてみるといいのではないでしょうか。
Japan Talk Room 日本人向け談話室
つぎに紹介したいのが「Japan Talk Room 日本人向け談話室」です。
こちらはその名の通り、日本人向けの談話スペースになることを目的としたワールドです。
ユーザー間の談話を目的としているため落ち着いた雰囲気があります。
「話したい」や「話しかけてほしい」といったタグを自身のアバターにつける機能があり、自分の状態を見た目で周囲に伝えることができ、それぞれのスタンスで交流を楽しめます。
テキストチャット機能も搭載されており、マイクが使えない環境のユーザーでも交流することができます。
ほかの日本人同士が交流できるワールドなどを紹介する部屋もあり、日本人同士の交流が多いユーザーなら、このワールドを拠点とするのもいいかもしれませんね。
日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」
つづいて、日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」について紹介します。
VRChat初心者からベテランまで幅広い層のユーザーが集まっており、日本語を話せるユーザーがコミュニケーションをとりやすいワールドとなっています。
マッチング用のタグマーカーを選ぶことができ、選んだタグがアバターの頭上に表示されます。
自分がしたいことを視覚的にまわりのユーザーに伝えることができます。
「お話したい」というタグを選べば、ほかのユーザーからも話しかけられやすくなりそうですね。
ほかにも将棋やトランプ、ビリヤードといったユーザー同士で遊べるギミックも搭載されており、コミュニケーションをとりながら楽しめる機能が豊富なワールドです。
JP hub 日本人向け集会場
つづいて、「JP hub 日本人向け集会場」について紹介していきます。
こちらは、ユーザー同士が目的に沿って集まり、ほかのワールドに行くことを目的として作られたワールドです。
設置された掲示板を利用することで、一緒に遊びにいきたいユーザーを募集することができます。
また、「ワールド図鑑」というものが設置されており、好みや目的に合わせてワールドを検索することができます。
気になったワールドを選ぶとポータルが展開され、そのままそのワールドに行くことが可能です。
文字通り、ユーザー同士やほかのワールドとの「hub」となっているのがこのワールドの特徴です。
[JP] USiOPORT ウシヲポート
つづいて、「USiOPORT(ウシオポート)」について紹介していきます。
こちらも、「JP hub 日本人向け集会場」と同じく、さまざまなワールドへのポータルを設置してくれているワールドです。
飛んでいけるワールドのサムネイルを設置してくれており、それぞれに日本語で紹介文が添えられています。
紹介されているワールドの情報は最新ではない可能性がある、と注意書きされていますが、とてもありがたいですね。
「[JP]チュートリアルワールド」でもこちらのワールドが紹介されており、初心者におすすめということがわかります。
紹介されているワールド数も多く、ジャンル別に展示されているので訪れたユーザーに優しい設計になっています。
ジャンル数だけでも60種類ほどあり、それぞれのワールドを日本語で紹介してくれていることを考えると、人気があるのも納得ですね。
たくさんのワールドを訪れてみたいユーザーにおすすめできるワールドです。
ちなみに、ワールド内のどこかに隠しボタンが設置されています。
そちらもぜひ探してみましょう。
Questコロニー
「Questコロニー」は、VRヘッドセットのQuestユーザーどうしの交流を目的に作られたワールドです。
Questは、スタンドアロン型のVRヘッドセットで自由度が高いものですが、PCのVRと比べると、アバターや行けるワールドなどに制限されてしまう部分がありました。
これを解決するためにできたのがこの「Questコロニー」というワールドです。
毎週金曜日の22時から開催されており、ユーザーどうしの交流や集合写真の撮影などができます。
Quest対応のアバターを持っていなくても、ペデスタルという借りられるアバターが用意されているので安心です。
QuestでVRChatを楽しみたいユーザーにはぜひ一度訪れてほしいワールドです。
【JP】Qじゃぱん横丁【日本語Tutrial】
「Qじゃぱん横丁【日本語Tutrial】」もQuestユーザーに向けて作られたワールドです。
Quest対応のアバターの使用が推奨されており、持っていないユーザーは用意されているペデスタルを利用することができます。
ワールドは飲み屋街のような雰囲気で、雑談したり遊んだりとコミュニケーションをとって楽しむことができるほか、神社でおみくじを引くこともできます。
人気のワールドのひとつですので、Questユーザー以外の方にもおすすめです。
Japan Street
「Japan Street」は、日本をイメージして作られた広大なワールドとして人気です。
日本人が多く集まっており、VRChat内に数あるワールドのなかで異例の広さを持っているのが特徴です。
「亜京市」という架空の自治体として運営されており、ワールド内を路面電車やバスなどの交通機関に乗って移動することもできます。
クオリティが非常に高く、本当にひとつの自治体のような景観が広がっています。
昼夜があり、30分で一日が経過します。
観光地などもあり、ユーザーどうしの交流のほかにワールド内をめぐるだけでも十分楽しめるようになっています。
クオリティを体感するだけでも価値があるので、ぜひ訪れてほしいワールドです。
ポピー横丁-Poppy Street-
「ポピー横丁-Poppy Street-」は実在する飲み屋街をモチーフとしたワールドです。
飲み屋街のワールドとしては、VRChatの日本コミュニティの代表格といえるでしょう。
多くのユーザーがお酒を飲みながらコミュニケーションを楽しんでいます。
さまざまなコンセプトの飲み屋が並んでおり、一軒ずつ回っていろんなユーザーと出会ってみるのも楽しそうですね。
仕事終わりでお酒を飲みたいユーザーがメタバースで飲み会を開いており、夜から深夜にかけて賑わいを見せています。
また、飲みながら交流を楽しむだけでなく、ワールド内ではビールグラスを持てたり、謎解き要素もあったりとエンターテイメント要素も充実しています。
運が良ければ、弾き語りや歌い手のパフォーマンスが見られることもあります。
人気のワールドであり、多くのユーザーが集まってくることからピーク時にはワールド自体が重くなってしまうこともあることもあるそうです。
Himiko Avatar World ˸ Quest
いろんなアバターに着替えたいというユーザーにおすすめしたいのが「Himiko Avatar World ˸ Quest」というワールドです。
製作者の方が作成したフリーアバターが展示されています。
また、有志のクリエイターから提供されたアバターも展示されており、どれでも自由にダウンロードして着替えることができます。
かわいいものやかっこいいもの、動物のアバターなどさまざまなものがあるので、お気に入りのアバターが見つかるはずです。
ぜひワールドを訪れて、展示されているアバターを鑑賞してみてください。
Yayoi Summer Nights
幻想的な夏の夜の風景を味わってみたい方には「Yayoi Summer Nights」をおすすめします。
和風で神秘的な空間が広がっており、世界中のユーザーから人気を集めているワールドです。
蚊取り線香や扇風機、灯篭などどこか懐かしさを覚えるシチュエーションで、縁側から眺められる美しい景色は、訪れたユーザーを癒してくれます。
用意された和室には遊ぶことのできる花火や水鉄砲が置いてあります。
アニメのような世界のなかで過ごせることは仮想現実ならではといえるでしょう。
Deep Blue
海の景観に癒されたいというユーザーには「Deep Blue」というワールドがおすすめです。
きれいな青空と青い海が印象的で、南国の島のような世界が広がっています。
特に、透き通った海の美しさには目を奪われるでしょう。
自宅にいながら夏を感じられることで、夏に訪れたいワールドとして人気です。
砂浜から景観を眺めて癒されるのも気持ちいいですが、きれいな海に入って泳ぐことができるのが、このワールドの最大のポイントでしょう。
深くまで潜っていくことができ、まるでダイビングをしているような体験ができます。
海の中もクオリティが高く、ウミガメやマンタと一緒に泳ぐことができ、記念撮影も可能です。
もっと深くまで潜っていくと、海中トンネルのようなスポットまで用意されており、海底から海の中を見るというぜいたくな体験もできるようになっています。
とてもきれいなワールドなので、ぜひ一度訪れてみてください。
バーチャル沖縄
仮想世界でも沖縄を楽しみたい方におすすめなのが、「バーチャル沖縄」というワールドです。
その名の通り沖縄発のメタバースで、沖縄県を疑似体験して楽しめるワールドとなっています。
観光地として有名な「国際通り」や「首里城」などが再現されているほか、ビーチエリアも公開されており、見てまわるだけでも満足できるでしょう。
ワールド内の空を泳いでいる魚にエサをあげたり、三線のライブがあったりとエンターテイメント性も充実しています。
オンラインショッピングも用意されており、その場で県産品を購入することもできます。
今後も観光地の制作などに着手していく予定とされており、さらなる発展に期待できますね。
沖縄県が好きなユーザーには特におすすめしたいワールドです。
ぽこピーランド
仮想空間で、遊園地を楽しみたい方におすすめなのが「ぽこピーランド」というワールドです。
甲賀流忍者ぽんぽこさん、ピーナッツくんという人気クリエイターの2人が手掛けており、独自の世界観を表現したテーマパークです。
Vtuberとして活躍する2人は、これまで24時間生配信企画「ぽんぽこ24」などを通じて、多くのクリエイターたちを巻き込み、自身の世界を広げてきました。
「ぽこピーランド」では、そんな彼らの歴史や個性が詰まっています。
このテーマパークは、個人クリエイター同士が協力し合い、自分たちだけの夢の空間を創造できるという意味でも、まさに夢のテーマパークと呼ぶにふさわしいものです。
VR宇宙博物館 コスモリア
宇宙を身近に感じながら、学び要素もある「VR宇宙博物館 コスモリア」というワールドもおすすめです。
この博物館ワールドは、天文学や宇宙開発に関する展示を特色としています。
常設展示や企画展示、さらには天体観測室兼プラネタリウムやイベントホールなど、多彩なエリアからなります。
最大の魅力は、展示の規模と点数でしょう。
訪れた者を驚嘆させるほどの膨大なコレクションがここには収められています。
宇宙に関する知識や興味を深めたい方々にとって、必見の場所と言えるでしょう。
VMoVA
VRChat内の、美術館ワールドでおすすめなのが、「VMoVA」です。
仮想空間ならではの臨場感と美術作品の融合を追求することで、新たな芸術体験を提供しています。
アート愛好家やクリエイティブな人々にとって、必見のスポットと言えるでしょう。
Subterranean Flood System
仮想空間での独特なスリルを味わいたい方におすすめなのが「Subterranean Flood System」というワールドです。
このワールドでは、途中でアクションゲームに変貌し、「水びたしの放水路からの脱出」がテーマとなっています。
歩いてきた道を泳ぎながら逆戻りし、水位が上昇する中で脱出ルートを探るという、スリリングな体験ができます。
脱出までの制限時間がなく、巨大な放水路の水中を自由に探索することもできます。
|まとめ
いかがでしたか?
特徴あるワールドがたくさんあることがおわかりいただけたと思います。
VRChatをはじめたばかりであれば、まず「[JP] チュートリアルワールド」を訪れて、VRChatをよく知るところからスタートするとよいのではないでしょうか。
そこからは数あるワールドをたくさん訪問し、VRChatを満喫していきましょう。