2022年11月にリリースされたChatGPT。

サービス開始からわずか5日間でユーザー数100万人を突破し、2ヶ月あまりで1億人を超える数値を記録しました。

このユーザー数獲得速度は、従来のどのサービスと比較しても圧倒的です。

例えば、1億人達成に要した期間は「Google翻訳」でも6年半、「Facebook」でも4年半を必要としています。

本格的なAI時代の到来として、2023年に入ってから日本国内においても大きな注目を集めているChatGPTですが、「実はまだ詳しく知らない」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、今さら聞けないChatGPTの概要として、基本的な部分から使い方について解説します。

一読いただければ、日常生活においてChatGPTを活用できるようになるはず。

ぜひ最後までご覧ください。

|そもそもChatGPTとは?

出典:https://openai.com/blog/chatgpt

ChatGPTを簡単に言い表すと、「自動で文章を生成するAI」となります。

つまり、メールやLINEといった文面でのやりとりが、人間とAIの間でスムーズに行えるようになったのです。

以下の項目に沿って、より詳しく解説していきます。

  • チャット形式で色々な対話ができるAI
  • 対話を通して疑問を解決してくれる
ChatGPTとは?利用方法・特徴・料金・注意点など初心者にもわかりやすく解説
ChatGPTとは?利用方法・特徴・料金・注意点など初心者にもわかりやすく解説

チャット形式で色々な対話ができるAI

まず、ChatGPTの利用画面は従来のチャットサービスや、LINEといったアプリの画面と大差ありません。

画面下部にあるテキストボックスに任意の文章を入力し、送信するだけでChatGPTからの返答が返ってきます。

もらった返答に対して、新たな内容を送信すれば、新しい意見が返ってきます。

このように、「チャット形式でAIとの対話が楽しめる」という部分が、ChatGPTの最も大きな特徴といえます。

ほぼ全ての会話に対応しており、ChatGPTが答えられない質問は基本的にはありません。

その理由は、ChatGPTの情報元はインターネット上に由来しているからです。

つまり、ネット上の情報であれば、ChatGPTを通じて対話形式で入手できるのです。

情報収集だけではなく、雑談のような会話にも対応していますので、気軽な話し相手としても利用可能。

会話を続ける中で性格や人格も少しずつ形成されていきますので、人にはいいづらい悩みなどを相談する相手にもなるかもしれません。

対話を通して疑問を解決してくれる

ChatGPTは単なる相談、会話相手としてではなく、情報収集としても利用できることは前述した通りです。

そのため、日常の疑問や調べたい事柄を入力するだけで、適切な回答を手に入れられるのです。

例えば、「北海道旅行でおすすめの観光地は?」や「豚肉と玉ねぎしかないけど、作れる料理ある?」などを質問すれば、いくつかの内容を提案してくれます。

これまでは複数のWebサイトを閲覧することで解決していた疑問が、ChatGPTへ質問するだけで瞬時に完了するのです。

解決できる疑問は他にもあります。

テキストベースのやり取りであれば、ほとんどの分野に対応していることから、英語から日本語への翻訳なども得意としているのです。

さらに、プログラミング言語やエクセル関数といった分野にも対応しています。

このように、単純な疑問から翻訳、プログラミングに至るまで、幅広い疑問を解決してくれる点が、ChatGPTの大きな強みだといえるでしょう。

|ChatGPTの使い方

最新の技術に触れられるChatGPTですが、その使い方は非常に簡単です。

以下の項目に沿って、実際の利用方法を解説します。

  • 公式サイトからアカウント登録するだけ!
  • 複雑な設定は不要ですぐに始められる
  • 質問方法に工夫が必要

公式サイトからアカウント登録するだけ!

ChatGPTの利用方法は至って簡単です。

以下「Opne AI」の公式サイトにアクセスし、「Try ChatGPT」をクリックします。

https://openai.com/blog/chatgpt

英語のWebページですので、不安感を覚えられるかもしれませんが、本項の内容に沿って進めば全く問題ありません。

新規利用のため「Sign up」をクリックし、ご自身が利用しやすいログイン方法を選択し「Continue」へ続けます。

その次に、「名前」と「電話番号」の入力を行います。

そして、SMSで届いた認証コードを入力します。

ChatGPTについての説明文が記載されるページに飛びますので、翻訳ツールなどを活用して内容を確認しましょう。

その後、「Next」をクリックすれば、全工程が完了します。

通常のWebサービスへの登録と変わりない作業で、最新のAI技術に触れることが可能となります。

複雑な設定は不要ですぐに始められる

登録が完了した瞬間から、ChatGPTへの質問が行なえる状況になります。

初期設定などの複雑な設定は不要であり、すぐに始められる点は大きなメリットでしょう。

ページ下部のテキストボックスに質問事項を入力すれば、即座にChatGPTから返答が返ってきます。

Webページ左上には「New chat」というリンクがあり、そちらをクリックすればこれまでの質問内容とは関係のない、新しい状態から会話をスタートできます。

ChatGPTは質問を繰り返すごとに、その話題に即した性格に変化していきます。

そのため、IT関連の質問を繰り返している中で、突然料理に関する質問をしても、適切な答えが返ってこない場合があるのです。

話題を変更したいときは、「New chat」を活用してみることをおすすめします。

質問方法に工夫が必要

人間同士の対話でも、分かりやすい質問方法が存在するように、ChatGPTへの質問についても多少の工夫が必要です。

例えば、一度に多くの話題を投げかけても、重要度の判断が難しいことから適切な返答が得られないケースは少なくありません。

そのため、基本的には直接的で簡単な単語を使い、分かりやすい表現で質問しましょう。

また、質問する前にChatGPTに対して、役割を与えることも有効です。

例えば、「あなたはフランス料理のシェフです」といった役割を言い渡すと、フレンチに関する質問の解像度が上がりやすい傾向にあります。

質問事項のプロフェッショナルになりきってもらい、簡単な表現で質問を行えば、明確な文章で欲しい答えが手に入るはずです。

|より活用の幅を広げるなら有料版も

2023年5月現在、ChatGPTは無料版と有料版の2種類が存在しています。

より深くChatGPTを活用したいと考えるのであれば、有料版の利用を検討してもいいかもしれません。

ChatGPT Plusへのアップデート方法

有料版のChatGPTは「ChatGPT Plus」と呼ばれており、月々20ドル(約2,700円)のサブスクリプション契約となります。

また、支払い方法は現在クレジットカードのみとなっております。

そのため、クレジットカードをお持ちでない場合は注意が必要です。

アップデート方法は簡単であり、Webページ左側にある「Upgrade to Plus」をクリックします。

以降の画面でカード情報、請求書の住所を入力し、「申し込む」をクリック。

「Payment received! Click continue to begin using your ChatGPT Plus account.」と表示されると、アップデートが完了します。

よりスムーズな対話が実現

無料版のモデルは「GPT-3.5」が搭載されていますが、有料版の場合はこちらに加えて、より高性能な「GPT-4」の利用が可能になります。

無料版の場合、一時的にアクセスが集中すると返答速度が大幅に遅延する場合があります。

しかしChatGPT Plusの場合、優先的にアクセス可能となりますので、どのような時間帯においてもスムーズな対話が可能なのです。

作成する文章の品質も向上しており、架空の物語の創造や長文の要約といった用途についても、質の高い答えが得られます。

さらに、テキストベースでの質問だけではなく、「画像」を利用した質問も可能となりました。

気になった絵画の画像をChatGPT Plusに見せ、作者を教えてもらうといった利用方法も実現します。

また、Webページを見せるだけで構築しているコードを一気に出力することもできます。

常に速い速度で、高品質の回答が得られることは、頻繁に利用するユーザーにとっては大きな恩恵となるはずです。

|ChatGPTの注意点

素晴らしいAI技術であるChatGPTですが、まだ発展途上ということもありいくつかの課題を抱えています。

中でも、以下の項目については理解しておく必要があるでしょう。

  • 情報が正確とは限らない
  • 情報漏えいのリスク

情報が正確とは限らない

ChatGPTが利用する情報については、2021年9月時点のWeb情報で止まっています。

そのため、2021年10月以降の情報について質問しても、ChatGPTは正確な答えを用意できません。

しかし、分からない質問であっても「分かりません」と答えるのではなく、もっともらしい誤った情報を記載する場合があるのです。

全ての返答が正確とは考えず、常にファクトチェックを行いながら利用する姿勢が重要となるでしょう。

情報漏えいのリスク

ChatGPTへ質問した内容については、外部サーバーを通じてその後のAI学習に利用されます。

そのため、企業によっては情報漏えいを防ぐために、社外情報の質問を禁じているケースもあるのです。

過去にはSamsungが社外秘のコードを入力し、問題になった事例も存在しています。

プライベート過ぎる内容や個人を特定できる内容については、極力控えた方が良いといえるかもしれません。

|まとめ

ChatGPTに関する基本的な概要から使い方、さらには利用の注意点などについて解説してきました。

まるで人間が書いたかのような文章を、文字通り人間離れした速度で書き上げるAI技術は世界中の人々を驚かせました。

そして、圧倒的な技術でありながらも、その使い方は日々メールやLINEを通じてテキストメッセージのやり取りをしている現代人にとって非常に容易なものといえます。

ChatGPTは今後も進化を続け、さらに驚異的なAIに生まれ変わっていくでしょう。

現在、スマートフォン無しの生活が考えられないように、数年後にはChatGPT無しでの仕事、生活は出来ないようになっているかもしれません。

まだChatGPTを利用したことが無いという方は、本記事の内容を参考に一度触れてみてはいかがでしょうか。