過去に一世を風靡するとともに、社会現象にまで昇りつめた「たまごっち」。

皆さんの中でも遊んだことがあるという方がいらっしゃるのではないでしょうか。

このたまごっちにおいて遂に新作が発表され、「メタバース」が導入されているということが判明しました。

今回はこの「Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)」について、現在判明している情報を元に特徴を紹介していきます。

これまでのたまごっちをご存知という方は、ぜひ過去の記憶を思い出しながらお読みいただけますと幸いです。

|Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)とは

https://youtu.be/hTxvSyYamlg

Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)とは、2023年7月15日にバンダイより発売されるたまごっちシリーズの最新作です。

世界同時発売となり、6月8日より予約が可能。金額は8,250円(税込)となります。

発売時点で、色はピンクとパープルの2種類で展開されます。

たまごっちシリーズ初のWi-fiが搭載され、専用のメタバース空間で他ユーザーとの交流が可能になっていることが大きな特徴となります。

今回名称の最後に付けられた「Uni」には、「Unique」・「Unite」・「Universal」の3つの意味が込められているとのことです。

|たまごっちとは

たまごっちとは、1996年にバンダイより発売された携帯型ゲーム、およびゲーム内に登場するキャラクター全般を指します。

名前の由来は「たまご」と「ウォッチ(腕時計)」を組み合わせた造語で、発売当時から持ち運びしやすいキーチェーンの形で親しまれています。

ゲームのジャンルとしては育成となります。

自分の「たまごっち」を卵からかえすところから始まり、お世話をしたり遊んだりと時間を共にします。

時には世話を怠慢して死んでしまうことや、丁寧に世話し続ければ様々なたまごっちに進化することもあります。

発売後から当初のターゲットである女子高生はもちろんのこと、多くの世代の間で人気となり社会現象にもなりました。

その後何度か衰退期もありましたが、今日に至るまで幅広い商品展開がされ、全世界での累計販売個数は8,200万個を記録しています。

|Tamagotchi Uniの特徴

では、今回発売が発表された「Tamagotchi Uni」の特徴を見ていきましょう。

たまごっち史上初のWi-fi搭載

大きな特徴として、Tamagotchi UniはWi-fi機能を搭載しています。

これまでは赤外線通信に対応し、家族や友達同士、または1人で2台持ちをして1対1の通信というところまでとどまっていました。

しかし今回のTamagotchi UniではWi-Fiを搭載したことで、運営から配信される最新情報をいち早くゲットできたり、アップデートの配信がされたり、アイテムなどをダウンロードできたりと楽しみが広がっています。

Tamaverse(たまバース)での交流

これまで1対1の交流にとどまっていたたまごっちですが、今作ではメタバース空間に遊びに行くことで世界中のユーザーと交流ができます。

VRゴーグルのようなものをたまごっちが装着して向かうメタバース空間は「Tamaverse(たまバース)」と呼ばれます。

Tamaverseは3つのエリアに分かれています。

エントランス

世界中のたまごっちと交流ができる場です。言語も国ごとのものに対応しているので、様々な言語が飛び交うにぎやかな空間になるのではないでしょうか。

たまスクエア

現実で言う婚活パーティーのような「たまっちんぐパーティー」、空間内で世界旅行ができる「たまトラベル」、ファッションアイテムの購入や展示が楽しめる「たまファッション」が存在しています。

たまアリーナ

詳細は未定ですが、期間限定で世界のたまごっちと楽しむコミュニティイベントや競い合うバトルなどが開催される場のようです。

進化したたまごっち「UniTama(ユニたま)」

これまで同様、遊び方としてはたまごっちのお世話をしていくことがメインとなります。

丁寧にお世話をするとたまごっちは進化しますが、今作では「UniTama(ユニたま)」に進化していくということです。

「UniTama」は「ユニークなたまごっち」を略したものです。

何がユニークなのかというと、性格や好みです。

人間と同様、たまごっちたちにも活発な子がいれば、はずかしがりやな子もいます。

その子によって好きな遊びも違えば、それに対する反応も違うでしょう。

また、それぞれにぴったりな服やアイテム、インテリアもあります。

さらに、ハンドメイドでアクセサリーを作ることもできるようです。

たまごっちとユーザ―双方とも、1人1人個性があります。

そんな「個々の違い」を大切にしたいというメッセージの現れなのではないでしょうか。

一緒に散歩ができる

「たまウォーク」という機能でたまごっちをお散歩させることができるのですが、この時ユーザーも実際に歩き、お散歩を楽しむことができます。

20分間の時間制限があり、道中ではハンドメイドに必要な素材やつくり方のレシピをもらうことができます。

通信機能はそのまま

Tamagotchi Uniがもう一台あれば、1対1での通信を楽しむことができます。

これは今までの作品とも変わらないので、家族や友達、1人で2台持つという人も楽しめますね。

ただ一緒に遊ぶだけでなく、ハンドメイドでおそろいを作ったり、アイテムやレシピの交換も可能です。

さらにプロポーズの機能もあり、成功すれば結婚もできるとか。

この通信機能を利用することで新たに生まれるUniTamaもいるのではないかと言われていますので、ぜひ通信機能でも遊んでみてくださいね。

たまごっちとの生活はより豊かに

これまで同様にお世話ができますが、楽しみ方の幅は広がっています。

お風呂に入ったり、たまごっちが投稿したSNSをのぞいたりすることもできますよ。

また、「たまシッター」という機能で、お世話ができない時にお世話を頼んでしまうこともできます。過去作では、お世話を怠るとたまごっちは死んでしまっていたよね。

なかなか日中はお世話できないという人にとってはありがたい機能です。

ただし18時までと時間が決まっていますので注意が必要です。

アクセサリも用意されている

Apple Watchのように、Tamagotchi Uniも取り外しや着せ替えが可能です。

現在公式サイトでは白と黒のベルト、さらにはネックストラップ2種が発売されています。

自分の好みに合わせて付け替えて遊んでみてくださいね。

|まとめ

今回は、たまごっちシリーズの新作「Tamagotchi Uni」についてご紹介しました。

発売当初のスタイルは踏襲したまま、時代の流れに即してWi-Fi機能やメタバースでの交流を取り入れているので、発売が待ち遠しいですね。

子供がメインターゲットになるかとは思いますが、つい懐かしんで購入してしまう大人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今後も最新情報があれば随時更新していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。