Discordのサーバーを作成するうえで、「Botを活用したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
Discordはさまざまな分野で活用されており、Botはサーバーを運営していくうえで非常に大切なツールです。
今回の記事では、Discordのコミュニケーションを円滑にするBotについて解説し、おすすめのBotも紹介していきます。
新しくサーバーを立ち上げる方も、すでに運営されている方もぜひ参考にしてください。
ユーザーの記憶に残る次世代のプロモーション!体験型コンテンツ制作『monoNITE』
サービスの特徴や導入事例をまとめた資料をご用意しました。
monoNITEサービス紹介資料の無料ダウンロードはこちら
資料をダウンロードする|Discordとは
Discord(ディスコード)は、テキスト・ボイス・ビデオに対応したコミュニケーションツールです。
もともとはゲーマー向けに開発されたツールですが、使いやすさや有用性から幅広い分野で活用されるようになりました。
日本語をベースにしたものだけを見ても、2023年6月時点で約23,000個ものサーバーが公開されており、いかに魅力的なツールであるかがおわかりいただけるのではないでしょうか。
特に、近年活発になってきているNFTプロジェクトのコミュニティ形成において、Discordは必須といえるほど活用されています。
国内のNFTプロジェクトにおいても、2万人近いユーザーが参加しているコミュニティもあります。
今後はDiscordサーバーの管理をする仕事がうまれるかもしれないと思えるほど、その重要性は高まってきています。
|Botとは
Botとは、特定のコマンドによって自動稼働するロボットアカウントのことを指します。
Botごとにさまざまな機能を持っており、拡張機能と捉えるとわかりやすいでしょう。
たとえば以下のようなものがあります。
・言語を翻訳するもの
・新規参加者を承認するもの
・荒らしやスパム対策のためのもの
このように、役割は多岐にわたります。
Discordは基本無料で使えるうえに、サーバーへの参加人数の上限がありません。
そのため、大きいコミュニティでは数万人規模になることもあります。
数人の管理者ですべてを把握することは難しく、Botを活用してサーバーを運営しているケースがほとんどでしょう。
Discordが活用されるケースが多くなることにともなって、Botの重要性も増しています。
多機能で便利な反面、Bot経由でのアカウント乗っ取りやフィッシング詐欺なども発生しています。
コミュニティを守るためには細心の注意をはらいましょう。
|Botの入れ方
ここからはBotの入れ方について解説していきます。
「導入したいけど難しそう」とイメージがあるかもしれませんが、わかりやすく解説していくので、参考にしてください。
使いたいBotを探す
「BGMを流したい」や「テキストを翻訳してほしい」など導入したい機能はたくさんあると思います。
まず、運営するサーバーにはどのような拡張機能が必要かを整理しましょう。
そのうえで目的に合った、使いたいBotを探していくといいでしょう。
Botは海外製のものが多く、ランキングサイトから探すのがメインの探し方になります。
Botをサーバーに入れる
使いたいBotが見つかったらサーバーに招待しましょう。
管理権限のあるアカウントだけがBotをサーバーに招待することができます。
そのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインしておいてください。
サイトにもよりますが、多くの場合は使いたいBotの「Add to Server」をクリックすることで、追加画面に進みます。
導入が完了するとサーバーのメンバー欄にBotが表示されます。
表示されていれば導入完了です。
コマンドを入力してBotを呼び出す
導入できたBotは特定のコマンドを入力することで呼び出すことができます。
コマンドは「/」や「;」などBotにより異なりますので、公式サイトなどで確認しましょう。
導入率の高いBotであれば、日本語翻訳されたものもあるので活用すると便利です。
Discordサーバー内にコマンド一覧のチャンネルを準備しておけば、ユーザーにもわかりやすく使い勝手もさらによくなるでしょう。
Botを削除する
導入したものの使いにくかったり、ほかのBotとの相性が悪かったりすることもあるでしょう。
そのときはBotを削除する必要があります。
Botのアイコンを右クリックし「追放」を選択すればOKです。
権限を持っているユーザーだけが実施できますが、誤って追放しないように注意しましょう。
|Botの探し方
DiscordのBotはたくさん公開されており、やみくもに探すのは骨が折れてしまいます。
ここからは効果的にBotの探し方を紹介していきますので、参考にしてくださいね。
App ディレクトリから探す
まずおすすめしたいのが「App ディレクトリ」です。
Discord内から直接アクセスでき、Botの検索や追加を可能にする機能です。
「App ディレクトリ」が実装されたことにより、ウェブ上でBotを検索する手間が不要になりました。
・エンターテインメント
・ゲーム
・管理とツール
・交流
・ユーティリティ
検索しやすいように、カテゴリーが上記の5つに分類されています。
およそ4400個ものBotが存在するため、目的別に分類されていることはありがたいですね。
また、カテゴリー内ではBotが導入数順に並べられており、人気のあるものが一目でわかるようになっています。
キーワードでの検索も可能ですが、海外製のBotが多いため日本語検索ではうまく探しきれないことがあります。
その点にはお気をつけください。
Discord botsランキングから探す
ランキングサイトで探すことも方法のひとつです。
下記によく使われているサイトのURLを記載しますので、ぜひのぞいてみてください。
・Bots on Discord https://bots.ondiscord.xyz/
・Top gg https://top.gg/
紹介文が英語表記のため、同時にまとめ記事を活用するとわかりやすいでしょう。
おすすめのBotについては後ほど紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
他のDiscordサーバーのbotをチェックする
他のDiscordサーバーで、どんなBotが活用されているかをチェックすることもいいでしょう。
どのBotがどのように活用されているかを見るだけでも参考になるでしょう。
信頼度や人気の高いBotは多くのサーバーで導入されているため、それを知るだけでも
使い方も含めてさまざまな情報が得られるため、他のサーバーに入ってみることがもっとも実践的といえるかもしれません。
|DiscordのおすすめBot20選
ここからは、おすすめのBot20選を紹介していきます。
Botごとに特徴があり、サーバー運営やコミュニティ管理に役立つものばかりです。
導入実績も高いものを選んでいますので、有用性は高いでしょう。
それではひとつずつ紹介していきますので、参考にしてください。
Auttaja
まず紹介したいのが「Auttaja」です
こちらはセキュリティ対策に特化したBotです。
Discordが広く活用されるようになり、スパムやハッキングなどへの対策は必須となっています。
「Auttaja」はBotのなかでも有能なセキュリティ対策ができるもので、スパム対策や禁止ワードの設定をはじめさまざまな対策が可能です。
なかでも、ゲートキーパーという機能が「Auttaja」の特徴といえるでしょう。
VPN回線を使用するユーザーからのアクセルをブロックすることができます。
「私はロボットではありません」の認証でおなじみのreCAPTCHAも利用でき、不特定多数のユーザーが参加する中規模以上のサーバーで活躍するでしょう。
boto
つぎに紹介したいのが「boto」です。
さまざまなデータを活用したBotを開発できる機能をもっていますので、NFTのプロジェクトを運営する際におすすめしたいBotとなります。
ノーコードで利用できることから、複雑なプログラムを組む必要もありません。
「boto」を活用すれば以下のようなBotを開発することができます。
・NFTやガス代の価格情報を定期的に通知する
・ガス代が指定した価格を下回った時に通知する
・販売中のNFTが購入されたことを通知する
・OpenSeaでのフロアプライスを通知する
ほかにもさまざまなBotの開発が可能です。
上記の公式ドキュメントにさまざまなBotのレシピが掲載されています。
ぜひ参考にしてください。
日本語に対応していないため慣れるまでは時間が必要かもしれませんが、うまく活用できればNFTプロジェクトを運営にするうえで必要な情報を自動的に収集できるようになりますね。
Carl-bot
つづいて紹介したいのが「Carl-bot」です。
サーバー管理用としておすすめしたいBotです。
絵文字にリアクションするだけでロールを自動付与する「リアクションロール」という機能が特徴です。
たとえば、世界中のユーザーが集まるサーバーで、国旗の絵文字にリアクションロールを設定したとしましょう。
自国の絵文字にリアクションしてもらうだけで、ユーザーごとに国旗のロールを反映することができます。
これで、どのユーザーがどこの国の人かを簡単に判断できるようになりますね。
ロールをうまく設定することは、円滑なメンバー管理につながります。
活用してみればその有用性を体感できるでしょう。
他にもウェルカムメッセージの送信をはじめ、セキュリティ対策の機能もあり、サーバー管理用として高い導入率を誇るBotです。
Collab.Land
つづいて紹介したいのは「Collab.Land」です。
ユーザーの保有NFTを把握したいときに役立つBotです。
多くのNFTプロジェクトでは、ユーザーごとに権限を割り当てるために、特定のNFTを保有していることを証明するロールを付与しています。
ただ、管理者がすべてのユーザーの保有NFTを確認するのは難しく、効率もよくありません。
この処理を自動化してくれるのが「Collab.Land」です。
保有NFTのチェックとロール付与を自動で実施してくれることからユーザー管理が楽になりますね。
ユーザーがNFTを保管しているウォレットアドレスを接続するだけで、特定のNFTの所有者であることを視覚的に証明できるようになります。
こちらも、NFTプロジェクトの運営に最適なBotのひとつです。
Dyno
つづいて紹介したいのが「Dyno」です。
多機能型のBotとして導入率も高く、おすすめしたいBotのひとつです。
複雑なコマンドを必要とせず、ブラウザ上でかんたんに各機能の設定やカスタマイズを管理できます。
導入自体のハードルも低く、かんたんな処理だけで自動的にサーバーと連携してくれます。
無料版と有料版がありますが、無料版でも十分な機能を備えています。
・リマインダー
・オートロール
・リアクションロール
・オートバン
・お知らせ
上記のような機能を持っており、多機能型のBotとして活躍してくれます。
「お知らせ」では、メンバーが脱退したら通知をくれる機能もあり、メンバー管理にも優れています。
GiveawayBot
つづいて紹介したいのが「GiveawayBot」です。
Discord内での抽選用Botとして多くのサーバーで活用されています。
抽選に必要な情報を入力するだけで実施できるため、使い勝手のいいBotといえるでしょう。
抽選時間になれば自動で抽選も実施してくれるため、設定後はユーザーの参加と抽選結果を待つだけです。
手動管理にくらべて手間を大きく削減できるため、ほかの作業に集中できる時間も増えますね。
「ロールを多く持ってくれているユーザーの当選確率を上げる」というような設定も可能です。
プロジェクトやコミュニティへの貢献度が高いユーザーを優先できることから、不公平感を減らすことにもつながるでしょう。
NFTをプレゼントする企画でよく利用されているBotです。
Jockie Music
つづいて紹介したいのが「Jockie Music」です。
こちらは音楽再生用のBotとして有名です。
同時に4つのボイスチャンネルで曲を再生できることが特徴です。
操作はシンプルで、かんたんなコマンドを入力するだけで好きな音楽を再生してくれます。
ブラウザの管理画面からは、コミュニティ内のだれがどんな曲を聴いているかという統計を確認することも可能です。
無料でほとんどの機能を利用できることもうれしいポイントといえるでしょう。
音楽再生に特化したBotは少ないですが「Jockie Music」は根強い人気を誇っています。
ぜひ導入してボイスチャンネルに彩りをくわえていきましょう。
MEE6
つづいて紹介したいのが「MEE6」です。
数あるBotのなかでもっとも定番といえるでしょう。
大規模なサーバーを運営するために必要な機能が多数備わっており、多くのサーバーで導入されています。
・ウェルカムメッセージの送信
・ユーザーレベルの付与
・違反ワードの設定
・ボイスチャットのアーカイブ取得
・SNSとの連携
上記のような基本的な機能のほかに、「Web3」に関連したプラグインも追加されており、NFTプロジェクトの運営にも役立つ機能が満載です。
有料プランならサーバー独自のBotをカスタムすることもできるので、上級者の方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「MEE6」は多機能型のBotとしてもっとも有名で、まずおすすめしたいBotです。
ProBot
つづいて紹介したいのが「ProBot」です。
多機能型のBotとしてたくさんのサーバーで利用されています。
「ProBot」は30以上の言語に対応していることが特徴で、日本語にも対応していることから、英語が苦手な方でも問題なく運用できます。
ほかの多機能型のBotにはない特徴としては、音楽の再生に対応している点が挙げられます。
通常ボイスチャンネルは無音ですが、BGMとして音楽を流すことができるようになります。
ほかにもコミュニティ運営に必要な機能のほとんどが備えられており、「どの多機能型のBotがいいのだろう」と迷ったらこちらのBotを検討してみてはいかがでしょうか。
Quick Poll
つづいて紹介したいのが「Quick Poll」です。
こちらは選択式のアンケート作成に役立つBotです。
かんたんなコマンド入力でさまざまなアンケートを作成することができ、結果の集計やデータ出力も可能となっています。
サーバー内で多くのユーザーに意見を聞きたいことがあったとしましょう。
テキストでの意見収集は手間もかかりますし、見落としなどもあるかもしれません。
そういったときに、アンケート機能を使えばかんたんに意見を集約することができます。
サーバー内でなにか決めたいときに役立つBotといえるでしょう。
sesh
つづいて紹介したいのが「sesh」です。
Discord内のイベント管理を楽にしてくれるBotです。
かんたんなコマンド入力でイベントを作成でき、サーバー内のカレンダーとして役立つでしょう。
リマインダーも搭載されており、イベントが複数あるときも管理しやすくなるでしょう。
公式ドキュメントには「The Best Calendar Bot For Discord」とキャッチコピーが表示されています。
その通りの活躍をみせるBotですので、イベント管理を充実させたいときはぜひ導入してみましょう。
Statbot
つづいて紹介したいのが「Statbot」です。
サーバーの統計情報を把握したいときに有用なBotです。
コミュニティを運営するうえで、サーバーの稼働状況などを把握することは大切ですね。
「Statbot」は以下のような項目をはじめ、サーバーの統計情報をチェックすることに特化しています。
・参加メンバー数
・接続中のメンバー数
・投稿メッセージ数
・チャンネルごとの稼働状況
活発になる時間帯がわかれば、宣伝したい情報を投稿するタイミングを知ることができます。
アクティブでないチャンネルが把握できれば、サーバーの整理もしやすくなります。
サーバー内の統計情報をチェックできるだけで、より円滑な運営につなげることができるでしょう。
いくつかの統計情報をチャンネル一覧に並べて表示する「Statdocks」という機能も備わっています
情報を可視化できるため、サーバー運用に役立ちますね。
Ticket Tool
つづいて紹介したいのが「Ticket Tool」です。
問い合わせチャンネルをサーバー内に設置してくれるBotです。
外部フォームやDMでのやりとりが不要で、サーバー内で問い合わせを完結させることができるようになります。
質問者が「Create tickect」というボタンを押すと、プライベートチャンネルが作られます。
質問者と閲覧権限を持つユーザーだけがそのチャンネルを閲覧できるため、個別での問い合わせが成立するようになります。
サーバーの規模が大きくなるにつれて、問い合わせも増えていくでしょう。
コミュニティの健全な運営には欠かせない機能といえるかもしれませんね。
tip.cc
つづいて紹介したいのが「tip.cc」です。
チップの代わりに暗号資産を送信できるもので、暗号資産用のウォレットがないユーザーにも送信することが可能な機能が備わっており、NFTのプロジェクトを運営するうえで役立ちます。
送信手数料も不要で、複数ユーザーに同時に送信することも可能です。
ビットコインやイーサリアム、ポリゴンといった代表的な暗号資産はもちろん、500種類以上の暗号資産をサポートしています。
チップを送信できるBotは他にもありますが、サポートしている暗号資産の数がもっと多いのが「tip.cc」です。
チップの送信機能を利用したい場合にまずおすすめできるBotです。
Tstudy
つづいて紹介したいのが「Tstudy」です。
Discord上でタスク管理をしたいときに役立つBotです。
かんたんなコマンドでタスクを作成でき、タスクをリスト表示させることも可能です。
タイマーとしての機能や制限時間を設定する機能を持っているため、会社や学校などのサーバーを運営するときに役立ちそうですね。
短い作業と短い休憩を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」の設定も可能になっており、効率的なタスク実行を手助けしてくれるBotです。
TweetShift
つづいて紹介したいのが「TweetShift」です。
Twitterでの投稿をDiscordのチャンネル内に転載してくれるBotです。
Discordはクローズドなコミュニティのため、情報発信はTwitterをはじめ別のSNSを利用していることが多いでしょう。
Twitterで投稿した内容をもう一度Discordで投稿するのは手間がかかります。
その手間を解消してくれるのが「TweetShift」というBotです。
Discordへの転載時に「@everyone」や「@here」のメンションをつけることも可能です。
こうすれば、コミュニティメンバーが情報発信を見落とすこともなくなります。
また、Discordで投稿を見たメンバーがTwitterの投稿をリツイート等すれば拡散力も上がるでしょう。
「TweetShift」の導入は、DiscordとTwitterの相互にメリットがあるといえるかもしれませんね。
Xenon
つづいて紹介したいのが「Xenon」です。
サーバー情報などをバックアップ保存してくれるBotです。
リスク管理対策としてバックアップの作成は必須ですね。
サーバーで問題が発生してしまったときの対策として活用できるでしょう。
無料で利用できる範囲は、ロールやチャンネルといったサーバー内の設定情報のみとなっています。
参加メンバーリストやメッセージ、メンバーごとの保有ロール情報なども保存したい場合は、有料プランへのアップグレードが必要になります。
Discordはクローズドなコミュニティです。情報の重要性を把握し対策を取っておく必要があるので、十分検討しましょう。
バックアップ機能のほかにサーバーのテンプレートも備えられています。
初めてサーバーを作成するときの参考になるでしょう。
2.5 Whitelist Manager Bot
つづいて紹介したいのが「2.5 Whitelist Manager Bot」です。
NFTに触れたことのある方なら、ホワイトリストという言葉を耳にしたことがあるでしょう。
NFTを優先的に購入する権利を証明するもので、最近ではアローリストと呼ばれています。
このリストを管理してくれる役割を担ってくれます。
このBotは、アローリスト保有者のウォレットアドレスなどの管理を自動で行ってくれるうえに、専用チャンネルの設定や、アローリスト保有者へのロール付与など、さまざまな機能が備わっています。
英語での表記ですが操作は簡単なので、NFTを用いたプロジェクトのサーバーには導入するメリットは高いでしょう。
出来上がったリストはCSV形式で出力することも可能です。
ユーザーネームなどと合わせてアローリスト保有者リストを作成しておけば、管理もしやすくなりますね。
ウォレット接続くん
つづいて紹介したいのは「ウォレット接続くん」です。
複数のウォレットアドレスが登録できるBotです。
先に紹介した「Collab.Land」は登録可能なウォレットアドレスはひとつだけという課題がありました。
「ウォレット接続くん」は複数のウォレットアドレスが登録でき、保有NFTの合計数を把握することが可能です。
「特定のNFTを10個保有していたら得られるロール」があったとしましょう。
あるユーザーが2つのウォレットに分散して5個ずつ保管していた場合、ひとつのウォレットしか登録できなければ10個保有していることを証明できませんよね。
NFTの盗難などもあり、複数のウォレットに分散させているユーザーも増加しています。
「ウォレット接続くん」はこの課題を克服していることから、最新のニーズに合っているといえるでしょう。
結月
最後に紹介するのは「結月」です。
日本製で「みんなに、使いやすさを。」をテーマにした多機能型のBotです。
海外製のBotが多いなかで、日本語に対応したBotはまだまだ少ない状況です。
日本語対応しているという点だけでも、導入しやすさを感じられるのではないでしょうか。
導入サーバー数も2万を超えていると発表されていることからも人気ぶりがうかがえますね。
導入すると以下のことができるようになります。
・翻訳機能
・荒らし対策機能
・レベル機能
・投票機能
・サーバー情報表示機能
・ユーザー情報表示機能
・メッセージ削除機能
コミュニティを円滑に運営するため必要な機能が揃っているので、「使いやすさ」を感じていただけるでしょう。
|まとめ
いかがでしたでしょうか。
DiscordのBotは、サーバーを運営するうえでは欠かせないツールです。
今回の記事で紹介したもの以外にも数多くのBotが公開されており、拡張機能として有用性の高いものがたくさんあります。
ぜひサーバー運営の際にはBotを導入して、Discordでのコミュニティ運営を円滑にしていきましょう。
ユーザーの記憶に残る次世代のプロモーション!体験型コンテンツ制作『monoNITE』
サービスの特徴や導入事例をまとめた資料をご用意しました。
monoNITEサービス紹介資料の無料ダウンロードはこちら
資料をダウンロードする