新型コロナによってリモートワークが本格的に普及しつつある2024年。
特に注目を集めているのがメタバースサービスです。
メタバースとは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの先端技術を駆使して生み出される仮想空間のことを指します。
これまでにない没入感や自由度の高さが魅力であり、様々なビジネスシーンで大きな注目を浴びています。
本記事では、2024年に特に注目されているメタバースサービス25選を一覧でご紹介します。
一読すれば、最新のメタバースサービスに関する知識を短時間で理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
|メタバースとは?
メタバースとは、簡単にいえばコンピューターグラフィックス(CG)で作られた「仮想空間」のことです。
語源は超越した様子を意味する「メタ(Meta)」と宇宙を意味する「ユニバース(Universe)」を組み合わせた造語で、1992年に発行されたニール・スティーブンソンのSF小説「スノウ・クラッシュ」の中で初めて使用されました。
技術的には、ブロックチェーン、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、人工知能(AI)などの先端技術を組み合わせることで実現されます。
メタバースの究極的な目標は、現実空間と変わらない体験を仮想空間内で実現することにあります。
つまり、将来的には私たちはメタバース空間内で仕事をしたり、学んだり、遊んだり、人と交流したりすることが可能になるはずです。
また、ビジネスシーンにおいてメタバースは無限の可能性を秘めています。
例えば、仮想空間でのプロダクト展示やイベント開催は、地理的な制約を超えた新しい顧客層へのアプローチとして非常に有効です。
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事でビジネス事例も含めて解説しているので、ぜひあわせてご確認ください。
|メタバース利用のメリット
メタバースは現実世界とは異なる空間に、新しい世界を擬似的に創造することができます。
そのためその利用には数多くのメリットが存在するのです。
前述したように展示会やイベントといった開催は世界中のユーザーを想定して進められるため、時間や物理的な距離の制限を一切受けません。
また、テレワーク時のバーチャルオフィスとして活用するシーンも一般化してきました。
仮想のオフィス環境をメタバースに構築すれば、経費削減といった経営面にもメリットを生むでしょう。
メタバース空間で利用するアイテムをNFT化すれば、唯一無二の価値を持った存在として売買することも可能。
現実世界で実施するより安価かつ利便性の高い環境が気軽に手に入るメタバースは、これまでにない価値を生み出すでしょう。
このように、メタバースはビジネス、プライベート両方に多くのメリットを有しているのです。
|日本でメタバースが注目される理由
2022年は「メタバース元年」とも呼ばれ、多くのメタバースサービスが誕生した年でもあります。
2024年の現在でも、メタバースに関するニュースを頻繁に耳にする人も多いのではないでしょうか。
しかしいくら注目されてるとはいえ、メタバースはまだまだ未成熟な技術領域に分類されます。
「なぜこんなにもメタバースは盛り上がっているんだろう?」
こんな疑問を抱く方も多いかと思います。
そこでここではまず、メタバースがなぜ日本でそこまで注目されているのかについて理解していきましょう。
日本のメタバース市場の成長速度は世界よりも早い
左:世界のメタバース市場予測、右:日本のメタバース市場予測
メタバースというと、Meta社(旧Facebook)に代表されるアメリカの企業が中心かと思われがちですが、日本も負けてはいません。
総務省の情報通信白書によると、世界のメタバース市場は、2022年の8兆6,144億円から、2030年には123兆9,738億円まで拡大すると予想されています。
それに対し、日本のメタバース市場は、2022年度に1,825億円(前年度比145.3%増)となり、2026年度には1兆42億円まで拡大すると予測されています。
日本と世界のメタバース市場の年平均成長率(CAGR)は以下の通りです。
- 世界のメタバース市場のCAGR:約39.6%
- 日本のメタバース市場のCAGR:約53.2%
つまり、短期的には日本のメタバース市場の成長速度は世界を大きく上回ります。
アニメ・マンガとメタバースの相性が良い
アニメ市場規模の推移(2002~2022)
ではなぜ、日本のメタバース市場はここまで急激に成長が予測されているのでしょうか?
その理由は数多く考えられますが、アニメやマンガがメタバースとの親和性が非常に高いことが要因の一つです。
日本は言わずと知れたアニメ大国ですが、近年では世界のアニメ人気は加熱し続けています。
2022年に電通マクロミルインサイトが実施したアンケートによると、米国の3人に1人はアニメコンテンツを日常的に視聴すると回答しています。
特にZ世代からの人気は凄まじく、18〜24歳では約44%が流行りのアニメコンテンツを視聴すると回答しています。
市場も順調に成長してきており、2022年度の国内外のアニメ市場規模は約2兆9277億円(前年比+6.8%)にもなりました。
メタバースでは、自身の分身であるアバターを使用して行動することになります。
つまり、メタバース上では誰もが大人気のアニメキャラクターの姿形を模倣することができるのです。
世界のアニメ・マンガ人気がこのまま加熱していけば、日本はアバターデザインの領域においては独自IPを多く保有しているため、この領域においては日本の右に出るものはいないかもしれません。
新型コロナによって働き方の柔軟性が求められた
2019年末に流行した新型コロナウイルスによって、私たちの生活は一変してしまいました。
流行以降、日本でもリモートワークやオンライン会議の需要が増え続け、これに伴い「巣篭もり需要」も増加しています。
この需要にピッタリ合致したのが「メタバース」だったのです。
メタバースを利用することで、従来の物理的なオフィス空間ではなく、場所に縛られずに仕事をすることが可能になります。
いわゆる「仮想オフィス」ツールもこの時から多くリリースされ始め、先進的な日本企業では既に一般化しつつあります。
2024年現在では既に新型コロナの脅威は去っていますがそれでもなお、このような柔軟な働き方を求める人々は以前よりも格段に増えました。
そのため、柔軟な働き方を実現できる手段の一つとして、メタバースが注目されるようになったのです。
|【日本国内】2024年に注目のメタバースサービス一覧
では早速、2024年最新版の注目のメタバースサービスをみていきましょう。
まずは、日本国内で開発された注目のメタバースをご紹介します。
XR CLOUD|多人数が同時接続できる革新的メタバース
詳細 | |
提供元 | monoAI technology株式会社 |
タイプ | ビジネス活用形バーチャル空間構築プラットフォーム |
できること | 商談展示会やパブリックビューイングのイベント会場、オフィス、学校など新たなパブリックコミュニケーションスペースの提供 |
対応OS | iOS、Android、PC版 |
公式リンク | https://xrcloud.jp/ |
<XR CLOUDの特徴>
- 自社開発した大規模5G通信ゲームエンジン「モノビットエンジン」を搭載
- 数万人規模の同時接続でもラグが少ない
- イベントの内容に応じてメタバースを自由にカスタマイズ
「XR CLOUD」は、monoAI technology社が提供するメタバースサービスです。
同社はメタバース領域における急成長企業で、2022年12月20日に上場を果たし、翌年1月には東証グロース市場で売買代金約95億円(560社中2位)を達成。
現在リリースされている一般的なメタバースサービスは、通常100〜1,000名以上の同時接続にもなると、サーバーに負荷がかかり過ぎてしまい大規模イベントを開催するのが難しい状況でした。
しかし、XR CLOUDであればそのような心配は無用です。
XR CLOUDは、独自開発した大規模5G通信ゲームエンジン「モノビットエンジン」を搭載し、数万人規模の同時接続にも容易に耐えることが可能です。
マルチデバイス対応なので一般消費者から企業まで、全てのユーザーをターゲティングできるのも嬉しいところ。
既に大企業から中小企業まで多くの導入実績もあり、信頼性においても十二分です。
「メタバースを自社ビジネスに導入したいけどやり方がわからない…。」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ以下リンクから一度ご相談ください。
ZEXAVERSE|自分そっくりのアバター生成サービス
詳細 | |
提供元 | 株式会社ZEXAVERSE |
タイプ | 仮想空間・NFT体験型メタバースプラットフォーム |
できること | 精巧なアバター作成、メタバース・NFTの最先端テクノロジー体験、リアルな3DアバターNFT発行サービス、VR空間内を自由に歩行可能な体験、物体をスキャンして3Dデータに変換しNFT化 |
対応OS | Webブラウザ(iOS、Androidでも可) |
公式リンク | https://zexaverse.co.jp/ |
「ZEXAVERSE(ゼクサバース)」は、最先端の3Dスキャン技術を活用したメタバースサービスです。
同サービスでは、精巧な3Dアバターを自動で生成し、メタバース内で自由に活動できます。
特に、銀座マロニエゲート内にあるZEXAVERSE TOKYOでは、合計130個の6Kカメラを用いて人間を丸ごと3Dスキャンし、リアルな3Dアバターを自動生成する装置「ゼクサゲート」を設置しています。
この技術により、ユーザーは自分にそっくりな3Dアバターを作成し、メタバース空間において自分自身を表現することが可能です。
他にも、VR空間を自分の足で歩く体験や、現実の物体をスキャンしてNFT化するサービスも提供しており、教育やエンターテインメント、ビジネスなど、幅広い分野での活用が期待されています。
cluster|日本独自のアニメ調メタバース
詳細 | |
提供元 | クラスター株式会社 |
タイプ | ソーシャルVRプラットフォーム |
できること | 他のユーザーとのコミュニケーション、空間の作成・アップロード、イベント参加・開催、アイテムの売買 |
対応OS | Windows、Mac OS、Android、iOS |
公式リンク | https://cluster.mu/ |
cluster(クラスター)は、日本最大のメタバースサービスで、ユーザーが作成したバーチャル空間(ワールド)で遊ぶことができるサービスです。
2017年にリリースされ、現在では総ダウンロード数が100万回以上、累計総動員数は2,000万人に達しています。
国産のメタバースでは、現状最も有名なメタバースサービスといえるかもしれません。
日本独自のアニメ調の可愛らしいアバターが特徴的で、ポケモンやディズニーなどの有名企業とコラボレーションしていることでも知られています。
音声チャットで自由に話すことができるため、オンラインゲームやSNSのような感覚で楽しむことが可能です。
「クラスターコイン」という独自通貨も発行しており、メタバース内でアイテムの取引ができるのでビジネス用途でも利用が拡大中のサービスになります。
バーチャルマーケット|世界最大級のVR展示会
情報 | |
提供元 | HIKKY株式会社 |
タイプ | バーチャルイベント・マーケットプレイス |
できること | 3Dモデルやデジタルアイテムの展示・販売、バーチャルイベントの参加・開催 |
対応OS | VRChat(VR機器・ゲーミングPC)、Webブラウザ(PC・スマホ) |
公式リンク | https://event.vket.com/ |
「バーチャルマーケット(通称Vket)」は、株式会社HIKKYが主催する、VR技術を駆使した世界最大級のオンライン展示会です。
バーチャルマーケットでは、VR空間に設けられたブースで、様々なクリエイターや企業が自身の商品やサービスを展示・販売します。
参加者は自分のアバターを通して、3Dモデリングされたアイテムの購入や、バーチャルイベントへの参加、他の参加者との交流など、多彩な体験を楽しむことができます。
動員数や人気に関するギネス世界記録を3つ取得しており、2023年12月に開催された「バーチャルマーケット2023 Winter」では85以上の企業が参加しました。
今年開催予定の「バーチャルマーケット2024 Summer」では、大阪・ドバイ・横浜をモチーフにした会場が設置される予定で、参加企業も前年度を上回るのはほぼ確実でしょう。
XR World|NTTが手がける大型メタバース
詳細 | |
提供元 | NTT コノキュー |
タイプ | オンラインバーチャル空間 |
できること | アバターを使用したコミュニケーション、様々なエンターテイメント、教育、スポーツ、観光コンテンツの体験、ゲストプレイが可能で、アプリ不要でアクセス可能 |
対応OS | PC、スマートフォン、タブレット(Webブラウザ経由) |
公式リンク | https://official.xrw.docomo.ne.jp/ |
「XR World」は、NTTの子会社である「NTT QONOQ(コノキュー)」が提供するメタバースサービスです。
XR Worldでは、ユーザーがアバターを通じて互いにコミュニケーションを取りながら、音楽、アニメ、ダンスなどのエンターテイメントコンテンツや、スポーツ、教育、観光といった多様なジャンルのコンテンツを体験できます。
特に、サービス開始当初から音楽ジャンルのコンテンツを中心に発信しており、「リスアニ!LIVE 2022」に出演したアーティストのライブ映像などを楽しむことができます。
また、特定のアーティスト専用ワールドも開設され、音楽イベントやコンサートの体験が可能です。 将来的には、アバターのカスタマイズ機能の追加や、他のメタバースプラットフォームとの連携も予定されています。
αU(アルファユー)|KDDIがWeb3.0に領域に進出
詳細 | |
提供元 | KDDI |
タイプ | エンターテイメント、ショッピング、コミュニケーション |
できること | エンターテイメント体験(音楽ライブなど)、友人との会話、デジタルアート作品の購入、暗号資産の管理、実店舗と連動したバーチャル店舗でのショッピング |
対応OS | Webブラウザ(iOS、Androidも可) |
公式リンク | https://alpha-u.io/ |
「αU(アルファユー)」は、KDDIが提供するメタバースおよびWeb3サービスサービスで、リアルとバーチャルの境界を越えた新しい体験を提供することを目指しています。
αUでは音楽ライブ、アート鑑賞、ショッピングなど、様々なエンターテインメント体験や友人との会話を楽しめます。
主なサービスとしては、メタバース体験(αU metaverse)、高精細な360度ライブ配信(αU live)、デジタルアート作品などの購入が可能なマーケットプレイス(αU market)、暗号資産を管理できるウォレット(αU wallet)、実店舗と連動したバーチャル店舗でのショッピング体験(αU place)など、豊富なサービスを展開しています。
将来的には自動翻訳機能なども実装していく予定とのことなので、越境サービスを展開していようと考えている方は検討しておきたいプラットフォームです。
STYLY|VRやAR作品を手軽に楽しめる
詳細 | |
提供元 | 株式会社Psychic VR Lab |
タイプ | XR(VR/AR/MR)コンテンツ制作・共有・体験プラットフォーム |
できること | XRコンテンツの制作と共有、他ユーザーが制作したXRコンテンツの体験、都市空間へのXRコンテンツ配信 |
対応OS | Webブラウザ、スマホアプリ、VRヘッドセット |
公式リンク | https://gallery.styly.cc/ |
「STYLY(スタイリー)」は、株式会社Psychic VR Labが開発・運営するXRクリエイティブサービスです。
本サービスでは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などのコンテンツを制作、共有、体験することができます。
初心者でも手軽にXRコンテンツを制作できるように設計されており、「STYLY STUDIO」という機能を利用すれば、10種類のデフォルトデータをインポートするだけでVR空間が構築可能です。
また、STYLYのコンセプトは「リアルメタバース」であり、都市データを含むXRコンテンツの配信に力を入れています。
将来的には国内外の主要都市データをプラットフォームに組み込み、グローバル展開を視野に入れているとのことです。
REALITY|”カワイイ”アニメアバターで顔出しせずにライブ配信
詳細 | |
提供元 | REALITY株式会社 |
タイプ | コミュニケーションプラットフォーム(アバター作成、ライブ配信、ゲームなど) |
できること | アニメ調オリジナルアバターの作成、ライブ配信、仮想空間内コミュニケーション、ギフトの収益化、各種イベントへの参加 |
対応OS | Android、iOSなどのスマホ端末(PCでもNOX Playerなどを利用すれば可能) |
公式リンク | https://reality.inc/ |
「REALITY」は、アニメ大国の日本らしい”カワイイ”アバターでライブ配信やゲームなどを楽しめるコミュニケーションプラットフォームです。
スマホ1台で簡単にライブ配信が行えることから、主に若者を中心にシェアを拡大中です。
日本国内のみならず海外ユーザーにも人気で、全世界で1,500万ダウンロードを突破しており、月間アクティブユーザー数も順調に増加しています。
人気Vtuberグループ「にじさんじ」とのコラボも非常に多く、アニメキャラでライブ配信をしたいのならまず選択肢に入ってくるでしょう。
また、REALITYは企業向けに「REALITY XR cloud」というメタバース構築プラットフォームも提供しており、バーチャルイベントなどの企画・運営をサポートしています。
|【海外】2024年に注目のメタバースサービス一覧
次は、海外で注目の2024年最新のメタバースサービスについてみていきましょう。
VRChat|ソーシャルVRの代名詞的存在
詳細 | |
提供元 | VRChat Inc. |
タイプ | ソーシャルVRプラットフォーム |
できること | 3Dアバターをカスタマイズして他のユーザーと交流、ユーザー作成のバーチャルワールドを探索、ゲーム、イベント、アート展示などの体験、VRとPCユーザー間のインタラクティブな体験 |
対応OS | Windows (VRモードおよびデスクトップモード), Oculus Quest, HTC Vive, Valve Index など多数のVRデバイス |
公式リンク | https://www.vrchat.com/ |
「VRChat」は、2017年にリリースされた無料のソーシャルVRアプリで、ユーザーはVR機器を装着し、自分のアバターとしてメタバース空間に入ることができます。
コロナ禍での外出自粛が続く中で急速に注目を集め、2022年には同時接続数が42,000人を超えるほどの人気となりました。
VRChatでは、世界中から集まった他のユーザーとアバターを通じてコミュニケーションやゲームを楽しむことができます。
数多くの「ワールド」と呼ばれる仮想空間が存在し、ユーザーは自分の気分や好みに合わせて遊ぶワールドを選ぶことができます。
ZEPETO|SNOWを生み出した韓国系企業発のアプリ
詳細 | |
提供元 | Naver Z Corp |
タイプ | アバターベースのソーシャルネットワークプラットフォーム |
できること | 個性的な3Dアバターの作成、バーチャル空間での友達との交流、ゲームやイベントへの参加、自分だけの空間のカスタマイズ、ブランドとのコラボレーションアイテムの購入 |
対応OS | iOS、Android、PC (Web) |
公式リンク | https://zepeto.me |
「ZEPETO(ゼペット)」は、大人気画像加工アプリ「SNOW(スノー)」を生み出したNaver Z Corp社発のアバター生成アプリです。
スマホで撮影した写真から簡単にアバター生成ができ、自分好みに見た目を変更することもできます。
ZEPETOでは、ユーザー同士で写真を撮って他のSNSに投稿したり、コミュニケーションを楽しんだりと、使い方は様々です。
現在のユーザー数は、約3億人を突破しており、主にZ世代の女性が利用している人気メタバースアプリとなっています。
Decentraland|独自通貨「MANA」を使用してNFT取引
詳細 | |
提供元 | Decentraland Foundation |
タイプ | 分散型仮想世界プラットフォーム |
できること | 仮想土地の購入と開発、カスタムコンテンツとアプリケーションの作成、仮想イベント、ギャラリー、ゲームへの参加、仮想市場でのアイテム取引 |
対応OS | Webブラウザ |
公式リンク | https://decentraland.org |
「Decentraland(ディセントラランド)」は、ユーザーが仮想土地「LAND」を購入し、自由に開発できるメタバースプラットフォームです。
イーサリアムブロックチェーンを基盤としており、購入した土地やアイテムはNFT(非代替トークン)として所有されます。
ユーザーは自分の所有する土地(LAND)にゲーム、アート展示、商業施設などを作り、他のユーザーと交流や取引が可能です。
仮想経済活動の場としても機能し、独自の暗号通貨「MANA(マナ)」を使用します。
Decentralandの特徴は、ユーザー主導のコンテンツ作成と経済システム、そして分散型ガバナンス(DAO)にあります。
Microsoft Mesh|Teamsと連携可能な職場向けメタバース
詳細 | |
提供元 | マイクロソフト |
タイプ | 企業や教育機関向けのコラボレーションと交流のプラットフォーム |
できること | リアルタイムでの共同作業、3Dデータやデジタルコンテンツの共有、仮想会議やプレゼンテーション、AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)環境でのインタラクティブな体験 |
対応OS | HoloLens、Windows Mixed Reality、Oculus、スマートフォン、タブレット、PCなど |
公式リンク | https://www.microsoft.com/en-us/mesh |
「Microsoft Mesh」は、マイクロソフトが提供する職場向けメタバースサービスです。
プロジェクトのチームメンバーが地理的な制約に囚われることなく、3Dモデリングや設計図などのデジタルコンテンツを共有しながら議論やレビューを進めることができます。
特別なハードウェアがなくても、PCやタブレット、さらにはスマートフォンからでもアクセスできるため、幅広いユーザーがこのメタバースの恩恵を享受することが可能です。
また、マイクロソフトの既存製品との統合により、Office 365やTeamsといった業務で既に利用しているアプリケーションとシームレスに連携し、効率的なコラボレーションを実現します。
教育やトレーニングプログラムにおいても、参加者にリアルな体験を提供し、学習効果を高めることが期待されています。
NVIDIA Omniverse|デジタルツインで製造業を支援
詳細 | |
提供元 | NVIDIA |
タイプ | クリエイターと開発者向けのコラボレーションとシミュレーションプラットフォーム |
できること | 異なるソフトウェア間でのリアルタイムのコラボレーション、物理的に正確なシミュレーション、3Dアセットの共有と再利用、デジタルツインの作成と管理 |
対応OS | Windows、Linux |
公式リンク | https://www.nvidia.com/omniverse/ |
「NVIDIA Omniverse(オムニバース)」は、クリエイターや開発者が異なる3Dデザインツールを使用しながら、リアルタイムで共同作業を行えるプラットフォームです。
機能の核となるのは、リアルタイムでの共同作業能力です。
世界中のデザイナーやエンジニアが、物理的な距離に縛られることなく同一プロジェクトを進めることができます。
また、NVIDIA Omniverseは物理的な正確さを極めて重視しています。
現実世界の物理法則に基づいたシミュレーションを通じて、よりリアルな3D環境を再現可能です。
これにより、建築ビジュアライゼーション、産業デザイン、ゲーム開発など、さまざまな分野で活用されています。
Somnium Space|ブロックチェーンを搭載したメタバース
詳細 | |
提供元 | Somnium Space |
タイプ | VRゲーム、ブロックチェーン技術を搭載したメタバース |
できること | NFTアートの展示、土地の所有とカスタマイズ、ライブイベントへの参加 |
対応OS | 主にVRデバイス対応、2DモードではPCとスマートフォンからアクセス可能 |
公式リンク | https://somniumspace.com/ |
「Somnium Space」は、ブロックチェーン技術を活用した最先端のメタバースゲームです。
Somnium Spaceでは、土地やアイテムがNFT(非代替トークン)として存在しており、独自の仮想通貨「CUBE」を使用して、ゲーム内での取引を行うことができます。
他にも、NFTアートの展示、購入した土地のカスタマイズ、ライブイベントへの参加など様々な活動を楽しむことも可能です。
本格的に楽しむためには専用のVRデバイスが必要になってきますが、VRデバイスがなくても2Dモードで参加することもできます。
Upland|リアル世界の不動産と連動
詳細 | |
提供元 | UplandMe社 |
タイプ | 不動産系メタバース(実世界の地図に基づく2Dメタバース) |
できること | 実在の土地と連動したバーチャルな土地の売買、購入した土地のカスタマイズ、NFTの売買、宝探しや土地のセールに参加などのゲーム要素 |
対応OS | PC(ブラウザベース)、iOS、Android |
公式リンク | https://www.upland.me/ |
「Upland(アップランド」)は、2020年1月に公開されたリアルな地図に基づいた不動産を売買できる、注目のメタバースサービスです。
実在の土地をメタバース上に再現し、その土地をNFTとして取引できるのが大きな特徴です。
Uplandの土地は、ニューヨークやサンフランシスコなど米国内の複数の都市に加え、ブラジルやポルトガルなどの海外都市にも拡大しており、新たな都市が次々に追加されています。
ただし、2024年3月時点では日本の土地は対応していません。
土地の価格は比較的手ごろで、Upland独自の仮想通貨「UPX」を使用して取引が行われます。
土地の購入の他にも、宝探しなどのミニゲームを楽しんだり、土地のセールに参加したりすることで、収益を得る機会が豊富にあります。
さらに、外部ツールの開発やSparkトークンを利用したビジネスも可能で、多様な方法でメタバース内で稼ぐことができます。
|ゲーム系のメタバースサービス一覧
メタバースサービスはその性質上、ゲームなどのエンターテインメントと非常に相性が良いです。
そのため、多岐にわたるメタバースサービスが登場し続けています。
ここでは、その中でも特に知っておくべき代表的なメタバースサービスをご紹介します。
TheSandbox|Decentralandに並ぶブロックチェーンゲーム
詳細 | |
提供元 | Animoca Brands(香港) |
タイプ | ユーザー生成コンテンツ(UGC)メタバース |
できること | 自分だけのゲームの作成とプレイ、3Dアセットの作成、販売、所有、バーチャル不動産(LAND)の購入、開発、販売、コミュニティイベントへの参加 |
使用トークン | SAND(サンドボックスのネイティブ暗号通貨) |
対応プラットフォーム | Webブラウザ、予定されているモバイルアプリ |
公式リンク | https://www.sandbox.game |
「The Sandbox(サンドボックス)」は、メタバース上で遊ぶブロックチェーンゲームプラットフォームで、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤としたユーザー主導のゲームプラットフォームです。
世界中から注目を集めており、全世界で4,000万以上のダウンロードを記録しています。
同プラットフォーム内で利用できる独自通貨「SAND」は、Decentralandの「MANA」に次ぐ人気の仮想通貨です。
ゲーム内では土地を売買・レンタルしながら、独自のキャラクターを製作したり、他のユーザーが制作したゲームで遊ぶことができます。
Fortnite|eスポーツ化している大人気メタバースゲーム
詳細 | |
提供元 | Epic Games |
タイプ | バトルロイヤル型メタバースゲーム |
できること | バトルロイヤルモードでの対戦、クリエイティブモードでの独自の世界作成、パーティーロイヤルでのコンサートやイベントへの参加、キャラクターのカスタマイズ |
対応OS | PC、Mac、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、iOS、Android |
公式リンク | https://www.epicgames.com/fortnite/en-US/home |
「Fortnite(フォートナイト)」は、エピックゲームズ(Epic Games)が開発したメタバースゲームです。
建築要素を組み合わせた戦闘を行うバトルロイヤルゲームとしてeスポーツにもなっている大人気ゲームです。
主に若年層を中心に非常に人気のあるメタバースゲームとなっており、カートゥーン風のグラフィック、バトル要素以外にもマップ内で様々なコンテンツを制作できる「クリエイティブモード」が人気の理由です。
かなり高クオリティなゲームにも関わらず基本プレイは無料であることから、ユーザー数は推定4億人以上ともいわれています。
Roblox|簡単にクリエイターになれるプラットフォーム
詳細 | |
提供元 | Roblox Corporation |
タイプ | ユーザー生成コンテンツ(UGC)に焦点を当てたメタバース |
できること | 自分だけのゲームや体験の作成、他のユーザーが作成したゲームのプレイ、バーチャルアイテムの購入やカスタマイズ、友達との交流やコミュニティ参加 |
対応OS | PC、Mac、iOS、Android、Xbox One |
公式リンク | https://www.roblox.com/ |
「Roblox(ロブロックス)」は、世界中で2億人以上の月間アクティブユーザーを誇るオンラインゲーミングプラットフォームです。
Robloxでは、単にゲームをプレイするだけでなく、自分自身でゲームを制作し、共有することができる「遊び場」のような空間を提供します。
そのため、若年層の中でも子供たちに特に人気があり、教育的な側面も兼ね備えています。
Robloxの最大の魅力の一つは、誰もがクリエイターになれる点です。
無料の開発ツール「Roblox Studio」を使用することで、プログラミングやゲームデザインの経験がない人でも簡単にオリジナルゲームを制作し、世界中のプレイヤーと共有することが可能です。
このユニークな機能は、Robloxが「ゲーム版YouTube」とも称される理由の一つで、クリエイティブなアイデアを持つ人々に無限の可能性を提供しています。
Axie Infinity|P2E(Play-to-Earn)の先駆け
情報 | |
提供元 | Sky Mavis |
タイプ | ブロックチェーンベースのNFTゲーム |
主にできること | Axieの育成・戦闘、SLPやAXSを稼ぐ、土地やアイテムの売買、スカラーシップ制度を通じた収益化 |
対応OS | Webブラウザ、iOS、Android |
公式リンク | https://axieinfinity.com/ |
「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」は、2018年にベトナムのSky Mavis社によってリリースされたブロックチェーンを基盤とするNFTゲームです。
P2E(Play-to-Earn)ゲームの先駆けともいわれており、東南アジアを中心に人気を博しています。(※P2E:ゲームをプレイしながらお金が稼げるというコンセプトのゲーム)
特にフィリピンなど物価の安い国では、Axie Infinityで生計を立てている人もいるほど経済的な影響力を持っています。
本ゲームでは、Axie(アクシー)と呼ばれるモンスターたちを育成し、他のプレイヤーのAxieと戦わせることでゲーム内通貨(AXSとSLP)を稼ぐことができます。
稼いだゲーム内通貨を仮想通貨取引所で換金し実際のお金を稼いでいく、という仕組みです。
パルワールド| Steamで歴代2位の同時接続数を記録し話題
詳細 | |
提供元 | 株式会社ポケットペア |
タイプ | オープンワールドサバイバルクラフトモンスター育成ゲーム |
主にできること | パルの捕獲・育成・戦闘利用、建築・生産・栽培・料理、マルチプレイ |
対応OS | PC(Microsoft Store、Steam)、Xbox Series X/S、Xbox One |
公式リンク | https://www.pocketpair.jp/palworld?lang=ja |
「パルワールド(PALWORLD)」は、不思議な生き物「パル」が暮らす世界を舞台にしたオープンワールド育成ゲームです。
広大なオープンワールドで冒険し、様々なパルと出会い、捕まえたり、育てたり、闘わせたりできます。
また、パルを活用して大きな拠点を作り上げ、生産や栽培、料理、発電などを行うことが可能です。
マルチプレイにも対応しており、他のプレイヤーと協力したり、競ったりすることもできます。
2024年1月にSteamでアーリーアクセス版がリリースされ、Steamで歴代2位の同時接続数を記録したことで一躍注目の的となりました。
ただし、「ポケモン」と非常によく似たキャラクターが多く登場しているため、現在著作権の問題で調査が進んでいる最中です。
事の顛末によってはサービスの存続が危ぶまれる可能性も考えられるため、続報には注目しておきましょう。
|ビジネス用途のメタバースサービス一覧
新技術であるメタバースですが、既に多くの企業がメタバース技術を導入したサービスを展開しています。
ここでは、ビジネス用途で特に注目のメタバースを5つ厳選してご紹介します。
CYZY SPACE|スマホでも利用できるメタバース
詳細 | |
提供元 | 株式会社メタバーズ |
タイプ | ソーシャルVR空間レンタルサービス |
できること | VRショールーム、3Dオンライン展示会、バーチャルイベント実施。アバターによるコミュニケーション、ビデオ通話、画面共有、チャット等のコミュニケーション方法提供。 |
対応OS | スマートフォン、WEBブラウザ、PC、タブレット端末等。 |
公式リンク | https://cyzyspace.io/ |
「CYZY SPACE(サイジースペース)」は、クラウドベースのメタバースであり、VRショールームや3Dオンライン展示会、バーチャルイベントに活用できます。
UnityやHubsを使用してオリジナル仮想空間の構築・運営を支援し、大規模イベントにも対応させることも可能です。
また、企業の独自ドメインやサーバ、認証システムとの連携もできます。
これにより、企業や教育機関、自治体などが独自のブランドやサービスをバーチャル空間で展開できるようになります。
クラウドベースであるため、月額11,000円(税込)という非常にお手頃な価格で利用できるため、コストの問題を抱えている方は検討して損はありません。
V-expo|1000名以上のメタバースイベントを手軽に開催
詳細 | |
提供元 | 株式会社 m-Lab |
メタバースの種類 | ビジネスイベント、展示会、セミナー、学校行事、社内イベントなどに適したメタバースサービス |
できること | 展示場プラン、イベントレンタルプラン、カスタマイズプランの提供。音声通話、チャット、リアクション機能などを利用して、コミュニケーションを円滑にする。最大1000人までの大規模イベントにも対応。 |
対応プラットフォーム | パソコン、タブレット、スマートフォン等のブラウザからアクセス可能 |
公式リンク | https://v-expo.jp/ |
「V-expo(ブイエキスポ)」は、メタバースのオンラインイベントを手軽に開催できるメタバースイベント会場です。
オンライン展示会、ウェビナー、セミナー、ワークショップなど、さまざまなイベントに対応し、来場者やスタッフはアバターを通じて、コミュニケーションを取ることができます。
1000名以上の大規模イベントも開催可能で、カスタマイズ性にも優れているので様々な業種のビジネスで利用できるプラットフォームです。
ZIKU|リアルイベントのような臨場感を演出
詳細 | |
提供元 | 株式会社ジクウ(株式会社シャノンの子会社) |
タイプ | イベント主催社と出展社、来場者を3D空間上のアバターでつなげるバーチャルイベントサービス |
できること | リアルイベントのような臨場感のあるオンラインイベント実現、出展ブースでのリアルタイム接客、商談獲得率アップ、簡単かつ低予算でのメタバースイベント開催、来場者情報や行動履歴の取得 |
対応プラットフォーム | ブラウザからアクセス可能、専用ソフト不要。PCとインターネット環境があればどこからでも使用可能。 |
公式リンク | https://ziku.inc/ |
ZIKU(ジクー)は、企業がメタバース空間上にブースを設置し、就職説明会、採用説明会などのイベントを行うことができるプラットフォームです。
アバターを通じた新しい企業との出会いや、出展社からの積極的な声掛け、簡単に作成可能な3Dブースでの展示、講演動画の配信などが可能になります。
また、CG制作は不要で誰でも簡単に3Dバーチャル展示場を作成できます。
低予算で手軽にメタバース展示会を開催したい企業におすすめのメタバースプラットフォームです。
めちゃバース|「めっちゃたくさん」入れるメタバース
詳細 | |
提供元 | 株式会社ハシラス |
タイプ | Webブラウザからアクセス可能な、大人数同時参加型の3Dバーチャル空間 |
できること | 大規模なオンラインイベント、ミートアップ、説明会、発表会、音楽ライブ体験、スポーツ(Eスポーツ)観戦、オンラインミーティング、展示会、コンベンション、バーチャルクイズ大会など |
対応OS | PC、スマートフォン(WebGL 2.0を利用してスマートフォンとの互換性向上)。スマートフォン、タブレットでの動作もサポート。 |
公式リンク | https://hashilus.co.jp/mechaverse/ |
めちゃバースは、ハシラス社が開発したイベント用メタバースで、「めちゃ簡単、めちゃたくさん入れる」がコンセプトのメタバースプラットフォームです。
その名の通り大人数が同時に参加できる点が特徴で、数千名規模のアバターが同じバーチャル空間に入室可能です。
コミュニケーション機能としては、リアクション機能、公開テキストチャット機能、領域ボイスチャット機能などがあり、イベント運営や登壇に必要な機能も充実しています。
WebGL 2.0の採用によりスマートフォンの利用が正式にサポートされ、より幅広いデバイスからアクセスが可能になっています。
Horizon Workrooms|Metaが手がける注目の仮想オフィス
詳細 | |
提供元 | Meta (旧Facebook) |
タイプ | 仮想オフィスとしてのメタバースサービス |
できること | バーチャルオフィスでのリモート会議、ホワイトボード機能でのアイデア共有、アバターのカスタマイズ、Zoomなどのビデオ会議ツールとの連携が可能 |
対応OS | Meta Quest VRヘッドセット、PC、Zoomなどのビデオ会議ツールからアクセス可能 |
公式リンク | https://forwork.meta.com/jp/horizon-workrooms/ |
Horizon WorkroomsはMeta社 (旧Facebook) が提供するメタバースサービスで、仮想オフィスが簡単に作成できるプラットフォームです。
Meta Quest VRヘッドセットを使用することで、ユーザーは自身のアバターを通じてバーチャルオフィスに参加し、他の参加者と同じように仮想会議室で対面することができます。
また、VRヘッドセットを持っていない人も、Zoomなどのビデオ会議ツールを介して参加することも可能です。 これにより、リアルなオフィス環境を再現しつつ、遠隔地にいるチームメンバーとのコラボレーションが容易になります。
FYND CORE|産業用メタバースプラットフォーム
詳細 | |
提供元 | AVRJapan |
タイプ | 没入型トレーニング学習のためのメタバース |
できること | VR会議、トレーニングルームやワークショップ、VR教育シミュレーショントレーニング |
対応OS | PC |
公式リンク | https://avrjapan.com/core/ |
FYND COREは、AVRJapan社が提供している没入型トレーニング学習のためのメタバースサービスです。
VR会議、トレーニングルームやワークショップ、VR教育シミュレーショントレーニングなどを行うことができる産業用メタバースプラットフォームで、これにより、学習効率の向上、社員のやる気向上、生産性の向上、費用の削減、理解力の向上、安全性の確保など、多くのメリットが期待できます。
|【Q&A】メタバースサービスに関するよくある質問
ここでは、すぐに疑問を解消したい方のために、メタバースサービスに関するよくある質問についてQ&A形式で回答します。
Q1.一番有名なメタバースサービスは?
最も有名なメタバースサービスは「Roblox」や「Fortnite」、そしてFacebook(現Meta Platforms, Inc.)によって提供されている「Horizon Worlds」などが挙げられます。
これらのプラットフォームは、ユーザーがバーチャル空間内で交流したり、ゲームを楽しんだり、独自の世界を作成したりすることができる点で特に注目されています。
Q2.メタバースで有名な日本の会社は?
日本でメタバースに注力している会社としては、バンダイナムコ、スクウェア・エニックス、ソニーグループ(特にソニー・インタラクティブエンタテインメント)などがあります。
スタートアップではmonoAI technology社が東証グロース市場で2位につけるなど、連日大幅高を記録しています。
Q3.メタバースはいつから流行る?
メタバースという概念自体は、1992年のニール・スティーヴンソンの小説『スノウ・クラッシュ』で初めて登場し、このアイデアはその後数十年にわたって徐々に発展してきました。
しかし、メタバースが一般に広く認知され、流行り始めたのは2020年以降です。
インターネット、スマートフォン、ソーシャルメディアが社会に浸透するまでに約10〜20年かかったことを考えると、メタバースも10〜20年ほどかかるでしょう。
Q4.メタバースはどうやって稼ぐ?
メタバース内での収益化の方法は多岐にわたります。
主な方法としては、バーチャル不動産の販売、イベントやコンサートのチケット販売、アバターやアクセサリーなどのバーチャルグッズの販売、サブスクリプションサービス、広告収入などがあります。
Q5.メタバースに将来性はある?
メタバースは大きな将来性を秘めていると広く考えられています。
技術の進歩により、よりリアルなバーチャル体験が可能になり、人々の日常生活やビジネスにおける交流の仕方を根本から変える可能性があります。
ただし、プライバシー保護、セキュリティ、技術基準の統一など、解決すべき課題も多いです。
|メタバースを始めるならXR CLOUDがおすすめ!
今回は、2024年最新版のおすすめメタバースサービスを25種類ご紹介しました。
現在、メタバースの技術はビジネスだけでなく、ゲームや展示会、イベントなど幅広い業界・分野で活用され始めています。
今はまだ発展途上のメタバース技術ですが、今後さらなる普及が予想されており、これまでの生活を一変させる大きな技術革新が起こりうるかもしれません。
時代に乗り遅れないためにも、今のうちからメタバースに慣れておくのが賢明といえるでしょう。
「メタバースの始め方がわからない…。」
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