アバターはインターネットやSNS上で自分を表す目印になります。
「写真から自分に似せたアバターを作りたい」「誰とも被らないオリジナルのアバターがほしい」このように考える方のためにこの記事では写真からアバターを作成する方法や簡単にアバターを作れるおすすめのアプリ、アバターを作る際の注意点などについて詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、簡単に写真からアバターを作る方法を知れて、あなた好みのアバターを手に入れられます。
目次
|写真からアバターを作る方法
アバターは、インターネットやSNS上でのもう一つの自分の姿、いわばアイデンティティーを表現するものです。
かっこよかったり、かわいかったり自分に合ったアバターを使いたいですよね。
そんなアバターをお気に入りの写真から作成する方法があります。
・アバター作成アプリを使う
・1から自作する
・プロに依頼する
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
【アバター】
インターネットやゲーム、メタバース上で自分の分身となるキャラクター。たとえばメタバースのなかで自分が動かすキャラクターやSNSのプロフィール画像などに設定するキャラクターをアバターと呼ぶ。
アバター作成アプリを利用する
写真をもとに自分だけのアバターを作れるアプリがいくつもリリースされています。
最近では、AI技術によって被写体の顔や体型などの特徴を写真から正確に抽出してクオリティーの高いアバターを簡単に作れるようになりました。
気軽にアバターを作って遊びたい場合、アプリを使うのが最も現実的な選択肢でしょう。
【メリット】
・誰でも簡単にアバターを作れる
・安価でアバターを作れる
・時間がかからない
【デメリット】
・完全に思い通りの物はつくれない
1から自分で作る
技術があれば、写真をモデルにして1から自分でアバターを作れます。
自分でアバターを作成すれば、細部まで自分の思い通りに作ることが可能です。
ただし、きれいなイラストを描く、モデリングをするといったスキルが必要で、時間と手間もかかります。
【メリット】
・自分の思い通りのアバターを作れる
・制作環境がそろっていれば無料
【デメリット】
・アバターを作成できるだけのスキルが必要
・時間と手間がかかる
・制作環境が整ってない場合、機材やソフトを準備する必要がある
プロに依頼する
プロに依頼すればオリジナリティーのある高品質なアバターを作れます。
ただし、多くの費用と時間がかかります。似顔絵を外注するだけなら比較的安く済みますが、3Dアバターやライブ2Dアバターなどを作ろうとすると数万~数十万、場合によっては数百万の費用が必要です。
【メリット】
・高いクオリティーのアバターが期待できる
・オリジナリティーの高いものが作れる
【デメリット】
・多額の費用がかかる
・時間がかかる
・外注先とのコミュニケーションがうまくいかないこともある
|おすすめのアバター作成アプリ7選
ここからは、写真からアバターを作成できる高性能なおすすめアプリを7つご紹介します。
アプリによって作れるアバターの特徴が違うので、ぜひ自分に合ったアプリを見つけてください。
ZEPET
ZEPETは簡単に3Dアバターを作って仲間と遊べるメタバースです。
【こんな方におすすめ】
・かわいい3Dアバターを作りたい方
・作ったアバターを使ってメタバース内で仲間と交流したい方
【特徴】
・写真から3Dアバターを作れる
・メタバース内で交流可能
・目や唇、服装などアバターを作るパーツの数が多い
・無料素材だけではパーツが限られていて個性をだしづらい
写真からのアバター作成はもちろん、豊富なパーツを組み合わせる方法でも魅力的なアバターを作れます。
また作成したアバターを使ってメタバース内で遊ぶことが可能で、数百万のワールドから好きなところを選び、仲間と一緒に写真を撮るなどして楽しめます。
運営 | NAVER Z Corporation |
対応機種 | PC・Android・iPhone・iPad |
料金 | 基本無料(課金要素あり) |
MomentCam
MomentCamは顔写真からイラスト風のアバターを作れるアプリです。
【こんな方におすすめ】
・2Dのイラスト風アバターを作りたい方
・アバター入りのLINEスタンプを作りたい方
【特徴】
・アバターの年齢を調整する機能あり
・TwitterやInstagramなどSNSで共有可能
・セリフを入れるなどしてアバターをカスタマイズ可能
髪型や顔のパーツを調整して、アバターを自分好みの似顔絵風イラストに仕上げられます。
またアバターを動く絵文字にする機能があり、ギャラリーに保存することでLINEスタンプとして使用できます。
運営 | Eureka Studios |
対応機種 | PC・Android・iPhone |
料金 | 基本無料・有料プランあり |
AVATARIUM
AVATARIUMは専用のブースで全身をスキャンして3Dアバター化できるサービスです。
【こんな方におすすめ】
・顔だけでなく自分の体も含めた全身をアバター化したい方
・自分にそっくりなアバターを作りたい方
【特徴】
・プリクラのような専用ブースで撮影
・アバターをさまざまにアレンジ可能
・アバターにモーションをつけることが可能
・アバターをドット絵風キャラや二頭身キャラに変化できる
作成したアバターは、メガネをかけたりメイクをしたりアイテムを装備させたりとさまざまにアレンジ可能で、モーションをつけることでダンスを踊らせたりもできます。
アバターを作る方法は、ブースでの撮影以外にも、アプリ内で写真一枚から作る方法があります。
運営 | 株式会社 Pocket RD |
対応機種 | PC・Android・iPhoneなど |
料金 | 基本無料(アプリ内課金あり)※ブースは有料 |
Bitmoji
Bitmojiは写真から2Dのアメコミ風アバターを作れるアプリです。
【こんな方におすすめ】
・アメコミが好きな方
・オリジナルアバターのキャラクターグッズを作りたい方
【特徴】
・写真をもとにアメコミ風アバターを簡単に作成できる
・作成したアバターを使ってスタンプを作成できる
・Tシャツやペンケースなどアバターのオリジナルグッズを作れる
作成したアバターを使って、チャットで使用できるさまざまなスタンプを作成できます。
アバターがプリントされたリアルグッズを作成可能で、現実世界でもオリジナルアバターを楽しめます。
運営 | Snap Inc. |
対応機種 | PC・Android・iPhone・iPadなど |
料金 | 基本無料(課金要素あり) |
ToonMe
ToonMeは取り込んだ顔写真をイラストやアニメ風のアバターにしてくれるアプリです。
【こんな方におすすめ】
・ディズニー風のキャラクターが好きな方
・一枚の写真から大きく画風の違ったキャラクターを作りたい方
【特徴】
・手持ちの画像をイラストに変換してくれる
・有料版を使えば、多くのエフェクトが追加されオリジナリティーを出せる
すでに撮影済みの写真を使って、イラスト風やアニメ風、ディズニー風など特徴の違ったアバターを作成できます。
運営 | Informe Laboratories, Inc. |
対応機種 | Android・iPhone・iPadなど |
料金 | 基本無料(有料版あり) |
SNOW
SNOWは自撮り写真を面白くアレンジできるカメラアプリで、質の高いアバターを作る機能が話題になりました。
【こんな方におすすめ】
・クオリティーの高いアバターがほしい方
・一度に大量のアバターを作成したい方
【特徴】
・スケッチ風、ファンタジー風、サイバーパンク風などスタイルが豊富
・アバターを作るのに10~20枚ほど写真を選ぶ
・毎回アバターを作成するたびに料金がかかる
SNOWでアバターを作成する場合、有料かつ多くの枚数の写真を必要としますが、その分作られるキャラクターは高品質です。
5~10スタイルのアバターを各スタイル別に10枚以上一気に作れるので、その中からお気に入りのアバターが見つかる可能性は高いでしょう。
運営 | SNOW Corporation |
対応機種 | PC・Android・iPhoneなど |
料金 | 有料 |
in3D:Avatar Creator Pro
in3D:Avatar Creator Proは全身の写実的な3Dアバターを短時間で作れるサービスです。
【こんな方におすすめ】
・ゲームやメタバース空間で使えるアバターを作りたい方
・アバターにいろいろなポーズをとらせたりアクションをさせたりしたい方
【特徴】
・スマホのカメラで全身を撮影してアバターを作る
・作った3Dアバターの服装を思い通りに変えられる
・ARも可能
自分がモデルとなったアバターをゲームやメタバース内に送り込むことが可能です。
AR機能もあり、現実世界の背景にアバターを投影させて楽しむこともできます。
運営 | GOODSIZE INC. |
対応機種 | PC・Android・iPhoneなど |
料金 | 基本無料 |
|アプリでアバターを作る流れ
アプリを用いて写真から3Dアバターを作成する流れを説明します。
アプリの種類によって、手順や内容が変わりますが、大まかな流れは以下の通りです。
1.アプリをダウンロードする
2.アプリにログインする
3.アバターの基本モデルを選択する(体型や性別など)
4.撮影した写真を読み込ませる(アプリ内機能で写真を撮影する場合もある)
5.アバターに使う写真を選択する
6.髪色やアクセサリーなどを変えて、アバターを自分好みにカスタマイズする
7.できたアバターを確認する
アプリでアバターをつくるのはとても簡単、写真さえ準備できていれば、数分~数十分で完了できます。
|アバターの活用方法
作成したアバターは、以下のようにさまざまな用途で使えます。
・プロフィール画像に使う
・注目を集める
・もう一人の自分をアレンジして楽しむ
いろいろなシーンでアバターを活用すれば楽しみの幅が広がります。
プロフィール画像に使う
たとえば、以下のような方はプロフィール画像にアバターを使うのがおすすめです。
・写真のプロフィール画像は飽きた
・自分の写真が好きになれない
・もっと自分の内面を表現したい
・ネット上に個人情報をさらしたくない
アバターを使えば自分の姿をデフォルメできるので、工夫次第で写真よりも自分らしい自分の姿を表現できます。
またインターネットやSNSに自分の写真を公開したくない方には特におすすめ。プロフィール画像に自分の特徴を残しつつ、現実の顔を知られずに済みます。
注目を集める
自分だけの特徴的なアバターを手に入れられれば、インターネット上で注目度が高まります。
美しかったり、珍しかったり、奇抜でインパクトがあったり、そういったアバターには目がいきがちです。
面白いアバターをプロフィール画像に設定すれば、自分の存在をよりアピールできて覚えてもらいやすくなるでしょう。
もう一人の自分をアレンジして楽しむ
アバターは自分を表現できる媒体でもあります。いわばもう一人の自分です。
写真から作ったアバターは、自分の特徴を残しつつ自分好みにアレンジできます。
現実世界ではできないような髪型や服装にして理想の自分を演出するのは、それだけで楽しい体験です。
また、自慢のアバターでメタバース空間に入り込めば、いつもとはひと味違った自分になれますよ!
|アプリでアバターを作るときの注意点
アプリでアバターを作る際は以下の点に注意しましょう。
・料金体系
・商用利用の可否
・写真の撮り方
まず注意したいのが料金体系です。アプリによって料金の設定が異なります。
無料のものもあれば有料のものもあるので、自分にとって最適なプランを選ぶようにしましょう。
また、商用利用の有無によって追加で料金が必要になる場合があるので注意が必要です。
アバターに使用する写真の撮り方にはコツがあります。
たとえば
・アバターにしたい被写体以外が写り込まないようにする
・メガネをはずす
・肩から上ができるだけきれいに写っているものを選ぶ
アプリのシステムが認識しやすい写真を選ぶことで、作成されるアバターの出来がよくなります。
|まとめ:写真から魅力的なアバターを作成しよう
この記事では、主に以下の内容についてお伝えしてきました。
・写真からアバターを作成できる
・簡単にアバターを作って遊びたいならアバター作成アプリがおすすめ
・さまざまなアバター作成アプリがあり、それぞれに特徴がある
・いろいろな用途でアバターを使えば楽しみの幅が広がる
・料金や写真の選び方に注意が必要
アバターの制作は意外と簡単です。しかも近年の技術の進歩でクオリティーも上がっています。
アプリを使えば誰でもすぐにアバター作成を試すことが可能ですので、興味がある方はぜひこの機会に挑戦しましょう。