1987年にアーケードゲームとして発売された「オペレーションウルフ」をご存知ですか?
この名作ガンシューティングゲームは、斬新なゲーム性とグラフィックで当時大きな話題となりました。
その後、続編や移植版が発売されましたが、2023年7月にVR版として登場することが発表されました。
本記事では、懐かしの「オペレーションウルフ」の概要と、2023年7月に発売されるVR版の情報についてご紹介します。
迫力満点間違いなしのVR版に興味のある方は、是非参考にしてみてくださいね。
目次
|オペレーションウルフとは
「オペレーションウルフ」は、1987年にタイトーがリリースしたアーケード用のガンシューティングゲームです。
南米の架空の国を舞台に、特殊部隊の隊員となったプレイヤーが、敵組織に捕らわれた人質を救出したり、敵を制圧するストーリーです。
ゲームは1人称視点で進行し、プレイヤーはマシンガンやロケット弾などの光線銃を使用して敵を撃ちまくる爽快な銃撃アクションが特徴でした。
ガンコントローラーの振動や弾丸の飛ぶ軌道がリアルに再現され、プレイヤーは臨場感あふれるゲーム体験を楽しむことができました。
オペレーションウルフはその後、家庭用ゲーム機やPCなどに移植され、幅広い世代に愛されました。
|VR版「オペレーションウルフ リターンズ:ファースト ミッション」
VR版「オペレーションウルフ リターンズ:ファースト ミッション」は、2023年7月13日に発売されるVR用ガンシューティングゲームです。
前述の「オペレーションウルフ」を現代のVR技術で復活させた作品です。
プレイヤーは特別捜査官となり、武器や麻薬の密売組織を相手に過酷なミッションに挑みます。
このVR版では、プレイヤーはヘッドマウントディスプレイ(HMD)とコントローラーを装着し、1人称視点でゲームをプレイします。
リアルなグラフィックスと3Dオーディオ効果により、緊張感溢れる戦場の状況がリアルに再現されるでしょう。
なお、PS VR2、SteamVR、Quest 2、Pico 4で同日に発売される予定です。
|オペレーションウルフの歴史
オペレーションウルフの歴史は、1987年にアーケード版が発売されたことに始まります。
その後、様々な家庭用ゲーム機に移植され、NES(ファミリーコンピュータ)やセガマスターシステムなどの家庭用ゲーム機で人気を博しました。
ゲームはシンプルながらも緊張感と爽快感にあふれており、多くのプレイヤーに愛されました。
オリジナル版以外にも、2人同時プレイや新しい武器が追加されるなど、続編や派生作品もいくつかリリースされ、シリーズとしての人気を確立しました。
オペレーションウルフの歴史は、多くのゲームファンにとっての懐かしい思い出となっています。
その名作がVRという最新技術と組み合わさり、新たな世代のプレイヤーにも楽しまれることでしょう。
|オペレーションウルフの特徴
オペレーションウルフの特徴は、次のとおりです。
- 1人称視点のガンシューティングゲーム:光線銃を使用して敵を撃ちまくる爽快感や緊張感は多くのプレイヤーに愛されました。
- 当時としては斬新でリアルな映像表現:オリジナル版ではフルモーションビデオを使用しており、当時としては非常にリアルな映像表現でプレイヤーを魅了しました。敵の出現や背景の変化など、リアルな映像によって臨場感が高まります。
- アクション映画風のストーリー展開:80年代のアクション映画の世界に引き込まれたかのような演出であり、悪者から人質を救出するというシンプルなストーリーが誰もが楽しめる要素です。
- スリリングな制限要素:敵地への潜入や有限の弾薬、体力など緊迫感溢れる制限要素がゲームの戦略性を奮い立たせてくれます。
これらの特徴により、オペレーションウルフはガンシューティングゲームの名作として、多くのプレイヤーに愛されています。
|オペレーションウルフのゲームシステム
ここでは、「オペレーションウルフ」のゲームシステムを理解するために、
- 操作方法
- ゲームモード
- 兵器
- マップ
について、それぞれ詳しく説明していきます。
なお、1988年に発売されたファミコン版オペレーションウルフの説明となります。
操作方法
操作方法は、非常にシンプルです。
ファミコン版オペレーションウルフでは、コントローラーを使用してゲームをプレイします。
カセットをセットしたらまず最初に、“CURSOR SPEED SELECT( )”の表示が出ます。
ここで照準移動のスピードが5段階に設定できるのでセレクトします。
プレイヤーは十字キーでキャラクターを移動させ、Aボタンでマシンガン射撃(長押しで連射)、Bボタンで手榴弾を投げます。
十字キーの上下で視点を上下に動かすことも可能です。
スタートボタンを押すとポーズを取ります。
コンティニューはAボタンが「YES」、Bボタンが「NO」です。
照準を当てる時は手動でカーソルを合わせる必要があります。
ゲームモード
ファミコン版オペレーションウルフは、シングルプレイヤーモードで楽しめます。(1990年発売のパソコン版から2プレイヤーモードが選択可)
弾数制限があり、すべて使い切ると捕虜になって敵に捕まり、ゲームオーバーになってしまいます。
画面には敵兵の他、看護師や民間人など撃ってはいけない登場人物がいます。
もし撃ってしまうとプレイヤーのダメージとなるので、注意が必要です。
ステージセレクトは可能で、最初は4ステージが出現し、クリアしたら残り2ステージが出現する仕組みになっています。
ラウンドは全部で4ラウンドあり、1ラウンドごとに敵のスピードが早くなっていきます。
兵器
ゲームでは主に2種類の兵器を使用できます。
それぞれ以下の通りです。
マシンガン:基本的な武器で、一つで20発分の弾丸があります。弾薬は有限であり、補給品を入手する必要があります。弾薬が切れるとリロードする時間がかかります。
ロケット弾:強力な武器です。ロケット弾も有限であり、補給品を入手する必要があります。ロケット弾は広範囲にダメージを与えることができますが、誤射すると味方や一般人にも被害を与えることがあります。
上記の兵器はいずれも最高9ストックまで保持することができます。
マップ
各ステージの特色は次の通りです。
- 通信所(妨害):ここを破壊して、敵の増員を防ぎます。ここをセレクトしないと、敵が増え続けます。
- ジャングル(情報):収容所の場所を聞き出します。最初のボスが出現します。
- 集落(休息):敵から集落を開放すると、メモリが20回復します。
- 弾薬庫(弾薬):クリアするとマシンガンとロケット弾のストックが9になります。
4ステージをクリアすると、以下のステージが出現します。
- 収容所(目的):捕虜を救出します。一人以上の救出で、「空港」が出現します。
- 空港(脱出):収容所で助けた捕虜と脱出します。
たまに「アクシデント」があり、移動中に敵と遭遇したらすべて倒します。
|オペレーションウルフの魅力
オペレーションウルフは、懐かしいガンシューティングゲームの名作であり、その魅力は多岐にわたります。
まずその一つは、シンプルで直感的な操作方法です。
光線銃やコントローラーを使って敵を狙い撃つ快感は、プレイヤーに没入感と緊張感を与えます。
また、様々な兵器を使い分けながら敵に立ち向かう戦略性や、敵の基地や施設といった多様なマップでの戦闘も、プレイヤーを引き込みます。
マップ内にはアイテムやボーナスポイントも配置され、探索の要素も加わります。
何度もチャレンジしながらスキルを磨き、高得点を目指す醍醐味もあります。
昔懐かしいゲームを現代の技術でよみがえらせたこの作品は、新旧のゲーマーを魅了し、長く語り継がれるでしょう。
|まとめ
アーケードゲーム「オペレーションウルフ」が、2023年7月13日にVR版として復活します。
VR版では、より臨場感あふれるゲーム体験を実現するために、ヘッドマウントディスプレイやコントローラーなどの最新技術を採用しています。
本記事では、懐かしのオペレーションウルフの概要とVR版の情報についてご紹介しました。
オペレーションウルフは、時代を超えて楽しめるガンシューティングゲームの金字塔です。
VRゲームファン必見のタイトルを、ぜひお楽しみに!