近年、大きく伸長しているメタバース市場。

コロナ禍でその傾向はさらに加速し、2030年には約24兆円規模になると言われています。

monoAI technologyでは、大規模同時接続可能なメタバースプラットフォームXR CLOUDを開発・提供することで、あらゆる業界のDX支援を行っています。

そんなメタバースプラットフォームを提供する当社が、メタバースイベントを実施するうえで知っておきたい「メタバースの現在位置」をトークテーマに、セミナーを実施いたしました。

本セミナーはメタバース空間「XR CLOUD」で行われ、Zoomなどの視聴するだけのセミナーではなく、来場者が楽しめる様々なコンテンツを用意しました。

実際の様子や、各機能については、下記noteにてレポートしていますのでご覧ください。

https://note.com/monoai/n/nf4a41d98d40d

本記事では、セミナーの一部内容をレポートにてお届けいたします!

■登壇者プロフィール

小林靖司

営業企画部 シニアメタバースコンサルタント兼マネージャー

|そもそもメタバースとは

既に「メタバース」に詳しい方もいらっしゃるかと思いますが、意識の整理をしていただくためにメタバースとは?というお話をさせていただきます。

メタバースとは、ひとつの世界のことです。

距離と時間の壁を超えるコミュニケーションツールとして利用していただくものになります。

本日皆様にお集まりいただいてるこの場所が「仮想空間」ということになりまして、ここでは自由にコミュニケーションを取っていただけます。

Mixed Reality(複合現実)やVirtual Reality(仮想現実)は、人間の能力を拡張する道具として、わたしたちの生活する世界に機能を追加していくためのツールです。

一方で、メタバースは仮想世界・空間のことを指しております。

このメタバースでは、空間内で「何をするか?」が非常に重要になってきます。

|メタバースの市場動向と現在地

スライド左側のグラフを見ていただくと分かる通り、現在のメタバースの市場は、かなり伸張傾向であると言えます。

また、スライド右側のグラフは、「興味のあるメタバースジャンル」といった実際に体験しているまたは興味があるジャンルについての調査データです。

現時点では、やはりゲームが1番といった状況となっていますが、2番目には音楽・ライブといった「メタバースイベント」が人気となっています。

ビジネスといったジャンルでは、まだまだ興味が少ない状況ではありますが、現在私どもがお引き受けしているイベントの殆どは、ビジネス向けとなっています。

今回お集まりいただいた皆様は企業にお勤めになれれている方だと思いますので、XR CLOUDをどのようにビジネスで有効活用していくのか?といった疑問にお応えできるようご説明したいと思います。

|メタバース市場の想定拡大シナリオ

ここからは、メタバース市場の想定拡大シナリオをご紹介します。

現状は、メタバース自体の認知度が低く、期間限定のイベントや店舗に限られています。

つまり、メタバースを知っている人や、メタバースに抵抗がない方のみが参加しているような状況です。

今後、メタバースの認知度が上がっていくことで、メタバース上のイベントや店舗数自体が拡大すると考えられると同時に、アクセスする人も増えると考えられます。

さらにメタバースに人が集まれば、参入する企業の増加も考えられますし、その逆もあり得るでしょう。

|XR CLOUDについて

ここからは、XR CLOUDのご紹介をさせていただきます。

世の中にはXR CLOUDも含めて様々なメタバースプラットフォームが存在していますが、XR CLOUDにはどんな特徴はあるのか説明いたします。

XR CLOUDは、数々のXRプロダクトへ採用されている高速通信エンジン『モノビットエンジン』をベースに、MMORPG開発で培った独自の通信技術を応用しています。

この高速通信エンジンを活用することで、たくさんの人数が一度に同じメタバース空間に入ることができます。

つまり、自分の周囲の一定範囲だけで通信を行うことで数万人同時接続が実現できるということになります。

この独自開発の大規模通信技術を使って、XR CLOUDでしか実現できないメタバースイベントを開催することができます。

またXR CLOUDは、企業DXにも役立つビジネス利用を想定したプラットフォームです。

これは、開発の段階からビジネス利用を前提に設計していますので、その辺りは非常にご好評いただいております。

|メタバースイベントの傾向

ここからは、最近のイベント相談でいただく事案について少しだけ紹介します。

・昨年秋以降、社内でのイベント実施、自社のメタバース環境構築の相談が増加

・自社の業務の中にメタバースを組み込む取組の意識が上がってきている

・リアルイベントとのハイブリッド開催からバーチャルイベント単独での開催へ依頼傾向が変化

・チケット販売、物販、イベント内コンテンツ販売、NFT等マネタイズや利益を上げるためのイベント実施が要求される

|案件相談から受注までの流れ

私どもは、このようなイベント案件相談から企画立案→開発→イベントサポートまでワンストップで進めさせていただきます。

「こんなことがメタバースで出来ないのかな?」といったことからご相談いただければ、当社のメタバースコンサルタントが一貫してサポートさせて頂きます。

|まとめ

以上、本記事ではセミナーの一部をレポートにてお届けいたしました。

実際のセミナーでは、メタバース活用事例について動画を交えてご紹介したり、メタバースを体験できる〇×ゲームなどを行い大変盛り上がりました。

monoAI technologyでは、今後もビジネスに役立つメタバースセミナーを月に一度開催しますので、メタバースイベントを開催してみたい企業の皆様のご参加をお待ちしております!

少しでもXR CLOUDについて気になることがありましたら、どんなご相談でも構いませんので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。